義妹のミルク

笹椰かな

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義妹のミルク

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 Eカップの巨乳と大きな尻を持ち、さらさらのロングヘアを持つ美貌の高校三年生・咲和さわ
 彼女は男から声をかけられることが珍しくないような、容姿に恵まれた女性だった。

 けれど、彼女は声を掛けてきた誰とも交際をしていなかった。
 何故かというと、彼女の身体にはとある秘密があるからだ。

「咲和、また飲ませてくれ」
 咲和が学校から帰宅して、しばらく経った夕方。
 咲和の部屋を訊ねてくるなりそう言ってきたのは、咲和より七歳年上の義兄・春太はるただった。

 有名企業でサラリーマンとして働く春太は背も高く、顔も俳優並みに整っているので、咲和に負けず劣らず異性には困らない。
 けれど、そんな彼も現在は誰とも交際していなかった。理由は単純。目の前にいる義妹に気があるからだ。

 春太の要求に、「い、嫌! このエロ兄貴」とぷいと顔を逸らした咲和だった。顔が真っ赤だ。
 が、「たしか昨日の話だと、この時間はおっぱいが張って苦しくなる頃だろ」と優しく言われ、すぐに考えを改め始める。
「でも、は、恥ずかしい……」
「感じちゃうからか?」
 春太の言葉に「違う! お義兄にいに乳首を見られるのが恥ずかしいの!」と咲和は反論した。
「でも昨日は感じてただろ?」
「感じてない! 気のせい! 捏造!」
 怒りながらも、咲和は赤いクッションの上に腰を下ろすとピンクのサマーニットをめくって、レースのついた可愛らしいグレーのブラジャーを見せてくれる。咲和のすぐ隣に座った春太の視線が一瞬でブラジャーに集中した。
(見られてる。もうこの時点で恥ずかしい)
「あんまり見ないで……」
 咲和が耳まで赤くする。
「無理。咲和の胸、超デカくてたまんねーもん。昨日見た乳首だってデカいしめちゃくちゃ綺麗な色しててエロかったから、見た瞬間、吸いつきたくなった」
 春太は茶化すわけでもなく、真剣にそう言った。鼻息が荒くなっている。
 咲和は羞恥しながらも、春太の反応に激しく興奮した。
「嫌……妹相手にいやらしいこと言わないで……ンンッ!」
 甘くくぐもった声が悲鳴のように上がった。
 その直後、咲和のブラジャーが中心からみるみるうちに濡れ始める。咲和はしまったという顔をした。
「まさか母乳、噴いちゃったのか?」
「……うん」
「もしかして、興奮すると噴くとか?」
「い、いつもじゃないけど、たまに……」
 咲和はもじもじと視線を逸らしながら頷いた。

 そう。咲和は出産の経験がないにもかかわらず、母乳が出る体質なのである。
 約一年前から、彼女はこの異常体質に悩まされてきた。毎日、数回乳房が張るようになり、子持ちの母のようにたっぷりと乳首から母乳が出るようになったのだ。
 母乳を搾り出さないと乳房が苦しいので、日に何度か搾乳していた。
 さっきのように、性的な興奮を覚えると射乳してしまうことまである。
 過去に医師の診察も受けたが、原因は不明。治療法もないと言われた。

 義兄の春太には内緒にしていたのだが、昨晩、もう誰も来ないだろうと油断してキッチンの流し台で搾乳しているところをばっちりと見られてしまったのだ。
 そのせいで、咲和は自分の秘密を打ち明ける羽目になった。
 義妹の体質を知った春太はそれを気味悪がるようなことはなく、それどころか半ば強引に「母乳を飲ませてほしい」と迫ってきたのだ。あまりにしつこかったので、観念して咲和が乳房を差し出すと、興奮した春太から母乳を吸われたのだった。それも、出なくなるまで。

 咲和が春太に大人しく母乳を飲ませたのは、彼女が春太にはっきりとした好意を抱いたからに他ならなかった。ずっと隠し続けてきた特異体質を気味悪がられなかったことが、飛び上がりたくなるくらい嬉しかったのだ。
 兄妹になった時から変わりなく優しい義兄。そんな彼にずっと淡い感情を抱いてはきたものの、まさか母乳に興味がある人間だとは露ほども想像してはいなかったが……。

「もったいねーな。お前が噴いたそれ、俺が飲みたかった」
(噴いちゃったミルクを飲みたかっただなんて)
 春太の言葉に反応して、咲和はまた射乳した。ぶるりと背筋がわななく。
 射乳の瞬間は、どうしてか乳首と乳房から快感を得てしまうのだ。おかげで咲和はいつも戸惑ってしまう。
「咲和……また噴いたのか? ブラジャーびしょ濡れだぞ」
 グレーのブラジャーは、染みた母乳によって色がくすんでいた。羞恥で泣きそうになりながら、咲和は両手でそれを隠した。
「見ないでっ」
「落ち着け、咲和。それよりも、早く胸を外に出した方がいい。このままじゃまた噴くかもしれねーだろ」
 春太はそう言って、咲和の両手を優しく退かした。そのまま咲和が止める間もなく、義兄の両手はブラジャーを持ち上げるようにして上へとずらしてしまう。
 ぶるんっと弾けるように震えながら、咲和の乳房や乳首が露出した。
「あっ、ダメッ!」
 あまりの恥ずかしさに逃げ腰になった咲和の腕をがっちりと掴むと、春太は右手で濡れた乳房を持ち上げた。優しく掬いあげるように。
「おお……咲和の母乳まみれの乳首……たまんねぇっ」
 春太は息を乱しながら、すぐさまピンク色の乳首に吸い付いた。そのまま「じゅるるっ、じゅううう、じゅうっ、じゅるるるっ」と乳首に空いている複数の穴から義妹の新鮮な母乳を吸い上げていく。時折、愛撫の代わりに舌でねっとりと乳首を舐めた。みるみるうちに、口内の乳首が硬くなっていく。

