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閑話
ぽんこつカンナの華麗じゃない一日 2
しおりを挟むその後、片付けと移動を済ませ、十四時からは座学になる。
座学ではハンターとしての知識の他に、各国の歴史や基本情報、法律分野、種族間の関係性や特徴などを学んでいる。ハンターとして、どの国でどんな種族と仕事をすることになっても対応できるようにである。
座学は基本的に嫌いではない。コツコツと頑張れば、その分結果がついてくる。理解も早い方だと思う。勉強が苦手なリッカを、今度は私が支える番だった。
「うう~……眠くなるっス……」
「ほらー、起きて―」
眠たそうに目を細くするリッカの頬を優しく摘まむ。すべすべでモチモチのほっぺたは、いつまでも触っていたくなる中毒性があった。
「ふぇんひょうひらいっフ~……」
「嫌いでもやらなきゃでしょー。勉強は自分との戦いだよー?」
「うう~……」
配布された薄い教科書に顔を押し付けながら、いやいやと頭を左右に振る。子どものようなその仕草が、やけに可愛らしかった。
「だいたい、歴史なんてなんで学ぶ必要があるんスか! 過去の話じゃないっスか! ハンターに関係あるんスか⁉」
ついにはガバッと顔を上げて、小学生のようなことを言い出した。
本人は至って真剣らしく、その剣幕につい笑ってしまいそうになる。
「はぁ……あのね、リッカ。歴史を学ぶ必要がないっていうのは、何の努力もしなくても今の平和が永遠に続くと思ってる、怠惰な愚か者のセリフだよ。今の社会がどんな犠牲の上に築かれたものなのかを知って、どうすればこれからも保っていけるかを考えるためにも、できるだけ多くの人が歴史を学んで、平和と秩序維持のための共通認識を得ることが……」
「わー! わー! カンナさんの話も難しいっスー!」
『わー! わー!』
『クァー!』
「ちょ、うるさっ……」
リッカの悲鳴に驚いて、咄嗟に耳を塞ぐ。
悪ノリして声を上げてきたその他二名にはあとでお説教だ。
「もう……むしろ何かの役にたつかもしれないのに、必死で学ぼうとしない意味が私には分からないよ……」
「……いいじゃないっスか。賢いカンナさんがいつも傍にいてくれるんスから……」
「なっ! も、もう! リッカってば!」
リッカの言葉に、私は顔を赤くして俯いた。
この子は純粋すぎる分、たまに恥ずかしいセリフをさらっと吐くことがある。もちろん嬉しいのだが、心臓に悪いので困っていたりもする。
『……カンナって結構ちょろいわよね?』
『うるさいです。今日の晩ごはんはカローナさんの嫌いなもの尽くしですからね』
『……どうして私には厳しいの?』
『自分の胸に聞いてください』
本気で不思議そうなカローナさんを放置していると、授業が始まった。
五分に一度はリッカのことを起こしながら、私は必死で内容を頭に詰め込んでいった。
時刻は十六時、夕方になった。
ここからは選択しているコースに分かれて授業が行われる。
私が受けるのは魔法使い用のコースであり、肉体派のリッカとは分かれて、一人で授業を受けることになる。
「カンナ様! ぜひ私とペアを!」
「てめえふざけんなっ! 何抜け駆けしてんだァ!」
「ぶっ殺すぞコラァ!!」
困ったことに、リッカがいなくなった途端に私の周囲は殺気立つ。
魔法学の授業はお互いに魔法をかけあったり、戦ったりすることがあるため、ペアやグループになって行うことが多い。
いつもなら大人しそうな女の子を見つけてペアを申し込むのだが、今日の私にはすることがあった。
「えーっと……」
『カンナ、あそこ』
「ああ、いたいた。ありがとうございます、カローナさん」
キョロキョロと周りを見回しながら歩いていると、探していた人物をカローナさんが見つけてくれた。お礼を言って、その人物に近付いていく。
「あの、今日の授業、ペアを組んでくれませんか?」
「あ? ……なっ!」
私の顔を見るなり驚愕の声を上げたのは、昼間、リッカに絡んだ魔法使いの男。どこかで見た顔だと思って見ていたが、『魔法も使えない獣人風情が』などという暴言を吐いていたことから、魔法学の授業で見かけたのだと予想した。
果たして、彼は魔法使いとして、この授業を受けていた。私にとっては都合がいいことに。
「……ダメですか? 魔法、得意なんですよね。ぜひ見せてもらいたいです」
