6 / 6
6:……いい加減、動こうよ。ね? お願いだから
しおりを挟む
「……確かに先月から連絡が取れないんだよね。あの子」
アラサーOL、そのままのイメージであるカナタの師匠のお姉さん。
札幌の中心部、札幌駅の近くにそびえるオフィスビルで働く彼女は一階のカフェでカナタとお昼ご飯を食べていた。
サンドイッチ専門店が開いているだけあってランチの種類は豊富である。
「電話したんですけど。5回とも無反応なので……どっかに旅に行ったのかなーって」
ゆでたエビとアボガドをふんだんに挟んで香味ソースをたっぷりと塗ったサンドイッチに舌鼓を打ちながら、カナタはお姉さんに事情を話す。
とはいってもソードの事を正直素直に話すわけにはいかなくて、掻い摘んで厄介な刀を扱わざるを得なくなった。とだけ説明。
「旅なら良いけど、ぶっ倒れてたりしないかしら?」
「それもありそうなんですよね~。師匠、刀を打ち始めるとご飯とか食べないですから……」
「そうね……誰に似たのやら」
「とりあえず、僕の電話番号取っておいてくれてると思ってないので……連絡が付いたら僕に電話するように言ってもらえます? 念のため僕の電話番号とSNSのアカウントです」
一枚の紙にカナタは直接連絡が可能な連絡先を数個書いて彼女に渡す。
「わかったわ、どうせ夏には名古屋の実家に戻るし……その時でよければついでにあの子の工房にも寄ってあげる」
それを受け取って彼女はバックの中から手帳を取り出し、表紙のポケットに挟み込んだ。
「ありがとうございます。じゃあ、私はこれで……」
「ええ、会えてうれしかったわカナタちゃん。そういえばこれからどこへ行くの?」
「函館です。蟹を食べてから青森に渡ろうかと」
幸い旅費については師匠のカードのおかげでまったく困ることは無い、そもそもこの課題と言うか修行の旅は師匠の思い付きが発端だ。
浮世離れした師匠にとって大金はただの数字でしかない。
「全国各地の刃物を見て回るって大変ね……まあ、お金はあの子の口座にめちゃくちゃあるだろうし気楽にいってらっしゃい。可愛いんだから変なのに捕まらないようにね?」
「えへへ、可愛いです? 僕」
――かわいい!? ごはっ!! ぶふぉ!
「それにしても、あの子に弟子ができたと聞いた時はどうなる事かと思ったけど……案外相性が良かったみたいで安心したわ」
「僕も最初拉致された時は何が起こるのかと思いましたよ」
――しかし、良い匂いがするな! 吾輩も堪能したい! カナタ! 小さくなるからどうにかならんか?
「……どうしたの? すごい顔して」
店内に鳴り響く濁声、その発生源はカナタの背負っていたリュックの隣に立てかけている図面運搬用の黒い筒からだった。
当然店内に鍛冶師なんてカナタ一人しかおらず、無視すれば問題ないのであるが……。
――はっ!? 吾輩もしかして直刀故、ワンチャンステーキナイフとかでまかり通るのではないか!! カナタカナタ!! 立ち食いのステーキ屋に行きたいぞ!! おーい!! 返事位してくれ!!
「いいえ、なんでもないです」
ニッコリ笑顔を返すカナタの背中は汗でびっしょりになりそうであった。
「そう? なんかこう……黙れこの野郎、って感じの顔だったけど」
「まさかぁ!(師匠の家系、すげぇ勘が良いんですけど!?)」
思いのほか大きな声が出てしまって、周りの席の客がカナタを見るが……本人はそれどころではない。
――カナタ!! 頼むから早く出してくれ、息が詰まる!
