あいの世界

あ

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いつかわからないが
死ぬまではこの世界にいる。
それまで何をする？

16のとき車輪の下でペシャンコになった。
あの時この世から排除されても不思議はなかった。
空っぽの抜け殻。
痛みがなければ
いつ消えてもかまわないと思っていた。

そんな消極的な姿勢でも
世界にとどまり続けた。
なぜか？
世界と自分を繋ぐものが
ひとつだけあったから

それは甘味だ。

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