「あ、ああ……いいだろう」
にっこりと微笑んでそう言った私に向かって、男は顔を赤くしながら、視線を逸らして頷いた。どこか素っ気なく返してきたのは照れ隠しだろうか。
周囲の嫉妬まじりのざわつきを無視して、私は男と向かい合う。
男はいい所を見せようとでもしているのか、やけに張り切った様子だった。悪いが、私の中で彼の好感度はゼロ以下なのだが。
「えーっと……今日の課題は、『属性を乗せない魔力弾を、そのまま相手に飛ばす』でしたっけ。じゃあ、そちらからどうぞー」
私の言葉に男はドヤ顔を浮かべると、何か呪文のようなものを呟いて、複数の魔力の弾を空中に浮かべた。
周囲から驚きと称賛の声が上がっているところを見ると、おそらく凄いことなのだろう。
私に向かって、男が自慢げに話しかけてくる。
「見ての通り、俺は無属性魔法なら自由に操れる! 君を傷つけたくはない。無理だと思ったら、すぐに逃げるんだ。いいな!」
「はいはーい。どうぞー」
気の抜けた返事をした私に気を悪くしたのか、男が魔力弾を一斉にこちらに飛ばしてきた。
周囲から「わっ!」っと声がして、何人かが私を守るために魔法を使おうとしている。しかしそれよりも早く、私の目の前に魔力の壁が現れた。
男が飛ばした魔力の弾は、壁にぶつかった途端に跡形もなく霧散してしまう。壁には傷一つついておらず、私の銀色の髪の毛の一本すら揺らされることはなかった。
「なっ……なんだとっ!?」
男は焦ったように後ずさる。そんな男のことを、私は魔力の壁ごしに真っ直ぐに見据えていた。
「自由に操れる、ですか……じゃあ、私と同じことくらいできますよね。今度はこっちから行きますよ」
私がそう言うと、目の前の壁がグニャグニャと形を変えていく。粘土のようにまるまり、分裂しながら、やがて四つの魔力の弾に姿を変えた。
「で、でかい……」
野次馬の中から、誰かがポツリと呟いた。
私の周囲に浮かぶ魔力の弾は、一つが直径二メートルはあるだろう。男が出したものより何倍も巨大である。
「いきますよ。上手く防御してくださいね」
そう言って、四つの弾を一気に飛ばした。弾は規則正しく並んで、同じ速度で飛んでいく。
男が慌てて魔力を使って、目の前に壁を作り出した。
今度は男を心配する声が周囲から上がる。そして……。
「ぐあああっ!」
壁は儚く砕け散り、その圧に押されて男はみっともなく尻もちをついた。
壁を突き抜けた魔力の弾は男の横を掠め、固い地面を抉って消えた。
「どうしました? 魔法、得意なんですよね?」
地べたに座り込み、茫然とこちらを見つめる男に向かって、私はそう問いかける。そして再び魔力の弾を四つ、体の周りに作り出した。
「ほら、いきますよ。今度は上手く防いでくださいね」
にっこり笑って、また飛ばす。男は座ったまま急いで防御魔法を使うが、先ほどと同様、一瞬で砕けてしまう。
壁を突き抜けた魔力の弾は、今度は男の真上を通り過ぎていき、ずっと奥にあった外壁を破壊した。
「なかなか調子が出ないみたいですね。頑張ってください」
そう言いながら、再び四つ、魔力の弾を作り出す。
男は顔を恐怖に引きつらせながら、じりじりと後ろへ下がろうとする。
それを追うように歩み寄りながら、私は三度魔力の弾を飛ばした。
何度も、何度も飛ばしている内に、男は頭を抱えて丸くなってしまった。
もちろん一度も直撃させていない。だが、抵抗もできず、あたればただの怪我では済まない魔力の塊が自分のすぐ側を通り過ぎていく恐怖は、あるいは直撃するよりも耐え難いものだったのかもしれない。
「……魔法も使えない獣人風情が、ですか」
口に出したことで、抑え込んでいた怒りが少しずつ再燃してくる。
震えながら丸くなる男に向かって、ゆっくりと近付いていった。
「魔法を使える、なんていうのは、ただの技術や特技の一つでしょう。どうして魔法が使えないだけで、人を見下す必要があるんですか」
男を睨みつけながら、訥々と口を開く。不愉快な怒りが、内心で静かに燃えていた。
獣人を差別するだけでも腹立たしいのに、さらに見下す理由が『獣人は魔法が使えないから』なんて、いくら何でも無茶苦茶だ。
人間にだって魔法が苦手な人はいるし、そもそも使えなかったところで何だというのか。
「魔法なんか使えなくたって、あの子にはいい所がたくさんありますよ。朝はしっかり起きて、私の支度を手伝ってくれる優しい子です。体力なんて私とは比べ物になりませんし、ご飯だって好き嫌いしないでなんだって食べられます。ハンターとしての経験も豊富だし、勉強が苦手なのも、まあ、それはそれで可愛いです」
