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二章 あいつの存在が災厄
鬼神に横道なきものを。 伍
しおりを挟むまさかこんなところで出会うとは思わなかった、鬼族の【白】の神子?との邂逅は、僕の頭を大変混乱させてくれた。
綱のとんでもない痴態を見せられたことよりも、余程衝撃的だった。
驚くべきことに頼光は貞光と季武に血を飲ませると、呪いを解く言葉を唱え出す。
──『諸々の禍事罪穢』
(なッ?!)
『光はめっちゃチート!』
綱のその言葉を思い出す。
先程の術式もそうだが……
(角なしなのになぜ呪いを祓える!)
そんな大混乱中の僕の目の前で頼光はそれを詠み上げた。
『有らむをば祓へ給ひ清め給へ白すことを聞こし召せと恐み恐みも白す!』──
それは僕が義母より教えられ、奏上するそれよりもかなり簡略されたものであったが、掛けられた全ての呪いや縛りを解くものだった。
それを以て、彼らに掛けられていた呪いを解いた。
僕は貞光と季武の本来の姿にも驚く。
頭から小ぶりながらも鬼のオスの象徴である二本の角と、少し尖った耳。目に鬼の朱紋まで持つ貞光は、その髪の色や目の色から【黄】の家の縁の者と分かる特徴を持っていた。
同じように季武も強いΩの特徴である銀髪に変わった。
どうやらふたりは鬼族であったらしい。
一刻足らずで三十里以上を駆ける『人』はおかしいと思っていたから納得であるが…
一体全体これはどういうことなのか?
あまりにも訳がわからず、混乱している僕を更に驚かせる者が現れる。
新たにこの部屋に闖入者が入ってきて、手をパンパンと二回ほど鳴らす拍手を打ち、頼光に向かって拝礼をした。
「言祝ぎを申し上げます我が君」
歌うような良く通る柔らかな声で話すそのひとのことを、僕は良く知っている。
「見届け役として、【青】からは弟君の編笠殿。【皇】からはリリィ様と月の君様の【目】。それに【緑】からも甥御様が。
そしてこの儀の証人として【司法】と【誓い】が月の君様に代わり、新しき【白】の宮様とそのお妃様の誕生をお祝い致します」
彼は僕の想像したとおり、元服と婚礼の儀式が終わったとそう宣言した。
因みに月の君という名は義母のこと。
義母の神としての二つ名【ツクヨミ】を知る旧き『血を飲むもの』などはそう呼ぶそうだ。
ふんわりとして優しい甘いミモザの薫りは間違いなく僕の乳母、琥珀のもの。
柔和な笑みを携えた長い銀髪に飴色の瞳を持つ彼は、長らく母の従者をしていた旧き『血を飲むもの』だった。
今では角も無く【華】も捨てた亜神耳長なのに不仲な鬼族の者、それも【白】の神子?に忠誠を誓うのはおかしい。
おまけに連れている紅味の濃い深い赤色の髪と菫の瞳に、目と同色の双角を持つ女の鬼は、その娘で僕の乳姉弟の菫に違いない。
彼らはそれぞれに
「ようやく認められましたな我が君!ほんに喜ばしいことじゃ。次は兄者の番じゃな」
「ご降臨なされた【白】の神子様の未来に幸多からんことを…」
なんて言祝ぎを述べ、頼光に再び礼をする。
昨日から彼らはフノスと僕と朱の子の婚約の為に皇宮に滞在していたから、それは驚かない。
(でもなんでふたりとも頼光を『我が君』って呼んでるの?!)
「なにもここまで正式にせずとも良いものを……」
「月の君は儀式だけは正式に執り行えと仰せです」
頼光はかなり機嫌が悪いらしい。
美しい顔を顰めて「それも気に入らぬ」と短く不愉快だと言い捨てる。
(僕もあなた方のとんでもない房事を見せられて最悪なんですが!)
倒れた貞光と季武を一瞥して「彼奴らが欲情して我が妃を襲ったらどうする?」なんて言っているが…
(それはないと思います!)
とはいえ…僕はそう思うが、綱はオスからしたらとても魅力的な体なのかもしれない。
だってすんごくエロい!
(訂正、おッキします!)
「アオの磨かれた珠のような肌の美しい裸身に淫らに乱れる艶姿。
長年私の血や精で育てたからか、『開花』が近いとはいえこの薫りはオスには『毒』だ」
それを育て、作り上げた頼光がこう言ってる。
確かに相変わらずもの凄いエロい体だし、どうやら綱には【華】まであるらしい。
「出来るなら私が初花を散らし、摘み取りたかったが…それは叶わぬな」
(やっぱり頼光はヤバい!Ωの方からしたらとんでもなくヤバい奴だ!)
