異世界で８歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします

第１部

第21話／人物紹介

※これまでの登場人物をまとめてみました。ご参考までにどうぞ。


■斗馬 亮介（とうま・りょうすけ）
　本編の主人公、高校１年生、16歳
　わけあって８歳児の姿で異世界へ
　転移し、森で自給自足スローライフを目ざす
　一人称＝僕

■ミュオン・リヒテル・リノアース
　水の精霊、転移直後の亮介を
　巨大な黒蛇クロヘビから救うため
　霊力を使い切り、回復待ち
　亮介とキスをすることで精気が安定
　一人称＝わたし

■ハイロ（灰色大熊ハイイロオオクマ）
　肉食の半獣属はんじゅうぞく、ミュオンの霊力を
　吸収した結果、細胞が先祖せんぞがえり
　して、ツンツン頭の人型になった
　一人称＝おれ

■キール（イタチ）
　雑食性の半獣属、ミュオンの従僕
　人間が信用できず、子どもの亮介を　
　近くで見張っている。口が悪い
　一人称＝おいら

■ノネコ（野猫ノネコ）
　雑食性の半獣属、黒白のハチワレ
　賢かしこそうな顔だちをしている
　コリスとは凹凸おうとつコンビっぽい
　一人称＝わたし

■コリス（仔栗鼠コリス）
　半獣属、ぽちゃっとした体型
　なによりも食べることが好き
　一人称＝ぼく

■鴫シギ（大鳥オオトリ）
　肉食系の半獣属、渡り鳥
　春になると森にやってくる
　亮介を味見したいと思っている
　一人称＝わし

■大神オオカミ（イヌ科）
　かつて［クマ泣かせ］と呼ばれ　　
　森を支配していた肉食の半獣属
　最後の群れ（数匹）のみ生息中

■黒蛇（クロヘビ）
　巨大な肉食上科。地中性のため
　あまり姿を見ることはないが、
　なんでも丸呑みしようとする


《用語解説》

◆半獣属……見た目は野生動物と変わらないが、知能は高く、人語をあやつれる。

◆森林域……異世界のどこかにある森。亮介が８歳児の姿で飛ばされた自然領域。

◆精霊について……本来、人間は目視できない霊的な存在だが、半獣属とはふつうに会話可能で、双方とも深入りせず共生関係を保っている。

◆先祖がえり……何代も前の一族がもっていた遺伝上の形質が、子孫にあたる個体に突然あらわれること。


※この物語に登場する主要キャラクターは、男性（基本的に雄オス）メインです。ただし、雌雄における繁殖方法についての描写（独自設定あり）は、以降も含まれています。また、両性体による産卵シーンなど出てきますので、苦手な方はご注意ください。

次話より、ほのぼのスローライフもどき（？）開始します。状況説明が前後しているのは意図的につき、なにとぞ、ご了承願います。


★つづく