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新人狩人編
第五話 よくわからない
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「狂戦士…それがお前の新しい名前か」
「戦いはもう終わった、私は彼女を持ち帰る」
「待て、戦いは相手の息の根を止めるまで終わらない」
彩花、もといベルセルクは振り向きざまにフォスに向けて言った。
「この魔法少女は私が捕獲するの。邪魔はさせない」
「ッ…なら致し方あるまい」
フォスは剣を消し去り、立ち去った。
「まだあなたと戦うつもりは無い」
フォスは去り際、彩花の底知れない魔力を感じ取り戦慄した。一体ただの女子高生である彼女のどこにそんな魔力が隠されていたのか、真相は誰にも分からない。
しかしフォスはこの時一つの確証を得ていた。
───こいつは私とやり合える。
「みもり…!」
彩花は御守の身体に傷が無いかを調べようと、服を脱がそうとした。
「っ…待って」
御守は彼女の腕を掴むと言った。
「怪我はしてない…だから大丈夫…!」
「でも痣が」
「こんなの軽い怪我だよ…あれ?」
御守はようやく気づいた違和感に物申した。
「君は一般人なのかな…?どうしてこんなところに?」
「!?」
彩花、絶体絶命。
「えっとですね!なんか道に迷ってたら…えっと、えっと~」
「それにその服…まるで悪の組織の幹部みたい」
「エッ!!そう…見えますかね…」
御守のストレートな言葉責めは終わらない。
「あなたも魔法少女?」
「ただのコスプレイヤーです!」
「随分黒っぽい衣装を着てるのね~」
彼女の衣装を舐めまわすようにじっくり見て言う。
「違うんです!」
「えっと…何が?」
「はぁ…ふぅ…え~っと…?」
彩花は小動物のような鳴き声をあげた。
「面白い子ね、ところで君もグループの刺客なの?」
「あう……」
「ねぇ答えてくれる…?君も私の…この四千万の首を取りに来たんだよね?」
御守…ジェム・ラピスの手にはいつの間にか大鎌が握られていた。一歩動けばそのまま首を落とされかねない状況だ。
「君は敵───」
「へ…?」
ラピスは彩花の方に倒れた。背中には麻酔銃のダーツが刺さっている。
「……」
麻酔銃を持った奏が指示した。
「連れて行け」
* * *
「科学主任の高見奈央だ」
こんな季節だというのに厚いレザージャケットと腰まで届くマフラーを首に巻いている。彩花は初めて会う科学主任の姿に戸惑っていると、高見奈央が手を差し出した。
「とりあえず制御装置は付けておいた。薬の効果が切れて目が覚めてもお前に反抗することは出来ない」
されるがまま、彩花は手を握り返して握手をした。
「対魔法少女特効薬…私が開発した薬品だ」
彼女は注射針を手に取ると、なんの脈絡もなく自慢げに話し出す。
「このダーツ一本あれば、八桁台の魔法少女は一瞬で昏倒する」
「その…八桁ってなんですか?」
「懸賞金だよ懸賞金、こいつのような四千万とかがな」
「もしも…誤射しちゃったらどうなります…か」
「それは誰に当たった時の場合なんだ?」
特効薬について知るチャンスだ。彩花は色々と候補を頭の中から捻り出している。
「じゃあ一般人に当たった時は」
「永眠」
「普通の戦闘員」
「変身してないなら永眠」
即死だらけの即答に困惑しながら、質問を続けた。
「じゃあ変身してる戦闘員は」
「魔法少女じゃないなら…まぁ一分で永眠だな」
「……あ、七桁台の魔法少女なら?」
「八桁台と同じ量なら…もって一時間だろう」
「えっ…七桁と八桁でそんなに変わるんですか?」
彩花の疑問に、少し首を傾げながら高見は答えた。
「統計上だと七桁と八桁では戦力に雲泥の差がある。耐久と抵抗も同じように差が大きい。戦ってみればいずれわかるはずだ」
「なるほど…あ、少し質問が多かったです。すみません…」
「いやいや謝る必要はないさ。私も久々に人と話せて楽しかったよ。そうだ、もしものためにこれを渡しておこう」
高見は特効薬を一本、彩花の手に握らせた。
「万が一制御装置が誤作動を起こしたら使うといい。九桁…協会の最高戦力もしばらく麻痺させる威力だ」
「あ…ありがとうございます!」
深々とお辞儀をすると、研究室を後にした。
体格のいい黒服に連れられ、気絶している御守と共に彩花は車に乗せられた。こうして家まで送迎してくれるのはとてもありがたいことだ。
───待てよ?
