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もう結婚した幼馴染が女に見えた日
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僕には幼馴染が数人いる。小学校や、それ以前からの付き合いである。
幼馴染のことは中々恋愛対象として見れないというのが本音だ。だから僕は幼馴染達のことをあまり恋愛対象としては意識しないで接してきた。
それはある程度大人になって、幼馴染の女の子達がみんな綺麗な女性になった今でも変わらない。
そんな折、幼馴染の優菜が結婚した。相手は知らない男性だ。当然のように結婚式に呼んでもらえた。その結婚式はとても幸せそうだった。
「ねぇねぇ! 新郎さんかっこよかったね!」
「うん……」
「優菜ちゃん綺麗だったし羨ましいよぉ~」
僕の横にいる二人の友人、美紀と真由美がそれぞれ感想を漏らす。
「優菜、一番早く結婚したな。」
僕の隣で歩くのは雄吾。幼馴染だ。
「そうだね。僕が一番最後かなぁ……。」
「なんでだよ」
「さあ? わかんないけど。相手とか見つからない気がするんだよなぁ…」
高校生のとき、恋をした。クラスメートの女子だった。幼馴染ではない。彼女は可愛くて、優しくて、友達も多くて……非の打ちどころがないような子だった。
告白したのは僕からだったが、見事にフラれた。
それ以来、恋をしても、告白する勇気が無くなった。結局付き合うことなく高校を卒業した。
大学に入って、サークルに入ったりしてみたけれど、やっぱり好きな人を見つけることができなかった。
そんなこんなで大学を卒業してから1年くらい経ったころだろうか。就職先を探していたとき、とある会社の面接を受けた。そして、採用が決まった。
それが今の会社だ。
優菜や、雄吾、美紀、真由美とは家も近く、ずっと交流があった。今度結婚するのは雄吾だと思う。彼はイケメンだし、性格も良い。
ちなみに、美紀は去年彼氏を作ったらしい。
真由美はフリーらしい。この前合コンに行ってきたと言っていた。
優菜は、学生時代、美少女だ~と人気だった。
優菜には幸せになってほしい。昔から優しい子だったから、きっといい旦那さんを見つけたのだろう。
「お前はもうちょっと積極的になった方がいいんじゃねえの?」
「うーん……そうなんだけどねぇ……」
雄吾の言う通りだと自分でも思う。でも、どうにも行動できないのだ。
「まあまあ、焦らなくてもいいじゃん! 私達はまだまだ若いんだしさ!」
美紀がフォローしてくれる。ありがたい限りだ。
「そういや、お前ってどんな人がタイプなんだっけ?」
「えぇ~っと……特にないかも。ってか私は彼氏いるっつーの!」
「じゃあさ、理想の男性像みたいなのないのか?」
「あるよ! ずばり身長180cm以上で顔はかっこよくて、筋肉ムキムキで、料理上手で……」
「ちょ、ストップ!! わかったから!!」
「ふふん♪」
もう別れ道だ。
「それじゃあまたね~」
「おう。お疲れ様」
「またな」
二人とも帰っていった。
僕はというと、まだ帰りたくない気分だったのでもう少し散歩することにした。
街灯の下を通るたび、自分の影が伸びていく。
「ねえ、宏樹くん!」
「え?ゆ、優菜!?」
突然声をかけられて驚いた。
「元気?」
「うん。優菜こそ元気だった? 結婚したばっかりなのに大変じゃない?」
「大丈夫だよ~。」
「そっか……。それで、どうしたの? 何か用事でもあった?」
「みんなと一緒に帰りたかったのに、みんなさっさと帰っちゃったからさ…ようやく追いたら宏樹くんだけだったってだけ。」
「なるほどね……」
「宏樹くんは何してたの?」
「別に何も。ただ歩いてただけだよ。」
「へぇ……なんか寂しいことしてんね。」
「そういうわけでもないけど……」
なんだろう、落ち着かない。心臓の鼓動が早くなっている気がする。
「じゃあさ、せっかく会えたんだし一緒に帰ろ?」
「そうだね……」
それから二人で話しながら歩いた。
しばらくすると優菜の家が見えてきた。
「それじゃあまた。もうそろそろこの家ともおさらばで、旦那と新しいとこ住むんだけどね。」
「そうなんだ。」
「うん。だからさ、引っ越し終わったら遊びに来てよ。歓迎するからさ。」
「ありがとう。行くよ。」
「やった! 約束だよ? 破ったら針千本飲ますからね!」
「はいはい……」
ちょっとあどけないところも彼女の魅力だ。
「ばいばーい。気を付けて帰ってね。」
「うん。バイバイ。」
こうして彼女と別れた。
今日は少し遠回りをして帰ることにした。たまにはこういうのもいいかもしれない。
空を見上げると星がたくさん輝いていた。綺麗な夜だった。僕には、彼女が眩しい。昔からそうなのかもしれない。僕にとって彼女は太陽のような存在なのだ。
僕の心の中で、彼女の存在がどんどん大きくなっていくのを感じた。ダメだダメだ!彼女は別の人と結婚したじゃないか!
