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ちょっと半日前にさかのぼりまして
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「三人、葬れ」
普段は見せない狩猟者としての顔を解禁してキズナは命令する。
なんだかんだ言って一か月、姉であるエキドナから「人を育てる経験は何よりも自分自身の経験になるよ」と珍しくまともな学びを得たキズナは全力だった。
結果……。
「イエスマム! 具体的な標的名をいただけますでしょうか!」
びしっと踵をそろえ、両腕は後ろに組んで左手首を右手で握る。
肩に力は入れず眼差しは相手を見ずに己の正中線上に置く。完璧な「休め」の姿勢でクワイエットが質問した。
「貴様は馬鹿か? 決まっているだろう」
底冷えのするキズナの言葉にクワイエットが震える。
まさかとは思ったが、どうやら状況を見るに間違いはなさそうだった……
「申し訳ありません!! 統括ギルドであります!!」
「そうだ、確実に、徹底的に、貴様と言う悪夢を植え付けろ……それが卒業試験だ。その名の通り、お前の名が出せないように黙らせろ」
「イエス……マム」
ごくり、とつばを飲むクワイエットの表情がゆがむ。
上官への拒否、すなわち『死』であることを彼は学んだ。過去、隠密部隊で先輩に対して不遜な態度を取った時もあった。もちろん怒られたのだが……キズナにそれは通用しない、ただただ「そうか、残念だ」と軽い口調で言い放った後、自分の意識が刈り取られるのみだ。
つまり、拒否は許されない。
「俺がお膳立てして、出来ないということはあり得るか?」
ひょい、と腰のナイフをジャグリングして遊び始めるキズナがそんなことをつぶやく。
その動きを目線だけで追い、緊張を増しながらクワイエットは応える。
「ありえません! マム!」
「よろしい、この一か月。下らん常識に囚われた貴様を日の目を見れるように叩きなおした成果を見せろ。俺からの最後の餞別だ。ありがたく使えよ?」
「感謝します!! マム!!」
つかつかとテーブルに歩み寄って、その上に掛けられた白い布をキズナは無造作にまくり上げる。
「……うっ」
その下に置かれていたものを見てクワイエットは息をのむ。
本物と見まごうかの人体の模型、しかしそれはいびつに分解され中には本物も混じっているのではと思わんばかりの品質。キズナが別途用意した特注の品々だ……。
「匂いもそれっぽくしてある、材質は基本的に蠟で作られていて……見た事あるか? 蝋人形とか」
「蝋で人形? 見た事は無いですが……本物そっくりですね」
「ああ、かなりの手間がかかっている。これなら問題ないだろう」
「ところで……なぜ、卒業試験がドッキリなんですか?」
実は一週間前にクワイエットはキズナに一冊の手作りの本……情報をまとめた資料を貰った。
そこには最近ようやくクワイエットにも読めるキズナの汚い字で『頭に叩き込め』の一文が添えられていた。訳も分からず読んでいくと意外と面白くてすんなり読み込んだのだが……理由はこれだったのである。そりゃあクワイエットが疑問に思うのも当然だった。
「ん? なんでって……そりゃあお前。なんでだっけ?」
「ノープランだったんですね……」
がっくりと肩を落としてクワイエットが脱力する。
「意外とお前の物覚えが良かったから試験とか要らねぇかなって……でも、なんか締まらねぇし。じゃあ逆ドッキリでも仕掛けるかって思いついた?」
「そこは終わった後に聞かせてもらえると後で試験だったから、で言い訳できるのに」
多分、と言うか確実にキズナの独断でこの試験と言う名の悪ふざけが行われていることに確信を持ったクワイエット。
「大丈夫だって、俺が取りなしてやるから思う存分うっぷんを晴らせよ。俺はちゃんと部下のフォローができるんだぜ?」
一緒になって弥生の前で正座してる未来しか見えない……とはさすがに口に出せず。クワイエットは『はい……』と、しか答えられなかった。
