俺、可愛い後輩を無理やり犯して調教してます

88 幸せに過ごす

｢あれん…気持ちいい…？｣

｢ふふふ、上目遣いでそんなふうに誘って…後でぐちゃぐちゃに泣き叫ぶくらい犯されたいの？｣

｢わ…！僕そんなつもりじゃ…！｣

頬を赤らめ慌てた様子でジェレミーは手を離す。

｢嘘だよ、優しくしてあげるから続きはベッドでしようか｣

｢う…うん…｣

｢可愛い、続きしたいんだね…｣

｢ずるいよあれん…｣

照れるジェレミーに優しくシャワーを浴びせ髪を洗う。

｢お風呂上がったら髪の毛乾かしてあげる｣

｢えへ、楽しみ…｣

ふわりとジェレミーは笑いそのまま身体を預けてくれた。

泡をお湯で流し湯船に浸からせるとジェレミーは早々に寝そうになっている。

｢ジェレミー寝ちゃだめだよ…｣

｢わ…心地よくて寝かけちゃった｣

とろりとした眠そうな声で応えるジェレミー。
湯船に心地よいジェレミーの体温を感じられて幸せだった。

｢ねえジェレミー…俺が近づいてもあんまり逃げなくなったね、嬉しいよ…｣

｢僕…？｣

｢そう、今までなら同じ浴槽に浸かるだけでも何されるか不安で怯えてたでしょ｣

｢だって…僕いつかあれんに殺されちゃうのかと思ってたんだもん…怖かった｣

｢可愛い…でも首を絞めてる時このまま本気で絞め殺しちゃおうと思う時はあるよ｣

｢聞くんじゃなかった…｣

｢ジェレミーがいつか逃げて他の誰かと結ばれるならいっそこの手で…なんて｣

｢僕はどこにも行かないよ｣

｢ふふ、そっか…｣

ふわりと漂う湯気と幸せな感情。
このままお湯の中でゆっくり一緒に溶けてしまいたいとすら思った。

｢あれん…そういえばね｣

｢ん、どうしたのジェレミー｣

｢えと……あれんが喜んでくれるかなって…その…メイド服買ってみたの…別に僕の趣味じゃないからね？！｣

暖かいお湯に浸かり目を瞑りながらリラックスしていた俺の目がジェレミーに向く。
ジェレミーの口からそんな事が出てくるなんて聞き間違いじゃないだろうか…

｢ジェレミー熱でもある…？自分から喰われにくるなんて…｣

｢僕あれんのごはんじゃないよ…｣

その言葉に思わず吹き出して笑ってしまう。
そんな流れで俺とジェレミーはお風呂から上がった。

タオルで包み込んでも無抵抗なジェレミーを連れてベッドルームへ向かう。

｢髪の毛乾かしてあげるからこっち座って？｣

｢うふふ、嬉しいな…｣

幸せそうな顔でそう言うとジェレミーは俺の前に座ってくれた。
ドライヤーのスイッチを入れジェレミーの髪を梳かしながら乾かすと再びジェレミーは眠そうに首をこくりとさせていた。

｢眠い…？｣

｢うん…気持ちよくて…｣

｢ふふ、寝たら首絞めちゃうよ｣

力強く、それでいて少し優しくジェレミーの首を後ろから絞めてみる。

｢けほっ…あれんやめて…僕死んじゃうよ…｣
やめてと言ってはいるが甘えた声色で俺に身体を預けたままそう訴えるジェレミー。

｢やめてって顔してないでしょ…もっとしようか？｣

｢ばか…いじわる…｣

｢否定はしないんだね、可愛いよ愛してる｣

｢もう…｣

嫌そうにしないジェレミーがとても愛おしかった。