翠の子
魔法が満ちる、とある世界の片隅で、ひと塊の緑柱石が一組の師弟に見出だされた。
その石は、特別な原石。
師弟は「エメルダ」という意思を宿す彼女を、暗い鉱山から連れ出した。
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序
1章 原石を、宝石に
2章 学術都市へ
3章 人の子の禍福
4章 枷と自由
5章 二つの魔術
6章 掌中に収まらぬ宝
結
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