僕の番が怖すぎる。

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二章 あいつの存在が災厄

お姫様も、もっと、欲しいとおねだりした…俺の、お姫様は本当に、エロくて可愛い…

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 *次話以降に繋がる話の入れ忘れで綱との会話などの修整をしました。
 この章のメインの話がはじまります。
 朱点は相変わらずブレません。 
───────────

 ワインに飽きて水に変えたがやはりここからは飲みたくなるな。

 なんと!話が興にのるならとライスワイン日本酒を買ってきた?!
 それは嬉しいな早く寄越してくれ。

 それになんでアテがこんなもんばかりなんだ?

《ベーコンは美味しい!》

 もう少し洒落たものにしてくれないか?
 ベーコンフリークも過ぎると健康にも良くないぞ。

 それに私は肉は前世の影響からか、『生』のものが好きだ。
 
《ざわざわ》

 人をゲテモノ食いのように見るな。
 皆が好むスシなんかも生の魚じゃないか!
 日本では生の肉も食べれるらしいし、学会で行ったドイツのタルタルステーキも美味しかったと思う。
 私はまだ肉に関してはわかる方だからな。
 言っておくが人肉には興味はないからな?

《ホッ…》

 私をなんだと思っているんだ?!

《モンスターの嫁?》

 そういえば私はいつぞやの鯉を食べたが、あいつは好きみたいだが私は嫌いだったな、臭い!
 息子が言うには淡水魚ならキャットフィッシュ(ナマズ)はいけるらしいが…
 
 菓子ばかり食っていたら茨木イバラキに怒られたな…
 私は甘いものか肉が好物だった…というかそれしか持ってきてもらえなかった…

《マリーが味オンチなのは本当に可哀想…》


 ◇◇◇


「おう! クロクリ、ほらツナ兄ちゃんだぞー!」

「にい!きたー!!くりもいっしょに」
「くろさま、まってぇ…つなにいにぃ」


 すっかり僕と仲良くなって、遊びに来ている綱こと源綱ミナモトノツナ
 最近は氏族を継ぐことになり、【名】をもらい。 
渡辺 綱ワタナベ ツナ】になった。

 黒のことを可愛がり、黒も懐いて『にい!』って呼んでいる。

 うちの子はすっっっっっごく可愛い。

 義父に良く似たオスらしく男らしい美形に育つであろう、将来の楽しみな子だ。
 親馬鹿ではないが、僕によく似て賢く、あいつに似た力もある。

 乳母は僕の従兄弟で、その子供も乳兄弟として皇宮ここで暮らしている。
【青】の家の子なのに【黒】の名を持つことも大きな理由だ。
 クリっていう男の子で多分Ωになりそうだから、黒の妃としても教育するみたいだ。
 まぁ、黒にはあいつのような誘拐して手籠にしたりしないように、教育はしないといけないので、
 なるべく、外向きの対応を常に心がけている。

 母は淑やかで控えめの美人と教え込まないといけない。
 あいつは復活するのがもう駄目なくらい評判が地の底だから、
 母の評判は守らないと可哀想だ。

 黒も生まれ、僕らが番になってから、二年が経った。

 その間に僕はかなり強くなり、もう少しで【至】るそうだ。
 お義母様からも手解きを受けたの使い方も、ほぼ全てものにした。
 眷属だけは未だに作らせてもらえていないが…


 朱天に義父おまえらいい加減にしろよな!お義母様も僕も身を守る従者くらい創らせろよ!!

 全くスメラギの家のα共は嫉妬心を拗らせ過ぎで質が悪い!

 お義母様は、以前に創られたものがいるから良いとして、
 僕なんか一人もいないのは流石におかしいだろう?

 お前が全力で守るから必要ないとか言うけれどな、
 お前も数人しか作っていないんだからもう少し増やせよ!

 手が足りないと色々と困るだろうが!

 特に今みたいに変な噂を流されてんのを、火消しとかちゃんとしないと駄目だろう!