悲しそうな顔と心底残念そうな口調で、隠語だらけのとんでもない発言が、神々しいまでに美しい幼い少年の口から飛び出て来てビックリする。
それを翻訳すると……
『初めての発情期で私が抱き、噛んで番にして、監禁したい』
(…うん。ヤバい!)
そんな頼光のあからさま過ぎる発言。
それを彼ら頼光の配下らしき者たちは平然と受け流していた。
「暫定的ではございますが御名も『白』様とさせて頂きます。
月の君様が後ほど我が君とお妃様の【名付け】をされるとの事です」
琥珀の告げたその言葉に強い拒絶を示し、殺気に近いくらいの【威圧】の力を乗せて、
「【要らぬ!】」
と返した。
何か彼の逆鱗に触れるような言葉があったのだろう。
「お祖母様は我が君を正式に降ろすと仰せです。
あの方はその為の用意も出来ていると仰るんですが…」
「遅い!既に禁呪は成った」
更に強くなる重圧。
呼吸するのが苦しくなるほどの圧を感じている。
平然と続ける琥珀はともかく、いつの間にか縛りの解けた僕とアミはそれに当てられた。
恐怖に震える体。竦み上がり足もとがガクガクとしておぼつかない。
アミには菫が駆け寄り支えに行ったが、僕の方へは金時が来て倒れそうになったところを受け止めてくれた。
金時は分かる。
でも、さっきから琥珀と菫が頼光に臣下の礼を取ったりすることが分からない。
「我が君…私もそれは無理だとあの方にお返事していますから、どうかお鎮まりを。
ほら、おひい様や弟君がおかわいそうですよ」
あの厳しいがΩらしいΩの線の細い琥珀が、こんなにも恐ろしい力を持つ彼に平気で近寄り、脱ぎ捨てられた着物を羽織らせながら宥めている。
「……申し訳ない」
彼から出されていた凄まじい怒りの重圧が薄れるが、その異様な光景にまた目眩がしそうだった。
そして琥珀が金時のことを
「私は白の君様のお支度を手伝いますから、お前はおひい様を頼みましたよ。スオウ」
そう呼び、金時が「はい、母上」と返した事で僕は考えることを止め、金時の腕の中に崩れ落ちてしまった。
彼は小さい頃、僕と遊んでくれた琥珀の知り合いのお兄さん『スオ兄』こと『スオウ』の本当の名だったからだ。
僕はもう、この展開についていけそうになかった……
◇
そして今は再び語らっていた部屋に戻っている。
綱を清めたりしてから、身支度を整えて来るという頼光とそれを手伝うという琥珀を待つ間に、金時…いや、『スオウ』という鬼が混乱しすぎて目を回しそうな僕に、説明をしてくれるという。
因みに姉は先程から目を瞑り、考え込んでいる。
未来を視ているか、義姉と話をしているのかもしれない。
アミは菫に慰められている…というか、
『しゃんとせぬか!おぬしはΩだが男子だと、嫁ぐのではなく我を娶ると言うた。
そのざまは何ぞ!』
とかいって頬に強烈な平手打ちをされていた。
(バッチーンってすんごい音がしてた)
すっごく綺麗になって、女の子から女のひとに変わったと思ったけど、彼女のすぐに手が出るところは全然変わっていなかった。
アミと菫はアミの母親には秘密だが、彼女がアルフヘイムに行く九歳から父に許しを貰い、許嫁になっている仲だ。
小さい頃から菫が大好きなアミは、目にΩの徴が現れる前から周りにΩになるだろうと思われていたが、まさかそんな言葉で求婚してたなんて…
(お兄ちゃん初めて知ったよ!)
『お兄様』離れは出来ていないが、なんてオスらしく凛々しいんだ!
