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第1章 婚約破棄に至るまで
22.
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リシュベルが叫ぼうとしたその時、腕を引っ張っていた手が外れ、男は声を出す間もなく、吹っ飛んでいった。
「え⋯⋯」
数メートルは軽く飛んだと思われるその男は、路地奥に積み重ねられた樽へと頭から突っ込んだ。
破壊された樽からは、大量の酒が流れ出て、香りだけで酔ってしまいそうなほどのアルコール臭がする。
地面は、辺り一面が琥珀色に染まり、その中に身体を浸している男は、ビクビクと小刻みに痙攣し、やがて全く動かなくなった。
何が起こったのか訳が分からず、呆然としていると、後ろから肩を掴まれた。と同時に、誰かの腕が腰に回され、強く引かれた。
その力に抗うこともなく、リシュベルの身体は後ろへと倒れ、トンッと何か硬いものに当たった。
抱きとめられたと思ったのも束の間、誰かにぎゅうっと抱きしめられた。
「リーシュ」
吐息を感じるほどの距離から優しく呼ばれ、ゆっくりと振り返ると、そこにはよく知る顔があった。
「アレク!」
「ふふっ。久しぶりだね、リシュベル」
相変わらず神出鬼没なアレクは、いつものように面白そうに笑うと、リシュベルを拘束していたその腕を解いた。
「いや、久しぶりって、一昨日会ったばかりじゃ⋯⋯そ、そんなことよりもあの人!⋯大丈夫かしら、全然動かないわ」
「ああ、別に平気だろう。そんなに強くしてないから死んではないと思うよ?」
リシュベルの視線を追って、ちらりと一瞥しただけのアレクは、興味がなさそうに鼻で笑うと肩を竦めた。
「⋯⋯そ、そう、⋯⋯死んでないならいい⋯のかしら?」
強くしてないって、何を?死んではないって?そういう問題?と激しく心の中でつっこんだが、彼の笑顔が怖くて聞けない。
「あの⋯⋯、どうしてここに?」
「どうして?おかしなことを言う。君が俺を呼んだんだろう?嬉しいな、初めて呼んでくれたね!そんなに会いたかったの?」
呼んだ⋯⋯。確かに彼の名を呼びはしたが、決してそういう意味ではない。助けて欲しくて呼んだわけでもない。だが、嬉しそうに顔を綻ばせて喜んでいる彼に、間違えて呼んだとも言えず。
「えっと⋯⋯、助けてくれてありがとう」
とりあえず、助けてくれたことは間違いないので、ちゃんとお礼を言って。
後は、にこにこと笑って誤魔化すことにした。
「どういたしまして。ところで、どうして一人でいるの?いくら今日は人が多いからって、女の子が一人でなんて危ないよ?」
「あ!!ベルンのこと、忘れてた⋯⋯」
すっかりベルンハルトのことが頭から抜け落ちていたリシュベルは、彼の顔を思い出して青くなった。
「ああっ、どうしよう⋯⋯。飲み物もまた買わないといけないし、でも遅くなると怒られるし⋯。ごめんなさいアレク、急いで戻らないといけないのっ。助けてくれて本当にありがとう!それじゃあ、またね」
「待って!」
来た道を戻るため、駆け出そうとしたリシュベルの手をアレクが慌てて掴んだ。
「君一人じゃ危ないよ。俺も一緒に行くから」
「え、でも⋯⋯」
「またさっきみたいに、変なやつに絡まれたらどうするの?君は女の子なんだよ?何かあっても男の力に敵うわけないだろ?もっと自覚するべきだ。街の警備隊だって、すぐに駆けつけてくれるわけじゃない。さっきのでよくわかったはずだろ?」
確かに、さっきの男に絡まれているときも、誰も助けてくれなかった。あの時、アレクが来てくれなかったらと思うとゾッとする。
「⋯⋯じゃあ、お願いしてもいい?」
「もちろん!店で買い物もするんだろ?一緒に行こう」
リシュベルが頼ってくれたことがよっぽど嬉しいのか、アレクは破顔した。
「うっ、ま、眩しいわ、アレク⋯⋯⋯」
「へ?」
こうも美形の笑顔には破壊力があるのか、とリシュベルは心の中で呟いた。
例えるならそれは、宛ら天使の微笑みだ。
「いいわね、美形は。笑うだけで攻撃力が何倍にも上がるんだもの。ずるいわ。それだけで、世の中渡っていけるんじゃないかしら」
「?」
ブツブツとぼやくリシュベルを見て、アレクは、こてんと首を傾げた。
その顔だよその顔!と言ってやりたいのを、リシュベルは既の所で呑み込んだ。
***
「さてと、飲み物も買ったし戻ろうか」
「ええ、付き合ってくれてありがとう。でも、本当にここまででいいのよ?」
先程と同じ店で薄荷水とレモネードを買ったリシュベルは、ベルンハルトの分をアレクに持ってもらい、今回はちゃっかりと自分の分も手に持っている。
「大丈夫だよ、気にしないで。そんなことより、ねえリーシュ。なんかこれってデートみたいだね」
「え」
「ねっ、これってデートだよね!」
「い、いや⋯⋯、デートとは違うと思うわっ。絶対に違う!」
アレクにデートだと言われたリシュベルは、誰がどう見てもわかるほど、あたふたと狼狽えた。
「うーん。じゃあ俺は、さしずめ浮気相手ってことかな。ははっ、何だか面白そうだね」
「⋯⋯浮気⋯相手⋯⋯⋯」
カラカラと楽しそうに笑うアレクとは正反対に、リシュベルは真っ青になった。
「⋯⋯」
ーまずい!