「あ、そうそう。たまに俺が襲うから武器は忘れんなよ? 生身だと死ぬからな? 実弾だから」
「イエスッ!! マァム!!」
全力かつ最速での合格条件達成が必要になったクワイエット君である。
やけくそ気味に声を張り上げるのをキズナがうんうん、素直になったな的な笑顔で見つめているがそれを突っ込む人物は誰も居なかった。
「お勧めは糸子のねーちゃんと夜音な、あいつら自分が脅かす側長いからって油断しまくってるからちょろい。後、間違っても文香や子供を巻き込まない事。その場合」
「そんなことはしませんが、その場合?」
「ウザインデス家で一月執事見習い」
「嫌です」
「おい、素に戻んじゃねぇよ。そんなに嫌なのか!?」
真顔で断固たる意志を示したクワイエットにキズナが呆れる。
そりゃあ嫌だろう、下手をしたら今後の生活に支障が出る可能性があるもん。
「自分、子供に泣かれながら石をぶつけられるのは折れるので……主に心が」
「あ、そう……じゃあ気を付けて任務に当たれ」
「御意」
「口調が変わるほど動揺するなよ!? 俺がひどい奴みたいじゃねぇか!」
「自覚を持つことは大事だと小官は思います」
「悪かった!! 俺が悪かったから元に戻れ? な?」
珍しくキズナが折れる形で何かやらかした場合の懲罰が変更になる。
それだけ荒みまくったクワイエットの表情が鬼気迫ったものだったという事だけ記しておく。
「じゃ、じゃあ頑張れよ。俺はひとまず弥生と一緒にお化けやってくるから」
「はい、頑張ります」
苦笑いを浮かべて退室するキズナを見送った後、クワイエットは支援物資と言う名の小道具を改めて確認する。たった三人とは言うもののキズナのオーダーは中々難易度が高い。
「……少々骨が折れるな。絶妙に難しい、普段とは違う格好だろうし。脅かす側だからみんな注意が外に向いてるもんな……夜音と糸子さんの話はブラフだろうし。いっそ、本丸を狙うか?」
クワイエットが言う本丸。それは弥生とオルトリンデ、そして……キズナ自身である。
「よし、当たって砕けろだ。そうと決まれば……」
クワイエットは迷わない。戦場では迷ったものから死ぬのだから。
普段は見せない狩猟者としての顔を解禁してキズナは命令する。
なんだかんだ言って一か月、姉であるエキドナから「人を育てる経験は何よりも自分自身の経験になるよ」と珍しくまともな学びを得たキズナは全力だった。
結果……。
「イエスマム! 具体的な標的名をいただけますでしょうか!」
びしっと踵をそろえ、両腕は後ろに組んで左手首を右手で握る。
肩に力は入れず眼差しは相手を見ずに己の正中線上に置く。完璧な「休め」の姿勢でクワイエットが質問した。
「貴様は馬鹿か? 決まっているだろう」
底冷えのするキズナの言葉にクワイエットが震える。
まさかとは思ったが、どうやら状況を見るに間違いはなさそうだった……
「申し訳ありません!! 統括ギルドであります!!」
「そうだ、確実に、徹底的に、貴様と言う悪夢を植え付けろ……それが卒業試験だ。その名の通り、お前の名が出せないように黙らせろ」
「イエス……マム」
ごくり、とつばを飲むクワイエットの表情がゆがむ。
上官への拒否、すなわち『死』であることを彼は学んだ。過去、隠密部隊で先輩に対して不遜な態度を取った時もあった。もちろん怒られたのだが……キズナにそれは通用しない、ただただ「そうか、残念だ」と軽い口調で言い放った後、自分の意識が刈り取られるのみだ。
つまり、拒否は許されない。
「俺がお膳立てして、出来ないということはあり得るか?」
ひょい、と腰のナイフをジャグリングして遊び始めるキズナがそんなことをつぶやく。
その動きを目線だけで追い、緊張を増しながらクワイエットは応える。
「ありえません! マム!」
「よろしい、この一か月。下らん常識に囚われた貴様を日の目を見れるように叩きなおした成果を見せろ。俺からの最後の餞別だ。ありがたく使えよ?」
「感謝します!! マム!!」
つかつかとテーブルに歩み寄って、その上に掛けられた白い布をキズナは無造作にまくり上げる。
「……うっ」
