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失ったものと得たもの
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馬車の中は揺れが激しい。
いつもより。
きっと、急いでるんだろうなぁ。
私は呑気なことを考えながら再び眠りにつこうとするが、
「!?」
頭の中に突然浮かび上がってきた。
メアリの顔が。
「母様!」
私は飛び起き、あたりの状況を確かめる。
私の予想通り馬車の中で、ものすごく揺れている。
いつもだったら、吐きそうになってしまうのかもしれないが……。
ただ、私は寝てしまっていたのと同時に、母様のことで頭がいっぱいでそれどころではなかった。
「起きたか?」
優しい声音、聞き覚えのある声、ヴェールさんだ。
いつもよりちゃんとした、防具をつけ、傍には片手剣ではなく、レイピアが置いてあった。
その膝下には獣人の少年の姿も。
「あの、母様は?」
「母様?」
「あ、いや……あのメアリという女性は?」
そこで口籠るヴェール。
その表情を見ている間にだんだん記憶は元通りになってくる。
気づけば泣いていた。
大した思い出もない家族。
それでも、大事な人にかわりない。
本能でそう感じているのだろうか?
「涙、拭きな」
「あの、ユーリとか他のみんな、は?」
「大丈夫だ。ユーリちゃんは違う馬車に乗ってるぞ」
そう言ってヴェールさんはハンカチをくれた。
それをありがたく受け取る。
「思い出したんです、私」
あそこで、何が起こったのかを鮮明に話す。
ヴェールさんが真剣に聞いてくれたおかげで、私も一時的に涙を止めることができた。
「なるほどな~。つまりは家族だったと」
「はい、私の記憶の中にメアリさんの顔が残ってますもの」
「私もメアリという女性のことは知っていたさ」
「え?」
ヴェールさんの話によると、メアリさんは有名な聖騎士だったらしい。
英雄譚が絵本として売り出されたりするほどの。
「私もその嘘かほんとかわからない、スゲー話に感動したんだ。だから、聖騎士になることはできなくても、冒険者になって強くなりたいと思った。だから、あの辺境伯家長女という肩書を捨てたんだ。他にも理由はあるけどね」
「そうだったんですか」
馬車の中で会話は続く。
「メアリさんは凄い人なんだな。実際にこの目で見たからわかる」
私は気絶してしまっていたので、その後の話はよくわからない。
ヴェールさんの説明を続いた。
「爆発があったよな。あまり広範囲じゃなかったのは、メアリさんが抑えてくれていたからなんだ」
「どういうことですか?」
「あの黒いもやを倒すためだけに、嬢ちゃんと、この少年を巻き添えにするわけにはいかないと考えたのか……。彼女は自ら生き残る道を捨ててまで爆発範囲を狭めたんだ」
メアリさんならば、ちょっとぐらいの衝撃じゃ死なない。
英雄と言われるくらいだからね。
だけど、そうしてしまうと、広範囲に爆発がいってしまう。
そうなったら私たちが巻き添えをくらいかねない。
だったらどうするべきか?
答えは簡単、威力を高めて範囲を狭める。
そうするとどうなるのか……。
彼女が生き残る確率はほぼゼロになる。
ただの黒いもや。
私はよりかは断然に強そうだったが、それでもあそこまで高い威力は必要ない。
そこからも、彼女は私たちのために犠牲になってくれたことがわかった。
「泣いちゃダメ、師匠」
そういって、いつの間にか隣にいたレイナさんが頭を撫でてくれる。
きっと最初からいたんだろう。
ただ、私がそれどころじゃなかっただけの話。
「ありがと……」
「それにしても、師匠の泣き顔初めて見た」
冗談っぽくレイナさんが顔を覗き込む。
「こら!レイナ!」
ヴェールさんは注意をして、レイナさんの髪の毛を引っ張る。
「うがー」
「痛みの表現おかしくない!?」
頭を押さえ、そう唸るレイナさん。
その様子になんだか気が和らいだ。
「ふふ……」
悩むのがバカらしくなる……。
そんなわけない。
一生悩み続けるだろうな、私だったら。
でも、それは今すぐに答えを出せと言われているような気がしなくなった。
この瞬間で。
(そうよ!私には魔法があるんだ!いつか蘇らせるような魔法を作ってみよう!)
