僕の番が怖すぎる。

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二章 あいつの存在が災厄

時々、百歳より少し若いものに、呆れるような名前があるのはお前が原因だろうが!

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 ご覧頂きありがとうございます。
 掌編小話の『名を、命じる日』を焼き直した話です。
 もう少し詳しく色について話しています。
  ───────────


  さて、お互いに真の名を呼び合い、夫の愛を受け入れた百合だが、まだまだその地位に慣れず、勉強漬けの日々に疲れていた。

《妊娠中にそういったことは辛いわよねぇ…》 
《義務とかはわかるけれど、ないわね。》

 そんな時に気分転換に夫が鬼のさとから連れ出してくれることになり、それから色々と事件に巻き込まれることになった。



 まぁ、今から話すのはその話と、鬼の名前の話などかな?
 これからの話でこれが重要になってくるからね。

《そうそう気になっていたのよ》
《ある程度の法則性があるのは聞いたがまだまだわからんな。》

 じゃあ、毎年元旦New Year's Dayにする【名付けの儀】から紹介しようかな?


 ◇◇◇


 本殿にある、義母の部屋で僕は今教えを乞うている。
 一通りのお話が終わり、今はお茶を飲みつつ直近に迫った儀式のことについて話をしている。

「【名付けの儀】…ですか?」

 先日、初めてお会いした時にも言われたこの儀式はかなり大変なのだ。

「母親に魂をる力のないものや、産褥などで亡くなったものの代わり授けたりしますね。」

 (元旦からする、昨年産まれた子たちに【名】を授ける儀式と聞いている。)

「あの子、いえ、この件に関してはアホとしか言えませんね。
それであれが幼い頃に手伝わせていたのですが…あのアホはとてもその…美的な感覚や詩的な感覚などのものに欠けていましてね…」

「はぁ…そうなんですか?私の姉の【名】は美しかったですし、特に問題はないかと思うのですが。」

 今は神無月(十月)も半ばを過ぎて、あいつに嫁いでから初めて迎える正月も近い。
 以前に初めての【名】付けをあいつにはしたけれど、お腹にいるこの子…自分の子よりも先にそれをするのは気がすすまない。

 たとえ僕がその地位にあっても嫌なものは嫌だ。

 僕の旦那はあんなんだから、その妃の僕も特に何かを要求されることは少ないが、
 ともかく、これだけは違うらしい。
 しょうがないけれど気持ち的には落ち込んだ。
 あいつがそんな僕にとても甘くて、お菓子を貢いだり、閨で可愛がるのも頑張ってくれているから、良しとすることにした。

 もう一つ僕には嫌なことがある。

 本当ならそれなりにしないといけないという事を、
 茨木イバラキからも教えてもらっていることだ。
 彼女は姉と共に幼少期からあいつの妃になる教育も受けていたそうだ。
 なんだか未だにこういうところで、彼女に対する周りの信頼や、その地位からくるものなどに僕は嫉妬してしまう。
 既にあいつの番で妃で、角も【華】も貰っているけど、こればっかりは歳の差や産まれた地位などがあるので仕方がない。

 茨木は臣籍に下った、スメラギ様の末の弟君が父だし、今も義母の側に控えている、彼女によく似た女性の側近が母だ。

 彼女にはΩの血が一滴も入っておらず、そのがないので、妾妃などにしかなれないそうだ。
 姉はどうやらを眼を持っているみたいだが、なんだか鬼とはが違う気がする。

 (あのひとは【秘印ルーン】や【戦乙女ヴァルキュリヤ】とか不思議な力を持ち過ぎだしなぁ…)

 上位の鬼なら、αやΩの力を性別による偏りはあるが持っている。
 だが、最近の鬼族の下位のものは他種族と混じりすぎて、第二の性別を持たないもの…角を持たない、【角なしβ】なども出てきている。
 それでは生まれた子に名を授けれない。
 呪いに長けた鬼の子にはふさわしい魂の名が、真名まなが必要だ。