アミにはまだ角もないし、うなじも噛まれていないから、彼らは僕や綱とは大違いでとても清い仲らしい。
でもアミは綱と……疑惑はあるが聞かないでおこう。
(うん。彼らが成人して夫婦になったら僕の子の乳母をお願いしても良いな)
───そしてスオウから聞かされた話は衝撃的なものだった。
般若の面を外したスオウは穏やかな口調で僕に語り始めた。
「リリィ様の考えておられる通り、俺ら【四天王】は全員が四家の血を引くものです」
彼の言ったことに「やっぱり!」としか言えない。
「そうだと思った。でないと義父母の結界を渡れない」
僕の返答にも「そうでございますね」と返して笑む彼の姿が、僕のよく知る者とそっくりで話しにくい。
「綱…いえ、アオ様は先代の【青】の当主が父です」
「ウェッ?!お祖母様の子!僕の親戚?!」
「季武は『白』の君様…あの方の甥で、廃されましたが【緑】の当主の隠し子です」
「ハィィイイーーーーーーッ?!」
なんというか驚きすぎて、口がずっとパクパクしている。
(本殿の池に泳いでいる鯉みたいだ)
諸々のことが頭の許容量を超えてきている気がする。
(朱の『俺と同じにした』の告白よりもビックリしてるよ!)
そんな僕の様子を伺い「宜しいですか?」と聞かれるので、こくこくと素早く頭を縦に振って返すとスオウが続ける。
「皆、母親がゲンジの者ですが父親がΩということもあり、今の鬼族では忌み子扱いされる者となります」
「待って!貞光は?」
「貞光は【黄】の当主の孫ですが、后の手の者です」
想像以上に複雑な事情に絶句する。
(義母は頼光の存在を知っていたというのか?!)
「俺は先々代の【赤】の当主で【赤】の巫子。柘榴が母で、……父はあなた様の乳母である琥珀です。
……お久しぶりですね、おひい様」
そう、先程から僕に柔らかく微笑み穏やかに話す彼は、僕の大好きな乳母に良く似た顔立ちをしていた。
妹である菫と違い、柔らかな表情の似合う耳長寄りの顔立ちだ。
激しい気性の【赤】の者らしい振る舞いは成りを潜め、静謐と言っても良いくらいに落ち着いた物腰になっている。
今までは魔術と呪術により顔を昔の姿変えていたらしい。
でも、今の彼は僕を慈しみ育ててくれた琥珀にそっくりなうえに、小さな頃に僕が散々甘えていたお兄さんなので、なんだかむず痒い。
「きん…じゃない、スオウも確かに片親が『角なし』だけど!」
「はい。おひい様と同じハーフエルフにございますね」
空いた口が塞がらないというのはこういうことをいうのだろうか?
しれっと返してきて「それが何か?」という感じの態度だ。
琥珀が亜神耳長だから、僕と同じようにちょっと長めの耳をしているが、目の朱紋はある。
顔は違っても声も体格も変わらない。
魂の色は見えなかったから仕方ないとしても、彼に全然気づかなかった自分はどれほど鈍いんだろうか?
「わ、忘れててゴメンね?…スオ兄」
(あんなに懐いていたのに!)
僕の謝罪にもおかしくてたまらないのか、くくっとした笑いを溢す。
「ははっ……いえ、こちらこそ申し訳ございませんでした。おひい様」
あの頃の彼は、自分が琥珀の子で菫の兄とは決して言わなかったから、全然分からなかった。
【赤】の家の生まれなのにとても穏やかな性格をしている。
そのうえ自らを偽れる稀有な存在【黒】。
彼も涅程ではないが【黒】に近い魂を持っている。
隠すものがもうないからなのか、今までの彼と大きく印象が変わるが、これが彼の本来の質なのだろう。
(真名の無いのない【白】と【黒】の御子がこんな所にいるなんて!)
「それにしても源氏は人族でしょ!
なんで鬼が長をしていたり、四家の者の隠し子がゴロゴロいる訳?」
これが一番不思議だった。
綱から頼光のことを聞いたときに「なんで?」としか思えなかった。
綱のやつは『鬼を狩れるのは同じ鬼でないと無理だからじねぇの?』なんて言ってたし、僕ものんきにそんなもんかなんて思っていたが……
「源氏の興りは『青の世界』の生まれの魂を持ち、鬼の食性や長命で不死の肉体を好まぬ【華】を捨てた元鬼。
それと先祖返りで『角あり』になった者たちの一族です」
僕と綱は大概のうっかりさんだ!
