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なんで職員室から喘ぎ声が聞こえてくるんですか?
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「あ~早くプリント出さないと💦」
僕は物凄く焦っている。あと30分で提出期限のプリントが終わっていない。授業中に先生に出すように言われていたのだが、すっかり忘れてしまっていたのだ。
「あぁ~どうしよう……」
そう思いながら教室でうろうろしていたら、いつの間にか10分前にまで迫っていた。
「もうこんな時間なのか……」
諦めて取り掛かる。10分で終わるか?終わるのか!?…………終わった。なんとかギリギリ間に合ったようだ。ふぅ……。安心した途端どっと疲れが出てきた。さっさと提出しようと思い鞄を手に取る。
職員室まで1分で行けるから、提出期限にはきっと間に合った。
公民のプリントだった。先生は二十代か三十代くらいの若めの先生だ。僕は、急いでその先生がいるところへ向かった。
ガラガラ……
ドアを開けるとそこには誰もいなかった。あれ?おかしいなと思いながらも僕はとりあえずプリントを机の上に置いた。そして職員室から出ていこうとした時、後ろの方から声が聞こえた。
「あんっ!あんっ!高田先生!積極的すぎぃ~!💦」
だ、誰だ…?隣の部屋?覗いてはいけないやつだろうか…でもここ私立とはいえ高校だよ?そんなヤバいことできないはず…それにあの喘ぎ声はどう考えても若い女子のものだ。
そっと扉に耳を当ててみる。すると中からは男女の声が聞こえてきた。
「ほれほれ~もっと喘いでみてよ?」
「はい……んあっ!気持ちいいですぅ!」……なんだこれ。まさか学校の中で行為してるってこと?信じられないけどこれは間違いないだろう。
「はぁはぁ……先生、私もうイっちゃいますぅ~!!」
「おぉ~早いね笑」
僕は今の状況を理解してしまった。あの声の主は、確か、僕の先輩の三木先輩という女子高生だ。
高田先生は、今プリントを出そうとしている。公民の先生。
つまり、校内でヤッてるということだ。……とんでもない現場に遭遇してしまった。僕の心拍数は上がるばかりである。
「せ、先生~💦激しい💦!!」
「じゃあ俺も●クぞー!!」
「はいぃ~!!きてくだしゃい~!!!」
……こりゃヤバイわ。このままだと出れない。誰か来る気配もない。どうするべきか……
考えているうちに終わりを迎えたらしい。二人は服を着始めた。
あ、しまった…提出期限ちょっと過ぎた…こ、このシチュエーションで出てきた先生に渡すのか…
すると、何事もなかったかのように先生が出てきた。
「お、木下。まさかプリント出すために居残ってたのか?偉いな。」
この人、何もしてないみたいに…!なんで?なんで普通にしてられるんだ?おかしくないか?
「えぇまぁ……はい……」
僕はプリントを渡した。先生はそれを受け取り、「お疲れさん」と言い去っていった。
僕は呆然と立ち尽くしていた。一体なぜ?どうして?疑問だらけだった。しかし、今はただ一つだけ分かったことがある。それは、
『校内でヤッている』ということだ。
僕はその事実を知り、これからどんな顔で学校に通えば良いのか分からなくなってしまった。
それから数日経ったある日のこと。僕はいつものように登校し教室に入った。
朝練があったため、三十分早く着いた。
しかし、再び衝撃的な光景を目の当たりにすることになる…まただ……。またあの二人だ。今日もまたヤッていたのだ。今度は教室のベッドの上で。
しかも今回はかなり激しかった。
「あぁ!ダメェ!●クゥ~!」
「俺も出るぅ~!!」
そう言いながら激しく腰を打ち付けていた。バカじゃないのか?