その下に置かれていたものを見てクワイエットは息をのむ。
本物と見まごうかの人体の模型、しかしそれはいびつに分解され中には本物も混じっているのではと思わんばかりの品質。キズナが別途用意した特注の品々だ……。
「匂いもそれっぽくしてある、材質は基本的に蠟で作られていて……見た事あるか? 蝋人形とか」
「蝋で人形? 見た事は無いですが……本物そっくりですね」
「ああ、かなりの手間がかかっている。これなら問題ないだろう」
「ところで……なぜ、卒業試験がドッキリなんですか?」
実は一週間前にクワイエットはキズナに一冊の手作りの本……情報をまとめた資料を貰った。
そこには最近ようやくクワイエットにも読めるキズナの汚い字で『頭に叩き込め』の一文が添えられていた。訳も分からず読んでいくと意外と面白くてすんなり読み込んだのだが……理由はこれだったのである。そりゃあクワイエットが疑問に思うのも当然だった。
「ん? なんでって……そりゃあお前。なんでだっけ?」
「ノープランだったんですね……」
がっくりと肩を落としてクワイエットが脱力する。
「意外とお前の物覚えが良かったから試験とか要らねぇかなって……でも、なんか締まらねぇし。じゃあ逆ドッキリでも仕掛けるかって思いついた?」
「そこは終わった後に聞かせてもらえると後で試験だったから、で言い訳できるのに」
多分、と言うか確実にキズナの独断でこの試験と言う名の悪ふざけが行われていることに確信を持ったクワイエット。
「大丈夫だって、俺が取りなしてやるから思う存分うっぷんを晴らせよ。俺はちゃんと部下のフォローができるんだぜ?」
一緒になって弥生の前で正座してる未来しか見えない……とはさすがに口に出せず。クワイエットは『はい……』と、しか答えられなかった。
「あ、そうそう。たまに俺が襲うから武器は忘れんなよ? 生身だと死ぬからな? 実弾だから」
「イエスッ!! マァム!!」
全力かつ最速での合格条件達成が必要になったクワイエット君である。
やけくそ気味に声を張り上げるのをキズナがうんうん、素直になったな的な笑顔で見つめているがそれを突っ込む人物は誰も居なかった。
「お勧めは糸子のねーちゃんと夜音な、あいつら自分が脅かす側長いからって油断しまくってるからちょろい。後、間違っても文香や子供を巻き込まない事。その場合」
「そんなことはしませんが、その場合?」
「ウザインデス家で一月執事見習い」
「嫌です」
「おい、素に戻んじゃねぇよ。そんなに嫌なのか!?」
真顔で断固たる意志を示したクワイエットにキズナが呆れる。
そりゃあ嫌だろう、下手をしたら今後の生活に支障が出る可能性があるもん。
「自分、子供に泣かれながら石をぶつけられるのは折れるので……主に心が」
「あ、そう……じゃあ気を付けて任務に当たれ」
「御意」
「口調が変わるほど動揺するなよ!? 俺がひどい奴みたいじゃねぇか!」
「自覚を持つことは大事だと小官は思います」
「悪かった!! 俺が悪かったから元に戻れ? な?」
珍しくキズナが折れる形で何かやらかした場合の懲罰が変更になる。
それだけ荒みまくったクワイエットの表情が鬼気迫ったものだったという事だけ記しておく。
「じゃ、じゃあ頑張れよ。俺はひとまず弥生と一緒にお化けやってくるから」
「はい、頑張ります」
苦笑いを浮かべて退室するキズナを見送った後、クワイエットは支援物資と言う名の小道具を改めて確認する。たった三人とは言うもののキズナのオーダーは中々難易度が高い。
「……少々骨が折れるな。絶妙に難しい、普段とは違う格好だろうし。脅かす側だからみんな注意が外に向いてるもんな……夜音と糸子さんの話はブラフだろうし。いっそ、本丸を狙うか?」
クワイエットが言う本丸。それは弥生とオルトリンデ、そして……キズナ自身である。
「よし、当たって砕けろだ。そうと決まれば……」
クワイエットは迷わない。戦場では迷ったものから死ぬのだから。
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