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一章 降って湧いた災難
はじめては前からの方が良かったか?
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ご覧頂きありがとうございます。
───────────
ここからは少し、セクシャルな話だ。
《男同士だよな?!》
《オメガバースはそういうものよ!早く続きを!!》
ほんっとにお前たちは良くこんなことを聞くな?
まぁ…語る私も私だが。
◇◇◇
僕を小脇に抱え誘拐した男に訴える。
「お前!降ろせよっ!!離せよッ!!!」
強く抗議をするが意に介さない。
途中、厨夫などを捕まえ鯉を渡したり、
僕を見遣り、ねっとりとした視線を投げたものを威嚇し、色々と漏らせたり失神させ、潰していた。
皇宮に勤める鬼はかなり上位の者になる。
それを視線などだけで潰す。
ひょっとしたらこいつはほんとうに件の放蕩皇子本人なのかもしれない。
物凄い速さで皇宮内を駆けて、男の部屋に連れ込まれた時には
自分はもう、色々なところが大変になっていた。
(はやく着ているものを脱ぎ捨て楽になりたい!
っ?!一体何を考えているんだ僕は!!)
「お前、凄い匂いがする。
あんなところにいたら、誰かにヤラれるところだったぞ?」
僕をここまで連れてきた男が、呆れたような顔で話す。
(匂い?僕は臭いのか??
ヤラれる?なんの事だ??
それに匂いならお前の薔薇の薫りも大概、強烈だぞ!)
「まだ気づかぬか?お前と俺は【運命】だ」
ほんとうに呆れかえった顔をした後に、真剣な顔になり言った。
(は?)
腕を組み顎に手を遣り、何かを思い出すかのようにしている。
その横顔は見たことがないくらい、美しく整っている。
「どう見てもお前はΩに違いない。となると俺はどうやらαの方になるのか?」
にこにこと機嫌が良さげに笑って「こいつが俺だけのお姫様か」などと訳のわからないことを呟いている。
「とりあえずお前も限界みたいだな。俺が可愛がって慰めてやろう」
だが、僕にはこいつの言っていることが理解不能だ。
(そもそもなんでいきなり僕を誘拐してここに連れてきた?)
力の入らないぐにゃぐにゃで熱っぽい体に激を飛ばし、赤毛に怒りをぶつける。
「何言ってんだよ、赤毛!」
「名前、教えただろ?朱点だ。お前の旦那様だ」
(はぁ?!)
即座に帰ってくる返事も意味不明だ。
艶美な笑みを僕に向けて男は
「お前も処女だろう?
はじめてが俺だとデカ過ぎて辛いかもしれぬが、成る丈優しくする」
微笑みかけながらそう言うと、僕を押し倒した。
◇◇◇
何か言いたいことがあるなら言ってくれて構わないよ?
《…レイプではないか?》
いや、あれは合意と思ってたんだろうねぇ…あいつの性格と思考から察するに。
それに鬼族は大変な階級社会だから、上のものに逆らうことはなかなかしない。
とんでもない事をして、掟に反していない限りは罰せられないし、種の在り様から大変性に寛容だ。
だから、こういった召し上げられることなどは多いし、皆が望んで行くものなんだよ。
《今の世の私達では理解し難いな》
強きものに隷属するのは幸せだからね。
鬼の上位のものは小さくて、弱く、儚いものが大好きなんだよ。
『弱く、儚く、美しい』鬼のΩの三大美徳とも言われていたな。
それでそういったΩを物凄く寵愛してデロデロに甘やかすんだ。
《そういうもので納得できるものかしら?愛がなければ嫌でしょう?》
私は…どうだったんだろうね?あの時は。
◇◇◇
男、朱点が僕の着物を強引に剥いで、自分の着物も乱暴に脱ぎ捨てた頃に、漸く僕は起こっている事態に気づいた。
どうやらこいつ、朱点が僕の【運命】で、僕がΩに分化したということらしい。
そして現在進行形でこいつに手篭めにされかかっているらしい。
「やめ…ろ」
もう、喋ることさえ難しくなってきている。
「そんなふうになっているのはつらいだろう?
安心しろ。可愛がってすぐに楽にしてやろう」
心配そうに喋る赤毛。
(こいつ!話が通じない!)
赤毛は僕のちんちんを銜え、舐め、扱きだす。
そして、自分自身のちんちんも僕のとあわせて扱き始めた。
「うぅ…あぁうぅ…」
みるみる大きくなるやつのソレ。
熱や疼きなどで惚けた頭が、冷静になるくらいの凶器がそこにはあった。
(は?!そんなものを僕に挿れるのか?!)
だが、どこかで期待している自分もいる。
(早く!ソレで僕を暴け!!
駄目だ!さっきから本当にどうかしている。
はじめて会って、しかも僕を誘拐して連れ込んだやつだぞ!
そんな事を考えるのは淫乱でよろしくない。)
「物欲しそうな目をするな。すぐに挿れてやろう」
そう言って、やつは僕をうつ伏せにしてすぐに…入ってきた。
「!!!!!!!」(痛みで声をあげることすらできない!!)
入り口のあたりから激痛がし、臀部から物凄い異物感と内蔵が圧迫され苦しい。
「結構濡れているのに、まだまだキツい。さすがは処女」
少し、意外そうな口ぶりだが、やつも苦しいみたいだ。
自分は組伏せられた体勢も何もかもが苦しい。
「お、まえなぁ…なん…て事、すんだよ!」
必死になり後ろを振り返り抗議する。
「なんだ?はじめては前からの方が良かったか?お姫様」
こいつは不思議そうな顔をして返してきた…
(駄目だこいつは本当に話が通じない)
◇◇◇
うん、ヤバいよな?
ここまでで何個アウトな事があるんだろうな?
