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1.幽霊前線
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さいきんなんだか巷を賑わせているニュースがある。…といっても、わたし達のあいだの話でしかないのだけど。なんでも、近ごろこの辺りに幽霊が出ると言うのだ。さいきんはここいらで見たことのないひとが見えて、そういうひとたちはたまに下半身がどうしても映っていないように見える、らしい。さっきまでいた友達がいつのまにか消えてる、なんて話もある。ここはそう田舎でもないから知らないひとなんて幾らでもいるんだし、…どうにもわたしには、そんなににわかに幽霊がわきでてくるなんて信じられないけれど。
…けれども、そういえばちょっとはなれたところにすんでる叔母さんがこの前わたしの家に来たときに幽霊の話をしていたな。たしか二週間前くらいにうわさになりだしたんだったはずだけれど、…そんなことがあったらもしかして、なんて思ってしまう。それに、昼間は今日は両親が出張でいないからとはしゃいでいた親友こと千智が、「見ちゃった」なんて言って夕方にわたしの家に転がりこんできて、わたしのお布団にくるまったままとなれば、すこしは理由くらい考えないといけない気がして。
もう満月も南のかたにのぼっているころだろうに、ぽつり煌々と電気のついたわたしの部屋で。かちかちと鳴る時計と共鳴してかたかた震える千智をなるべくあたたかいまなざしで眺めながら、わたしは静かに、にわかなる幽霊の出現に思いをはせた。
いったい、なにが起こったと言うのだろう。ここは事故も事件もめったに起こらない。なんの変哲もないのどかな町だ。恨みつらみでわざわざお化けのくるような町でもない。昔っから残ってる変な文化なんてこれっぽっちも見あたらない。…いまこの町にふりそそぐ事件の原因にひとつ心当たりがあるとするなら、さいきんよく見るスーツ姿のひとたちくらいのものだった。どうも、彼らを見るようになってから幽霊だのなんだのの騒ぎがでてきたような気が、する。
そう、ひと月くらい前から、目立った会社もないこの住宅街にそのひとたちは現れた。なにをしているかもまったくわからなくって、どことなくうさんくささを感じさせるひとたちだ。こないだ見た時はそのうちのひとりが、ここいらにひとつだけのちょっと大きい公園にいて、よくわからない胸騒ぎがしたのを覚えている。だからもしかすると、彼らがやっているよくわからないことのせいかもしれない。判断材料が少ないせいでそれ以外の仮説がいまのところつくれない。だから、ひとまずは彼らが関わっているというふうに結論づけた。
それにしても、ふだんはこわいものを見ても家で震えるばっかりの千智がわたしのところをたずねてくるなんて珍しいもんだ。
さて、流石にそろそろわたしも眠たい。なにせお勉強などしながら布団の千智を眺め、幽霊への考察をしていたらもうすでに望月は傾きはじめている。そろそろ寝ないとあしたにひびく。
「ねえちいちゃん、わたしそろそろ寝たいんだけど」
「そうだね、もう12時半まわってるもんね」
「わかってるならお布団かえしてよ。もともとわたしのなんだし」
そう言ってわたしは千智のいるお布団にむりやり入りこんだ。むりやり入り込んだにしては、千智はやけにすぐに退いてくれた。
翌朝になると、千智はさっさと起きて出ていったようだった。わたしといっしょに登校すれば誰か囃したてると思ったのかもしれない。つくづくへんなやつだ。
こうしていつもどおりのなんの変哲もない住宅街を出て学校に向かう。冬場の白んだばかりの空をながむる間に平たい雲の数を数え、しんとした空気を吸い込む。どこかでスズメが鳴いている。いつもとおんなじのどかな朝だ。澄んだ景色は目にやすい。
教室に入ると、いつもどおりわたしよりもさきに千智は来ていて、まるできのうのことなんて知らないなんて調子でみんなと話していた。
「おはよ、ちいちゃん。もう幽霊こわくないの?」
「え、…幽霊?何それ?」
千智はきょとんとした様子でたずねてくる。どうやら、ほんとうにわたしの言っていることがわからないとでも言いたげに、ふしぎそうに首を傾げていた。
「…?きのうの夜わたしの家まで来てこわいこわいってお布団のなかもぐってたじゃん」
「え?そもそもあたし昨日はあんたん家行ってないけど…」
途端にわたしは、千智ときのうのことに対する強い違和感と疑念を覚えた。わたしが夢をみてたとかそんなことはまったく考えずに、なにかとんでもないことが起こっているって。幽霊はちゃんといるんだって。なぜか一瞬でそう感じた。そうして、誰かにきいて事情をしらなきゃいけないと思った。あのスーツのひとたちならなにか知っているかもしれない。探さないと。
