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91 痣だらけの愛情

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んっ…くちゅっ…
あれ…ん…ぅ…
んぁっ…ちゅっ…くちゅっ…

僕はアレンにされるがままに口内を掻き乱される。
息継ぎする暇も与えてくれないが僕が苦しそうな顔をする度にアレンは更に激しく舌を絡ませてきた。

「はぁ…はぁ…あれん…くるし…」

「ジェレミー…まだ…もっとしよ…」

「んぅっ…」

苦しいはずなのにそれすらも快楽へと塗り替えられてゆく。
僕はもうアレンが居ないと生きていけないかもしれない。

「っはぁ…!!」

「ジェレミー…可愛いよ…はぁ…」

僕とアレンの呼吸音が交わるように部屋に響く。

「もっと気持ちよくなりたいよね…またお注射しちゃおっか…ふふふ」

「前に打ったのと同じ…?僕はちゃんと生きてられるの?」

「ちゃんと生きられるけれど俺がいないと生きていけなくなっちゃう身体になるお薬かもね…」

「僕こわい…大丈夫…?」

「少しなら大丈夫、これから俺に乱暴されて犯される心配だけしてようね…」
そうしてアレンはまた前と同じ注射を持ってくる。
そして僕の腕にそれをゆっくりと注入していく。

「あれん…怖い…」

「その表情すごく可愛いよ…ほら拘束今だけ解いてあげるからそのままカメラ目線でスカート捲ってみよっか」

「ぼ、僕出来ないよ…!!」

バチンッ!!!
勢いよくまた僕の頬に平手が飛んでくる。

「ひぁっ…!!!痛いよあれん…」

「どうして?出来るでしょ?」
思い切り僕を叩いたのに優しく甘ったるい声で僕に問いかけるアレン。

「いい子ちゃん…」
僕はぎゅっとされて頬をぺろりと舐められた。

「うぅっ…」
僕は半泣きになりながらカメラ目線でスカートをたくしあげる。

僕のそれは限界まで硬くなりドロドロと透明な体液を先走らせていた。
こんな姿を写されて僕は恥ずかしくて仕方なかった。

「ひぐっ…あれん…」

「いいよ可愛い…俺の事好きでいてくれるジェレミーも大好きだけどもっと絶望のどん底みたいな顔も見たい…」

そう言って僕の腹部めがけて思い切り拳を打ち込んで来た。

ドスッという鈍い音が部屋に響き渡る。

「ふぎゃぁぁっ!!!」
僕は息が出来なくてその場でうずくまってしまう。

「ジェレミー息もできないくらい痛かった…?もっとしてあげるよ…」

僕の表情は恐怖で染まる。
こんな感情はアレンとまだ会ったばかりの頃以来…

さすがの僕も本能で危険を感じて身体が震え始める。
でも大好きなアレンにそれをされて僕の心はそれに染まってしまいアレンがもっと欲しくなる。

「あれん…」

「そんな蕩けたような表情で頬まで赤くして…可愛いよ…身体中アザだらけになって…痛みを感じる度に俺を思い出して」

そう言ってもう一度拳を僕に振り下ろすアレン。
腹部の他に頬と胸部も殴られ僕は痛みで叫んでしまう。

「ひぎゃっ…!!!痛い…!!あれん…!!!」

「可愛くて無限に痛めつけたくなっちゃう…そう言えばそろそろお薬効いてくる頃じゃない?」

僕の身体を抱え再びアレンは僕の両手を今度は前で縛る。

「うぅっ…分からない…でも痛いのにふわふわする…痛い…」

「大丈夫…もっと気持ちいいこといっぱいしようね」
そう言ってスマホのカメラを棚に立てかけるアレン。

そのまま半泣きの僕のスカートを捲り僕の入口に舌を這わせてくる。

「んひゃぁっ…!!そんなっ汚いよ…あれん…んぁっ!!」

「ヒクヒクさせちゃって可愛い…カメラ向けられてるのにこんなにヒクヒクさせちゃうえっちなジェレミー好きだよ…」

「んやぁぁっ…!!おかしくなっちゃう…だめぇ…!!!」

「ふふ、お薬回ったみたいだね…これからがもっと楽しいよ」

「やっ…やめて…!僕あれんと仲良くしたいだけなのっ…あぁっ…!!」

「ほら次はどこかな?アザになった可愛いジェレミーのお腹、おへそも可愛いね…」

「僕もう痛いのも気持ちいいのもだめぇぇ耐えられない助けて!!あれん…!!!お願い…!!!」

「騒がないの…スタンガンで気絶させてからハメ撮りしたっていいんだよ…」

「ひっ…!」
その言葉を聞き僕は大人しくする。

「いい子…」
そう言って今度は腹部に舌を這わせてきた。
徐々にそれはジェレミーのおへそに辿り着く。

「んっ…んぁ…!!」

「全身性感帯のジェレミーにはキツいかもね~?お薬回って余計にビクビクしちゃうよね」

ちろちろとアレンは執拗にジェレミーのおへそを舌で弄ぶ。

「ひぁっ…あれん…!!んぁっ!」

「ジェレミー…さっきからジェレミーの硬くなってビクビクしてる…」

「だって…あれんが…」

「殴られた挙句に何でもないような場所を責められてるだけなのに興奮しちゃうんだね」

「いじわるしないで…お願い…」

「いじわるじゃないよ…心の底から愛してる…」

そう言ってアレンは僕の腹部の窪みをぬるりと舌で侵食していった。
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