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番外編(本編中のネタバレもあります。)
神の子の生まれた日 (*クリスマスの小話です。)
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クリスマスの小話になります。
朱天と百合の少し未来のお話です。時間軸は『このゲームは…』の時間軸くらい。
───────────
◇◇◇
「クリスマス???」
「そう、神の子の生まれた日を祝う日だ。」
◇◇◇
自分の膝で微睡む夫を見る。
長い鮮やかな赤い髪、同じ色のけぶる睫毛、頭に生えた二本の金色の角。
自分を抱きしめる大きな体も大好きな薔薇の香りも全部が…
どれも愛しい。
ふと彼の全身に咲く自分の【華】を見る。
これを与えた日のことも懐かしくなった。
本当に彼といると退屈なんてない。
とても…疲れることもあるけれど、楽しい日々をおくれている。
彼が自分を置いて寝ていることは珍しい。
いつも自分が気を失るまで抱き潰され、先に寝てしまう。
だからこんな姿を見ることなんて本当に稀だ。
そっと頭を撫で、そして髪も手で梳いてみる。
「本当にこんなふうに生活することになるなんて、考えてもいなかったな。」
無理やり誘拐されるような形で始まったこいつとの生活も、いつの間にか結構な時間が流れた。
その間に、子供も生まれ育ち、祖父母や父も亡くなったりもした。
自分も一度はこいつを置いて死を迎えた。
長い長い時をこいつと一緒に生きることになり、色んな苦しい思いも沢山味わった。
「子どもたちにはこいつのこんな姿も、
僕に話すような喋り方も、一切見せれないなんてちょっと悲しいけれど、
僕の前でだけなんて悪いけれど、少し…優越を感じるよ。」
「……お前の素の姿もあれらは、知らんだろう?」
瞼が開き、金と銀の二つの色が僕を見遣る。
「なんだ、起きていたのか。もう少し寝る?」
「必要ない。まだしばらくこうしている。」
昔に比べかなり大きく成長してしまい、柔らかさもあまりなく、息子よりも大きな自分も彼は愛しむ。
姫君呼ばわりも似合った頃と違い、明らかに男に成長しても、
その愛は変わらず、茨木への嫉妬心もいつの間にか消えた。
「僕の膝なんて硬くて寝心地が悪くないか?」
「こうして見上げるのも悪くない。
いつもはお前を上から見るばかりだ。」
なんというか…こいつは相変わらずこういうことばかり言うよなぁ。
natural に卑猥な事を平気な顔で言う。
何度恥ずかしい思いをしたことか。
子どもたちの前でも変わらずするから、
お前はとんでもない変態認定をされているし、
僕は同情され哀れみられているんだぞ…
「お前は上に乗るのも好きだが。」
またそういうことばかり言うよなぁ…
「…お前はなぁ…もう、なんというか、どうしてそうなんだ?
お義母様はどういう教育をしたんだ?
本当に頭を抱えたくなることが多い。」
ランディとコリンの性教育に失敗した僕が言うのも何だが。
「母上は閨で過ごされる事が多く、
今の俺達の様に親父は【域】を作るから、それを破って入れるようになるまで、
殆どは乳母や四童子、茨木くらいとしか居なかったな。
初めて父母の閨に入ったときに驚いた。
それからは自分でも試してみることにした。
肌寂しさは無くなったし、欲求の解消も出来たが、虚しさは消えなかった。」
原因はあなた達か!義父母よ!!
よく聞く話だが、一体どんなことをしていたんだ?!
こいつの変態具合は酷いぞ!!!
「なんというか…聞くんじゃなかった。」
「お前と出会うまでは、思い返せばなかなか酷いものだったな。」
本当にそう思う。
この世界で一番の淫奔だと思うよ…
お前の行状は一族に広く知れ渡り、僕の輿入れも酷く反対されたな。
「だが、あれから色々あったがお前だけだ。」
「まぁ…一部はカウントしないことにしているからね。」
「俺のお姫様をまた俺好みに仕込む今も楽しい。
今度は初めても前からできた。」
それを覚えているとか本当に凄いな、お前。
そこにこだわる理由を聞いて頭を抱えたけれど。
お前の方がよっぽど夢見がちでロマンチストだろうが!
「なんでそういうことしか言わないんだお前は!」
「俺たちはそういうことばかりしているし、お前もなんだかんだで大好きだろう?」
事実だがもう少し言いようがある。
少し拗ねて、横に向きこいつの視線から離れる。
こいつの前ではいつまでも初めて出会った頃のような、子供のような態度をしてしまう。
こいつに甘え、そしてこいつを甘やかす。
「お前は本当に可愛いな、お姫様。」
この呼び方も似合わない姿になってもずっと変わらない。
再びこいつを見て、視線も合わせる。
「なぁ、朱天。今日はな、神の子の誕生を祝う日なんだ。
僕らにとっての『神』は本当に嫌なものだけれど、
お前も、【亜神】の子だろう?