でも、まだまだ序の口だよ?
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ここからは少し、セクシャルな話だ。
《男同士だよな?!》
《オメガバースはそういうものよ!早く続きを!!》
ほんっとにお前たちは良くこんなことを聞くな?
まぁ…語る私も私だが。
◇◇◇
僕を小脇に抱え誘拐した男に訴える。
「お前!降ろせよっ!!離せよッ!!!」
強く抗議をするが意に介さない。
途中、厨夫などを捕まえ鯉を渡したり、
僕を見遣り、ねっとりとした視線を投げたものを威嚇し、色々と漏らせたり失神させ、潰していた。
皇宮に勤める鬼はかなり上位の者になる。
それを視線などだけで潰す。
ひょっとしたらこいつはほんとうに件の放蕩皇子本人なのかもしれない。
物凄い速さで皇宮内を駆けて、男の部屋に連れ込まれた時には
自分はもう、色々なところが大変になっていた。
(はやく着ているものを脱ぎ捨て楽になりたい!
っ?!一体何を考えているんだ僕は!!)
「お前、凄い匂いがする。
あんなところにいたら、誰かにヤラれるところだったぞ?」
僕をここまで連れてきた男が、呆れたような顔で話す。
(匂い?僕は臭いのか??
ヤラれる?なんの事だ??
それに匂いならお前の薔薇の薫りも大概、強烈だぞ!)
「まだ気づかぬか?お前と俺は【運命】だ」
ほんとうに呆れかえった顔をした後に、真剣な顔になり言った。
(は?)
腕を組み顎に手を遣り、何かを思い出すかのようにしている。
その横顔は見たことがないくらい、美しく整っている。
「どう見てもお前はΩに違いない。となると俺はどうやらαの方になるのか?」
にこにこと機嫌が良さげに笑って「こいつが俺だけのお姫様か」などと訳のわからないことを呟いている。
「とりあえずお前も限界みたいだな。俺が可愛がって慰めてやろう」
だが、僕にはこいつの言っていることが理解不能だ。
(そもそもなんでいきなり僕を誘拐してここに連れてきた?)
力の入らないぐにゃぐにゃで熱っぽい体に激を飛ばし、赤毛に怒りをぶつける。
「何言ってんだよ、赤毛!」
「名前、教えただろ?朱点だ。お前の旦那様だ」
(はぁ?!)
即座に帰ってくる返事も意味不明だ。
艶美な笑みを僕に向けて男は
「お前も処女だろう?
はじめてが俺だとデカ過ぎて辛いかもしれぬが、成る丈優しくする」
微笑みかけながらそう言うと、僕を押し倒した。
◇◇◇
何か言いたいことがあるなら言ってくれて構わないよ?
《…レイプではないか?》
いや、あれは合意と思ってたんだろうねぇ…あいつの性格と思考から察するに。
それに鬼族は大変な階級社会だから、上のものに逆らうことはなかなかしない。
とんでもない事をして、掟に反していない限りは罰せられないし、種の在り様から大変性に寛容だ。
だから、こういった召し上げられることなどは多いし、皆が望んで行くものなんだよ。
《今の世の私達では理解し難いな》
強きものに隷属するのは幸せだからね。
鬼の上位のものは小さくて、弱く、儚いものが大好きなんだよ。
『弱く、儚く、美しい』鬼のΩの三大美徳とも言われていたな。
それでそういったΩを物凄く寵愛してデロデロに甘やかすんだ。
《そういうもので納得できるものかしら?愛がなければ嫌でしょう?》
私は…どうだったんだろうね?あの時は。
◇◇◇
男、朱点が僕の着物を強引に剥いで、自分の着物も乱暴に脱ぎ捨てた頃に、漸く僕は起こっている事態に気づいた。
どうやらこいつ、朱点が僕の【運命】で、僕がΩに分化したということらしい。
そして現在進行形でこいつに手篭めにされかかっているらしい。
「やめ…ろ」
もう、喋ることさえ難しくなってきている。
「そんなふうになっているのはつらいだろう?
安心しろ。可愛がってすぐに楽にしてやろう」
心配そうに喋る赤毛。
(こいつ!話が通じない!)
赤毛は僕のちんちんを銜え、舐め、扱きだす。
そして、自分自身のちんちんも僕のとあわせて扱き始めた。
「うぅ…あぁうぅ…」
みるみる大きくなるやつのソレ。
熱や疼きなどで惚けた頭が、冷静になるくらいの凶器がそこにはあった。
(は?!そんなものを僕に挿れるのか?!)
だが、どこかで期待している自分もいる。
(早く!ソレで僕を暴け!!
駄目だ!さっきから本当にどうかしている。
はじめて会って、しかも僕を誘拐して連れ込んだやつだぞ!
そんな事を考えるのは淫乱でよろしくない。)
「物欲しそうな目をするな。すぐに挿れてやろう」
そう言って、やつは僕をうつ伏せにしてすぐに…入ってきた。
「!!!!!!!」(痛みで声をあげることすらできない!!)
入り口のあたりから激痛がし、臀部から物凄い異物感と内蔵が圧迫され苦しい。
「結構濡れているのに、まだまだキツい。さすがは処女」
少し、意外そうな口ぶりだが、やつも苦しいみたいだ。
自分は組伏せられた体勢も何もかもが苦しい。
「お、まえなぁ…なん…て事、すんだよ!」
必死になり後ろを振り返り抗議する。
「なんだ?はじめては前からの方が良かったか?お姫様」
こいつは不思議そうな顔をして返してきた…
(駄目だこいつは本当に話が通じない)
◇◇◇
うん、ヤバいよな?
ここまでで何個アウトな事があるんだろうな?
でも、まだまだ序の口だよ?
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