そんなのできるわけない。
だけど、そう思っておかないと、心がどうにかなりそうなので、私はそう信じることにした。
「本当にありがとう!」
「む?感謝を言われるようなことはまだ何も……」
「師匠、元気になったー」
己の中で何かを悩むヴェールさんと、真顔で顔を近づけてくるレイナさん。
微笑を漏らす。
(だけど……アレは私のせいよね。私が逃げないから)
はじめに私を狙ってきた黒いもや。
きっと何か理由があるんだろう。
完全に目の前にいたわけでもないし、あの中で一番弱かったってこともない。
つまり、黒いもやは私を狙った?
フォーマの時みたいに、私を?
ってことは、やっぱりあの男……。
そこまで、考えが辿り着いたあたりで、
「う~ん……」
ヴェールさんの膝下にいた獣人君が唸る声が聞こえた。
「……ん。ここは……?」
目だけを開けた獣人君の顔を覗き込む。
「うわ!?」
「いた!」
いきなり飛び起きてきた獣人君。
勘弁してください……。
頭痛が……。
頭痛がー!
「って、あれ?ベアトリス、さん?」
「おはよ」
「あ、はい……って、ここどこですか!?」
「馬車の中、どこに移動してるのかは知らないけどね」
そういってヴェールさんが代わりに答える。
「普通に王国へ向かってるよ」
「わ!誰!?」
「む?私か?名をヴェールと言う!よろしく頼むぞ」
「は、はぁ……」
獣人君も落ち着いて自己紹介へと移るのかな?と思っていのだが、
「すみません……名前がなくて……」
「は?でも、メアリさんと一緒にいたじゃん!その時はなんて?」
「メアリ……。あ、えっと……いい名前が思いつかないって。まだつけてもらってないんですよ」
そんなことあったとき言ってたっけ?
まあいいや。
なるほど、うちの家族らしいや。
うちの家族は全員、名前をつけるのが下手くそだからなぁ。
ユーリの名前をつける時も結局私たちだけじゃ思いつかなかった。
そこら辺、結構似てるなー。
……。
………。
ダメだ。
これは、考えちゃダメ。
「まあいいや。今度名前を一緒に考えようね」
「はい!」
元気に返事をして、尻尾を揺らす。
可愛い!
狼系の獣人かな?
獣寄りの見た目で、ターニャとは少し違う。
ターニャは猫獣人で、人間寄りの見た目、耳と尻尾がついた人間って感じだけど、この子は全身もふもふしてる。
触ったらさぞ気持ちいいだろうな。
そんなことを考えていると、
「あのお母さんは?」
「お母さんって、メアリさんのことだよね?」
やっぱり家族として過ごしてたんだ。
ここもうちら家族と似てるな……。
「その……途中から、記憶がないんです」
「え?それって……」
「頭の中では、起きていたんですけど、どうにもその内容を忘れてしまっていて……」
あれか?
棒立ちで何も理解できていないような表情してたときの話か?