うちの下の子たちと違って、僕らの生まれた日なんて、当時は細かく記録なんてしていない。
けれど、お前が冬の生まれであることや、今の時期に生まれたことをお義母様に聞いて調べてみた。」
「お前も俺のことになると凄まじい労力も苦にしないな。」
呆れと驚きの混じった顔をしている。
そうだな、僕も相当に愛に狂っているからな。
「そうしたらさ、『彼方』の僕の両親が信仰していたものの、
その神の子の生まれた日とされるものが、
お前の生まれた日だったんだ。
それが今日。」
こちらでは殆ど通じないが、
普通に通じる言葉で話すのは恥ずかしい。
「 Merry Christmas, my love.(メリークリスマス。僕の愛しい人。)」
「クリスマス???」
「そう、神の子の生まれた日を祝う日だ。
あちらの影響でこちらも最近は祝うみたいだけれど。
楽しい、陽気な一日をおくれるように、
…そして愛する人や家族などに送る言葉も。」
これも言っちゃおう。
「All my love for you will be my Christmas gift.(お前への愛が全部そのプレゼントだ。)」
「先程の言葉はなんと言う?」
言えないからあちらの言葉で話したんだろうが!
「教えない。」
絶対に言わないからな!
「なぜだ?」
あー、しつこい!!
「ダメ!」
「嫌!」
「恥ずかしい!」
あー…もう、こいつの唇にキスを落とす。
にこにこ笑っちゃってまぁ…
機嫌が良くて何よりだよ。
お前は笑顔が一番似合うんだから。
「これが僕からのお前への誕生日のお祝い。」
さっきのと合わせて大盤振る舞いだぞ!
「もっと寄越せ。」
相変わらず我儘だなぁ…
「勝手に貰うことにする。」
え?!
「ちょ?!お前、先刻までしてたのにちょっと待て…
いや、オイ!
コラ、触るな、あ、あぁ…あぁん、
や、こら…、入って来んな!疲れてるんだ、やめろと言ってるだろう!
うあぁ…はぁぁあぅん。」
やっぱり僕らはこういうふうに始まって終わっていくのか…
でも、この生活が悪くないとそう思っている。
長く離れた時間を今は必死に取り戻したい。
朱天と百合の少し未来のお話です。時間軸は『このゲームは…』の時間軸くらい。
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◇◇◇
「クリスマス???」
「そう、神の子の生まれた日を祝う日だ。」
◇◇◇
自分の膝で微睡む夫を見る。
長い鮮やかな赤い髪、同じ色のけぶる睫毛、頭に生えた二本の金色の角。
自分を抱きしめる大きな体も大好きな薔薇の香りも全部が…
どれも愛しい。
ふと彼の全身に咲く自分の【華】を見る。
これを与えた日のことも懐かしくなった。
本当に彼といると退屈なんてない。
とても…疲れることもあるけれど、楽しい日々をおくれている。
彼が自分を置いて寝ていることは珍しい。
いつも自分が気を失るまで抱き潰され、先に寝てしまう。
だからこんな姿を見ることなんて本当に稀だ。
そっと頭を撫で、そして髪も手で梳いてみる。
「本当にこんなふうに生活することになるなんて、考えてもいなかったな。」
無理やり誘拐されるような形で始まったこいつとの生活も、いつの間にか結構な時間が流れた。
その間に、子供も生まれ育ち、祖父母や父も亡くなったりもした。
自分も一度はこいつを置いて死を迎えた。
長い長い時をこいつと一緒に生きることになり、色んな苦しい思いも沢山味わった。
「子どもたちにはこいつのこんな姿も、
僕に話すような喋り方も、一切見せれないなんてちょっと悲しいけれど、
僕の前でだけなんて悪いけれど、少し…優越を感じるよ。」
「……お前の素の姿もあれらは、知らんだろう?」
瞼が開き、金と銀の二つの色が僕を見遣る。
「なんだ、起きていたのか。もう少し寝る?」
「必要ない。まだしばらくこうしている。」
昔に比べかなり大きく成長してしまい、柔らかさもあまりなく、息子よりも大きな自分も彼は愛しむ。
姫君呼ばわりも似合った頃と違い、明らかに男に成長しても、
その愛は変わらず、茨木への嫉妬心もいつの間にか消えた。
「僕の膝なんて硬くて寝心地が悪くないか?」
「こうして見上げるのも悪くない。
いつもはお前を上から見るばかりだ。」
なんというか…こいつは相変わらずこういうことばかり言うよなぁ。
natural に卑猥な事を平気な顔で言う。
何度恥ずかしい思いをしたことか。
子どもたちの前でも変わらずするから、
お前はとんでもない変態認定をされているし、
僕は同情され哀れみられているんだぞ…
「お前は上に乗るのも好きだが。」
またそういうことばかり言うよなぁ…
「…お前はなぁ…もう、なんというか、どうしてそうなんだ?
