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謁見する②
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八咫の雲?
なんだそれ?
そんな組織の名前なんて聞いたことないんだが?
「いえ、知りません」
「はい?し、知らない?」
何か慌てた様子の国王。
父様もなんか苦笑いをしている。
だって知らないものは知らないんだからしょうがないじゃん!
勝手に焦ってもらってもこっちが困るんですけど、と言いたい。
何がどうしてこんなに焦っているのか?
「え、えぇと、公爵領の端、森のそばにある組織なんだが………」
森のそば?
確かにそこに組織みたいなのあった気がする。
「はい、ありますね」
「おぉ!やはりか。でもベアトリスくんが潰していないのであれば一体誰が………」
なんでみんな私のことを君付けで呼ぶのだろうか。
私ってそんなに男に見えるの?
レイナも言っていたので余計悲しくなってくる。
だが、今はそんなことを気にしている場合ではなさそうだ。
「あ、すみません。そこ潰したの私です」
「は?でも、さっき潰してないってーー」
「あんな小さい組織に名前があるとは思ってませんでした」
「名前も知らない組織を潰したのか?」
「はい、そうなりますね」
そこから言葉が一旦途切れて国王が頭を抱えている。
相変わらず父様は苦笑いをしていて、メイドさんたちはさっきと同様に感心した様子で、騎士様は唖然と、殿下は口を開けた状態で固まってしまった。
「さ、さすがだな。“神童“と呼ばれるだけの事はある」
「すみません、不敬ながら質問をしてもよろしいでしょうか?」
「ん?いいぞ」
「“神童“ってなんですか?」
「「「は?」」」
え?
なんなのこの空気。
さっきから空気感が変わりすぎでしょ!
真面目な雰囲気だったのに和んでたし、今だってなぜかみんな黙っちゃうし!
それに、神童って誰のことだよ。
神童っていうからにはすごい才能なんだなぁ。
まあ、私ではないだろうけど………。(フラグ)
っていうか、そんな恥ずかしいあだ名で呼ばれたくもないしね。
「“神童“とはベアトリスくん。君のことなんだが?」
「え?」
私じゃないって思った矢先なんなの?
いじめなの?
そうなの?
って、なんで私が神童なんですか!?
「遅れながら陛下、私が神童とは一体どういうことでしょうか?」
「その様子じゃ本当に知らないようだな」
そりゃ知りませんよ!
そんなあだ名みたいなのがあるなんて!
私だったら恥ずかしくて外歩けませんよ!?
いや、知らなかったからこそ平然と歩けていたのか………。
「三歳にして魔法を習得し、数多の闇に潜む組織を潰してまわり、さらには我が息子と私の暗殺事件まで目の前で防いで見せたのだ。これのどこが神童ではないと?」
「いや、それはなんと言いますか………」
「?」
「いやぁ、成り行きで出来ちゃっただけで……」
「「「騙されるかぁ!」」」
再び声が揃う。
「成り行きで魔法を習得できるか!それに、どんな成り行きになれば、組織を潰すという選択になるのだ!?」
めずらしく父様が怒鳴る。
だけど、怒っているというか呆れを通り越した何かというべきか、そんな様子で怒られるものだから、全く怖くなかった。
「よせ、アグナム。いつもお前が言っているだろう。『ベアの言葉は信じるな』と」
ちょっと待って!?
それはひどくない!?
私の言葉を信じるなって、謁見の前に国王陛下は言われていたってことだよね!?
それ、私がわざわざ出向く意味なかったじゃん!
「まあ、なんだ。とにかく君は神童としての才覚があるわけだがーー」
「ちょっとお待ちください!」
「今度はなんだ?」
「その恥ずかしいあだ名はいりませんので」
「い、いらない?だと?じゃあ何か?私から新たに称号でもーー」
「結構です!ですので、神童とは呼ばないでください!」
「う、うむ。あいわかったが………」
これでいいのだ。
神童なんて呼ばれてたらたまったもんんじゃない!
恥ずかしいことこの上ないし、それに家出するのが妨害されかねないじゃないか!
というわけで返還致しまーす!
「あ、後ひとつ質問してもよろしいですか?」
「なんだ?まだあるのか?」
「ここに謁見しに来た意味はなんでしょう?」
「ん?聞いてないのか?ベアトリスくんの実力とやらを把握するために謁見の場を用意したのだ」
聞いてないんだが?
私は父様の方に目線をやる。
なんか目を逸らされたんだが?
絶対私に伝えようと思ってなかったよね!?
完全に騙されたわけだ。
「ふ~ん、なるほどそうでしたか」
「納得できたのならよしとしよう」
納得はしていないけど、今更だからまあいいだろう。
「と、それはいいとして………」
ん?まだなんかあんのか?
やめてよね、これ以上不穏な話は。
そんな私の願いが通じるわけもなくーー
「ベアトリスくんをステイノード学院に通わせたいという話だったな?」
「は?」
父様がうんうんとうなずいている。
やめろや!
