俺、可愛い後輩を無理やり犯して調教してます

もあ子ちゃん

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33 名前を呼ばれて気づくのは

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ある意味ジェレくんのペースに持っていかれている気がする。
じゃなくて俺の役は2人の仲を取り持つ事。

そうは思いながらもジェレくんにちょっかいをかけて楽しいと思う自分が居るのでそんな下衆な自分に少し嫌悪する。

「ねえ~ジェレくん、このまま最後までいっちゃう~?」

「まって…ロイくん!!こんなのダメ…だよっ…!!」

恐怖するジェレくんの表情。

俺はレンレンがサドなのは知っていたが、ノーマルな俺でさえジェレくんの反応を見ているともっと手出したくなるのであんなサディストに捕まったジェレくんは本当に運の尽きだと思う。

おそらくレンレンから聞いた以上にジェレくんは酷い事は既にされてるだろうな…
それでもジェレくんはレンレンについてくるから多分相性は悪くないのだろう。

「ジェレくん、レンレンに助けて貰いたい?助けて~って叫んだらきっと飛んでくるよ~アイツ…どういう顔するか気になるじゃん?!」

「そんな…」
ジェレくんは本気で困っているようだ。

「そういえばレンレンの部屋からジェレくんに飲ませる為にある媚薬が出て来た!やべー奴に捕まっちゃったよな可哀想なジェレくん…そのやべー奴に助けを求めるか俺と最後までしちゃうか…」

「無茶苦茶なこと言わないで…僕そんなのやだっ…」
涙目になりながら首を横に振るジェレくん。

「これ、飲んでみて?気持ちが乗ってた方が楽じゃん?」

「やっ…怖い…!!やだ!!」

「いいから飲めって、飲まないと最後までしちゃうよマジで」

そう言うと渋々ながら飲むと言ってくれた。
まあこれは雰囲気作りなんだけど…

本当に薬を飲ませるつもりは無いので気付かれないようにラムネとすりかえてジェレくんに口移しで飲ませてみた。

「うっ…」

「飲んだ?じゃあジェレくん続きしよっかあ!!」

そう言って再びキスをしながらジェレくんの腰を撫でる。

んっ…くちゅっ…
んぁ…やらぁっ…
ろいく…ん…っ…!!

ビクビク反応しながらも必死で抵抗するジェレくん。
こういう反応はかえって相手を誘惑するというのを教えてあげたいが面白いので黙っていることにした。

だってもう少しだけ楽しみたい…

指先で内腿を撫であげたりすると声を堪えながらピクっと跳ねるのが可愛い。

「ロイくん…なんで…どうして…」

「反応がかわい子ちゃん過ぎんの!それはもう面白いくらいに」

再びキスをすると舌を捩じ込まれることを学習したのか目をぎゅっと閉じながら口を開けようとしなかった。

「ねえねえ舌出して…その可愛い舌」

「やだっ…こんなのやだよ…」

「じゃあこっち」
そう言ってジェレくんのベルトに手をかけて外してやった。

「やっ…!!ロイくんなにしてるの?!」

「久しぶりに楽しい、持つとその顔見せろよなあ」

そう言って下着の中まで強引に手を突っ込みジェレくんのそれを揉みしだくように掴んだ。

「あ、もう1回キスしとく??」

首を横に振って逃げようとするジェレくんを抑えてキスをする。
俺に揉みしだかれて力が入らなくなってるようなので今度はすんなり舌も入った。

んっ…ロイくん…!!
やだっ…んんっ…ちゅっ…んっ…

必死で逃げようとするジェレくん。
俺でさえ歯止めが聞かなくなりそうだ…

「ねえジェレくん挿れていい?1回だけやらせて」

「ひっ…!!やだやだ絶対だめ!!誰にも言わないから!!お願い…!!!」

暴れるジェレくんのズボンを脱がせるために手をかける。

「残念でした、もう俺にやられちゃうね」

早くレンレンを呼んで叫べばいいのに…
ジェレくんも頑固な所があるのでレンレンが好きな事を認めようとしないのだろう。

そう思っているとジェレくんはようやく泣きながらレンレンの名前を叫んだ。

「やだあぁっ…!!アレン…!!アレンっ!!助けてよぉアレン!!やだやだっ嫌ああぁっ!!」

ふう…そうこなくっちゃ。
ようやく俺の目標も達成される。

「キミの王子様、おねんねから目覚めるかなあ」

「やだああっ!!助けてよおぉ!!アレン起きてよぉ!!助けて助けて助けて!!!」

苦情が来そうな叫びの向こうから寝室で物音が聞こえる。
酔ったままでも起きちゃうのは愛だねぇ…

アレンは背後から俺に声をかけた。
「お前ジェレミーに何した…」

「ふわぁぁアレンっ…!!!」
泣きながらジェレくんはアレンに縋るような視線を向けた。

俺はジェレくんから離れレンレンの前に立つ。

「ようやく到着かよ王子様ぁ、ずーっとジェレくんはお前の事求めてたけど」

「ジェレミーを犯したのか?」

「あ~怖い怖い!そんなに睨むな、俺がちょっかいかけてもレンレンの事求めてるの分かる?俺が何か言いたいか分かる?」

「…は?」

「ったく鈍いんだよレンレンは…これだから!!2人とも両想いなのまだ分からない?!俺がここまでお膳立てしても気づかないってか!特にレンレンお前!!」

2人の鈍さに呆れる。
おそらくレンレンもジェレくんも頭のネジはゆるいと思う。

「ジェレくん、本当に俺が襲うなら叫ばせないしとっくにヤってたよ?でも手荒な真似してごめんね?」
パチンと手を合わせてジェレくんにごめんねと笑顔をみせる。

「ううん…僕は大丈夫…!」
赤面しながらキョドるジェレくんが可愛い。

「俺さ、両思いに気づかせるとかマジ神じゃん天使じゃん…そんじゃ俺は帰るけどまた遊ぼうな!恋人同士イチャイチャしてろ~!!」

ジェレくんの隣でレンレンも同じような表情で赤面している。
なかなか見る事が出来ない貴重な絵面、2人とも可愛いじゃん…

俺は楽しい気持ちで家に帰るのだった。


ー視点はアレンに戻るー

ロイド昔からいつもそうだ。
無茶苦茶やって結局俺を助けてくれる。

酒に酔っていてまだクラクラするがジェレミーが俺に助けを求めて来た事はほんとうに驚いたし何より嬉しかった。

しかしジェレミーは俺が機嫌を損ねたと思っているようだ。
何も言わないが挙動で分かる。

そんなジェレミーはようやく口を開いた。
「あ、あれん…それじゃ僕も帰っ…」

最後まで言い切る前に腕を掴む。
何が何でも絶対家になんて返すものか。

ジェレミーは小さく悲鳴を上げて俺の顔見上げた。
俺を一瞬でも求めたというのが嬉しい…
完全に嫌われていると思っていた。
もう絶対に逃がさないよ…
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