「あの、あなた方何してるんすか?」
いい加減に我慢ならない。僕はついに聞いてしまった。
「あ、木下君おはよう~!見ての通りだよ?」
「いや先輩、だから朝っぱらから何をしてるんですかって訊いてるんですよ」
「え?✖ック〇だけど?」
は?なんて言った?✖ック○?マジの奴じゃん。
「先生も、これ凄くヤバい問題になりますよ。」
「うるさい!もういいだろ!」
「は?そんなわけ……」
そういいながら僕は校長室に走っていた。そして、扉を開けた。
「校長先生!」
そして一部始終を校長先生に話す。
「なんだと!?」
「はい、そうなんですよ……」
「よし、よく知らせてくれた。高田先生はなんてことを…」
「では、私はこれで失礼します」
「ありがとう。気をつけて帰りなさい」
後日、高田先生が学校を去ったのは別の話だ。
僕は物凄く焦っている。あと30分で提出期限のプリントが終わっていない。授業中に先生に出すように言われていたのだが、すっかり忘れてしまっていたのだ。
「あぁ~どうしよう……」
そう思いながら教室でうろうろしていたら、いつの間にか10分前にまで迫っていた。
「もうこんな時間なのか……」
諦めて取り掛かる。10分で終わるか?終わるのか!?…………終わった。なんとかギリギリ間に合ったようだ。ふぅ……。安心した途端どっと疲れが出てきた。さっさと提出しようと思い鞄を手に取る。
職員室まで1分で行けるから、提出期限にはきっと間に合った。
公民のプリントだった。先生は二十代か三十代くらいの若めの先生だ。僕は、急いでその先生がいるところへ向かった。
ガラガラ……
ドアを開けるとそこには誰もいなかった。あれ?おかしいなと思いながらも僕はとりあえずプリントを机の上に置いた。そして職員室から出ていこうとした時、後ろの方から声が聞こえた。
「あんっ!あんっ!高田先生!積極的すぎぃ~!💦」
だ、誰だ…?隣の部屋?覗いてはいけないやつだろうか…でもここ私立とはいえ高校だよ?そんなヤバいことできないはず…それにあの喘ぎ声はどう考えても若い女子のものだ。
そっと扉に耳を当ててみる。すると中からは男女の声が聞こえてきた。
「ほれほれ~もっと喘いでみてよ?」
「はい……んあっ!気持ちいいですぅ!」……なんだこれ。まさか学校の中で行為してるってこと?信じられないけどこれは間違いないだろう。
「はぁはぁ……先生、私もうイっちゃいますぅ~!!」
「おぉ~早いね笑」
僕は今の状況を理解してしまった。あの声の主は、確か、僕の先輩の三木先輩という女子高生だ。
高田先生は、今プリントを出そうとしている。公民の先生。
つまり、校内でヤッてるということだ。……とんでもない現場に遭遇してしまった。僕の心拍数は上がるばかりである。
「せ、先生~💦激しい💦!!」
「じゃあ俺も●クぞー!!」
「はいぃ~!!きてくだしゃい~!!!」
……こりゃヤバイわ。このままだと出れない。誰か来る気配もない。どうするべきか……
考えているうちに終わりを迎えたらしい。二人は服を着始めた。
あ、しまった…提出期限ちょっと過ぎた…こ、このシチュエーションで出てきた先生に渡すのか…
すると、何事もなかったかのように先生が出てきた。
「お、木下。まさかプリント出すために居残ってたのか?偉いな。」
この人、何もしてないみたいに…!なんで?なんで普通にしてられるんだ?おかしくないか?
「えぇまぁ……はい……」
僕はプリントを渡した。先生はそれを受け取り、「お疲れさん」と言い去っていった。
僕は呆然と立ち尽くしていた。一体なぜ?どうして?疑問だらけだった。しかし、今はただ一つだけ分かったことがある。それは、
『校内でヤッている』ということだ。
僕はその事実を知り、これからどんな顔で学校に通えば良いのか分からなくなってしまった。
それから数日経ったある日のこと。僕はいつものように登校し教室に入った。
朝練があったため、三十分早く着いた。
しかし、再び衝撃的な光景を目の当たりにすることになる…まただ……。またあの二人だ。今日もまたヤッていたのだ。今度は教室のベッドの上で。
しかも今回はかなり激しかった。
「あぁ!ダメェ!●クゥ~!」
「俺も出るぅ~!!」
そう言いながら激しく腰を打ち付けていた。バカじゃないのか?
「あの、あなた方何してるんすか?」
いい加減に我慢ならない。僕はついに聞いてしまった。
「あ、木下君おはよう~!見ての通りだよ?」
「いや先輩、だから朝っぱらから何をしてるんですかって訊いてるんですよ」
「え?✖ック〇だけど?」
は?なんて言った?✖ック○?マジの奴じゃん。
「先生も、これ凄くヤバい問題になりますよ。」
「うるさい!もういいだろ!」
「は?そんなわけ……」
そういいながら僕は校長室に走っていた。そして、扉を開けた。
「校長先生!」
そして一部始終を校長先生に話す。
「なんだと!?」
「はい、そうなんですよ……」
「よし、よく知らせてくれた。高田先生はなんてことを…」
「では、私はこれで失礼します」
「ありがとう。気をつけて帰りなさい」
後日、高田先生が学校を去ったのは別の話だ。
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