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そんなに私と結婚したいの?
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その後、私は伯母様にとても心配された。「猛と喧嘩したの?」って訊かれたけど、本当の事は恥ずかしくて言えないから「はい」と答えるしかなかった。
私は伯父様に言われた通り、本家の皆と一緒に朝食を頂いた。そうして歯を磨いたり顔を洗ったりした後、お仕事に行く伯父様と猛従兄さんを伯母様と共に見送る事にした。
「仕事から帰ったら、お前はもう家にいないんだな」
そう言って、寂しそうな目をする従兄さんを少し不憫に感じた私は、「じゃあ、仕事から帰ったら私のスマホに電話して。少し話そう?」と提案した。ああ、絆されてるなあ。
従兄さんは少し口元を緩ませながら頷いた後、お仕事に出掛けて行った。
「猛と随分仲良くなったんだね」
笑いながら伯父様が言う。
「仲良くなったというより、猛従兄さんが……一方的に私と一緒にいたがるだけです」
一緒にいたがるだけじゃなくて、セクハラもされてますけど。
そう言いたくなったけど、そのセクハラでアソコを濡らしている私が言っても、説得力がない。それにもしかしたら私も、従兄さんの事が好きなのかもしれないし。
「猛は椿ちゃんが大好きなんだなあ」
呑気な声で伯父様が頷くと、伯母様がそれに同意した。
伯父様が言う。「猛の事、よろしくね」
よろしくって……どういう意味だろう? そう思案しているうちに、伯父様は「行ってきます。摩季さんによろしくね」と言って出掛けてしまった。
二人が出勤した後、お祖父様から三十個くらいくるみゆべしをお土産に持たされてーー消費期限内に食べきれるだろうかーー、私は本家を出た。赤いママチャリで自宅に向かう。
帰宅後、私は居間でお母さんに猛従兄さんとの結婚の事を話した。お母さんは最初こそ驚いてはいたけれど、「猛くんなら真面目だし、優しいし、結婚相手としてはいいんじゃないかしら」と真顔で言った。
「お母さんは私に、猛従兄さんと結婚してほしいの?」
私はなんとなくふて腐れながらお母さんに訊ねた。だって、誰にも反対されず「結婚すれば?」って言われるのは正直癪だ。これじゃあ、お祖父様の思う壷。手の平で転がされている。それが楽しくない。
「別にお母さんは椿に猛くんと結婚しなさいなんて言わないけど、椿の話を聞く限り、猛くんは椿の事をすごく気に入ってるみたいじゃない。自分の事を好いてくれている相手と結婚するのは、いい事だと思うけど」
昔から、自分が愛している人よりも自分を愛してくれている人と結婚した方がうまくいくって言うしねーーお母さんはしみじみとそう言った。
「お母さんはどうだったの? お父さんに愛されてたから結婚したの?」
私の質問に、お母さんは「うーん」と唸った。
「私たちの場合、お見合い結婚だったのよね。十数回お会いして、悪くないかなって思ったから結婚したんだけど。私もお父さんも、お互いに性格が合ってるなって感じたから結婚に同意したのよね」
あんまり夢のない話だ。ロマンチックな結婚って、フィクションの中だけなのかも。
「お父さんと結婚した事……後悔したりした?」
「まさか。先立たれたのは寂しいけど、可愛い娘も残してくれたしね」
そう言って頭を撫でられる。くすぐったい。
私はお母さんの事も、死んだお父さんの事も好きだから、お母さんが「実はお父さんと結婚した事を後悔してる」なんて言わなくて良かった。
でも自分の結婚については、まだどうしたらいいのかわからないままだ。私の中の「優しい猛従兄さん」は、「エッチな猛従兄さん」に変化してしまったし。
中学生に手を出すのは犯罪だって、従兄さんはわかっているのだろうか。
夜になってお風呂から上がった私は、髪をドライヤーで乾かしていた。その最中、スマホの着信音が鳴った。
画面には従兄さんの名前。私はドライヤーのスイッチを切って、電話に出た。
「はい、椿です」
「猛だ。……その、こんばんは」
なんて言ったらいいのかわからないーーそんな空気が声から伝わってきて、私は思わず吹き出した。
「ふふ。こんばんは、従兄さん」
「……」
従兄さんが黙ってしまった。私が笑ったから、怒ってるの?
