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96 ダークサイドに堕ちてゆく
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お風呂で僕達は石鹸で洗いあったりでイチャイチャしていた。
アレンの髪から滴る髪がとても色っぽくてドキドキしてしまう。
「僕のぼせちゃいそう…出よ…」
今の僕はアレンの魔法にかかったように夢中になっていた。
流れでそのままベッドに2人で座る。
アレンにぎゅっと押さえつけられてそのまま鎖骨を血が滲む程強く噛まれた。
「いたい…よ…」
でも僕はあんまり嫌じゃなかった。
痛い事したと思ったら血が滲んだ箇所を優しく舐めて僕をいい子いい子する。
「もっと傷つけたい…ジェレミー今日はカッター使って遊んでみよっか」
「あれんがそれで嬉しいなら僕なんだってらする…」
「はぁ…ジェレミー…」
アレンに激しくキスをされる。
唇を強く吸ったり噛まれたり、舌をねじ込んでそのまま乱暴に掻き乱されたりした。
「んぅぅ…あれん…苦し…」
「だってジェレミーが可愛くて…もっと優しくするから舌出して」
ぎこちなく僕は舌を出す。
そのままアレンは少し優しめにぬるりと舌を絡めてきた。
んっ…んぅ…
くちゅっ…ちゅっ…
んむぅ…んっ…
僕の脳はこうも簡単に溶けていくんだと実感する。
なんならアレンになら本当に溶かされて死んじゃってもいいかもなんて…
恋人繋ぎでよしよしされながらのキスは僕にとって弱点だった。
「ジェレミーの、すごく硬くなってるよ…」
「僕あれんとちゅーするの好き…お薬打ってないのに頭がフワフワして身体が痺れるような感覚がする…」
「これからカッター使うって言われた人の反応じゃないでしょ…完全に堕ちゃったね…ずっと一緒に居てあげるよ」
「ずっと一緒に居てっ…!ずっとずっと…!」
蕩けたような表情で僕はアレンに告げる。
そして僕はそのまま抱擁をねだるように両手を広げた。
「あーもうジェレミー…!本当に可愛い…」
アレンは僕をぎゅっと抱き締める。
とても力強くて僕の骨は簡単に折れてしまいそうだった。
「うぐっ…あれ…んっ…」
「ジェレミー好きだよ…」
「けほっ…ぼく…も…!」
傍から見たら僕達は本当に異常なカップルだと思う。
調教されきっているのかそれとも僕の頭がおかしいのか。
共依存に似た関係とも言えそうだが僕には初めての世界すぎて説明がつかなかった。
でも一つ言えるのは、僕は本気でアレンの事が好きって事だ。
「ジェレミー…本当は手足の骨も折ってやりたい…」
「いつかしようね…僕を毎晩お姫様抱っこでベッドに連れて行って、ご飯もあーんして…えへへ」
そんな会話を交わしながら僕はアレンをぎゅっとする。
そしていつもされているように僕もアレンの頬をぺろっと舐めて甘えてみた。
「あれん…お注射ちょーだい…」
「ふふ、忘れてた」
アレンは中身の正体がよくわからない注射器を準備してくれた。
「ジェレミー、俺の膝の上に座って?」
ポンポンとアレンは自分の膝を軽く叩くようにして僕がこっちに座るよう促す。
「こう…?」
僕はそっとアレンの膝に座る。
ちょうど後ろからハグされるような形であろうか。
そのままアレンは僕の左腕を優しく掴んだ。
「チクッとするからね~」
プスリと僕の体内に薬が入ってゆく。
背中に感じるアレンの体温に僕はドキドキしていた。
ずっとこうしていたいな…
「お薬全部入ったよ、もうずっと一緒…」
アレンは僕を抱え込みそのまま押し倒した。
「あれん…僕はこれからも人間らしくいられる…?」
「不安なの?ジェレミーが人の形じゃなくなったってずっと愛してるよ」
「あれん…僕怖い…あれんがいつか居なくなっちゃったらどうしようって…不安で不安で…」
何故かとめどなく涙が流れてくる。
脈拍が上がり胃の中身が全てせり上がって来そうだった。
「ジェレミー大丈夫、こっち向いて?ゆっくり呼吸して」