 あの朱天シュテンが悪い鬼とかいう噂はどんどん拡がり、
 人族を浚い犯し、喰らうなどと言われていて、それを退治するとか言う話も出ている。

 本当に理解不能だが、帝というやつとか人族の貴人が、僕を見初めたとか言って、あいつの所から救うとかほざいているらしい。

 綱から聞いて唖然としたぞ。

 たった一度一目見たくらいで、何故そこまで執着するのか訳がわからん。
 僕は大概な美形好きで、僕自身もそうだが毎日あいつを見ているからか、目が肥えているとかそういう段階を超越した。

 綱は例外だが、人族は醜い猿が多く、あいつらはヒヒ爺とかだったからお断りだ。
 そもそも鬼族は美しい容姿の持ち主が多い。
 角と少し尖った耳に、種として全体的に艶っぽい色気を持っている。
 あいつの扇情的で、婀娜っぽく、それでいてどこか野生的な美貌は、僕のすっごい好みだ。
 つまりすっごくエロいんです。
 うちの旦那様は。

 頭の中も相当に卑猥だからとても困るが。

 耳長エルフ族の【交心テレパス】の力のあるお義姉ねえ様は、
『こいつの頭の中を覗くと色々と怖気がする。
 よくこんな化け物を産み育てたな、あれは。』なんて仰られていた。

 耳長の神子を戦慄させる思考というのが怖ろしい!

 そして朱天そいつはその手の事で頻繁に叱られ、お義母様からはもうアホ呼ばわりしかされていません。

 因みに姉の伴侶の種である、耳長と鬼は兄弟のような種族だ。
 義母の双子の姉で女のα性のものと、両性の人の末である彼らは
 血を断ち、【華】を捨て、精神世界へと意識や魂を繋げる為か、神秘的で犯し難いそんな雰囲気を持っている。
 性欲も稀薄で本当に鬼族と対極だ。
 そして鬼族の性欲というのは他種族を圧倒する。
 僕とあいつの生活を見ればわかる。

 僕の【昇神】の為に、喰う、ヤる、寝る(抱き潰され)生活だ。
 本当に爛れている。
 姉様、ごめんなさい。
 百合は貞操は堅いですが、性的には貪欲でした。

 出産後に成長期に入ったのか、ぐんぐん背も伸びてきた。
 綱に散々チビチビと言われた体も、細身であるが五尺五寸(167cmほど)くらいになった。

 絶対にお前を超えてやるから見ていろよ!

 ◇◇◇


 鬼の体格は非常に良く、大体身長は私たち人の20cm~30cmは高い。
 Ωでも体格の良いものは180cmを超えたりする。

 成長を終えた百合もそうだった。
 嬉しいことに綱には勝てたな。

 それに体重についてはかなり重い。
 骨や筋肉の密度が高いためか、人とさほど変わらぬ見た目なのに、
 物凄い膂力があり、非常に頑強かつ強靭だ。


 ◇◇◇

 相変わらずあいつは僕に執着しまくりで狂っていて、
 凄いのは僕の背丈や目方(体重)が少し変わるだけでもわかる。
 一寸(約3.03mm)や一匁(3.75g)で分かるらしく、これにはゾクッとした。
 その能力はどこで使う機会があるんだろう?
 不思議だ。

 最近は物凄いオスって顔をして僕をむさぼるし貪る。
 この執着が気持ち良いとかあり得ないけれど、そういうふうになってしまった。
 本当に喰われそうな恐怖と、性的に食べられる快感が病みつきになって、

 とてもイケナイ子になってしまった。

『俺のお姫様はエロくて可愛い』

 それに答えていたからこうなった。

 そして今は新たなる悩みが出てきた。

 最近は本格的に監禁生活にも突入した。
 自分から入ったし、出ようと思えば出れるから軟禁?なんだろうか?

 出産後も綱とは定期的に遣り取りをしており、
 遂にはここにまで来るようになった。

 茨木に会いに来たい一心で来たらしいが、
 彼もなかなかに良いオスなので、

 色々と迫られ、狙われた現場で

『おれは男とか無理無理無理無理無理無理!!!』
『お前のようなやつもなかなか善いと思うがな。
小僧くらいに少し若いほうが俺は抱ける。』

 朱天が側を通り過ぎながら言ったので…皆が手を出さなくなった。

『絶対に勘違いされている…』

 彼はこう語った。

 またまた可哀想なことになってしまった。
 なぜかみやこでも『綱殿はおのこが大好き』疑惑が出たらしい。
 その性的嗜好は人族のβ一般人からしてみたら、かなりの変態らしいので、 


 ほ ん と う に う ち の 旦 那 が す み ま せ ん 。


 あれはいつか『黙れ卑猥物!』って〆ないといけないかもしれないな。
 ……猫かぶりを続けるなら無理だけれど。

 あと、僕が幼くて、若いから手を出したのか?!
 殴るぞ!!