「あの、笑ってごめんね。怒っちゃった?」
「いや。お前の声は電話越しでも可愛いと思って、聴いていた」
……本当に従兄さんて盲目的。恥ずかしくなる。
「そういう事言われると、話しづらくなる……」
「すまない」
「お祖父様から結婚のお話をされてから、従兄さんは変わっちゃった。私に対してすごく積極的にアプローチしてくるから、ちょっと怖い」
私は正直に今の気持ちを伝えた。私の事を好きでいてくれるのは嫌ではないけれど、あんまり積極的だから戸惑ってしまう。
「俺の事が怖いか?」
訊ねてきた従兄さんの声が、少し沈んでいる。もう。大人の男の人にそんな風に言われたら、女子中学生は困るってば。
「だって……私の事を褒めてばかりだし、エッチな事もしてくるし」
「すまない。お祖父様に結婚の話をされてから、気持ちが浮ついているんだ」
「それって、私と結婚出来るから、嬉しいってこと?」
「ああ」
迷いなく肯定されて、胸がどきどきした。
お祖父様はとても頑固だから、きっと私が他の誰かと駆け落ちでもしない限り、結婚相手は猛従兄さんで決定だ。
従兄さんもそれをわかっているから、お祖父様からされたお話に素直に喜んでいるのだろう。
「ねえ。もし私が他の人と結婚したいって言っても、従兄さんは私と結婚しようとするの?」
「そんな相手がいるのか?」
私の意地悪な質問に、従兄さんの声色が変わった。焦っているような、怒っているような声音。
「そんな人いないよ。私、まだ中学生だもの。……でも、もしそういう相手がいたらどうするのかなって」
私はどきどきしながら回答を待った。諦めて身を引くのか、強引に私と結婚しようとするのか。従兄さんはどちらを選ぶのだろうか。
私が優しい従兄さんしか知らなかった頃なら、従兄さんは前者を選ぶと信じて疑わなかっただろう。だけど本当の従兄さんがどんな人なのか、今の私にはわからない。
中学生の私の事が好きだと言う従兄さん。エッチで嘘つきな従兄さん。私のそばに居たがったり、私の声を聞きたがったりする従兄さん。どの従兄さんも、一昨日までは私の中に存在していなかった。
「俺は……お前と結婚する。お前にもし好きな男が出来ても、お前と結婚したい」
従兄さんははっきりとした口調でそう答えた。私は嬉しいような、恥ずかしいような気持ちになった。
「私が泣いて嫌がっても?」
「随分、意地の悪い質問だな」
「だって、知りたいの」
知りたい。従兄さんの私への気持ち。従兄さんの私への執着。
「……お前に泣かれても、結婚したい」
従兄さんは躊躇うようにそう言った。その躊躇いが、従兄さんの優しさを表していた。だけど、答えそのものは強引だ。
「従兄さんって意外と酷い人なんだね」
「すまない。だが、お前を誰かに取られるのは……嫌なんだ」
「ふふ。私なんかと結婚しても、得なんてないのに。従兄さんって、本当に変」
私は従兄さんの盲目的な恋情を笑って受け流した。だけど本当は胸がどきどきして、顔が熱くて仕方がなかった。
私は伯父様に言われた通り、本家の皆と一緒に朝食を頂いた。そうして歯を磨いたり顔を洗ったりした後、お仕事に行く伯父様と猛従兄さんを伯母様と共に見送る事にした。
「仕事から帰ったら、お前はもう家にいないんだな」
そう言って、寂しそうな目をする従兄さんを少し不憫に感じた私は、「じゃあ、仕事から帰ったら私のスマホに電話して。少し話そう?」と提案した。ああ、絆されてるなあ。
従兄さんは少し口元を緩ませながら頷いた後、お仕事に出掛けて行った。
「猛と随分仲良くなったんだね」
笑いながら伯父様が言う。
「仲良くなったというより、猛従兄さんが……一方的に私と一緒にいたがるだけです」
一緒にいたがるだけじゃなくて、セクハラもされてますけど。
そう言いたくなったけど、そのセクハラでアソコを濡らしている私が言っても、説得力がない。それにもしかしたら私も、従兄さんの事が好きなのかもしれないし。
「猛は椿ちゃんが大好きなんだなあ」
呑気な声で伯父様が頷くと、伯母様がそれに同意した。
伯父様が言う。「猛の事、よろしくね」
よろしくって……どういう意味だろう? そう思案しているうちに、伯父様は「行ってきます。摩季さんによろしくね」と言って出掛けてしまった。
二人が出勤した後、お祖父様から三十個くらいくるみゆべしをお土産に持たされてーー消費期限内に食べきれるだろうかーー、私は本家を出た。赤いママチャリで自宅に向かう。
帰宅後、私は居間でお母さんに猛従兄さんとの結婚の事を話した。お母さんは最初こそ驚いてはいたけれど、「猛くんなら真面目だし、優しいし、結婚相手としてはいいんじゃないかしら」と真顔で言った。
「お母さんは私に、猛従兄さんと結婚してほしいの?」
私はなんとなくふて腐れながらお母さんに訊ねた。だって、誰にも反対されず「結婚すれば?」って言われるのは正直癪だ。これじゃあ、お祖父様の思う壷。手の平で転がされている。それが楽しくない。