リッカの姿を思い出しながら口を開くと、次々と言葉が漏れてきた。
あんなに優しくて、可愛くて、ハンターとしても優秀なリッカが、こんな男に見下されていいはずがない。
アーベンローテさんの影響なのか、ここには魔法を神聖視しすぎている輩が多い気がする。魔法を否定するつもりは毛頭ないが、それはあくまでもその人物のほんの一面に過ぎないのだ。魔法使いか、それ以外かで区別するなど、あまりにも馬鹿げている。
まあ、とにかく。
私が言いたいことは一つだけだ。
「人には良い所もあれば悪い所もありますし、それぞれ得手不得手も違います。魔法だって、使えても役に立たないことだってあるんです。ですから……今後、リッカを見下して、ちょっかいを出したり、暴言を吐いたりしないでくださいね。気にしないようにしてても、決していい気分にはなりませんから」
そう言いながらさらに近付いて、男の前に腰を下ろす。蹲る男の顎に手を添えて、そっと上を向かせると、その怯えた瞳を覗き込みながら、冷たく笑って言った。
「もし、またリッカを傷つけたら……次は外してあげませんよ」
囁くようにそう言って、私は立ち上がる。
真っ青な顔でこちらを見上げてくる男に向かって、一度にっこりと毒のない笑顔を返した後、静かにその場を離れていった。
『少しは気が晴れたかしら』
「……カローナさんはどうですか?」
『……まだちょっと腹が立ってるわ』
「私もです。早くリッカに癒されたいですね」
『そうね……』
そんな会話をしながら、壁際へと移動して、授業が終わるのを待っていた。
それ以降誰も話しかけてこなかったその授業は、とても長く、退屈なものに感じられた。
十八時になり、ついに退屈だった授業が終わる。
すぐにリッカと合流し、夕食をとるために食堂へ向かう。
「今日も一日疲れたっス! お腹ペコペコっス!」
爽やかな笑顔でそう言いながら、リッカはドラゴンの鳴き声のような音を出すお腹を擦っていた。
その無邪気な振舞いを見て、ささくれ立っていた心が落ち着いていく。強張っていた顔も、自然と笑顔が溢れていた。
「……リッカ。ご飯を食べたら、今日の復習だからね?」
「うっ……あ、明日じゃダメっすか……?」
「ダメ! 授業中ほとんど寝てたくせに何言ってるの! 今日やれることを明日の自分に任せない!」
「ううぅ~……カンナさん厳しいっス~……」
真面目な顔でお説教をしようとするが、口元が綻ぶのを我慢できなかった。
べそをかくリッカの頭を撫でて、励ますように言う。
「ほら、とりあえず晩ごはん食べに行こっ! お腹いっぱい食べて、英気を養わないと」
メニューこそ決まっているが、夕食は食べ放題である。
私にはそうでもないが、他のハンター達には嬉しい限りだろう。当然、育ち盛りのリッカの食欲も止まらない。
「今夜は食べまくるっス! ヤケ食いっスよ!」
「うんうん。その意気だよー」
張り切るリッカの隣に並んで、二人で食堂へ歩いていく。
そういえば、今夜はカローナさんの嫌いなものはメニューに出るだろうか。
『……覚えてたのね』
「残念でしたねっ」
ふふんと鼻を鳴らして、ニヤリと笑う。
残念ながら晩ごはんはカローナさんの好物ばかりだったが、まあ二人とも幸せそうだったので良しとしよう。
その後はいつも通りの夜だった。
普通にお風呂に入って、一緒に勉強して、ベッドに入る。
ベッドの上で入念にストレッチをしていると、リッカがマッサージをしてきてくれるので、その好意に甘える。しっかりケアをしないと、翌日には動けないくらいの筋肉痛が襲ってくるのだ。
二つあるベッドの片方にみんなで入り込んで、灯りを落とす。
部屋には月明かりが差し込んできて、うっすらと室内を照らしていた。
ちらりと横に目を向ける。
そこには、幸せそうにこちらを見上げるリッカの姿があった。
「……おやすみなさいっス。カンナさん」
「……おやすみ、リッカ」
微笑んで、目を閉じる。
どうせ明日も朝から辛い思いをするのだろう。
それでも、明日が楽しみだった。
心地よい疲れに身を任せて、充実した一日を終えた私は、穏やかに眠りに落ちていった。
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