 ───【鬼族の皇宮 百合の部屋】────
 

 ───────最近はずっと【域】の中で睦んでいる。

 実際に閨での監禁生活も最近始まった。
 黒に会うのも短い時間で本当に悪いと思うが、こいつの性欲が日に日に異常になってきている。

 発情ラットにもなっているし、最近は発情ヒートにもなった。
 はじめてのそれのときは…物凄く吃驚した。

 どうやって解消したかは黙秘する。


 寝具を掴み、それに耐える。

 僕の弱いところを知り尽くした、大好きな大きなソレに喰われている。

「あ、うぅ…うぅん、あ、あ…ゃぁ、いやだ、それはつらいよぉ…」

 後ろから貪慾に僕を慾り、時々背中や首を咬む。

「はぁ、はぁ…お姫様も、もっと、欲しいとおねだりした…」

 項も噛む。

「ひ!うぁあああああああ!!」
 
 僕が達しても、こいつはそのままさらに高みに昂る為、激しくなる。

「はぁ、はぁ…はぁ…うぅ、百合、百合百合百合百合百…合、
百合…ゆ、り…もっと喰わせろ…もっとだ」

 耳も咬み、

「あ!ぁあ…、うっ!それもだめ…」

 その感触を楽しみながら、咬みあとから流れた血を舐めている。
 
 僕を抱くお前の姿を見る事ができないのが残念だ。 
 僕は随分前からお前の『エロいお姫様』だから、その姿に欲情するのに。

「しゅ、しゅて…ん朱天、朱天!もっともっとぉ…」

 腰を振り、こいつを迎え入れているがまだまだ足りない。

「ハハ…ハハハ…俺の、お姫様は本当に、エロくて可愛い…
百合、はぁ…百合百合百合百合、はぁ…百合、百合…」

 ここのところはずっとこんな感じで、食べるか、するか。

 もっと話もしたい。
 黒とも遊んであげたい。 
 けれど、僕らはずっとこんな状態だ。

 薬とかそんなものでは治まらない。
 僕ら鬼はそういったものが効きづらいというのもあるが、こいつはそれが顕著だ。
 肉体的に優れ過ぎている事が邪魔をしている。

「はぁ、はぁ…はぁ……ぁぅっ!!」

 達した後もまだまだむさぼる。
 優しくなんてない、獣みたいな抱き方をする。

「この抱き方は嫌だ、前からがいい」

「ハハハ…これも好き、だろ、う…に」

 向き合って抱くことをこいつは好むのにそれを忌避している。

「はぁ…ぁ…お前から、はぁ、貰うが良…いか?」

 血も沢山飲む。

「うん、こいよ朱天。」

 後ろから抱き込み、僕を弄り、最奥まで挿れながら血を啜る。
 これも気持ちが良くてすごく好きだ。
 お前が飲んだ後、僕を見るときに唇を舐める姿も好き。

「うっ!ぁあ…あ、ぅん…ほ、しいか?もっ…と持っ、ていっても、だい…じょ、うぶ…から」

「お前も、俺から…持っ、ていけ、はぁ…はぁ、ハハハ…
ハハ、百合…百合百合、百合、百合…ぁあ」

 最近は危ないかもしれないからと、我慢のできないこいつにしたら珍しく、
 自ら戒め、僕の【華】から飲むことを控えている。
 それもあり後ろから抱く。

 なんとなく以前に言った、呪いの正体も理解できてきた。

 異常な食欲、そして性欲。
 この二つが鬼族僕らが受けているものみたいだ。

 僕が受け止めれるものは受け止めてやりたい。
 だからとことん付き合う。

 囲っていたものもいなくなり、僕自身が嫌っているからそこは仕方がない。
 お義母様たちからもこの生活に何も言われないのも、そういうことだろう。

「ゆ…り、くちづけを。」

「うん…」

 後ろを振り返りながら、口づけを交わす。
 色違いの僕の好きな綺麗な眼は慾に沈んでいる。
 僕の血の混じった舌を絡めた濃厚なものをする。
 血を飲まれ、こいつの唾液を摂取することでさらに快楽に酔う。

「前から可愛がってよ…」

 こいつのでっかいソレが僕に入り犯している様を見たい。
 段々と思考が慾に侵されてきている。

「今は、そ、れは危ない…かも、しれな…い…はぁはぁ…」

 息が凄く荒く、目も血走り、本当に喰われそうでゾクゾクする。
 以前に発情ヒートしたときはぽろぽろ泣いて可哀想だったが、
 こちらもかなり辛そうだ。

「じゃあ…僕が上になる。」  

「構わん…来い…お姫様…」

 沢山の精を与えられたら【昇神】も近いから。
 お前の苦しいのを僕に話して欲しい。

 少し寂しいけれど一度、ソレと別れる。

「ふぅあぁ…、んっ。」

 中に出されていたものが溢れてくる。
 股の間から溢れてきたそれを取り舐めてみる。

 不味い。

 でも、もっと自分の胎に欲しいと思う。
 その前に…

「お前のソレをしゃぶらせろよ。」
「お前は本当に、俺のコレが、大好きだな…」

 はじめての時から大好物だからな。
 でっかいちんちん。───────────────


「で、そんなふうにお互いが限界になるまで抱き合い交わる。」

「お前な、こんな濃ゆいエロ話をする為に呼んだのか!
ふざけんな!!童貞をなめてんのか!!!
いや…お前も童貞だし、それはお互い様か…」

 整った眉目を怒らせ僕に募る、綱。

 すみません…実は違ったりします。
 …絶対に誰にも言えない秘密だけど。

「なんか含みのある表情してんな?まさか?!」

 あ、それは詮索してはだめだからな!