放課後、わたしの様子がおかしいと心配する千智といっしょに帰りながら、あのビル街でもない住宅街には場違いな黒いスーツをさがした。
「あんたほんとにどうしたの?クラスで大原さん大丈夫かなって皆んな心配してたよ。いつもぼーっとしてるあんたは気づいてないと思うけど」
しょっちゅうきょろきょろするわたしがへんに映ったんだろう、千智はそんなふうにわたしにきいた。それでもかまわずさがしていたら、千智は、まああんたにも何か考えがあるんだろうね、とだけつぶやいてわたしの手を握りなおした。
夕暮れの空は鈍い赤色をして、夜中にひとつだけ灯りをつけたみたいな薄暗さだったから、こんな空じゃあきっといるだろうという予感がした。しばらくして家に着いた千智と別れ、そうしてひとり、例の公園でたばこをふかすひとをみつけた。ちゃんと、まっ黒なスリーピーススーツをかっちり着こなしていた。逆光で表情はほとんど見えなかったが、きっとわたしのことを見ているんだろうなってことはわかった。
わたしがそのひとに近づいたら、そのひとはたばこを灰皿にいれたから、わたしはそのまま昨日起こったことを話した。そのひとは最初はだまって無表情できいていたけれど、けさの話になってからむずかしい顔になりだした。
話し終わると、そのひとはなるほどねえ、と思うところありそうにつぶやいた。
「やっぱりなにか知ってるんですか?」
「まあそれなりに色々と。けど説明できるかって訊かれると大分困るな」
そう言ってはぐらかそうとするのを、できる範囲でいいからおしえてほしいと食い下がると、仕方ないみたいな顔をして口を開いた。
「えーと、まず、今この町に出てるみたいな幽霊ってのが全国的に発生してて。大元の原因はなんなのかってのは調べてる途中なんだけど。…で、その幽霊がどうも南から順番に移動していってるってのが判ったから、俺らはこの現象のこと“幽霊前線”って呼んでるんだけど」
そう言われると、叔母さんちの近くでひと足先に幽霊のうわさがたっていたことが腑におちた。確かにわたしたちの町から見れば南のほうにある。…けど、なんか、ものすごく内容は異常事態みたいな感じなのに、お兄さんが当然のように言うものだから、ちょっとたいしたことのないもののように聞こえてしまう。
「…幽霊前線」
「そ。んで、もう一つわかってる事がある。それが恐らくお嬢さんとご友人さんの話に繋がってくる」
「?」
「…お嬢さん言ってたでしょ。確かに一緒に寝たはずのご友人さんが今朝学校に言ったらそんなことは知らないと言い出した、って。実はさ、今の前線では、幽霊のついでに生きてる人間になりすます怪異が出てくるって話なんだ」
ということは、だ。下半身がないひとが出てくるのと、いつのまにか知ってるひとが消えてるのとはまったくべつの現象だってことか。なんだか妙にすんなりと頭にはいってきた。
「あーそれで、わたしがきのう出くわしたのはそいつ、と。…ところでそれって関わらない方がいいタイプですか?」
「ンー…今のところ連中は別に危害加えてくる訳じゃないって聞くけど…流石に布団に潜り込んでくるなんてのは初耳だな。まあなるようになるよ。大丈夫大丈夫」
そのことばはわたしがわかるくらい軽くてひとごとみたいだった。正直なところ、ちょっとむっとした。お兄さんは慣れてるのかもしれないけど、わたしは初めてなんだから。もうちょっとくらい心配してくれたっていいんじゃないの。…まあ、他人のこと心配する義理もないか。
わたしがよっぽどむくれていたのか、お兄さんはくすりと笑って、わたしになにかお守りみたいなのを手渡した。
「…なんですか、これ」
「連中が出てきた時にコレ見せたら大体どっかいくから。心配だったら持っとくといいよ」
お兄さんはわたしがそれをポケットに突っ込むのを見届けて、「他に何か質問は?」とわたしに聞いた。わたしが首を横に振ると、そうかとあいづちひとつして、どこかへ去ってしまった。
家にかえってくつろいでいると、すこししてぴんぽーんと間抜けた音をしてインターホンが鳴った。出てみると千智がいた。きのうは珍しいで片付けたけれど、きょうはやっぱり疑いがぬぐえなくて、さっきもらったお守りをかかげてみた。すると、すこしずつ千智の影が消えていって、いつのまにか千智らしきものはどこかに消えていた。こうもあっけなく一日じゅう悩んだのが解決してしまうと、なんだか物足りないような気がしてしまった。
結局、それからわたしが千智もどきに出会うことはなかった。いつしか七十五日も経ったのか、前線が北に向かっていったのか、幽霊のうわさも少しずつ減っていった。ついには幽霊のことなんてみんな気にしなくなったのかぱったりと目撃情報はやんで、それと同じくらいのときにあのスーツのひとたちも見かけなくなった。きっと、つぎに幽霊がでてくるところに向かったんだろう。もとの日常にもどったことがすこしだけさみしくなったけれど、やっぱりなにもないとほっとする。