 もちろん上位でも似たようなことはあり、少ないが茨木の両親の様な、αの男とαの女の夫婦などもあるがとても稀だ。
 因みに、あいつが盛んに勧めてくるあの行為…
 Ωの男同士でのそういう関係や縁組というのは、かなり倒錯的で好まれない。
 一部の政略結婚のようなものでは存在するが…子も出来にくいからわざわざしない。
 鬼族は力至上主義なところがあり、Ωは愛でられ可愛がられるものという認識が根深くある。

 僕の嫌いな『弱く、儚く、美しい』Ωの三大美徳なんかが良い例だ。

 僕は姉の教育の為か、そういう偏った価値観はないが…


『お前が挿れてみろ』は本当にやめろよな!


 お前の力をビンビン感じて、怖くて、 無 理 な ん だ よ ! ! !

 あいつは時々、メスっぽくなる時があって困惑する。
 僕はΩだし、抱くより抱かれたい方だから本当に困るけれど、
 いつか応えてやらないといけないんだろうか?

 (うわぁ!それは友人ではないけれど……無理無理無理無理ッだよ!!!)

 今の僕は妊娠後期に入り、体調については悪阻は相変わらず酷いが、食べ続けていれば大丈夫だ。
 儀式の際にも食事を取るのは構わない。そう言われているけれど、僕の食事はΩや赤ちゃんにはかなり刺激が強い気もする。
 大丈夫なのかと心配になり相談したが、義母も途中でお腹が空くから同じだそうだ。

 そういえばあいつに授けたときもかなり消耗して、すぐにお腹が空いた。
 それにあのあとはかなり盛り上がってすっごく佳かった。
『運命』は滅茶苦茶に相性が良くて困る。

 (その後で茨木から控えるように注意されたけど…)

百合ユリ?どうしましたか?また悪阻が酷いのですか?
私もあの子を身ごもっていたとき喉が渇いて仕方がなく、旦那様を沢山飲んでいましたから、何でしたらあの子を呼びましょうか?」

 意識をちょっと彼方に向けていた僕は、心配そうな義母の声がけで戻ってきた。

「いえ、お義母様大丈夫です。どうぞお話を続けてください。」
「そうですか?気分が悪いなら早めに伝えなさいね?」

 僕を気遣った義母は再び儀式の進行などについて説明する。

「────そういう訳で、私たちは名付けとともに民たちにその姿を見せますので、それなりに見れる様にしなければなりません。
百合はとても美しい、可愛い子なので…これは密かに楽しみにしてます。」

 ニコニコと笑われ、そう仰いながらご自分と僕の衣装を決めていく。
 茨木の母などの従者たちが色々と衣を持ってきて、それを僕にあて合わせる。
 お義母様は僕と似た色合いの髪と目をお持ちだから、『私の若い頃の物もきっと似合います!』など仰られて色々持ってきてくださる。

 が、中にはどう見ても女物な仕立ての着物がある。

 (お義母様はそういった趣味でもお持ちなんだろうか?)

 少し…困惑してしまう。

 それにそれを『あの子はこれが好きでした。』なんて言いながら勧めてくださるから…それも困る。

 (あいつが好きなら…イヤイヤイヤイヤ!
 お義母様はニコニコとされているけど、どうしよう?)

