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触られたい私と触りたい貴方
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逃げるように脚を動かしたら、やっと従兄さんの指は離れていってくれた。
ほっとしたのも束の間、今度こそ指先がショーツに触れてきた。恥ずかしさと興奮で、一気に体温が上がっていく。
硬い指先が割れ目を探るように動き出した。恥ずかしい。視線を下に向けると、スカートが大胆にめくれ上がっていて、さっきまでよりもずっと恥ずかしくなった。
ショーツ越しに陰毛が撫でられて、ジョリジョリとした感覚が伝わってくる。指先は、もうクリトリスのそばまで来ていた。少し落ち着いてきていた小さな肉の突起が、興奮のせいで一瞬のうちに膨らんでしまう。
こんな状態のを触られたら――そう思って慌てているうちに、従兄さんの指先がショーツの上から肉の粒を撫で上げてしまった。
途端に快感が走り抜けて、クリトリスがびくんと脈打つ。思わず声が出てしまう。
「あっ」
「ここか? 椿」
顔を熱くしたまま黙っていると、従兄さんは繰り返しクリトリスを擦り始めた。
あっ、あっ、どうしよう……気持ちいい……。きっと私、今、すごくだらしない顔をしてる。せめて声は出さないようにと、下唇をきゅっと噛んだ。
「んっ、んっ、んっ!」
「声を我慢するな。お前の声を聴かせてくれ」
「だ、めっ……恥ずかしっ……お母さんにも、聞こえちゃっ……」
「少しなら大丈夫だ。だから、お願いだ。お前の声が聴きたいんだ」
必死になってお願いされて、私はほだされてしまった。スケベな従兄さん。私のエッチな声なんて聴きたがるなんて。でも、それに応えてしまう私もきっといやらしいんだ。
「あっ、あンッ、あぁっ、んンッ!」
口を開いたと同時に、いつもなら絶対に出せないようないやらしい声が外に漏れ始めてしまった。こんな声、聴きたがらないで……。
「椿っ!」
従兄さんは強く私の名前を呼びながら、ショーツの内側に指を入り込ませてきた。いつの間にかたっぷり出ていたいやらしい粘液で濡れるのも構わずに、指先が動いていく。だめ!
「やだっ、いやっ、直接はっ……! いっぱい濡れてて恥ずかしいよっ!」
必死に首を横に振ると、首筋に三度もキスをされた。くすぐったい。どきどきして、変な気分になっちゃう。
「お前の出した愛液が指に絡んで、興奮する」
「そんなこと言わないで……変になっちゃうっ」
まだ直接触られていないのに、クリトリスがぴくぴくと脈打ち始めた。だめ! もし今、触られたら――
そう考えて息を飲んだ瞬間。従兄さんの熱い指先が、クリトリスを直に撫でた。激しい快感が下腹部まで一気に駆け抜けていく。――あああっ!
「あぁンッ!」
あまりの気持ちよさに呆けていると、従兄さんの指先が濡れている肉の突起を優しく転がし始めた。気持ちがよすぎて、勝手に腰が反ってしまう。
これじゃあまるで、クリトリスを指に押し付けてるみたいで恥ずかしい。でもでも、それ以上に――
「気持ちいいっ……気持ちいいよぉっ!」
思ったことが口から出てしまった。途端に従兄さんの指の動きが加速し始めて、恥ずかしさを感じている暇が一秒だってなくなってしまう。気持ちいい電流がずっと流れ込んでくる。
クリトリスを休みなくクリクリ動かされていると、両脚が勝手に震え出した。ひっきりなしに脈打ち続ける肉の粒が、その大きさとは裏腹に私のすべてに影響を与えてくる。
立っているのが難しくなってきて、私は従兄さんの胸に体重を預けて寄りかかった。
クリトリスが弾けそうなくらい強く脈打って、限界が近付いてくる。目を開けているのもやっとになって、自分が何を言ってるのかもわからなくなる。
「イッちゃうっ……従兄さんの指でイッちゃうっ!」
「そうだ。俺の指でイケ、椿! お前が一番いやらしくなる瞬間を見せてくれ」
従兄さんはそう言うと、左手で私のお尻を撫でながら左耳を舐め始めた。
「やあっ、舐めないでぇっ」
背筋と腰がぞくぞくして、ますます変な気分になってくる。もうだめ! 頭がおかしくなっちゃう!
その直後。クリトリスが内側で弾けるような感覚がして、段違いの気持ちよさが私を襲っていた。気持ちいいっ! 気持ちいいっ! 気持ちいいっ!
「あぁあああッ!」
腰も脚もけいれんしてガクガクする。下半身の力が抜けていく。意識が遠ざかっていくことにあらがえない。
「椿っ!」
興奮してる時の従兄さんの声が降ってくる。従兄さん……猛従兄さん……。
それからしばらくして、私はゆっくりと目を覚ました。
目覚めた場所は自室のベッドの上。布団がきっちりと首元まで掛けてある。
「猛従兄さん……」
頭がぼんやりしている。天井を見ながら名前を呼ぶと、左側から「椿」と声がした。
「私、また気絶しちゃったの?」
従兄さんの方に頭を傾けながら問うと、「そうだ」と返ってきた。
そっか。やっぱり私……気絶しちゃったんだ。
気持ちよすぎると気絶しちゃうのって、どうしたら治るのかな? そもそも、こうなるのって異常なのかな? 私って変?