そうは思いながらも、やはり諦めきれない自分がいた。
ある日、彼女が遊びに来たいと言って家に来た。どうしたのだろう。
「どうしたの?」
「旦那と喧嘩しちゃって。」
「それでなんで家に!?」
「うーん。なんとなく?友達の家だと一番近いし。」
「えぇ…」
しかし、彼女が家に来るなんて無かったことだ。これはチャンスだと思った。
「ところでさ、どうして旦那さんとはうまくいかないの? 優菜ならなんでもできそうだよね?」
「私だって人間なんだから失敗くらいするよ~。」
「それもそっか。ごめんごめん。」
「謝る必要は無いんだけど……。」
しかし、今日の彼女は妙に色っぽく見えた。
「……そんなに見つめないでくれるかな?」
「あっ、ごめん!」
つい見入ってしまった。
「ねえ、宏樹くんは結婚とか考えてたりするの?」
「うーん。考えたこと無いかも。」
「そっかぁ……。まあ、宏樹くんもそのうちいい子見つけられるよ!」
「そうかなあ……」
「うん! 私も協力するから!」
「ありがとう。」
スカートが短い。胸元が見える。いつもより露出度が高い気がする。
「あれ?どうかした?」
「いや、なんでも……」
「ほんとに?」
「本当に。」
「じゃあ、今から私の服脱がせてみて?」
「えぇっ?」
「いや、夏って暑いじゃん?」
「そりゃあそうだけど……。」
「ほら!早く!」
「わ、わかったよ……」
言われるまま彼女の服を脱がせた。そして、そのまま体重をのっけてしまった。
「ちょ、ちょっと……何すんのよ!」
「ご、ごめん。ぼ、僕、もう我慢できない。いつの日からか、優菜がそういう対象になっちゃった…」
「は?ど、どういうこと…?ひゃんっ!やめて!私、結婚してるから!犯罪だよ!?ひ、宏樹くんそういうことしないでしょ!いやぁんっ!」
「ご、ごめん……」
我に返った僕は、慌てて服を着た。
「……あのさ、これって浮気じゃない? どうしてくれるの?」
「ご、ごめ……」
「じゃあさ、責任取ってもらうから。」
「えっ……?」
「私、宏樹くんのこと本当はずっと好きだった。だけど、宏樹くん、他の子にデレデレしちゃうんだもん…そうこうしてたら大人になって…結婚しちゃったじゃん。」
「ゆ、優菜……」
「だからね、宏樹くんが悪いんだよ? 悪い男だよ。」
「そ、そうだね……」
彼女は僕のことを責めるような口調だったが、その顔はとても悲しげだった。
「でもね、もう良いの。こうやって会えただけでも十分だから。だからさ……」
「う、うん……」
「最後に一回だけキスしてくれない?」
「えっ……」
「お願い……」
「……うん。」
僕達は唇を重ねた。彼女の柔らかい感触が伝わってくる。ああ、やっぱり好きだ。諦めきれるはずがない。この気持ちは止められない。
僕はこの一日、彼女を独占した。
「あんっ♡だめぇ~そんなとこ舐めちゃいやんっ♡」
「ここが弱いんだね。もっとよく見せてよ。」
「恥ずかしいから無理ぃ!そんなとこじっくり見ないでよぉ!」
「ダメだよ。幼馴染だけどこんなの初めてでドキドキするなぁ……」
「きゃぅっ!そ、そこはダメ!それ以上はホントにダメなの!あっ♡」
「ねぇ、揉んでいい?」
「ダメ!絶対ダメ!あはぁんっ!くすぐったいよぉ!ダメだってばぁ!」
「大丈夫だよ。痛くないように優しくするから。」
「で、でも、なんか変になりそうなの!怖いの!」
「今日だけだし怖がらないで。僕を信じて。」
「う、うん……」
「じゃあ、いくよ?」
「うん……」
「!」
「いやぁんっ!いきなり強く掴まないでぇ~」
「ごめん。つい興奮しちゃって……」
「も~びっくりしたよ。」
「ご、ごめんなさい……」
「気を付けて…って、いやぁぁんっ!待ってぇ!タイムぅ~!ひゃぁんっ!あんっ♡」