それは……。
好都合だな。
「あのお母さんは——」
「大丈夫よ」
「本当ですか!?」
ヴェールさんと、レイナさんが驚いてみてくる。
(でも、これでいいの)
「無事なんだけどね?爆発に巻き込まれちゃったのよ。だから、今どこまで吹っ飛ばされちゃったかわからないのよね」
「そういうことでしたか……」
意外にもすんなり納得してくれた。
「なんでそう簡単に信じられるのかしらね……」
「だって、ベアトリスさんですもん!」
元気よくそう告げる。
尻尾はビュンビュン音を立てている。
あはは……。
これが、母様の新しい子供。
やるじゃん、母様。
今日から家族がまた一人増えることになる。
はちゃめちゃな生活になりそうだな……。
そう苦笑いをしながら、私はもう一度眠りにつくのだった。
いつもより。
きっと、急いでるんだろうなぁ。
私は呑気なことを考えながら再び眠りにつこうとするが、
「!?」
頭の中に突然浮かび上がってきた。
メアリの顔が。
「母様!」
私は飛び起き、あたりの状況を確かめる。
私の予想通り馬車の中で、ものすごく揺れている。
いつもだったら、吐きそうになってしまうのかもしれないが……。
ただ、私は寝てしまっていたのと同時に、母様のことで頭がいっぱいでそれどころではなかった。
「起きたか?」
優しい声音、聞き覚えのある声、ヴェールさんだ。
いつもよりちゃんとした、防具をつけ、傍には片手剣ではなく、レイピアが置いてあった。
その膝下には獣人の少年の姿も。
「あの、母様は?」
「母様?」
「あ、いや……あのメアリという女性は?」
そこで口籠るヴェール。
その表情を見ている間にだんだん記憶は元通りになってくる。
気づけば泣いていた。
大した思い出もない家族。
それでも、大事な人にかわりない。
本能でそう感じているのだろうか?
「涙、拭きな」
「あの、ユーリとか他のみんな、は?」
「大丈夫だ。ユーリちゃんは違う馬車に乗ってるぞ」
そう言ってヴェールさんはハンカチをくれた。
それをありがたく受け取る。
「思い出したんです、私」
あそこで、何が起こったのかを鮮明に話す。
ヴェールさんが真剣に聞いてくれたおかげで、私も一時的に涙を止めることができた。
「なるほどな~。つまりは家族だったと」
「はい、私の記憶の中にメアリさんの顔が残ってますもの」
「私もメアリという女性のことは知っていたさ」
「え?」
ヴェールさんの話によると、メアリさんは有名な聖騎士だったらしい。
英雄譚が絵本として売り出されたりするほどの。
「私もその嘘かほんとかわからない、スゲー話に感動したんだ。だから、聖騎士になることはできなくても、冒険者になって強くなりたいと思った。だから、あの辺境伯家長女という肩書を捨てたんだ。他にも理由はあるけどね」
「そうだったんですか」
馬車の中で会話は続く。
「メアリさんは凄い人なんだな。実際にこの目で見たからわかる」
私は気絶してしまっていたので、その後の話はよくわからない。
ヴェールさんの説明を続いた。
「爆発があったよな。あまり広範囲じゃなかったのは、メアリさんが抑えてくれていたからなんだ」
「どういうことですか?」
「あの黒いもやを倒すためだけに、嬢ちゃんと、この少年を巻き添えにするわけにはいかないと考えたのか……。彼女は自ら生き残る道を捨ててまで爆発範囲を狭めたんだ」
メアリさんならば、ちょっとぐらいの衝撃じゃ死なない。
英雄と言われるくらいだからね。
だけど、そうしてしまうと、広範囲に爆発がいってしまう。
そうなったら私たちが巻き添えをくらいかねない。
だったらどうするべきか?
答えは簡単、威力を高めて範囲を狭める。
そうするとどうなるのか……。
彼女が生き残る確率はほぼゼロになる。
ただの黒いもや。
私はよりかは断然に強そうだったが、それでもあそこまで高い威力は必要ない。
そこからも、彼女は私たちのために犠牲になってくれたことがわかった。
「泣いちゃダメ、師匠」
そういって、いつの間にか隣にいたレイナさんが頭を撫でてくれる。
きっと最初からいたんだろう。
ただ、私がそれどころじゃなかっただけの話。
「ありがと……」
「それにしても、師匠の泣き顔初めて見た」
冗談っぽくレイナさんが顔を覗き込む。
「こら!レイナ!」
ヴェールさんは注意をして、レイナさんの髪の毛を引っ張る。
「うがー」
「痛みの表現おかしくない!?」
頭を押さえ、そう唸るレイナさん。
その様子になんだか気が和らいだ。
「ふふ……」
悩むのがバカらしくなる……。
そんなわけない。
一生悩み続けるだろうな、私だったら。
でも、それは今すぐに答えを出せと言われているような気がしなくなった。
この瞬間で。
(そうよ!私には魔法があるんだ!いつか蘇らせるような魔法を作ってみよう!)