そう考えていると、「身体は大丈夫か?」と気遣わしげに訊ねられた。
「大丈夫」
答えたら、優しく頭を撫でられた。……気持ちいい。
ほっとしたのも束の間、今度こそ指先がショーツに触れてきた。恥ずかしさと興奮で、一気に体温が上がっていく。
硬い指先が割れ目を探るように動き出した。恥ずかしい。視線を下に向けると、スカートが大胆にめくれ上がっていて、さっきまでよりもずっと恥ずかしくなった。
ショーツ越しに陰毛が撫でられて、ジョリジョリとした感覚が伝わってくる。指先は、もうクリトリスのそばまで来ていた。少し落ち着いてきていた小さな肉の突起が、興奮のせいで一瞬のうちに膨らんでしまう。
こんな状態のを触られたら――そう思って慌てているうちに、従兄さんの指先がショーツの上から肉の粒を撫で上げてしまった。
途端に快感が走り抜けて、クリトリスがびくんと脈打つ。思わず声が出てしまう。
「あっ」
「ここか? 椿」
顔を熱くしたまま黙っていると、従兄さんは繰り返しクリトリスを擦り始めた。
あっ、あっ、どうしよう……気持ちいい……。きっと私、今、すごくだらしない顔をしてる。せめて声は出さないようにと、下唇をきゅっと噛んだ。
「んっ、んっ、んっ!」
「声を我慢するな。お前の声を聴かせてくれ」
「だ、めっ……恥ずかしっ……お母さんにも、聞こえちゃっ……」
「少しなら大丈夫だ。だから、お願いだ。お前の声が聴きたいんだ」
必死になってお願いされて、私はほだされてしまった。スケベな従兄さん。私のエッチな声なんて聴きたがるなんて。でも、それに応えてしまう私もきっといやらしいんだ。
「あっ、あンッ、あぁっ、んンッ!」
口を開いたと同時に、いつもなら絶対に出せないようないやらしい声が外に漏れ始めてしまった。こんな声、聴きたがらないで……。
「椿っ!」
従兄さんは強く私の名前を呼びながら、ショーツの内側に指を入り込ませてきた。いつの間にかたっぷり出ていたいやらしい粘液で濡れるのも構わずに、指先が動いていく。だめ!
「やだっ、いやっ、直接はっ……! いっぱい濡れてて恥ずかしいよっ!」
必死に首を横に振ると、首筋に三度もキスをされた。くすぐったい。どきどきして、変な気分になっちゃう。
「お前の出した愛液が指に絡んで、興奮する」
「そんなこと言わないで……変になっちゃうっ」
まだ直接触られていないのに、クリトリスがぴくぴくと脈打ち始めた。だめ! もし今、触られたら――
そう考えて息を飲んだ瞬間。従兄さんの熱い指先が、クリトリスを直に撫でた。激しい快感が下腹部まで一気に駆け抜けていく。――あああっ!
「あぁンッ!」
あまりの気持ちよさに呆けていると、従兄さんの指先が濡れている肉の突起を優しく転がし始めた。気持ちがよすぎて、勝手に腰が反ってしまう。
これじゃあまるで、クリトリスを指に押し付けてるみたいで恥ずかしい。でもでも、それ以上に――
「気持ちいいっ……気持ちいいよぉっ!」
思ったことが口から出てしまった。途端に従兄さんの指の動きが加速し始めて、恥ずかしさを感じている暇が一秒だってなくなってしまう。気持ちいい電流がずっと流れ込んでくる。
クリトリスを休みなくクリクリ動かされていると、両脚が勝手に震え出した。ひっきりなしに脈打ち続ける肉の粒が、その大きさとは裏腹に私のすべてに影響を与えてくる。
立っているのが難しくなってきて、私は従兄さんの胸に体重を預けて寄りかかった。
クリトリスが弾けそうなくらい強く脈打って、限界が近付いてくる。目を開けているのもやっとになって、自分が何を言ってるのかもわからなくなる。
「イッちゃうっ……従兄さんの指でイッちゃうっ!」
「そうだ。俺の指でイケ、椿! お前が一番いやらしくなる瞬間を見せてくれ」
従兄さんはそう言うと、左手で私のお尻を撫でながら左耳を舐め始めた。
「やあっ、舐めないでぇっ」
背筋と腰がぞくぞくして、ますます変な気分になってくる。もうだめ! 頭がおかしくなっちゃう!
その直後。クリトリスが内側で弾けるような感覚がして、段違いの気持ちよさが私を襲っていた。気持ちいいっ! 気持ちいいっ! 気持ちいいっ!
「あぁあああッ!」
腰も脚もけいれんしてガクガクする。下半身の力が抜けていく。意識が遠ざかっていくことにあらがえない。
「椿っ!」
興奮してる時の従兄さんの声が降ってくる。従兄さん……猛従兄さん……。
それからしばらくして、私はゆっくりと目を覚ました。
目覚めた場所は自室のベッドの上。布団がきっちりと首元まで掛けてある。
「猛従兄さん……」
頭がぼんやりしている。天井を見ながら名前を呼ぶと、左側から「椿」と声がした。
「私、また気絶しちゃったの?」
従兄さんの方に頭を傾けながら問うと、「そうだ」と返ってきた。
そっか。やっぱり私……気絶しちゃったんだ。
気持ちよすぎると気絶しちゃうのって、どうしたら治るのかな? そもそも、こうなるのって異常なのかな? 私って変?
そう考えていると、「身体は大丈夫か?」と気遣わしげに訊ねられた。
「大丈夫」
答えたら、優しく頭を撫でられた。……気持ちいい。
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