当たってたのに気づいてなかった。
「鬼にも耳長にも人族からも外れた彼ら『源の者』には、居場所がありませんでした。
それに目を付けた鬼族の『長老』たちが、大体百八十年ほど前から彼らを眷属にして飼い始めました」
「どうしてそんなことを…」
「独自に祝の神子…中でも【白】の神子を誕生させる為に」
(それほどに求められているのに、なかなか降臨しないから)
四家にも相応しい巫子が生まれなくなって久しいと聞いていた。
互いに影響し合うから焦りから禁忌に手を出したのだろう。
「源氏……ゲンジは『角なし』の鬼たちの隠れ蓑です。
角ありの子が産まれれば、呪術の供物としてバラされて使われ、角のあるなしに関係なく元服の儀式で競り落とされ、『長老』の飼っている鬼の欲の解消の玩具にされたり。
…祝の巫子を産ませる為の交配もしています。
ゲンジは『長老』たちが手段を選ばず、様々な非道な実験をしている悍しい場所です。
俺を身籠った母があの方に拾われ、俺は『ゲンジ』で育ちました」
思わずヒュッと息を呑んでしまった。
「…なら頼光も四家の誰かの隠し子だよね?」
僕は朱の息子ではないかと思っていた。
もしくは朱の兄弟かと。
「あの方はその悍しい実験の結果誕生されましたが、不完全な器に降臨させられた為に、不遇な扱いを受けている、皇孫殿下であらせられます」
「え…?それじゃあ…まさか?!」
「黒様の従兄。おひい様の義理の甥になりますね」
(あいつらの誰かが父親だった?!)
その事実に愕然として、目眩がしそうだ。
朱があいつらを殺して、僕は…彼らを食べている!
これでは彼らと和解などしようがないのではないだろうか?
いや、下手をするとこの場で殺されるかもしれない。
焦りや恐れなどがごちゃまぜになったそんなどうしようという気持ちになるが、スオウは様子のおかしくなった僕を気にせず続ける。
「今はこの『ゲンジ』……『長老』たちの実験場の管理と奴らの邪魔者の始末。
それからおひい様の番である朱様を呪う為の供物として、その身を捧げさせられています」
スオウは相当強い力を持つ鬼であるらしい。
朱の真名を口に出すことも平気でできる。
真名を持たないのにそこまで強い力を持つのが不思議だ。
(だから恐ろしい)
「………僕はきっと頼光に恨まれているよね?」
「あの方の父君のことですか?
あの方はそのことは全く気にされておられませんし、寧ろリリィ様に侘びたいと仰っていらっしゃいますよ」
「そんなわけない!」
返ってきた言葉に納得できず反発してしまう。
そんな僕にスオウは首を横に振るとこう述べた……
「あの方はリリィ様にこうおっしゃいますよ?
「「母を止められず申し訳ございません」」
スオウの声に途中から変声期前の少年の声が重なる。
「っ!!」
支度を整えた頼光…いや【白】の君が来た。
祝の神子の正装を纏う姿は凛々しく、総髪に結われたこの世界に持つ者がほぼない稀な白金の髪が、歩くたびに煌めき、近寄りがたいほどに神々しい。
元服前の少年くらいの年格好にしか見えないのも、それをさらに強めている。
「我が君……参られたなら先にリリィ様にご挨拶を」
スオウは彼を窘め、彼はそれに適当に「はいはい」なんて返している。
どうやらふたりはとても気安い仲であるらしい。
「ふふ、彼は私の魂の従者『齋』です」
聴こえたのか僕の疑問にそう答えてくれた。
朱にとっての茨木のような、黒にとっての涅のようなそんな従者、齋。
決して主の運命の番の相手にはならないが、それよりもある意味でもっと強い絆のある従者。
ふたりはその関係にあるらしい。
なぜか上座に座らせられている僕の前まで来ると、【白】の君は跪き頭を垂れた。
「長きに渡り、貴方様と母君を虐げた者の子である私の話を受けて下さり、ありがたく存じます」
「許します」
そう言うと頭を上げた彼は、朱の左眼と同じ、皇のオスが持つ鋭いケモノの様な金の瞳で僕を見据えた。
義父と義母の子と言っても良いくらいに彼の母カルミアの要素が全くない顔立ちは、少々オスっぽいが朱にも似ている。
あまりにも穢れ過ぎて痛ましいが、その魂の色はまごうことなき【白】。
とてもあの変な皇子たちの子には到底思えない。
持つ魂も力も完成された皇の鬼であるのに角なし。
「貴方様と見えることが出来、嬉しく存じます」
僕の心まで見通すかのようなそんな視線に落ち着かない。
歳を経た者のうえに、この世界の理を生まれながらに識る賢者である【白】の者は、フノスも含めなんか コ ワ イ 。
「カルミアの子の『名無し』にございます。
『頼光』でも『白いの』でも『ミツ』でもお好きにお呼び下さい」
そう言うと僕に微笑んでくれたが……目の奥が笑っていなかった。
彼は僕を敬ってくれているが、何か強い怒りも持っているらしい。
(僕…彼や綱とかに何かしたっけ?)
10
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