リシュベルは、すぐさま辺りを見渡した。
たとえ自分にその気はなくても、婚約者以外の男性と二人でいるところを見られるのは、非常にまずい。
血の気が引く思いでキョロキョロと周りを見ていると、またアレクが面白そうに笑った。
「あははっ!冗談だよ。こんなに人がいるんだよ?誰も君には気付かないよ」
「⋯っ、アレク!!揶揄うのはやめて!そういう問題じゃないわっ!だって、だってそう思う人がいるってことでしょう!?そんな、そんなことになったら私っ」
パニックを起こしかけているリシュベルは、今にも泣き出しそうな顔で、縋るようにアレクを見た。
そんなリシュベルの様子にぎょっとしたアレクは、誰が見てもわかるほど、おろおろと狼狽え始めた。
「あ、えっと、ごめんリーシュ、本当にごめん!変なこと言って。もう言わないから、謝るから!だから泣かないで」
「⋯⋯っ泣いてなんかいませんっ!!」
リシュベルは、勢いよく顔を上げてそう叫ぶと、キッとアレクを睨んだ。
彼に泣かされたと思うのが嫌で、精一杯強がるリシュベルだが、その大きな紫の瞳には涙の膜ができていて、今にも零れ落ちそうだ。
「ああ、本当にごめんよ⋯⋯」
困り果てたアレクは、目尻をこれでもかと言うほど下げて、小さな子供をあやすように、よしよしとリシュベルの頭を撫でた。
それがまた子供扱いされたと癪に障り、リシュベルは、先程まで青かった顔を今度は真っ赤に染めて憤慨した。
「もうっ、アレ」
「リシュベル!!!」
アレクへと向けられるはずの彼女の声は、いきなり発せられた怒声によってかき消された。
今度こそ本当に血の気が引くのを感じながら、恐る恐る振り返ると、そこには彼が怒りの形相で立っていた。
「⋯⋯⋯ベ、ルン」
「え⋯⋯」
数メートルは軽く飛んだと思われるその男は、路地奥に積み重ねられた樽へと頭から突っ込んだ。
破壊された樽からは、大量の酒が流れ出て、香りだけで酔ってしまいそうなほどのアルコール臭がする。
地面は、辺り一面が琥珀色に染まり、その中に身体を浸している男は、ビクビクと小刻みに痙攣し、やがて全く動かなくなった。
何が起こったのか訳が分からず、呆然としていると、後ろから肩を掴まれた。と同時に、誰かの腕が腰に回され、強く引かれた。
その力に抗うこともなく、リシュベルの身体は後ろへと倒れ、トンッと何か硬いものに当たった。
抱きとめられたと思ったのも束の間、誰かにぎゅうっと抱きしめられた。
「リーシュ」
吐息を感じるほどの距離から優しく呼ばれ、ゆっくりと振り返ると、そこにはよく知る顔があった。
「アレク!」
「ふふっ。久しぶりだね、リシュベル」
相変わらず神出鬼没なアレクは、いつものように面白そうに笑うと、リシュベルを拘束していたその腕を解いた。
「いや、久しぶりって、一昨日会ったばかりじゃ⋯⋯そ、そんなことよりもあの人!⋯大丈夫かしら、全然動かないわ」
「ああ、別に平気だろう。そんなに強くしてないから死んではないと思うよ?」
リシュベルの視線を追って、ちらりと一瞥しただけのアレクは、興味がなさそうに鼻で笑うと肩を竦めた。
「⋯⋯そ、そう、⋯⋯死んでないならいい⋯のかしら?」
強くしてないって、何を?死んではないって?そういう問題?と激しく心の中でつっこんだが、彼の笑顔が怖くて聞けない。
「あの⋯⋯、どうしてここに?」
「どうして?おかしなことを言う。君が俺を呼んだんだろう?嬉しいな、初めて呼んでくれたね!そんなに会いたかったの?」
呼んだ⋯⋯。確かに彼の名を呼びはしたが、決してそういう意味ではない。助けて欲しくて呼んだわけでもない。だが、嬉しそうに顔を綻ばせて喜んでいる彼に、間違えて呼んだとも言えず。
「えっと⋯⋯、助けてくれてありがとう」
とりあえず、助けてくれたことは間違いないので、ちゃんとお礼を言って。
後は、にこにこと笑って誤魔化すことにした。
「どういたしまして。ところで、どうして一人でいるの?いくら今日は人が多いからって、女の子が一人でなんて危ないよ?」
「あ!!ベルンのこと、忘れてた⋯⋯」
すっかりベルンハルトのことが頭から抜け落ちていたリシュベルは、彼の顔を思い出して青くなった。