「ごめん、もう止まれないよ。優菜は嫌かもしれないけど、僕、ずっとこうしたかった。」
「そ、それは私も同じだよ……。あはぁんっ!」
「嬉しいよ。君もそう言ってくれるなんて。じゃあ、このまま続けてもいいよね?」
「つ、続けてぇ~きゃぁぁっ♡あふぅんっ!」
「あぁっ……!すごい締め付けだ……。」
「だって、すごく感じちゃうんだもん……!あはんっ♡おかしくなりそう……」
「じゃあ、おかしくなっても構わないから、ずっとこうしていよう。」
これが最初で最後なんだから。
「いやぁっ!そこだけはやめてぇ!あひゃあぁっ!らめぇっ!壊れちゃうぅっ!」
「ほらほら!もっと声出して!」
「らめぇっ!もう許してぇ!あへぇっ!らめなのにぃっ!●っちゃうのぉ!」
「僕と一緒に●こうよ。」
「うん……!一緒に●きたいっ……!」
「ああぁっ……!!」
「んんっ……!」
そして、僕達は果てた。
「ねぇ、私たち、これで終わりだよね?」
「うん。これが最初で最後。幼馴染に逆戻り。旦那さんと仲良く生きていってください。」
「はい。」
「それではさようなら。」
僕は彼女に背を向けた。これ以上ここにいたら、また過ちを犯してしまいそうだからだ。
「……待って!」
しかし、僕は引き留められた。
「何?」
「……ばいばい……」
幼馴染のことは中々恋愛対象として見れないというのが本音だ。だから僕は幼馴染達のことをあまり恋愛対象としては意識しないで接してきた。
それはある程度大人になって、幼馴染の女の子達がみんな綺麗な女性になった今でも変わらない。
そんな折、幼馴染の優菜が結婚した。相手は知らない男性だ。当然のように結婚式に呼んでもらえた。その結婚式はとても幸せそうだった。
「ねぇねぇ! 新郎さんかっこよかったね!」
「うん……」
「優菜ちゃん綺麗だったし羨ましいよぉ~」
僕の横にいる二人の友人、美紀と真由美がそれぞれ感想を漏らす。
「優菜、一番早く結婚したな。」
僕の隣で歩くのは雄吾。幼馴染だ。
「そうだね。僕が一番最後かなぁ……。」
「なんでだよ」
「さあ? わかんないけど。相手とか見つからない気がするんだよなぁ…」
高校生のとき、恋をした。クラスメートの女子だった。幼馴染ではない。彼女は可愛くて、優しくて、友達も多くて……非の打ちどころがないような子だった。
告白したのは僕からだったが、見事にフラれた。
それ以来、恋をしても、告白する勇気が無くなった。結局付き合うことなく高校を卒業した。
大学に入って、サークルに入ったりしてみたけれど、やっぱり好きな人を見つけることができなかった。
そんなこんなで大学を卒業してから1年くらい経ったころだろうか。就職先を探していたとき、とある会社の面接を受けた。そして、採用が決まった。
それが今の会社だ。
優菜や、雄吾、美紀、真由美とは家も近く、ずっと交流があった。今度結婚するのは雄吾だと思う。彼はイケメンだし、性格も良い。
ちなみに、美紀は去年彼氏を作ったらしい。
真由美はフリーらしい。この前合コンに行ってきたと言っていた。
優菜は、学生時代、美少女だ~と人気だった。
優菜には幸せになってほしい。昔から優しい子だったから、きっといい旦那さんを見つけたのだろう。
「お前はもうちょっと積極的になった方がいいんじゃねえの?」
「うーん……そうなんだけどねぇ……」
雄吾の言う通りだと自分でも思う。でも、どうにも行動できないのだ。
「まあまあ、焦らなくてもいいじゃん! 私達はまだまだ若いんだしさ!」
美紀がフォローしてくれる。ありがたい限りだ。
「そういや、お前ってどんな人がタイプなんだっけ?」
「えぇ~っと……特にないかも。ってか私は彼氏いるっつーの!」