「黙秘します。」

「……………………………」「……………………………」

「お前の旦那サマはヤバいな。」

 バレたね。

「追求すると色々と頭が混乱するうえに痛いからやめておく。」

 うん、それが良い。僕も助かるから。

 僕がこの部屋にいる時は綱と話すときくらいで、茨木とかは彼が苦手なのか来ない。
 他の鬼族のものも、彼の持つ髭切が怖いらしく二人きりになれる。
 なので彼とは気楽な素の僕で対応している。
 これも彼と友人になって良かったことだ。
 因みに黒は乳母に預けてあるから、理想の母像も守れている。 

 ちょっと本題に入る前に色々と話しすぎてしまったかもしれない。
 ほら、こういう相談ってなかなか出来る相手って難しいからね。
 綱は茨木に懸想してから清童だ。
 前に元服のときどうしたのか聞いたら殴られたけれど。

「相談というのは例の【酒呑童子】の噂だよ。
【名】持ちであるお前ならわかるだろう?」

 そう、とうとう【酒呑童子】が朱天の【名】の一つになってしまった。
 
 曰く、酒を浴びるように飲み好む。
 曰く、京の貴人の姫君を浚い、側に侍らす。
 曰く、人を生のまま喰う。
 曰く、絶世の美男子であり、様々な女から求められるが袖にした。
 曰く、生まれたときから数々の人離れした力や知能で恐れられついた名が【外道丸】。

 うん…これは無い。

 酒よりも僕の血とか肉とか、魂以外はあんまり食べない。

 姫君って、僕のことなんだよね?多分。

 人はもとより食べないからこれもあり得ない。
 とんでもない美貌はあっているけれど、相手にしまくりで
 困惑するくらいの数の関係を持っていたご乱交野郎だ。
 僕が番になってからは清いみたいだけれど。
 これは聞くたびに腹が立つけれど、気にしていたら生活できないから諦めた。

 名前は違うけれどしていることは結構な外道です。
 奴隷や下僕の男も女もΩもαすらも抱いて、壊して、潰しては食べていた。
 下級の鬼とかも来るもの拒まずで抱いていたうえに、あいつの従者は性欲処理も仕事だったからな…
 本当に四童子と茨木は可哀想すぎるだろう。

「その噂のせいか、さっき話したみたいに睦合うときに常に発情していて、
肉とか血も元々大食いなのに、異常なくらいに食べるんだよ。」

「俺の方も抗ってはいるけれど、結局【頼光四天王】になってるうえに【髭切ひけきり】で牛鬼切ったりしたしな。
茨木さんは俺を避けまくるから本当に参る…」

 綱と姉様によって知らされた未来の予言。
 これを回避する為に僕ら三人は手を組んでいる。
 正確には、僕と綱と姉様に耳長族の【神子】と【戦乙女ヴァルキュリヤ】がだ。

 茨木や四童子は資格がないので話せないそうだ。
【青】のものや亜神などの【】るものでないとだめらしい。
 朱天も【禁】にあたるから無理らしい。

 綱との契約の対価に勝手に茨木を出してしまったが、まぁ…彼なら幸せにしてくれると思う。
 ちゃんと口説き落とせたら後押しするくらいのものだけれど。 
 それから彼が望んだときに僕が手を貸すこと。

 彼は覚悟を決めている。
 だから僕もこれから起こることを、鬼族みんなには内緒で対策を講じている。

 ◇◇◇


《シュテンドージ???》

 そう、日本のモンスターの中でも最強のオーガと言われているものの話だ
 日本には三人の強力で強大なモンスターがいてその一人だな。

《なんでそれが出てくる?》

 前に話したかもしれないが、あちらとこちらは似すぎるくらい似ているんだが、
 私がこちらに来ているようにあちらに行くものもいるということ
 そして行った者たちの中で、良くないものが歴史を変えたり、なぞろうと考え、
 良くないことをする。

 そしてこの話は、それに『神』が手を貸したことで最悪なことが起こった。

  
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