 汗が止まらない。

「陛下、若様はお妃様のお衣装をご自分で用意されますから、程々になさいませ。」 

 微妙な顔をしていたら茨木の母、柑子コウジが助けてくれた。

「そうでした。あの子は百合の為に、アカのものを用意す…あ!
言ってしまいましたね…」
 
 少ししょんぼりされる義母。
 その後はニコニコと笑われて誤魔化している。

 (こういうところがお義父様に可愛く思われているんだろうな…)

「…朱点シュテンが用意するものを楽しみにしています。」

 義母にほほえみ返した。

 どうやら女装は回避できたみたいだ。

                       ◇

「それからこれらの資料を見て、名付けの参考にしなさい。
あの子からそれ・・を教えてはもらっていませんが、美しい良い名と聞いていますし、私にはえます。
ですから、百合があの子に良い名をつけたと、それを知っている私は安心していますが…………」

 (ん?なんだろうか。あいつのことでお義母様がこんなご様子なんて初めてだ。)

 少し遠い目をして話す義母の口は非常に重い。
 アホアホ言っているがこの方は物凄くあいつを溺愛していて、全肯定する勢いで可愛がっている。
 なのでその義母がこんなにも躊躇する何かをしたのだと確信した。

「…あのアホのこともあり、みなが怖々としているのです。
どうか形だけでもこれを読んでおいて欲しいのです。
……出来ますか?」

 見るとあいつの乳母であった柑子コウジも首を縦に振り、

「若様のそれは大変酷いものです。感性というものが全くございません。」

 そんな事を言う。

 (一体どんな事をしたんだとそれを聞きたくなる。)

 義母から渡されたのは、大変分厚い色の名前や植物や花の名前、歌を綴ったものなどの沢山の書物だ。
 鬼は下位のものでも二、三百年は生きる。
 それだけ長い間使うものだから慎重にならなくてはいけないと念を何度も押される。

「あのアホや私、百合などは【名】を付けられても拒絶することなどが出来ますが、下位の鬼どころか上位の鬼の赤子でも、それは不可能です。
それに付け直すこともなかなか難しいですし…ね。」

 そう仰られた後で、ニコリと微笑まれたが…

 (その笑顔はもの凄い精神的な圧力です!
 妊夫には厳しいものがありますよ!お義母様!!)

 とりあえず茶休憩も終わり、引き続き義母の教えは続く。

 因みにあいつの被害にあった者を紹介してもらったりもした。
 彼らを見ると本当にそれ・・が言い難いという様な、そんな死んだ目をして名乗られた。


 結果…僕は自分のお腹のこの子も含め、【名付け】は本当に大変だと実感した。

 そして僕はあいつをちょっと叱らないといけないと思った。


 ◇◇◇


 はっきり言おう。みんなはネーミングセンスが無いときは無難な名前にしたほうが良いよ。
 私もマリーだしな。母も父も聖人の名から取っている。

《最近はおかしな名前のやつも多いからなぁ…》
《ゲームやアニメキャラの名前とかは痛いしな。》
《簡単に改名出来ないのは辛いわね。》
 
 魂に一番最初にかける呪い祝福で、その子の在り方を左右するから難しいんだ。
 それに力のあるものにしかそれを授けることは出来なくて、親以外ではあいつを除けば私か義母くらいしか無理だった。
 
《リリィの子供は出来ないのか?》

 あの子ね……………遺伝子の怖さを知ったとだけ言っておくよ。

                  
 ◇◇◇


 寝そべり、義母から渡された書物を読み込んでいく。
 あの話し合い以降、僕はできる限りあいつの【域】にいることにしている。

 現在、あいつは亜神の務めで【狩り】に出ている。

【域】に慣れる為にあいつのいない時でも、数刻から長くて半日くらいはそこに居る。
 日にちや時間の感覚が狂ってしまうような静寂の中でそれらを読み込む。

【域】に来訪したものを知らせる、沢山の鈴が「シャン」と鳴るような独特の音がして、あいつの帰還を知る。

 御簾をくぐり入ってきたあいつが声をかけてくる。

「百合、帰った。」 

 帰りを告げるその声に 

「うん、おかえりなさい。」

 熱中して書物を読んでいる状態の僕は声だけの返事をする。

 こういったものを覚えたり、理解していくのは楽しい。
 僕は姉の教育からか勉強が大好きだ。知らないことを知っていくことが好きだ。
 分からないことがあるとすぐに質問して姉から教えを乞うていた。