「じゃあさ、理想の男性像みたいなのないのか?」
「あるよ! ずばり身長180cm以上で顔はかっこよくて、筋肉ムキムキで、料理上手で……」
「ちょ、ストップ!! わかったから!!」
「ふふん♪」
もう別れ道だ。
「それじゃあまたね~」
「おう。お疲れ様」
「またな」
二人とも帰っていった。
僕はというと、まだ帰りたくない気分だったのでもう少し散歩することにした。
街灯の下を通るたび、自分の影が伸びていく。
「ねえ、宏樹くん!」
「え?ゆ、優菜!?」
突然声をかけられて驚いた。
「元気?」
「うん。優菜こそ元気だった? 結婚したばっかりなのに大変じゃない?」
「大丈夫だよ~。」
「そっか……。それで、どうしたの? 何か用事でもあった?」
「みんなと一緒に帰りたかったのに、みんなさっさと帰っちゃったからさ…ようやく追いたら宏樹くんだけだったってだけ。」
「なるほどね……」
「宏樹くんは何してたの?」
「別に何も。ただ歩いてただけだよ。」
「へぇ……なんか寂しいことしてんね。」
「そういうわけでもないけど……」
なんだろう、落ち着かない。心臓の鼓動が早くなっている気がする。
「じゃあさ、せっかく会えたんだし一緒に帰ろ?」
「そうだね……」
それから二人で話しながら歩いた。
しばらくすると優菜の家が見えてきた。
「それじゃあまた。もうそろそろこの家ともおさらばで、旦那と新しいとこ住むんだけどね。」
「そうなんだ。」
「うん。だからさ、引っ越し終わったら遊びに来てよ。歓迎するからさ。」
「ありがとう。行くよ。」
「やった! 約束だよ? 破ったら針千本飲ますからね!」
「はいはい……」
ちょっとあどけないところも彼女の魅力だ。
「ばいばーい。気を付けて帰ってね。」
「うん。バイバイ。」
こうして彼女と別れた。
今日は少し遠回りをして帰ることにした。たまにはこういうのもいいかもしれない。
空を見上げると星がたくさん輝いていた。綺麗な夜だった。僕には、彼女が眩しい。昔からそうなのかもしれない。僕にとって彼女は太陽のような存在なのだ。
僕の心の中で、彼女の存在がどんどん大きくなっていくのを感じた。ダメだダメだ!彼女は別の人と結婚したじゃないか!
そうは思いながらも、やはり諦めきれない自分がいた。
ある日、彼女が遊びに来たいと言って家に来た。どうしたのだろう。
「どうしたの?」
「旦那と喧嘩しちゃって。」
「それでなんで家に!?」
「うーん。なんとなく?友達の家だと一番近いし。」
「えぇ…」
しかし、彼女が家に来るなんて無かったことだ。これはチャンスだと思った。
「ところでさ、どうして旦那さんとはうまくいかないの? 優菜ならなんでもできそうだよね?」
「私だって人間なんだから失敗くらいするよ~。」
「それもそっか。ごめんごめん。」
「謝る必要は無いんだけど……。」
しかし、今日の彼女は妙に色っぽく見えた。
「……そんなに見つめないでくれるかな?」
「あっ、ごめん!」
つい見入ってしまった。
「ねえ、宏樹くんは結婚とか考えてたりするの?」
「うーん。考えたこと無いかも。」
「そっかぁ……。まあ、宏樹くんもそのうちいい子見つけられるよ!」
「そうかなあ……」
「うん! 私も協力するから!」
「ありがとう。」
スカートが短い。胸元が見える。いつもより露出度が高い気がする。
「あれ?どうかした?」
「いや、なんでも……」
「ほんとに?」
「本当に。」
「じゃあ、今から私の服脱がせてみて?」
「えぇっ?」
「いや、夏って暑いじゃん?」
「そりゃあそうだけど……。」
「ほら!早く!」
「わ、わかったよ……」
言われるまま彼女の服を脱がせた。そして、そのまま体重をのっけてしまった。