 咲和は強引な義兄に抗議することも忘れて、兄の口と舌の感触――そして母乳が吸い出される感覚に夢中になっていた。
(ミルクどんどん吸われてるし、乳首っ、乳首が舐められてるっ。お義兄の舌、気持ちいいっ)
「お義兄っ……ダメッ……私、そんな風にされたらっ……またミルク噴いちゃうっ」
 次の瞬間。言葉通り、咲和の乳首から白い乳汁がシャワーのように吹き出した。かなりの量だ。
「んンンンッ! 出てるぅ!」
 大きめの両乳首をビンビンに勃起させながら咲和は射乳していた。左右から出てくるそれを、春太は両手で乳房を掬いあげながら交互に唇を移動させて飲み下していく。
「うまいっ……咲和の母乳も乳首もうますぎるっ!」
 ちゅぷっ、じゅううううっ!
 春太は母乳を吸い上げながら、乳房の根元から母乳を搾るような手つきでEカップの巨乳を揉み始めた。
(ダメッ、この揉み方っ! 奥からミルクが搾り出されちゃうっ! 牛みたいにされてるっ!)
 まるで乳牛になったかのように義兄に搾乳されている。そう意識した途端、咲和の中のマゾヒズムが痛いほどに刺激され、オーガズムに達していた。ブラジャーとお揃いのグレーのパンティの中では、人知れず潮が吹き出している。乳首からは同時に母乳を噴き上がらせてしまう。
「んンッ! ぁン……ぁン……ぁあン……アぁン……」
(お義兄に搾乳されるのがイクほど嬉しいなんて……)
 悦びでトロトロにとろけた顔をさらしながら、咲和はビュッ、ビュッ、ビュッと繰り返し射乳した。全身が小刻みに震えている。唇からは無自覚に甘いよがり声を漏らしていた。

 そんな義妹の淫らな変化に、春太が気付かぬわけがなかった。
「咲和……感じてるのか?」
 興奮している咲和は否定することなく、素直に頷いた。
「感じてるっ……お義兄にミルク搾り出されてっ……感じてるのっ」
 咲和が吐露した言葉に春太はたまらなくなった。可愛い義妹のせいで、ミルクを搾る手が止まらなくなる。
 長い指を宿した両手に忙しなく母乳を搾り出されて、咲和は思い切り射乳した。
「ぁんンンッ! ミルク出るっ! ミルク出るぅっ!」
 乳房と乳首が甘い快感に包まれるのを感じながら、咲和は胸を突き出した。乳首が壊れてしまったかのようにビュービュー溢れ出した白い体液を、春太の舌と口が夢中になって受け止めている。喉仏が繰り返し上下に動く。

 熱い舌が勃起乳首を執拗に舐め転がしてくるのも手伝って、咲和は何度も射乳した。
「ンッ! ンッ! ダメッ! 乳首クリクリしないでっ! ミルク出ちゃうっ!」
 咲和が訴えた途端、春太は舌を動かすのをやめた。ほっとして射乳が治まったのも束の間、乳首が何かに挟まれて甘く激しくしびれる感覚がした。上下の歯で噛まれたのだ。
 角度を変えながら何度も甘噛みをされ、さらにはもう片方の乳首を素早い仕草でしごかれ続けた咲和は、ごく短い間隔で幾度となく射乳をした。その様はまるで水鉄砲のようだ。
「アッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッ!」
(気持ちイイッ……気持ちイイッ……乳首っ……壊れそうっ)
 射乳をしつつ、乳房と乳首が昂ぶっていくのを感じながら、咲和は春太のされるがままになった。

 とどめとばかりに春太が力強く乳首を舐め転がし、今までしごいていた乳首を押し潰してやると、義妹の紅い唇からは今まで聞いたことがないような、甘ったるい声が溢れ出た。
「アぁぁンッ! イクぅッ!」
 乳首が弾けたかのようにプシャーッと多めにミルクを噴いてから、咲和は胸を突き出したまま硬直し、放心してしまった。乳房が時折、ビクビクと震えている。

 春太は咲和のミルクを最後の一滴まで飲み干してから、その身体を横たえさせた。
 ごくりと喉を鳴らして義妹を見下ろしたところで、一階にいる母からお呼びが掛かってしまった。
 適当に返事をして済ませようとしたが、買い忘れた食材を買ってきて欲しいと強く頼まれ、断りきれなかった春太は咲和を抱くことを泣く泣く諦めた。
「咲和。また明日、美味しい母乳飲ませてくれよ」
 そう言って、乳房を出したたまの身体にブランケットを掛けてから名残惜しい気持ちで部屋を出て行く。

 掛けられたブランケットの下で、義兄の言葉に反応したふたつの果実からは少量の母乳が噴き出していた。
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