カナタは何にも事情を理解してないソードの声に泣きたくなりそうな表情を浮かべる。
「変な子ね、まあ……あの子の弟子なら少し変わっててもおかしくないか」
「ひ、酷いじゃないですかぁ」
「ふふ、冗談よ冗談。おっと、今日は昼過ぎから会議があるの……ここのお会計は私が払っておくからゆっくり食べて行ってね。カナタちゃん」
手早く手荷物を纏めて伝票を手に取り、颯爽と仕事に戻る彼女にカナタはお礼を言って見送った。
その間もなごやかなカフェのBGMをかき消すような声はさらに大きさを増している。
手早く残りのバケットサンドを胃の中に収めて席から立ち上がった。
「さて、行くかな」
この二日で自分にしか聞こえない状況にも慣れてきてしまったカナタが、少し乱暴に図面運搬用の筒を肩に背負う。
そんなカナタを道で通り過ぎる男の子が「ロケットランチャーだ! かっけぇ!!」などと指差して来たときなど、ソードが何故か得意気なのも腹が立つ。
何せお昼寝や深夜以外はずーーーーーーーーっとしゃべりっぱなしなのだこの陽キャな妖刀は。
「……(一回、人気のない所で踏んづけよう。そう決めた)」
とにもかくにもこれで師への連絡はできる限りの手を打った。
後は……
「函館から津軽かぁ……先ずは『津軽打刃物(つがるうちはもの)』ね」
元々、ソードと会わなくても向かうつもりだった最初の目的地にようやくカナタは向かう事ができる。
電源の入っていないワイヤレスイヤホンを耳につけ、お店を出る。
まあ、その前に奇妙な相棒を静かにさせる方法を一刻も早く見つけなければいけない。
そうじゃないと気が散って仕方がないのだ。
「津軽か、リンゴがうまいと聞く……楽しみだな」
「頼むから、外では静かにしてよ……僕の耳が持たない……」
「む……そういえば目新しくて随分と喋ってしまってたな……すまぬ」
「お店の中で人と会う時ぐらいでは静かにしてよね。僕だけしか聞こえてないんだから」
一度、札幌駅の中でソードに頼んで最大声量で大騒ぎしてみてもらった。
案の定だがカナタ一人にしか聞こえないので、一人だけ鼓膜をどうにかしてしまいそうになる始末。
「あい、わかった……まあ時期に慣れるだろう。あまりにも刺激的での吾輩もはしゃぎすぎた。しばらく黙ろう」
「はいはい、その言葉何度目かな。行くよ、ソード」
「うむ、行こうぞ」
丁度店内のBGMも切り替わるタイミングで、軽快でアップテンポな曲に変調されたアニメの主題歌が流れ始める。
「まあ、函館から青森まではフェリーだから静かになるだろうね」
「なんでじゃ?」
どうやらソードは気づいていない事にカナタは気づく。
とてもとても悪い笑顔で歌う様に告げた。
「フェリーはね? 海を渡るんだよ? ソード君」
「そりゃあたりま……え。え? あ、あああああああああ!!」
「そう、しっかりきっかり密閉しないといくら妖刀とは言え……んふふ」
「ひ、飛行機!! 飛行機と言う手があるじゃろ!?」
「ざんねん、金属探知機でソードはもちこめませーん。今の世の中規制の嵐で見つかると没収アンドスクラップ一直線!!」
「何と妖刀に厳しい世の中だ!? 基本的人権は守られるべきだろう!?」
「そもそも無機物でしょ、ソード……」
やいのやいのと……はたから見ると金髪メガネでおさげ髪の美少女が、山のような荷物を背負いながら上機嫌に誰かと電話で話してるような光景は嫌が応にも目立つ。
そのことに本人が気づくまで、注目を集めながら札幌の名所である時計台の前を進んでいくのだった。
アラサーOL、そのままのイメージであるカナタの師匠のお姉さん。
札幌の中心部、札幌駅の近くにそびえるオフィスビルで働く彼女は一階のカフェでカナタとお昼ご飯を食べていた。
サンドイッチ専門店が開いているだけあってランチの種類は豊富である。
「電話したんですけど。5回とも無反応なので……どっかに旅に行ったのかなーって」
ゆでたエビとアボガドをふんだんに挟んで香味ソースをたっぷりと塗ったサンドイッチに舌鼓を打ちながら、カナタはお姉さんに事情を話す。
とはいってもソードの事を正直素直に話すわけにはいかなくて、掻い摘んで厄介な刀を扱わざるを得なくなった。とだけ説明。
「旅なら良いけど、ぶっ倒れてたりしないかしら?」
「それもありそうなんですよね~。師匠、刀を打ち始めるとご飯とか食べないですから……」
「そうね……誰に似たのやら」
「とりあえず、僕の電話番号取っておいてくれてると思ってないので……連絡が付いたら僕に電話するように言ってもらえます? 念のため僕の電話番号とSNSのアカウントです」
一枚の紙にカナタは直接連絡が可能な連絡先を数個書いて彼女に渡す。
「わかったわ、どうせ夏には名古屋の実家に戻るし……その時でよければついでにあの子の工房にも寄ってあげる」
それを受け取って彼女はバックの中から手帳を取り出し、表紙のポケットに挟み込んだ。
「ありがとうございます。じゃあ、私はこれで……」
「ええ、会えてうれしかったわカナタちゃん。そういえばこれからどこへ行くの?」
「函館です。蟹を食べてから青森に渡ろうかと」
幸い旅費については師匠のカードのおかげでまったく困ることは無い、そもそもこの課題と言うか修行の旅は師匠の思い付きが発端だ。
浮世離れした師匠にとって大金はただの数字でしかない。
「全国各地の刃物を見て回るって大変ね……まあ、お金はあの子の口座にめちゃくちゃあるだろうし気楽にいってらっしゃい。可愛いんだから変なのに捕まらないようにね?」
「えへへ、可愛いです? 僕」
――かわいい!? ごはっ!! ぶふぉ!
「それにしても、あの子に弟子ができたと聞いた時はどうなる事かと思ったけど……案外相性が良かったみたいで安心したわ」
「僕も最初拉致された時は何が起こるのかと思いましたよ」
――しかし、良い匂いがするな! 吾輩も堪能したい! カナタ! 小さくなるからどうにかならんか?