 そうしていると僕の読んでいるそれに近いてきたので、顔を上げる。
 目を微かに細め懐かしそうに資料を見る、僕の番。

「懐かしいな。俺も昔、幼い頃に母上にやらされた。
『このアホ!お前は呆れるくらいそういった才能に欠けます!』と怒られてやめたが。」

 そう語ったこいつは少し、しょっぱいものを食べたかの様な顔をしている。

 その発言で義母の言っていた『みなが怖々している…』の理由…
 初めて聞いたときに口をポカンと開けて、呆然とした彼らの名を思い出した。
 一度名付けをしてしまうと、魂に強く結び付けられてしまうので、なかなか変えれないそれ。
 故に彼らも苦慮して、色々な対案…役職名などでやっているか、やけくそでそれ・・を名乗っていたこと思い出し、思わず叱りつける。

「時々、百歳より少し若いものに、呆れるような名前があるのはお前が原因だろうが!
あれは可哀想だろうが!」

 こいつは滅茶苦茶にやらかしていると義母に聞いたし、僕もいくつか知ったものを挙げる。

「『ニク』とか『ヒト』とか『チリ』は酷いぞ!!
付ける時に可哀想だとか思えよ、普通は!!!
他にもあったが、我慢できないものはΩの名前を名乗っていたぞ…」

 今日、紹介してもらったとんでもなく酷いもの以外にも、ほんとうに時々ありえない名前で困惑させられる時がある。

 (成人済みのαなのにΩの名前は凄く可哀想だからな!
 それが切っ掛けで、普通なら角で判断できるはずなのに、そういう嗜好と思われα同士の縁組が何組も出来てしまい…
 お義母様は罪悪感で懊悩とした事があったと…そう仰られた。)

  (『彼らも今は幸せと言っていましたので救われましたが』とか仰ってましたが、そうやって甘やかすのは本当に良くないですよお義母様!!)

 そんなやらかした原因のこいつは平然とした顔だが、言われたことが痛かったのか、視線は彼方の方を向いている。
 
「この世界は俺の様に【赤】のものが圧倒的に多い。
お前の生家のものやお前の友人の様なあちらから来た【青】もなかなかいる。
俺やお前やお前の姉などの、より濃く強い魂を持つものはごく稀だが。
純度の高いのものはとても珍しいからな。」

 清々しいくらいに涼しい顔で語る朱天シュテン

 (オイ!言われると耳に痛いからって、サラッと流すなよ。
 その顔も反省がなさすぎて駄目だろう!)
 
 (だが、それほどまでに重圧のかかる、大変なことを多数のものに授けているし、姉や茨木に四童子はマシだ。
 あまり参考にならないけれど経験者に聞いてみようか?)

 とりあえず基礎知識をどこまで持っているか確認しつつ質問することにした。

「僕の実家のものに多い、強い意志を持ち好奇心が強く、知識欲の塊の【アオ】。
それから激しい気性で勇猛果敢な【アカ】、
穏やかで寛容、周りとの緩衝役をする【】、
青と黄の質を持ち併せ、一見穏やかでありながら偏執的で、拘りに対しておかしくなるなどの二面性のある【ミドリ】。
特別な役目を持つとされる、偽りを語るもの【クロ】と無垢なるもの【シロ】。
その枠にはまらない僕の様に混ざったもの。
うーん、なかなかに大変だよね。」

 挙げていったそれに悩んだ僕は、また書物にかじりつく。

 (これは本当に真剣にやらないとダメだ!)