「別にお母さんは椿に猛くんと結婚しなさいなんて言わないけど、椿の話を聞く限り、猛くんは椿の事をすごく気に入ってるみたいじゃない。自分の事を好いてくれている相手と結婚するのは、いい事だと思うけど」
昔から、自分が愛している人よりも自分を愛してくれている人と結婚した方がうまくいくって言うしねーーお母さんはしみじみとそう言った。
「お母さんはどうだったの? お父さんに愛されてたから結婚したの?」
私の質問に、お母さんは「うーん」と唸った。
「私たちの場合、お見合い結婚だったのよね。十数回お会いして、悪くないかなって思ったから結婚したんだけど。私もお父さんも、お互いに性格が合ってるなって感じたから結婚に同意したのよね」
あんまり夢のない話だ。ロマンチックな結婚って、フィクションの中だけなのかも。
「お父さんと結婚した事……後悔したりした?」
「まさか。先立たれたのは寂しいけど、可愛い娘も残してくれたしね」
そう言って頭を撫でられる。くすぐったい。
私はお母さんの事も、死んだお父さんの事も好きだから、お母さんが「実はお父さんと結婚した事を後悔してる」なんて言わなくて良かった。
でも自分の結婚については、まだどうしたらいいのかわからないままだ。私の中の「優しい猛従兄さん」は、「エッチな猛従兄さん」に変化してしまったし。
中学生に手を出すのは犯罪だって、従兄さんはわかっているのだろうか。
夜になってお風呂から上がった私は、髪をドライヤーで乾かしていた。その最中、スマホの着信音が鳴った。
画面には従兄さんの名前。私はドライヤーのスイッチを切って、電話に出た。
「はい、椿です」
「猛だ。……その、こんばんは」
なんて言ったらいいのかわからないーーそんな空気が声から伝わってきて、私は思わず吹き出した。
「ふふ。こんばんは、従兄さん」
「……」
従兄さんが黙ってしまった。私が笑ったから、怒ってるの?
「あの、笑ってごめんね。怒っちゃった?」
「いや。お前の声は電話越しでも可愛いと思って、聴いていた」
……本当に従兄さんて盲目的。恥ずかしくなる。
「そういう事言われると、話しづらくなる……」
「すまない」
「お祖父様から結婚のお話をされてから、従兄さんは変わっちゃった。私に対してすごく積極的にアプローチしてくるから、ちょっと怖い」
私は正直に今の気持ちを伝えた。私の事を好きでいてくれるのは嫌ではないけれど、あんまり積極的だから戸惑ってしまう。
「俺の事が怖いか?」
訊ねてきた従兄さんの声が、少し沈んでいる。もう。大人の男の人にそんな風に言われたら、女子中学生は困るってば。
「だって……私の事を褒めてばかりだし、エッチな事もしてくるし」
「すまない。お祖父様に結婚の話をされてから、気持ちが浮ついているんだ」
「それって、私と結婚出来るから、嬉しいってこと?」
「ああ」
迷いなく肯定されて、胸がどきどきした。
お祖父様はとても頑固だから、きっと私が他の誰かと駆け落ちでもしない限り、結婚相手は猛従兄さんで決定だ。
従兄さんもそれをわかっているから、お祖父様からされたお話に素直に喜んでいるのだろう。
「ねえ。もし私が他の人と結婚したいって言っても、従兄さんは私と結婚しようとするの?」
「そんな相手がいるのか?」
私の意地悪な質問に、従兄さんの声色が変わった。焦っているような、怒っているような声音。
「そんな人いないよ。私、まだ中学生だもの。……でも、もしそういう相手がいたらどうするのかなって」
私はどきどきしながら回答を待った。諦めて身を引くのか、強引に私と結婚しようとするのか。従兄さんはどちらを選ぶのだろうか。
私が優しい従兄さんしか知らなかった頃なら、従兄さんは前者を選ぶと信じて疑わなかっただろう。だけど本当の従兄さんがどんな人なのか、今の私にはわからない。
中学生の私の事が好きだと言う従兄さん。エッチで嘘つきな従兄さん。私のそばに居たがったり、私の声を聞きたがったりする従兄さん。どの従兄さんも、一昨日までは私の中に存在していなかった。
「俺は……お前と結婚する。お前にもし好きな男が出来ても、お前と結婚したい」
従兄さんははっきりとした口調でそう答えた。私は嬉しいような、恥ずかしいような気持ちになった。
「私が泣いて嫌がっても?」
「随分、意地の悪い質問だな」
「だって、知りたいの」
知りたい。従兄さんの私への気持ち。従兄さんの私への執着。
「……お前に泣かれても、結婚したい」
従兄さんは躊躇うようにそう言った。その躊躇いが、従兄さんの優しさを表していた。だけど、答えそのものは強引だ。
「従兄さんって意外と酷い人なんだね」
「すまない。だが、お前を誰かに取られるのは……嫌なんだ」
「ふふ。私なんかと結婚しても、得なんてないのに。従兄さんって、本当に変」
私は従兄さんの盲目的な恋情を笑って受け流した。だけど本当は胸がどきどきして、顔が熱くて仕方がなかった。
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