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気力が無くなった
しおりを挟む突然叫び出したあの日から数日、
私はもう叫びも暴れもしなくなった、
そしてそれと同時に動けなくなった、
暴れる気力も
叫ぶ気力も
飛び降りようとする気力も、
何も無くなって、
ずっと寝ていた、
トイレとお風呂とご飯以外ずっと寝ていた。
とにかく消えたくて仕方なかった
死んでしまいたかった、
自分の心臓が憎かった、
こいつが動いてるせいで私は生きないといけない、
さっさと止まらないかな、
自分の鼓動を感じる度にそう思ってた。
学校もあまり行けなくなった、
後もう少しで卒業だし、頑張って行こう
とは思うけど
何故か学校に着くまでに貧血みたいになって倒れそうになってしまう、
道の真ん中で倒れるなんて恥ずかしい!
と必死に意識を保ちながら家へ戻っていました。
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