地球に2種類のエイリアンが来た

本

アボルはついに人類を攻撃し始めた。これには心優しい宇宙人 ナークもあきれているようだ。
「やめろ、アボル！ なぜそんなに乱暴なんだ！」
「うるさいぞ地球人ども。おまえたちの文明を食い尽くしてやる」
アボルの攻撃が激しさを増すにつれ、地球上の生物たちはどんどん数を減らしていった。
だが、この危機を救うべく立ち上がった者たちがいた。ナークである。
ナークは人類に見せた姿ではなくなった。武器を持って戦う姿だ。この戦いは数年に達した。そして、人類はとある兵器の開発を進めた。
「アボルを倒せ！アボルを倒す兵器をナークに渡せ！」地球を守るために人類も指を咥えて見ていられない。ナークの物資も底を尽きてきた。まずい…このままでは…
その時だった。ある人間がアボルに向かって攻撃を始めたのだ。
「うおおおおおお！！」彼は勇敢にもアボルに立ち向かった。しかし彼の勇気はすぐに消えてしまった。なぜなら……
「バカな人間よ。貴様はもう終わりだ……」
そう言うとアボルは彼に近づいた。そして、アボルは銃を向けた。
バンッ！！
「ぐあああ！！！」
彼は撃たれた。即死だった。
「アハハハハハハッ！！」アボルの笑い声が響いた。
「人間は愚かだ！ 自ら死を選んだ！」
その光景を見た人類は怒りに満ち溢れていた。
「許さん……」
「絶対に許さない！」
「よくも私たちの大切な仲間を殺したな！？」
人類とナークの反撃が始まった。
それから数十年後、アボルとの最終決戦が行われた。人類もナークも必死で戦った。
だが……
「ダメです！ 押されています！」
「なんという力だ……
こんなことって……」
「あきらめるな！みんな頑張れ！」
「そうだ…俺はまだ戦え…る…」
人類の戦士もナークも疲れ果てていた。そんな中、一人の男が立ち上がった。
「ついに完成した！これで…アボルを一網打尽だ！」
しかし欠点があった。
その武器は誰かが持っていき爆発させなければならなかった…
するとナークの一人が手を上げた。
「私が行こう。全人類、ナークのために。」
こうしてナークの一人犠牲という道でアボルを倒した。