「ああっ、どうしよう⋯⋯。飲み物もまた買わないといけないし、でも遅くなると怒られるし⋯。ごめんなさいアレク、急いで戻らないといけないのっ。助けてくれて本当にありがとう!それじゃあ、またね」
「待って!」
来た道を戻るため、駆け出そうとしたリシュベルの手をアレクが慌てて掴んだ。
「君一人じゃ危ないよ。俺も一緒に行くから」
「え、でも⋯⋯」
「またさっきみたいに、変なやつに絡まれたらどうするの?君は女の子なんだよ?何かあっても男の力に敵うわけないだろ?もっと自覚するべきだ。街の警備隊だって、すぐに駆けつけてくれるわけじゃない。さっきのでよくわかったはずだろ?」
確かに、さっきの男に絡まれているときも、誰も助けてくれなかった。あの時、アレクが来てくれなかったらと思うとゾッとする。
「⋯⋯じゃあ、お願いしてもいい?」
「もちろん!店で買い物もするんだろ?一緒に行こう」
リシュベルが頼ってくれたことがよっぽど嬉しいのか、アレクは破顔した。
「うっ、ま、眩しいわ、アレク⋯⋯⋯」
「へ?」
こうも美形の笑顔には破壊力があるのか、とリシュベルは心の中で呟いた。
例えるならそれは、宛ら天使の微笑みだ。
「いいわね、美形は。笑うだけで攻撃力が何倍にも上がるんだもの。ずるいわ。それだけで、世の中渡っていけるんじゃないかしら」
「?」
ブツブツとぼやくリシュベルを見て、アレクは、こてんと首を傾げた。
その顔だよその顔!と言ってやりたいのを、リシュベルは既の所で呑み込んだ。
***
「さてと、飲み物も買ったし戻ろうか」
「ええ、付き合ってくれてありがとう。でも、本当にここまででいいのよ?」
先程と同じ店で薄荷水とレモネードを買ったリシュベルは、ベルンハルトの分をアレクに持ってもらい、今回はちゃっかりと自分の分も手に持っている。
「大丈夫だよ、気にしないで。そんなことより、ねえリーシュ。なんかこれってデートみたいだね」
「え」
「ねっ、これってデートだよね!」
「い、いや⋯⋯、デートとは違うと思うわっ。絶対に違う!」
アレクにデートだと言われたリシュベルは、誰がどう見てもわかるほど、あたふたと狼狽えた。
「うーん。じゃあ俺は、さしずめ浮気相手ってことかな。ははっ、何だか面白そうだね」
「⋯⋯浮気⋯相手⋯⋯⋯」
カラカラと楽しそうに笑うアレクとは正反対に、リシュベルは真っ青になった。
「⋯⋯」
ーまずい!
リシュベルは、すぐさま辺りを見渡した。
たとえ自分にその気はなくても、婚約者以外の男性と二人でいるところを見られるのは、非常にまずい。
血の気が引く思いでキョロキョロと周りを見ていると、またアレクが面白そうに笑った。
「あははっ!冗談だよ。こんなに人がいるんだよ?誰も君には気付かないよ」
「⋯っ、アレク!!揶揄うのはやめて!そういう問題じゃないわっ!だって、だってそう思う人がいるってことでしょう!?そんな、そんなことになったら私っ」
パニックを起こしかけているリシュベルは、今にも泣き出しそうな顔で、縋るようにアレクを見た。
そんなリシュベルの様子にぎょっとしたアレクは、誰が見てもわかるほど、おろおろと狼狽え始めた。
「あ、えっと、ごめんリーシュ、本当にごめん!変なこと言って。もう言わないから、謝るから!だから泣かないで」
「⋯⋯っ泣いてなんかいませんっ!!」
リシュベルは、勢いよく顔を上げてそう叫ぶと、キッとアレクを睨んだ。
彼に泣かされたと思うのが嫌で、精一杯強がるリシュベルだが、その大きな紫の瞳には涙の膜ができていて、今にも零れ落ちそうだ。
「ああ、本当にごめんよ⋯⋯」
困り果てたアレクは、目尻をこれでもかと言うほど下げて、小さな子供をあやすように、よしよしとリシュベルの頭を撫でた。
それがまた子供扱いされたと癪に障り、リシュベルは、先程まで青かった顔を今度は真っ赤に染めて憤慨した。
「もうっ、アレ」
「リシュベル!!!」
アレクへと向けられるはずの彼女の声は、いきなり発せられた怒声によってかき消された。
今度こそ本当に血の気が引くのを感じながら、恐る恐る振り返ると、そこには彼が怒りの形相で立っていた。
「⋯⋯⋯ベ、ルン」
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