目配せすんのやめろや!
あと、そういうのは私の相談をとれ!
どうしてこうなった?
いつから私はミスをしていたんだ?
考えてみよう。
私は普段通り筋トレをしているだけのため、最近決められたことではないだろう。
辺境伯領に行った時も、大した実力を見せていない。
というか個人的にはしっかりとごまかせたつもりなので、多分だがここでもないだろう。
じゃあこの“計画“はいつから始まっていたというのだ!?
「すみません、それはいつのお話でしょうか?」
「う~む、もともと生まれた時から入れるつもりだったらしいぞ?」
いや、生まれた時からか~い!
それじゃ、私はどうしようもないじゃないか!
「いやか?」
父様が悲しそうな目で見てくる。
やめて!
そんな目で見ないで!
私、“拒否“はしないから!
「いや、行きますよ?」
「そうか、ならよかった」
見るからに安心した様子の父様。
顔に出過ぎているのは貴族としてどうなのでは?
と、思わないこともないが、そこは父様なんだろうなぁ~。
そんなことを考えているうちに、謁見は進んでいく。
「まあ、そんなわけでうちの騎士と戦ってくれないか?」
「どうしてそうなったんですか!?」
いつの間にか話が進んでいて、騎士様と戦うことになりつつある。
それだけは勘弁してくれ!
今度はレイやヴェールさんみたいに負けました宣言ができないではないか!
レイやヴェールさんの時は、私の方が一応立場上地位が高かったからどうにか無理やりねじ込めたのだ。
だが、私は騎士様たちに命令したりする権限は持ち合わせていない。
つまり、私が負けだと言っても騎士様がそれを否定すれば、試合続行なのだ。
「学院に行くにあたって、多少の実力は必要なわけだが、ここでそれを伸ばしておくのもいいだろう。うちの持っている騎士団を貸す故、そいつらと訓練でもしてほしい」
はい、完全に自分で墓穴を掘りました!
すみませんでした~!
なんで、私ばっかりこんな目に合わなくちゃいけないんだろう。
私以上に不幸な人はいなくない?
いっそのこと猫になってのほほんと暮らしたい………。
「では、早速なんだが、横にいる騎士団を使っていいから、中庭にある訓練場に行くといい。今は、この者たちの騎士団員メンバーが使用しているが、君がきたら一部開けるように言ってあるから、安心して使うといいぞ!」
国王陛下、めちゃめちゃいい笑顔のとこ申し訳ないのですがーー
(この悪魔めぇ!)
そんなこんなで、本日の謁見は終了しましたとさ。
なんだそれ?
そんな組織の名前なんて聞いたことないんだが?
「いえ、知りません」
「はい?し、知らない?」
何か慌てた様子の国王。
父様もなんか苦笑いをしている。
だって知らないものは知らないんだからしょうがないじゃん!
勝手に焦ってもらってもこっちが困るんですけど、と言いたい。
何がどうしてこんなに焦っているのか?
「え、えぇと、公爵領の端、森のそばにある組織なんだが………」
森のそば?
確かにそこに組織みたいなのあった気がする。
「はい、ありますね」
「おぉ!やはりか。でもベアトリスくんが潰していないのであれば一体誰が………」
なんでみんな私のことを君付けで呼ぶのだろうか。
私ってそんなに男に見えるの?
レイナも言っていたので余計悲しくなってくる。
だが、今はそんなことを気にしている場合ではなさそうだ。
「あ、すみません。そこ潰したの私です」
「は?でも、さっき潰してないってーー」
「あんな小さい組織に名前があるとは思ってませんでした」
「名前も知らない組織を潰したのか?」
「はい、そうなりますね」
そこから言葉が一旦途切れて国王が頭を抱えている。
相変わらず父様は苦笑いをしていて、メイドさんたちはさっきと同様に感心した様子で、騎士様は唖然と、殿下は口を開けた状態で固まってしまった。
「さ、さすがだな。“神童“と呼ばれるだけの事はある」
「すみません、不敬ながら質問をしてもよろしいでしょうか?」
「ん?いいぞ」
「“神童“ってなんですか?」
「「「は?」」」
え?
なんなのこの空気。
さっきから空気感が変わりすぎでしょ!
真面目な雰囲気だったのに和んでたし、今だってなぜかみんな黙っちゃうし!
それに、神童って誰のことだよ。
神童っていうからにはすごい才能なんだなぁ。
まあ、私ではないだろうけど………。(フラグ)
っていうか、そんな恥ずかしいあだ名で呼ばれたくもないしね。
「“神童“とはベアトリスくん。君のことなんだが?」
「え?」
私じゃないって思った矢先なんなの?
いじめなの?
そうなの?
って、なんで私が神童なんですか!?
「遅れながら陛下、私が神童とは一体どういうことでしょうか?」
「その様子じゃ本当に知らないようだな」
そりゃ知りませんよ!
そんなあだ名みたいなのがあるなんて!
私だったら恥ずかしくて外歩けませんよ!?