そんなのできるわけない。
だけど、そう思っておかないと、心がどうにかなりそうなので、私はそう信じることにした。
「本当にありがとう!」
「む?感謝を言われるようなことはまだ何も……」
「師匠、元気になったー」
己の中で何かを悩むヴェールさんと、真顔で顔を近づけてくるレイナさん。
微笑を漏らす。
(だけど……アレは私のせいよね。私が逃げないから)
はじめに私を狙ってきた黒いもや。
きっと何か理由があるんだろう。
完全に目の前にいたわけでもないし、あの中で一番弱かったってこともない。
つまり、黒いもやは私を狙った?
フォーマの時みたいに、私を?
ってことは、やっぱりあの男……。
そこまで、考えが辿り着いたあたりで、
「う~ん……」
ヴェールさんの膝下にいた獣人君が唸る声が聞こえた。
「……ん。ここは……?」
目だけを開けた獣人君の顔を覗き込む。
「うわ!?」
「いた!」
いきなり飛び起きてきた獣人君。
勘弁してください……。
頭痛が……。
頭痛がー!
「って、あれ?ベアトリス、さん?」
「おはよ」
「あ、はい……って、ここどこですか!?」
「馬車の中、どこに移動してるのかは知らないけどね」
そういってヴェールさんが代わりに答える。
「普通に王国へ向かってるよ」
「わ!誰!?」
「む?私か?名をヴェールと言う!よろしく頼むぞ」
「は、はぁ……」
獣人君も落ち着いて自己紹介へと移るのかな?と思っていのだが、
「すみません……名前がなくて……」
「は?でも、メアリさんと一緒にいたじゃん!その時はなんて?」
「メアリ……。あ、えっと……いい名前が思いつかないって。まだつけてもらってないんですよ」
そんなことあったとき言ってたっけ?
まあいいや。
なるほど、うちの家族らしいや。
うちの家族は全員、名前をつけるのが下手くそだからなぁ。
ユーリの名前をつける時も結局私たちだけじゃ思いつかなかった。
そこら辺、結構似てるなー。
……。
………。
ダメだ。
これは、考えちゃダメ。
「まあいいや。今度名前を一緒に考えようね」
「はい!」
元気に返事をして、尻尾を揺らす。
可愛い!
狼系の獣人かな?
獣寄りの見た目で、ターニャとは少し違う。
ターニャは猫獣人で、人間寄りの見た目、耳と尻尾がついた人間って感じだけど、この子は全身もふもふしてる。
触ったらさぞ気持ちいいだろうな。
そんなことを考えていると、
「あのお母さんは?」
「お母さんって、メアリさんのことだよね?」
やっぱり家族として過ごしてたんだ。
ここもうちら家族と似てるな……。
「その……途中から、記憶がないんです」
「え?それって……」
「頭の中では、起きていたんですけど、どうにもその内容を忘れてしまっていて……」
あれか?
棒立ちで何も理解できていないような表情してたときの話か?
それは……。
好都合だな。
「あのお母さんは——」
「大丈夫よ」
「本当ですか!?」
ヴェールさんと、レイナさんが驚いてみてくる。
(でも、これでいいの)
「無事なんだけどね?爆発に巻き込まれちゃったのよ。だから、今どこまで吹っ飛ばされちゃったかわからないのよね」
「そういうことでしたか……」
意外にもすんなり納得してくれた。
「なんでそう簡単に信じられるのかしらね……」
「だって、ベアトリスさんですもん!」
元気よくそう告げる。
尻尾はビュンビュン音を立てている。
あはは……。
これが、母様の新しい子供。
やるじゃん、母様。
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