とある母娘の話

ぽむ

文字の大きさ
上 下
4 / 9

とある母娘の話③

しおりを挟む
普通の女の子であれば、その寝顔で自慰行為こそすれそれ以上のことにはならなかったし、なりようもなかったのですが……彼女がふたなりとして生まれてきたばかりに……。
いえ、私が彼女をふたなりとして産んでしまったばかりに、私の行為はさらに深みにはまってゆくこととなったのです。

きっかけは、真礼が産まれてから三年がたったある日……もはや日常の一部と化した、娘の寝顔を見ながらの自慰行為を終えた後でした。

(いつも通り気持ちよかったけれど……何か物足りない…… )

その日私はふと、そんなあまりにも罪深いことを考えてしまったのです。
そして、そうなってしまった以上私に欲望を止められるはずはありませんでした。

(少しくらいなら…… )

思ったころには、私は既に眠る娘のパジャマのズボンと下着を脱がせて彼女の小指の先のような小さく可愛らしいふたなり男性器を自らの口に含んでいたのです。

「おかあさん……なぁに?
 くすぐったいよぉ…… 」

そして三分余りそれを口の中で弄んでいると娘が目覚め、少し寝ぼけた様子で聞いてきましたが……

「これは……マッサージみたいなものよ。
 ここに疲れがたまってしまうといけないから、こうしてほぐしているの…… 」

ここで謝ってやめていればよかったのに、私はとっさにそんな嘘をついてその行為を続けてしまったのです。
当然、それを疑うすべを知らない娘はすぐにそれを信じ込み、そんな娘の純粋さがまた私の罪悪感を掻き立てたのですが……その罪悪感がさらに私の欲情を燃え上がらせたのもまた事実でした。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

バレー部入部物語〜それぞれの断髪

S.H.L
青春
バレーボール強豪校に入学した女の子たちの断髪物語

処理中です...