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―秋の夜―
夜の習慣
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健太は眠れずに布団で寝返りを打ちながら、拓海のことを思い返していた。
「なんであの時、もっと話さなかったんだろう」。
健太は自分自身に問いかけるようにつぶやいた。
「拓海って、すごく頑張り屋だよな。でも、たまに弱音を吐くところがあって…。そこが可愛いよな」。
健太は自分が拓海に惹かれていることに気づいていた。それは自分にとっては初めての感情だった。
「でも、そんなこと言っても仕方ない。今の自分は、拓海のことを応援することしかできないんだ」とも思ったりもした。
それでも考えているのは拓海のことばかりだ。
いつか見たテニスユニフォーム姿の拓海、水泳の授業のときの水着姿の拓海 (拓海の股間少し大きくなっていなかったか?)。
健太は自分のそれが熱く大きく固くなっているのを感じた。
ジャージのなかに手を突っ込むと、それを自分で愛撫し始めた。
「拓海…拓海…、拓海」。熱い吐息とともに健太は果てた。
もうだいぶ前から健太のその習慣の相手は、いつも拓海になっていた。
そして健太は心に決めた。その夜、健太は心地よく眠りについた。
「なんであの時、もっと話さなかったんだろう」。
健太は自分自身に問いかけるようにつぶやいた。
「拓海って、すごく頑張り屋だよな。でも、たまに弱音を吐くところがあって…。そこが可愛いよな」。
健太は自分が拓海に惹かれていることに気づいていた。それは自分にとっては初めての感情だった。
「でも、そんなこと言っても仕方ない。今の自分は、拓海のことを応援することしかできないんだ」とも思ったりもした。
それでも考えているのは拓海のことばかりだ。
いつか見たテニスユニフォーム姿の拓海、水泳の授業のときの水着姿の拓海 (拓海の股間少し大きくなっていなかったか?)。
健太は自分のそれが熱く大きく固くなっているのを感じた。
ジャージのなかに手を突っ込むと、それを自分で愛撫し始めた。
「拓海…拓海…、拓海」。熱い吐息とともに健太は果てた。
もうだいぶ前から健太のその習慣の相手は、いつも拓海になっていた。
そして健太は心に決めた。その夜、健太は心地よく眠りについた。
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