気絶した御守を両親になんて説明すべきだろうか?第三者から見れば誘拐としか思えないだろう。
───いや、私が誘拐したのか。
自分で自分を納得させた後、黒服に向こうの家に停めて欲しいと言った。建物の中にずっといたせいで時間感覚が狂っていたが、今日はまだ日曜日の昼だ。まだなんとでもなる。巻き返せるのだ。
「送迎ありがとうございました」
お辞儀をしたが黒服たちは何も言わない。そういう規定なのかと考えながら、御守を背負い家の中に入った。
しまった、電気をつけたままだった。自分の失態を思い返しながらベッドに御守を置いた。ようやく一息つけると考えていたが、彼女がこのまま目を覚ますと大変なのでバッジを外し元の場所に戻すことを試みた。
こうすれば何も無かった、全ては御守の妄想でしかないと言い逃れが出来る。
しかし───
「かっ…た!」
バッジは中々外れなかった。全力で引っ張っても服から剥がれる気配が全く見えない。服、というより空間にバッジが固定されているようだ。
「どうやったら外れるのこれ…」
このバッジを外せば衣装が消えるが、果たして服は着ているのだろうか?不埒な考えが彩花の頭をよぎる。
「あ、」
バッジの後ろには小さなボタンがあり、押すと簡単に外れ淡い光と共に衣装が消えた。残念ながら私服のままだった。
「さてと…バッジはどこにあったっけな~」
声が聞こえる。
「お前は私に勝てない」
これはきっと悪夢だ。
剣を持った殺し屋がラピスに迫る。
「光子の槍!」
「来るなああああああ!」
「わああああああ!?」
突然の叫び声により、眠りに落ちそうだった彩花は見事に目を覚ました。
「何!何?敵襲?」
「私何して…」
「なになに?変な夢でも見たの?」
涙を拭うと、彩花に状況を説明してもらった。
「状況って…みもりがばったり倒れて寝てただけだよ?」
「ほ、ほんとうに…本当に夢?あたしがさっきまで見てたのは夢…?」
真相を知っている彩花が意気揚々と聞く。
「どんな夢だったの?」
「いや…なんでもない」
しかしここで、彩花は一つの失態を犯してしまった。本来であれば御守が自分の部下になったことを、いい感じに説明するシナリオだったが、平静を繕ってしまいその機会を逃した。
やがてその失態は彩花を襲うことになる。
───まずい…リングが見つかったらなんて説明しよう?
足首に付けられたリング、一件ゴムバンドのようだが無理に外そうとすると電流が流れ、所有者(現在だと彩花)の命令に反抗的な態度を示しても同じようになる。
「ごめんねみもり…」
「何が?」
「私ね…あなたが魔法少女だってことに気づいたの」
「っ…」
御守は一歩後ずさりする。
「上原御守…またの名をジェム・ラピス、懸賞金四千万。魔法少女狩りが横行している今の社会だと、いつか捕まって酷い目に遭っちゃう」
「でも…そんなことはさせない」
彩花は力強く言い放った。
「私は親友の上原御守を賞金稼ぎから守る。そのために魔法少女狩りになった」
「あなたまさか…!」
絶望の表情と目に涙を浮かべた。
「安心してみもり、捕まえた魔法少女は無力化して自分のモノにすることも出来るの。右足を見て」
制御装置を見ると、すぐさまそれを外そうとした。
「う、あああああ!?」
「それ…無理やり外そうとしたら電流流れるから…」
「どうしてこんなこと…」
「あー…えっとね、こうすれば御守の懸賞金は解除されるから…」
「友達を売ったの!?」
「だから違うって」
泣きながら彩花に飛びつくと、胸を叩き始めた。
「あたし…」
「落ち着いて聞いて、私は親友を傷つけるつもりなんてない。これから一緒に頑張ろう?」
「頑張るって…彩花は別に魔法少女じゃないでしょ…?」
「………」
少しばかり辺りを見ると、指を鳴らした。
煙と影が現れたかと思うと、戦闘員ベルセルクの姿があった。
「私は戦闘員ベルセルク、部下は魔法少女ジェム・ラピス…もといジョーカーのみ」
「ジョーカー…?」
「新しいコードネーム、組織に頼んで正式な仲間にしてもらったの」
「待って協会にはなんて?」
「さぁ…?」
御守はなんだかよくわからないまま懐柔されそうだ。彼女の頭の中では、とりあえず親友の言葉を信じるか、また夢から覚めるのを試みるかで分かれていた。