「あれん…」
「大丈夫」
僕の涙を手で拭うアレン。
優しい目でじっと僕を見ていた。
「ごめんねあれん…少しだけ落ち着いた…」
「それなら良かったよ、バッドトリップ寸前って感じだった」
「ばっど…?」
「なんでもないよ」
そう言ってアレンはローションを指に絡め始める。
「ジェレミー、力抜いて…指入れるよ」
「うぅっ…ゆっくりおねがい…」
僕はアレンにぎゅっとしがみつき目を瞑る。
アレンの事は大好きだけど最初のこの感覚だけはいつも慣れない…
「ジェレミーの中暖かいね…」
「んぁぁっ…そこ動いちゃだめっ…腰溶けちゃう…」
「それがいいんでしょう?」
「だめぇ…一緒にイキたいのっ…あぁっ…!!」
「可愛いこと言ってくれるじゃない?」
意地悪するように僕の弱い所をぬちぬちと責めてくる。
さっきのアレンの優しい目はどこに行ったのか聞きたくなるくらい僕を虐める表情をしていた。
「気持ちいいのだめぇっ!!一緒がいいのっ…やだぁ…!」
必死で身を捩るもアレンに押さえつけられてしまう。
なんとか堪えようと目をぎゅっと瞑って耐えるがアレンは僕を責めるのを辞めようとはしなかった。
「やだやだ言ってたら言えないように塞いじゃうからね…」
僕の弱い所を責めたままアレンは再びキスをしてきた。
んぁっ…んっ…
んちゅっ…あれんっ…んぅ…
くちゅっ…ちゅっ…
アレンとのキスは気持ちよくて僕は抵抗できなくなってしまう。
そのままアレンにされるがままになってしまった。
「あれん…もうだめ…イッちゃうぅ…」
「だーめ、我慢」
「ふええ意地悪…」
僕がイきそうなタイミングで責めるのを辞められてしまった。
「ジェレミーのトロ顔も痛くて泣いちゃう顔もどっちも見たいから…」
そう言ってアレンはカッターナイフを持ってきた。
さすがに僕は少し身体がビクッとしてしまう。
でも大好きなアレンが望むことなら僕はしたい…
「これが終わったらちゃんと寝る前にぎゅーってしてくれる…?」
「耐えられたらご褒美にしてあげるしキスも沢山してあげるよ」
「うん…!」
僕は徐々にアレンのダークサイドに堕ちてゆくのだった。
アレンの髪から滴る髪がとても色っぽくてドキドキしてしまう。
「僕のぼせちゃいそう…出よ…」
今の僕はアレンの魔法にかかったように夢中になっていた。
流れでそのままベッドに2人で座る。
アレンにぎゅっと押さえつけられてそのまま鎖骨を血が滲む程強く噛まれた。
「いたい…よ…」
でも僕はあんまり嫌じゃなかった。
痛い事したと思ったら血が滲んだ箇所を優しく舐めて僕をいい子いい子する。
「もっと傷つけたい…ジェレミー今日はカッター使って遊んでみよっか」
「あれんがそれで嬉しいなら僕なんだってらする…」
「はぁ…ジェレミー…」
アレンに激しくキスをされる。
唇を強く吸ったり噛まれたり、舌をねじ込んでそのまま乱暴に掻き乱されたりした。
「んぅぅ…あれん…苦し…」
「だってジェレミーが可愛くて…もっと優しくするから舌出して」
ぎこちなく僕は舌を出す。
そのままアレンは少し優しめにぬるりと舌を絡めてきた。
んっ…んぅ…
くちゅっ…ちゅっ…
んむぅ…んっ…
僕の脳はこうも簡単に溶けていくんだと実感する。
なんならアレンになら本当に溶かされて死んじゃってもいいかもなんて…
恋人繋ぎでよしよしされながらのキスは僕にとって弱点だった。
「ジェレミーの、すごく硬くなってるよ…」
「僕あれんとちゅーするの好き…お薬打ってないのに頭がフワフワして身体が痺れるような感覚がする…」
「これからカッター使うって言われた人の反応じゃないでしょ…完全に堕ちゃったね…ずっと一緒に居てあげるよ」
「ずっと一緒に居てっ…!ずっとずっと…!」
蕩けたような表情で僕はアレンに告げる。
そして僕はそのまま抱擁をねだるように両手を広げた。
「あーもうジェレミー…!本当に可愛い…」
アレンは僕をぎゅっと抱き締める。
とても力強くて僕の骨は簡単に折れてしまいそうだった。
「うぐっ…あれ…んっ…」
「ジェレミー好きだよ…」