 因みに四童子の子孫でもある、【青】、【赤】、【黄】、【緑】の家をまとめて
【四家】と呼ぶ。
 それぞれに役割があるんだけれど、僕はこいつに嫁いで継がなかったからよく知らない。

 当主は家を継ぐときに儀式をして角をその【色】に染める。
 その際に果たすべき役割を頭に直接刷り込まれると聞いた。
 僕が姿見で金色の角が生えていたことに驚き、折ったり切り落とそうとまでした時に、慌てて教えてくれた。

スメラギの鬼になればもう無理だが。』

 こんなことを言って止められたりもしたが…

 (勝手に至らせようとしたり、勝手に項を噛んだことといい、こいつは本当にワガママ過ぎなんだよなぁ…)

 そんな僕の質問に

「お前が挙げたそれらは全て【赤】の色だ。
【赤】があまりにも多数居るので面倒くさくなったか、腹が減っていたと思う。」

 とてもバツが悪そうに言うこいつ。

「それで『肉』とかなんだ…」
「そうかと思うが。詳しくは覚えていないな。」

 幼い頃のこいつの食欲は半端なく、名付け中もずっと凄い腹の音がしていたと、そのことも大変恐ろしかったと、義母の従者たちは言っていた。

 なんだか僕の精神的な負担は減ったけれど、物凄く脱力してしまった。

 (お前、それありえないからね?謝りにいかない?本当に可哀想だったから。)

「今はマシだと思うから訓練がてら手伝ってみる?僕やお義母様が注意するし。」
「……母上は…絶対に許さないと、二度とするなと、散々言われた。
従者の【名】も付ける前に、何なら相談しろとまで言われた。
…実際に四童子は母上に相談した。」

 (茨木は違うのか…あ、でも何となく分かるぞ!
 こいつなら『俺の薔薇とお前の魂の色で…』とかやってそう!!
 いや…マジでそれだったらどうしよう?!)

 (センスがなさ過ぎて吃驚するわ!)
 
 『ポコポコ』

 不意にお腹にくすぐったい様な、なんともいえない感覚が襲う。

 (お、お腹の子が蹴っているな。)
 
 こんなふうに胎動も最近は感じるようになった。
 お腹の子はどんな【色】をしているのか気になって仕方がないところだ。

『ポコポコポコポコ!』

 猛烈にお腹を蹴られている。

 (何となく『自分の名前を父には任せるな』と言われたような気がしたな…)

 膨らんだお腹を見て、お腹の子に向けて心の中で語りかける。

 (うん。大丈夫だよ、何があってもお父様には絶対に任せないからね。)

『ポコ…』

 漸く、激しい胎動も無くなり、安心した僕はこいつに尋ねる。

「なぁ、朱天。この子はどんな色だろうな?
お義母様やお義父様はお前と同じように【赤】なんだろう?
この子もそうなのかな?
僕に似たら【青】や【ムラサキ】になるのかな?
楽しみだよ。」

 僕の横で片腕を枕にして頭を支え寝そべるこいつが、徐にその手を僕のお腹にやる。

 再び『ポコッ』と胎動がある。
 手にそれを感じたこいつは柔らかく笑み、呟く。

 
「きっと強いを持つ子が生まれる。」


「そうだな。」

 姪っ子である、神子などと同じ【白】や壊すもの【黒】などは可哀想だけれど、どんな子でもこいつと僕の子ならきっと強い子だ。


 本当に楽しみだよ。

 (変な【名】を付けたりしないから、安心して出ておいでよ。)

『ポコ。』


 ◇◇◇


 《思ったんだが、リリィのお腹の子もシュテン並にネーミングセンスが無かったんだな…》

 全く以てそのとおりだよ!
 あの子も夫に似すぎていてね…良いところも悪いところも本当にそっくりだった。
 特に動物好きなのはよく似ていて、色んなペットを拾ってくるんだが…ありえない名前ばかりつけてるし、義母は頭を抱えていたよ。
『私と旦那様のどちらからコレ・・が来たのかわかりませんッ!!』ってね。

bizarre nameキラキラネームは可哀想だよな…》
《肝に銘じておかないといけないわね。ほんとに。》

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