「あのね御守よく聞いて、私はあなたを傷つけるつもりはない。だから私を信じてついてきて」
「ちょっと…理解が追いつかない」
「戦いはもう終わった、私は彼女を持ち帰る」
「待て、戦いは相手の息の根を止めるまで終わらない」
彩花、もといベルセルクは振り向きざまにフォスに向けて言った。
「この魔法少女は私が捕獲するの。邪魔はさせない」
「ッ…なら致し方あるまい」
フォスは剣を消し去り、立ち去った。
「まだあなたと戦うつもりは無い」
フォスは去り際、彩花の底知れない魔力を感じ取り戦慄した。一体ただの女子高生である彼女のどこにそんな魔力が隠されていたのか、真相は誰にも分からない。
しかしフォスはこの時一つの確証を得ていた。
───こいつは私とやり合える。
「みもり…!」
彩花は御守の身体に傷が無いかを調べようと、服を脱がそうとした。
「っ…待って」
御守は彼女の腕を掴むと言った。
「怪我はしてない…だから大丈夫…!」
「でも痣が」
「こんなの軽い怪我だよ…あれ?」
御守はようやく気づいた違和感に物申した。
「君は一般人なのかな…?どうしてこんなところに?」
「!?」
彩花、絶体絶命。
「えっとですね!なんか道に迷ってたら…えっと、えっと~」
「それにその服…まるで悪の組織の幹部みたい」
「エッ!!そう…見えますかね…」
御守のストレートな言葉責めは終わらない。
「あなたも魔法少女?」
「ただのコスプレイヤーです!」
「随分黒っぽい衣装を着てるのね~」
彼女の衣装を舐めまわすようにじっくり見て言う。
「違うんです!」
「えっと…何が?」
「はぁ…ふぅ…え~っと…?」
彩花は小動物のような鳴き声をあげた。
「面白い子ね、ところで君もグループの刺客なの?」
「あう……」
「ねぇ答えてくれる…?君も私の…この四千万の首を取りに来たんだよね?」
御守…ジェム・ラピスの手にはいつの間にか大鎌が握られていた。一歩動けばそのまま首を落とされかねない状況だ。
「君は敵───」
「へ…?」
ラピスは彩花の方に倒れた。背中には麻酔銃のダーツが刺さっている。
「……」
麻酔銃を持った奏が指示した。
「連れて行け」
* * *
「科学主任の高見奈央だ」
こんな季節だというのに厚いレザージャケットと腰まで届くマフラーを首に巻いている。彩花は初めて会う科学主任の姿に戸惑っていると、高見奈央が手を差し出した。
「とりあえず制御装置は付けておいた。薬の効果が切れて目が覚めてもお前に反抗することは出来ない」
されるがまま、彩花は手を握り返して握手をした。
「対魔法少女特効薬…私が開発した薬品だ」
彼女は注射針を手に取ると、なんの脈絡もなく自慢げに話し出す。
「このダーツ一本あれば、八桁台の魔法少女は一瞬で昏倒する」
「その…八桁ってなんですか?」
「懸賞金だよ懸賞金、こいつのような四千万とかがな」
「もしも…誤射しちゃったらどうなります…か」
「それは誰に当たった時の場合なんだ?」
特効薬について知るチャンスだ。彩花は色々と候補を頭の中から捻り出している。
「じゃあ一般人に当たった時は」
「永眠」
「普通の戦闘員」
「変身してないなら永眠」
即死だらけの即答に困惑しながら、質問を続けた。
「じゃあ変身してる戦闘員は」
「魔法少女じゃないなら…まぁ一分で永眠だな」
「……あ、七桁台の魔法少女なら?」
「八桁台と同じ量なら…もって一時間だろう」
「えっ…七桁と八桁でそんなに変わるんですか?」
彩花の疑問に、少し首を傾げながら高見は答えた。
「統計上だと七桁と八桁では戦力に雲泥の差がある。耐久と抵抗も同じように差が大きい。戦ってみればいずれわかるはずだ」
「なるほど…あ、少し質問が多かったです。すみません…」
「いやいや謝る必要はないさ。私も久々に人と話せて楽しかったよ。そうだ、もしものためにこれを渡しておこう」
高見は特効薬を一本、彩花の手に握らせた。
「万が一制御装置が誤作動を起こしたら使うといい。九桁…協会の最高戦力もしばらく麻痺させる威力だ」
「あ…ありがとうございます!」
深々とお辞儀をすると、研究室を後にした。
体格のいい黒服に連れられ、気絶している御守と共に彩花は車に乗せられた。こうして家まで送迎してくれるのはとてもありがたいことだ。
───待てよ?