「ちょ、ちょっと……何すんのよ!」
「ご、ごめん。ぼ、僕、もう我慢できない。いつの日からか、優菜がそういう対象になっちゃった…」
「は?ど、どういうこと…?ひゃんっ!やめて!私、結婚してるから!犯罪だよ!?ひ、宏樹くんそういうことしないでしょ!いやぁんっ!」
「ご、ごめん……」
我に返った僕は、慌てて服を着た。
「……あのさ、これって浮気じゃない? どうしてくれるの?」
「ご、ごめ……」
「じゃあさ、責任取ってもらうから。」
「えっ……?」
「私、宏樹くんのこと本当はずっと好きだった。だけど、宏樹くん、他の子にデレデレしちゃうんだもん…そうこうしてたら大人になって…結婚しちゃったじゃん。」
「ゆ、優菜……」
「だからね、宏樹くんが悪いんだよ? 悪い男だよ。」
「そ、そうだね……」
彼女は僕のことを責めるような口調だったが、その顔はとても悲しげだった。
「でもね、もう良いの。こうやって会えただけでも十分だから。だからさ……」
「う、うん……」
「最後に一回だけキスしてくれない?」
「えっ……」
「お願い……」
「……うん。」
僕達は唇を重ねた。彼女の柔らかい感触が伝わってくる。ああ、やっぱり好きだ。諦めきれるはずがない。この気持ちは止められない。
僕はこの一日、彼女を独占した。
「あんっ♡だめぇ~そんなとこ舐めちゃいやんっ♡」
「ここが弱いんだね。もっとよく見せてよ。」
「恥ずかしいから無理ぃ!そんなとこじっくり見ないでよぉ!」
「ダメだよ。幼馴染だけどこんなの初めてでドキドキするなぁ……」
「きゃぅっ!そ、そこはダメ!それ以上はホントにダメなの!あっ♡」
「ねぇ、揉んでいい?」
「ダメ!絶対ダメ!あはぁんっ!くすぐったいよぉ!ダメだってばぁ!」
「大丈夫だよ。痛くないように優しくするから。」
「で、でも、なんか変になりそうなの!怖いの!」
「今日だけだし怖がらないで。僕を信じて。」
「う、うん……」
「じゃあ、いくよ?」
「うん……」
「!」
「いやぁんっ!いきなり強く掴まないでぇ~」
「ごめん。つい興奮しちゃって……」
「も~びっくりしたよ。」
「ご、ごめんなさい……」
「気を付けて…って、いやぁぁんっ!待ってぇ!タイムぅ~!ひゃぁんっ!あんっ♡」
「ごめん、もう止まれないよ。優菜は嫌かもしれないけど、僕、ずっとこうしたかった。」
「そ、それは私も同じだよ……。あはぁんっ!」
「嬉しいよ。君もそう言ってくれるなんて。じゃあ、このまま続けてもいいよね?」
「つ、続けてぇ~きゃぁぁっ♡あふぅんっ!」
「あぁっ……!すごい締め付けだ……。」
「だって、すごく感じちゃうんだもん……!あはんっ♡おかしくなりそう……」
「じゃあ、おかしくなっても構わないから、ずっとこうしていよう。」
これが最初で最後なんだから。
「いやぁっ!そこだけはやめてぇ!あひゃあぁっ!らめぇっ!壊れちゃうぅっ!」
「ほらほら!もっと声出して!」
「らめぇっ!もう許してぇ!あへぇっ!らめなのにぃっ!●っちゃうのぉ!」
「僕と一緒に●こうよ。」
「うん……!一緒に●きたいっ……!」
「ああぁっ……!!」
「んんっ……!」
そして、僕達は果てた。
「ねぇ、私たち、これで終わりだよね?」
「うん。これが最初で最後。幼馴染に逆戻り。旦那さんと仲良く生きていってください。」
「はい。」
「それではさようなら。」
僕は彼女に背を向けた。これ以上ここにいたら、また過ちを犯してしまいそうだからだ。
「……待って!」
しかし、僕は引き留められた。
「何?」
「……ばいばい……」
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