結局、あのお守りがたったひとつ、わたしの町に幽霊前線が来たことの証明として残ったのだった。
…けれども、そういえばちょっとはなれたところにすんでる叔母さんがこの前わたしの家に来たときに幽霊の話をしていたな。たしか二週間前くらいにうわさになりだしたんだったはずだけれど、…そんなことがあったらもしかして、なんて思ってしまう。それに、昼間は今日は両親が出張でいないからとはしゃいでいた親友こと千智が、「見ちゃった」なんて言って夕方にわたしの家に転がりこんできて、わたしのお布団にくるまったままとなれば、すこしは理由くらい考えないといけない気がして。
もう満月も南のかたにのぼっているころだろうに、ぽつり煌々と電気のついたわたしの部屋で。かちかちと鳴る時計と共鳴してかたかた震える千智をなるべくあたたかいまなざしで眺めながら、わたしは静かに、にわかなる幽霊の出現に思いをはせた。
いったい、なにが起こったと言うのだろう。ここは事故も事件もめったに起こらない。なんの変哲もないのどかな町だ。恨みつらみでわざわざお化けのくるような町でもない。昔っから残ってる変な文化なんてこれっぽっちも見あたらない。…いまこの町にふりそそぐ事件の原因にひとつ心当たりがあるとするなら、さいきんよく見るスーツ姿のひとたちくらいのものだった。どうも、彼らを見るようになってから幽霊だのなんだのの騒ぎがでてきたような気が、する。
そう、ひと月くらい前から、目立った会社もないこの住宅街にそのひとたちは現れた。なにをしているかもまったくわからなくって、どことなくうさんくささを感じさせるひとたちだ。こないだ見た時はそのうちのひとりが、ここいらにひとつだけのちょっと大きい公園にいて、よくわからない胸騒ぎがしたのを覚えている。だからもしかすると、彼らがやっているよくわからないことのせいかもしれない。判断材料が少ないせいでそれ以外の仮説がいまのところつくれない。だから、ひとまずは彼らが関わっているというふうに結論づけた。
それにしても、ふだんはこわいものを見ても家で震えるばっかりの千智がわたしのところをたずねてくるなんて珍しいもんだ。
さて、流石にそろそろわたしも眠たい。なにせお勉強などしながら布団の千智を眺め、幽霊への考察をしていたらもうすでに望月は傾きはじめている。そろそろ寝ないとあしたにひびく。
「ねえちいちゃん、わたしそろそろ寝たいんだけど」
「そうだね、もう12時半まわってるもんね」
「わかってるならお布団かえしてよ。もともとわたしのなんだし」
そう言ってわたしは千智のいるお布団にむりやり入りこんだ。むりやり入り込んだにしては、千智はやけにすぐに退いてくれた。
翌朝になると、千智はさっさと起きて出ていったようだった。わたしといっしょに登校すれば誰か囃したてると思ったのかもしれない。つくづくへんなやつだ。
こうしていつもどおりのなんの変哲もない住宅街を出て学校に向かう。冬場の白んだばかりの空をながむる間に平たい雲の数を数え、しんとした空気を吸い込む。どこかでスズメが鳴いている。いつもとおんなじのどかな朝だ。澄んだ景色は目にやすい。
教室に入ると、いつもどおりわたしよりもさきに千智は来ていて、まるできのうのことなんて知らないなんて調子でみんなと話していた。
「おはよ、ちいちゃん。もう幽霊こわくないの?」
「え、…幽霊?何それ?」
千智はきょとんとした様子でたずねてくる。どうやら、ほんとうにわたしの言っていることがわからないとでも言いたげに、ふしぎそうに首を傾げていた。
「…?きのうの夜わたしの家まで来てこわいこわいってお布団のなかもぐってたじゃん」
「え?そもそもあたし昨日はあんたん家行ってないけど…」
途端にわたしは、千智ときのうのことに対する強い違和感と疑念を覚えた。わたしが夢をみてたとかそんなことはまったく考えずに、なにかとんでもないことが起こっているって。幽霊はちゃんといるんだって。なぜか一瞬でそう感じた。そうして、誰かにきいて事情をしらなきゃいけないと思った。あのスーツのひとたちならなにか知っているかもしれない。探さないと。
放課後、わたしの様子がおかしいと心配する千智といっしょに帰りながら、あのビル街でもない住宅街には場違いな黒いスーツをさがした。
「あんたほんとにどうしたの?クラスで大原さん大丈夫かなって皆んな心配してたよ。いつもぼーっとしてるあんたは気づいてないと思うけど」