気絶した御守を両親になんて説明すべきだろうか?第三者から見れば誘拐としか思えないだろう。
───いや、私が誘拐したのか。
自分で自分を納得させた後、黒服に向こうの家に停めて欲しいと言った。建物の中にずっといたせいで時間感覚が狂っていたが、今日はまだ日曜日の昼だ。まだなんとでもなる。巻き返せるのだ。
「送迎ありがとうございました」
お辞儀をしたが黒服たちは何も言わない。そういう規定なのかと考えながら、御守を背負い家の中に入った。
しまった、電気をつけたままだった。自分の失態を思い返しながらベッドに御守を置いた。ようやく一息つけると考えていたが、彼女がこのまま目を覚ますと大変なのでバッジを外し元の場所に戻すことを試みた。
こうすれば何も無かった、全ては御守の妄想でしかないと言い逃れが出来る。
しかし───
「かっ…た!」
バッジは中々外れなかった。全力で引っ張っても服から剥がれる気配が全く見えない。服、というより空間にバッジが固定されているようだ。
「どうやったら外れるのこれ…」
このバッジを外せば衣装が消えるが、果たして服は着ているのだろうか?不埒な考えが彩花の頭をよぎる。
「あ、」
バッジの後ろには小さなボタンがあり、押すと簡単に外れ淡い光と共に衣装が消えた。残念ながら私服のままだった。
「さてと…バッジはどこにあったっけな~」
声が聞こえる。
「お前は私に勝てない」
これはきっと悪夢だ。
剣を持った殺し屋がラピスに迫る。
「光子の槍!」
「来るなああああああ!」
「わああああああ!?」
突然の叫び声により、眠りに落ちそうだった彩花は見事に目を覚ました。
「何!何?敵襲?」
「私何して…」
「なになに?変な夢でも見たの?」
涙を拭うと、彩花に状況を説明してもらった。
「状況って…みもりがばったり倒れて寝てただけだよ?」
「ほ、ほんとうに…本当に夢?あたしがさっきまで見てたのは夢…?」
真相を知っている彩花が意気揚々と聞く。
「どんな夢だったの?」
「いや…なんでもない」
しかしここで、彩花は一つの失態を犯してしまった。本来であれば御守が自分の部下になったことを、いい感じに説明するシナリオだったが、平静を繕ってしまいその機会を逃した。
やがてその失態は彩花を襲うことになる。
───まずい…リングが見つかったらなんて説明しよう?
足首に付けられたリング、一件ゴムバンドのようだが無理に外そうとすると電流が流れ、所有者(現在だと彩花)の命令に反抗的な態度を示しても同じようになる。
「ごめんねみもり…」
「何が?」
「私ね…あなたが魔法少女だってことに気づいたの」
「っ…」
御守は一歩後ずさりする。
「上原御守…またの名をジェム・ラピス、懸賞金四千万。魔法少女狩りが横行している今の社会だと、いつか捕まって酷い目に遭っちゃう」
「でも…そんなことはさせない」
彩花は力強く言い放った。
「私は親友の上原御守を賞金稼ぎから守る。そのために魔法少女狩りになった」
「あなたまさか…!」
絶望の表情と目に涙を浮かべた。
「安心してみもり、捕まえた魔法少女は無力化して自分のモノにすることも出来るの。右足を見て」
制御装置を見ると、すぐさまそれを外そうとした。
「う、あああああ!?」
「それ…無理やり外そうとしたら電流流れるから…」
「どうしてこんなこと…」
「あー…えっとね、こうすれば御守の懸賞金は解除されるから…」
「友達を売ったの!?」
「だから違うって」
泣きながら彩花に飛びつくと、胸を叩き始めた。
「あたし…」
「落ち着いて聞いて、私は親友を傷つけるつもりなんてない。これから一緒に頑張ろう?」
「頑張るって…彩花は別に魔法少女じゃないでしょ…?」
「………」
少しばかり辺りを見ると、指を鳴らした。
煙と影が現れたかと思うと、戦闘員ベルセルクの姿があった。
「私は戦闘員ベルセルク、部下は魔法少女ジェム・ラピス…もといジョーカーのみ」
「ジョーカー…?」
「新しいコードネーム、組織に頼んで正式な仲間にしてもらったの」
「待って協会にはなんて?」
「さぁ…?」
御守はなんだかよくわからないまま懐柔されそうだ。彼女の頭の中では、とりあえず親友の言葉を信じるか、また夢から覚めるのを試みるかで分かれていた。
「あのね御守よく聞いて、私はあなたを傷つけるつもりはない。だから私を信じてついてきて」
「ちょっと…理解が追いつかない」
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