いや、知らなかったからこそ平然と歩けていたのか………。
「三歳にして魔法を習得し、数多の闇に潜む組織を潰してまわり、さらには我が息子と私の暗殺事件まで目の前で防いで見せたのだ。これのどこが神童ではないと?」
「いや、それはなんと言いますか………」
「?」
「いやぁ、成り行きで出来ちゃっただけで……」
「「「騙されるかぁ!」」」
再び声が揃う。
「成り行きで魔法を習得できるか!それに、どんな成り行きになれば、組織を潰すという選択になるのだ!?」
めずらしく父様が怒鳴る。
だけど、怒っているというか呆れを通り越した何かというべきか、そんな様子で怒られるものだから、全く怖くなかった。
「よせ、アグナム。いつもお前が言っているだろう。『ベアの言葉は信じるな』と」
ちょっと待って!?
それはひどくない!?
私の言葉を信じるなって、謁見の前に国王陛下は言われていたってことだよね!?
それ、私がわざわざ出向く意味なかったじゃん!
「まあ、なんだ。とにかく君は神童としての才覚があるわけだがーー」
「ちょっとお待ちください!」
「今度はなんだ?」
「その恥ずかしいあだ名はいりませんので」
「い、いらない?だと?じゃあ何か?私から新たに称号でもーー」
「結構です!ですので、神童とは呼ばないでください!」
「う、うむ。あいわかったが………」
これでいいのだ。
神童なんて呼ばれてたらたまったもんんじゃない!
恥ずかしいことこの上ないし、それに家出するのが妨害されかねないじゃないか!
というわけで返還致しまーす!
「あ、後ひとつ質問してもよろしいですか?」
「なんだ?まだあるのか?」
「ここに謁見しに来た意味はなんでしょう?」
「ん?聞いてないのか?ベアトリスくんの実力とやらを把握するために謁見の場を用意したのだ」
聞いてないんだが?
私は父様の方に目線をやる。
なんか目を逸らされたんだが?
絶対私に伝えようと思ってなかったよね!?
完全に騙されたわけだ。
「ふ~ん、なるほどそうでしたか」
「納得できたのならよしとしよう」
納得はしていないけど、今更だからまあいいだろう。
「と、それはいいとして………」
ん?まだなんかあんのか?
やめてよね、これ以上不穏な話は。
そんな私の願いが通じるわけもなくーー
「ベアトリスくんをステイノード学院に通わせたいという話だったな?」
「は?」
父様がうんうんとうなずいている。
やめろや!
目配せすんのやめろや!
あと、そういうのは私の相談をとれ!
どうしてこうなった?
いつから私はミスをしていたんだ?
考えてみよう。
私は普段通り筋トレをしているだけのため、最近決められたことではないだろう。
辺境伯領に行った時も、大した実力を見せていない。
というか個人的にはしっかりとごまかせたつもりなので、多分だがここでもないだろう。
じゃあこの“計画“はいつから始まっていたというのだ!?
「すみません、それはいつのお話でしょうか?」
「う~む、もともと生まれた時から入れるつもりだったらしいぞ?」
いや、生まれた時からか~い!
それじゃ、私はどうしようもないじゃないか!
「いやか?」
父様が悲しそうな目で見てくる。
やめて!
そんな目で見ないで!
私、“拒否“はしないから!
「いや、行きますよ?」
「そうか、ならよかった」
見るからに安心した様子の父様。
顔に出過ぎているのは貴族としてどうなのでは?
と、思わないこともないが、そこは父様なんだろうなぁ~。
そんなことを考えているうちに、謁見は進んでいく。
「まあ、そんなわけでうちの騎士と戦ってくれないか?」
「どうしてそうなったんですか!?」
いつの間にか話が進んでいて、騎士様と戦うことになりつつある。
それだけは勘弁してくれ!
今度はレイやヴェールさんみたいに負けました宣言ができないではないか!
レイやヴェールさんの時は、私の方が一応立場上地位が高かったからどうにか無理やりねじ込めたのだ。
だが、私は騎士様たちに命令したりする権限は持ち合わせていない。
つまり、私が負けだと言っても騎士様がそれを否定すれば、試合続行なのだ。
「学院に行くにあたって、多少の実力は必要なわけだが、ここでそれを伸ばしておくのもいいだろう。うちの持っている騎士団を貸す故、そいつらと訓練でもしてほしい」
はい、完全に自分で墓穴を掘りました!
すみませんでした~!
なんで、私ばっかりこんな目に合わなくちゃいけないんだろう。
私以上に不幸な人はいなくない?
いっそのこと猫になってのほほんと暮らしたい………。
「では、早速なんだが、横にいる騎士団を使っていいから、中庭にある訓練場に行くといい。今は、この者たちの騎士団員メンバーが使用しているが、君がきたら一部開けるように言ってあるから、安心して使うといいぞ!」
国王陛下、めちゃめちゃいい笑顔のとこ申し訳ないのですがーー
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