しょっちゅうきょろきょろするわたしがへんに映ったんだろう、千智はそんなふうにわたしにきいた。それでもかまわずさがしていたら、千智は、まああんたにも何か考えがあるんだろうね、とだけつぶやいてわたしの手を握りなおした。
夕暮れの空は鈍い赤色をして、夜中にひとつだけ灯りをつけたみたいな薄暗さだったから、こんな空じゃあきっといるだろうという予感がした。しばらくして家に着いた千智と別れ、そうしてひとり、例の公園でたばこをふかすひとをみつけた。ちゃんと、まっ黒なスリーピーススーツをかっちり着こなしていた。逆光で表情はほとんど見えなかったが、きっとわたしのことを見ているんだろうなってことはわかった。
わたしがそのひとに近づいたら、そのひとはたばこを灰皿にいれたから、わたしはそのまま昨日起こったことを話した。そのひとは最初はだまって無表情できいていたけれど、けさの話になってからむずかしい顔になりだした。
話し終わると、そのひとはなるほどねえ、と思うところありそうにつぶやいた。
「やっぱりなにか知ってるんですか?」
「まあそれなりに色々と。けど説明できるかって訊かれると大分困るな」
そう言ってはぐらかそうとするのを、できる範囲でいいからおしえてほしいと食い下がると、仕方ないみたいな顔をして口を開いた。
「えーと、まず、今この町に出てるみたいな幽霊ってのが全国的に発生してて。大元の原因はなんなのかってのは調べてる途中なんだけど。…で、その幽霊がどうも南から順番に移動していってるってのが判ったから、俺らはこの現象のこと“幽霊前線”って呼んでるんだけど」
そう言われると、叔母さんちの近くでひと足先に幽霊のうわさがたっていたことが腑におちた。確かにわたしたちの町から見れば南のほうにある。…けど、なんか、ものすごく内容は異常事態みたいな感じなのに、お兄さんが当然のように言うものだから、ちょっとたいしたことのないもののように聞こえてしまう。
「…幽霊前線」
「そ。んで、もう一つわかってる事がある。それが恐らくお嬢さんとご友人さんの話に繋がってくる」
「?」
「…お嬢さん言ってたでしょ。確かに一緒に寝たはずのご友人さんが今朝学校に言ったらそんなことは知らないと言い出した、って。実はさ、今の前線では、幽霊のついでに生きてる人間になりすます怪異が出てくるって話なんだ」
ということは、だ。下半身がないひとが出てくるのと、いつのまにか知ってるひとが消えてるのとはまったくべつの現象だってことか。なんだか妙にすんなりと頭にはいってきた。
「あーそれで、わたしがきのう出くわしたのはそいつ、と。…ところでそれって関わらない方がいいタイプですか?」
「ンー…今のところ連中は別に危害加えてくる訳じゃないって聞くけど…流石に布団に潜り込んでくるなんてのは初耳だな。まあなるようになるよ。大丈夫大丈夫」
そのことばはわたしがわかるくらい軽くてひとごとみたいだった。正直なところ、ちょっとむっとした。お兄さんは慣れてるのかもしれないけど、わたしは初めてなんだから。もうちょっとくらい心配してくれたっていいんじゃないの。…まあ、他人のこと心配する義理もないか。
わたしがよっぽどむくれていたのか、お兄さんはくすりと笑って、わたしになにかお守りみたいなのを手渡した。
「…なんですか、これ」
「連中が出てきた時にコレ見せたら大体どっかいくから。心配だったら持っとくといいよ」
お兄さんはわたしがそれをポケットに突っ込むのを見届けて、「他に何か質問は?」とわたしに聞いた。わたしが首を横に振ると、そうかとあいづちひとつして、どこかへ去ってしまった。
家にかえってくつろいでいると、すこししてぴんぽーんと間抜けた音をしてインターホンが鳴った。出てみると千智がいた。きのうは珍しいで片付けたけれど、きょうはやっぱり疑いがぬぐえなくて、さっきもらったお守りをかかげてみた。すると、すこしずつ千智の影が消えていって、いつのまにか千智らしきものはどこかに消えていた。こうもあっけなく一日じゅう悩んだのが解決してしまうと、なんだか物足りないような気がしてしまった。
結局、それからわたしが千智もどきに出会うことはなかった。いつしか七十五日も経ったのか、前線が北に向かっていったのか、幽霊のうわさも少しずつ減っていった。ついには幽霊のことなんてみんな気にしなくなったのかぱったりと目撃情報はやんで、それと同じくらいのときにあのスーツのひとたちも見かけなくなった。きっと、つぎに幽霊がでてくるところに向かったんだろう。もとの日常にもどったことがすこしだけさみしくなったけれど、やっぱりなにもないとほっとする。
結局、あのお守りがたったひとつ、わたしの町に幽霊前線が来たことの証明として残ったのだった。
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