お義母様はどういう教育をしたんだ?
本当に頭を抱えたくなることが多い。」
ランディとコリンの性教育に失敗した僕が言うのも何だが。
「母上は閨で過ごされる事が多く、
今の俺達の様に親父は【域】を作るから、それを破って入れるようになるまで、
殆どは乳母や四童子、茨木くらいとしか居なかったな。
初めて父母の閨に入ったときに驚いた。
それからは自分でも試してみることにした。
肌寂しさは無くなったし、欲求の解消も出来たが、虚しさは消えなかった。」
原因はあなた達か!義父母よ!!
よく聞く話だが、一体どんなことをしていたんだ?!
こいつの変態具合は酷いぞ!!!
「なんというか…聞くんじゃなかった。」
「お前と出会うまでは、思い返せばなかなか酷いものだったな。」
本当にそう思う。
この世界で一番の淫奔だと思うよ…
お前の行状は一族に広く知れ渡り、僕の輿入れも酷く反対されたな。
「だが、あれから色々あったがお前だけだ。」
「まぁ…一部はカウントしないことにしているからね。」
「俺のお姫様をまた俺好みに仕込む今も楽しい。
今度は初めても前からできた。」
それを覚えているとか本当に凄いな、お前。
そこにこだわる理由を聞いて頭を抱えたけれど。
お前の方がよっぽど夢見がちでロマンチストだろうが!
「なんでそういうことしか言わないんだお前は!」
「俺たちはそういうことばかりしているし、お前もなんだかんだで大好きだろう?」
事実だがもう少し言いようがある。
少し拗ねて、横に向きこいつの視線から離れる。
こいつの前ではいつまでも初めて出会った頃のような、子供のような態度をしてしまう。
こいつに甘え、そしてこいつを甘やかす。
「お前は本当に可愛いな、お姫様。」
この呼び方も似合わない姿になってもずっと変わらない。
再びこいつを見て、視線も合わせる。
「なぁ、朱天。今日はな、神の子の誕生を祝う日なんだ。
僕らにとっての『神』は本当に嫌なものだけれど、
お前も、【亜神】の子だろう?
うちの下の子たちと違って、僕らの生まれた日なんて、当時は細かく記録なんてしていない。
けれど、お前が冬の生まれであることや、今の時期に生まれたことをお義母様に聞いて調べてみた。」
「お前も俺のことになると凄まじい労力も苦にしないな。」
呆れと驚きの混じった顔をしている。
そうだな、僕も相当に愛に狂っているからな。
「そうしたらさ、『彼方』の僕の両親が信仰していたものの、
その神の子の生まれた日とされるものが、
お前の生まれた日だったんだ。
それが今日。」
こちらでは殆ど通じないが、
普通に通じる言葉で話すのは恥ずかしい。
「 Merry Christmas, my love.(メリークリスマス。僕の愛しい人。)」
「クリスマス???」
「そう、神の子の生まれた日を祝う日だ。
あちらの影響でこちらも最近は祝うみたいだけれど。
楽しい、陽気な一日をおくれるように、
…そして愛する人や家族などに送る言葉も。」
これも言っちゃおう。
「All my love for you will be my Christmas gift.(お前への愛が全部そのプレゼントだ。)」
「先程の言葉はなんと言う?」
言えないからあちらの言葉で話したんだろうが!
「教えない。」
絶対に言わないからな!
「なぜだ?」
あー、しつこい!!
「ダメ!」
「嫌!」
「恥ずかしい!」
あー…もう、こいつの唇にキスを落とす。
にこにこ笑っちゃってまぁ…
機嫌が良くて何よりだよ。
お前は笑顔が一番似合うんだから。
「これが僕からのお前への誕生日のお祝い。」
さっきのと合わせて大盤振る舞いだぞ!
「もっと寄越せ。」
相変わらず我儘だなぁ…
「勝手に貰うことにする。」
え?!
「ちょ?!お前、先刻までしてたのにちょっと待て…
いや、オイ!
コラ、触るな、あ、あぁ…あぁん、
や、こら…、入って来んな!疲れてるんだ、やめろと言ってるだろう!
うあぁ…はぁぁあぅん。」
やっぱり僕らはこういうふうに始まって終わっていくのか…
でも、この生活が悪くないとそう思っている。
長く離れた時間を今は必死に取り戻したい。
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