「……どうしたの? すごい顔して」
店内に鳴り響く濁声、その発生源はカナタの背負っていたリュックの隣に立てかけている図面運搬用の黒い筒からだった。
当然店内に鍛冶師なんてカナタ一人しかおらず、無視すれば問題ないのであるが……。
――はっ!? 吾輩もしかして直刀故、ワンチャンステーキナイフとかでまかり通るのではないか!! カナタカナタ!! 立ち食いのステーキ屋に行きたいぞ!! おーい!! 返事位してくれ!!
「いいえ、なんでもないです」
ニッコリ笑顔を返すカナタの背中は汗でびっしょりになりそうであった。
「そう? なんかこう……黙れこの野郎、って感じの顔だったけど」
「まさかぁ!(師匠の家系、すげぇ勘が良いんですけど!?)」
思いのほか大きな声が出てしまって、周りの席の客がカナタを見るが……本人はそれどころではない。
――カナタ!! 頼むから早く出してくれ、息が詰まる!
カナタは何にも事情を理解してないソードの声に泣きたくなりそうな表情を浮かべる。
「変な子ね、まあ……あの子の弟子なら少し変わっててもおかしくないか」
「ひ、酷いじゃないですかぁ」
「ふふ、冗談よ冗談。おっと、今日は昼過ぎから会議があるの……ここのお会計は私が払っておくからゆっくり食べて行ってね。カナタちゃん」
手早く手荷物を纏めて伝票を手に取り、颯爽と仕事に戻る彼女にカナタはお礼を言って見送った。
その間もなごやかなカフェのBGMをかき消すような声はさらに大きさを増している。
手早く残りのバケットサンドを胃の中に収めて席から立ち上がった。
「さて、行くかな」
この二日で自分にしか聞こえない状況にも慣れてきてしまったカナタが、少し乱暴に図面運搬用の筒を肩に背負う。
そんなカナタを道で通り過ぎる男の子が「ロケットランチャーだ! かっけぇ!!」などと指差して来たときなど、ソードが何故か得意気なのも腹が立つ。
何せお昼寝や深夜以外はずーーーーーーーーっとしゃべりっぱなしなのだこの陽キャな妖刀は。
「……(一回、人気のない所で踏んづけよう。そう決めた)」
とにもかくにもこれで師への連絡はできる限りの手を打った。
後は……
「函館から津軽かぁ……先ずは『津軽打刃物(つがるうちはもの)』ね」
元々、ソードと会わなくても向かうつもりだった最初の目的地にようやくカナタは向かう事ができる。
電源の入っていないワイヤレスイヤホンを耳につけ、お店を出る。
まあ、その前に奇妙な相棒を静かにさせる方法を一刻も早く見つけなければいけない。
そうじゃないと気が散って仕方がないのだ。
「津軽か、リンゴがうまいと聞く……楽しみだな」
「頼むから、外では静かにしてよ……僕の耳が持たない……」
「む……そういえば目新しくて随分と喋ってしまってたな……すまぬ」
「お店の中で人と会う時ぐらいでは静かにしてよね。僕だけしか聞こえてないんだから」
一度、札幌駅の中でソードに頼んで最大声量で大騒ぎしてみてもらった。
案の定だがカナタ一人にしか聞こえないので、一人だけ鼓膜をどうにかしてしまいそうになる始末。
「あい、わかった……まあ時期に慣れるだろう。あまりにも刺激的での吾輩もはしゃぎすぎた。しばらく黙ろう」
「はいはい、その言葉何度目かな。行くよ、ソード」
「うむ、行こうぞ」
丁度店内のBGMも切り替わるタイミングで、軽快でアップテンポな曲に変調されたアニメの主題歌が流れ始める。
「まあ、函館から青森まではフェリーだから静かになるだろうね」
「なんでじゃ?」
どうやらソードは気づいていない事にカナタは気づく。
とてもとても悪い笑顔で歌う様に告げた。
「フェリーはね? 海を渡るんだよ? ソード君」
「そりゃあたりま……え。え? あ、あああああああああ!!」
「そう、しっかりきっかり密閉しないといくら妖刀とは言え……んふふ」
「ひ、飛行機!! 飛行機と言う手があるじゃろ!?」
「ざんねん、金属探知機でソードはもちこめませーん。今の世の中規制の嵐で見つかると没収アンドスクラップ一直線!!」
「何と妖刀に厳しい世の中だ!? 基本的人権は守られるべきだろう!?」
「そもそも無機物でしょ、ソード……」
やいのやいのと……はたから見ると金髪メガネでおさげ髪の美少女が、山のような荷物を背負いながら上機嫌に誰かと電話で話してるような光景は嫌が応にも目立つ。
そのことに本人が気づくまで、注目を集めながら札幌の名所である時計台の前を進んでいくのだった。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる