とある母娘の話

ぽむ

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とある母娘の話①

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はじめまして皆様。
私の名前は伊藤優香いとうゆうか、33歳のごく普通の主婦です。
高校卒業後すぐに嫁いで長女の真礼まれいを産み、五年前には次女の真優まゆが産まれて家族四人でそれなりに幸せに暮らしている私ですが、実は私には夫にも話していない秘密があるのです。
本日は、そのことについてここにいらっしゃる皆様にお伝えします。

さて、話は二十五年前……私が8歳の時にまで遡ります。
ある夜、私は寝る前の歯磨きをするために鏡の前にいました。
そのころ、ちょうど上の歯が一本抜けかけてぐらぐらとしていたことを記憶していますが、おそらくそれが気になっていたのでしょう。
その日は鏡でいつもより長く、じっくりと自分の顔を見ていたことを覚えています。
そして、一通りぐらついた歯を見てそれを指で弄んだころに私は気付いたのです。
なぜか、自分の下半身に籠る異常な熱に……。

その日、私は初めて……所謂自慰行為というものを行いました。
つまり早い話、私は自分の顔でお股を濡らしてしまうほどのナルシストなのです。
ただ、そんな事実や8歳にして初めての自慰行為を行ったことなどはさしたることではありません。
その後もたびたび私は自分の顔で……胸で……肢体で……そして女性器で興奮して自慰行為を行いましたが、そんなことは本当の『秘密』から比べればあまりにも些細な事なのです。
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