「けほっ…ぼく…も…!」
傍から見たら僕達は本当に異常なカップルだと思う。
調教されきっているのかそれとも僕の頭がおかしいのか。
共依存に似た関係とも言えそうだが僕には初めての世界すぎて説明がつかなかった。
でも一つ言えるのは、僕は本気でアレンの事が好きって事だ。
「ジェレミー…本当は手足の骨も折ってやりたい…」
「いつかしようね…僕を毎晩お姫様抱っこでベッドに連れて行って、ご飯もあーんして…えへへ」
そんな会話を交わしながら僕はアレンをぎゅっとする。
そしていつもされているように僕もアレンの頬をぺろっと舐めて甘えてみた。
「あれん…お注射ちょーだい…」
「ふふ、忘れてた」
アレンは中身の正体がよくわからない注射器を準備してくれた。
「ジェレミー、俺の膝の上に座って?」
ポンポンとアレンは自分の膝を軽く叩くようにして僕がこっちに座るよう促す。
「こう…?」
僕はそっとアレンの膝に座る。
ちょうど後ろからハグされるような形であろうか。
そのままアレンは僕の左腕を優しく掴んだ。
「チクッとするからね~」
プスリと僕の体内に薬が入ってゆく。
背中に感じるアレンの体温に僕はドキドキしていた。
ずっとこうしていたいな…
「お薬全部入ったよ、もうずっと一緒…」
アレンは僕を抱え込みそのまま押し倒した。
「あれん…僕はこれからも人間らしくいられる…?」
「不安なの?ジェレミーが人の形じゃなくなったってずっと愛してるよ」
「あれん…僕怖い…あれんがいつか居なくなっちゃったらどうしようって…不安で不安で…」
何故かとめどなく涙が流れてくる。
脈拍が上がり胃の中身が全てせり上がって来そうだった。
「ジェレミー大丈夫、こっち向いて?ゆっくり呼吸して」
「あれん…」
「大丈夫」
僕の涙を手で拭うアレン。
優しい目でじっと僕を見ていた。
「ごめんねあれん…少しだけ落ち着いた…」
「それなら良かったよ、バッドトリップ寸前って感じだった」
「ばっど…?」
「なんでもないよ」
そう言ってアレンはローションを指に絡め始める。
「ジェレミー、力抜いて…指入れるよ」
「うぅっ…ゆっくりおねがい…」
僕はアレンにぎゅっとしがみつき目を瞑る。
アレンの事は大好きだけど最初のこの感覚だけはいつも慣れない…
「ジェレミーの中暖かいね…」
「んぁぁっ…そこ動いちゃだめっ…腰溶けちゃう…」
「それがいいんでしょう?」
「だめぇ…一緒にイキたいのっ…あぁっ…!!」
「可愛いこと言ってくれるじゃない?」
意地悪するように僕の弱い所をぬちぬちと責めてくる。
さっきのアレンの優しい目はどこに行ったのか聞きたくなるくらい僕を虐める表情をしていた。
「気持ちいいのだめぇっ!!一緒がいいのっ…やだぁ…!」
必死で身を捩るもアレンに押さえつけられてしまう。
なんとか堪えようと目をぎゅっと瞑って耐えるがアレンは僕を責めるのを辞めようとはしなかった。
「やだやだ言ってたら言えないように塞いじゃうからね…」
僕の弱い所を責めたままアレンは再びキスをしてきた。
んぁっ…んっ…
んちゅっ…あれんっ…んぅ…
くちゅっ…ちゅっ…
アレンとのキスは気持ちよくて僕は抵抗できなくなってしまう。
そのままアレンにされるがままになってしまった。
「あれん…もうだめ…イッちゃうぅ…」
「だーめ、我慢」
「ふええ意地悪…」
僕がイきそうなタイミングで責めるのを辞められてしまった。
「ジェレミーのトロ顔も痛くて泣いちゃう顔もどっちも見たいから…」
そう言ってアレンはカッターナイフを持ってきた。
さすがに僕は少し身体がビクッとしてしまう。
でも大好きなアレンが望むことなら僕はしたい…
「これが終わったらちゃんと寝る前にぎゅーってしてくれる…?」
「耐えられたらご褒美にしてあげるしキスも沢山してあげるよ」
「うん…!」
僕は徐々にアレンのダークサイドに堕ちてゆくのだった。
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