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57託されたもの2
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飛び込んできた魔獣は、頭をぶるぶると震わせ、木くずを辺りに散乱させると、ぎょろりとした目をリュート達に向けてきた。
わずかに開く巨大な口からは鋭い牙が見え、距離の近さからリュートは恐怖で動けなくなってしまった。
大きくひと鳴きした魔獣はリュート達を獲物と捉えたのだろう。勢いをつけると、魔獣が居ることで狭くなった部屋の中で飛び掛かってきた。
「ぐっ――!!」
魔獣の鋭い爪が襲い掛かる寸前、リュートの眼前にフィルバートの背が広がった。
庇うようにして目の前に立ったフィルバートが、攻撃魔法を連続で射出し、魔獣の攻撃を防いでくれる。
いくら魔力量があったとしても、魔獣相手にまだ学生であるフィルバートには、ルミアスやルドルフのように一撃で仕留めるだけの力はない。
フィルバートの額には次第に汗が滲みだし、攻撃する手も次第に弱まっていく。
大きく吠えた魔獣の圧により、フィルバートの攻撃が不発に終わると、それを見越したかのように魔獣がその巨大な尻尾をぐるりと回す。
遠心力で力を増した尻尾は、逃げ遅れたリュートに直撃した。
軽い体は難なく宙を舞い、勢いをつけて壁に激突する。衝撃で呼吸が乱れ、一瞬息が詰まった。
「大丈夫かっ!?」
「うっ……な、なん、とか……っ」
再びリュートを背後に庇うように立ったフィルバートに聞かれ、痛みを堪えながらなんとか答えた。
ここまでの痛みは確かにロマリオから受けたことはない。だが口の中には血の味が広がり、その味と体中の痛みを感じれば、懐かしさを覚えてしまった。
生まれ変わってからというもの、リュートは一度も痛みを伴わない生活をしてきた。それだけ守られてきたということだ。
ずっと守ってもらっているという事実を頭では理解していた。
ぬるま湯につかっているという自覚もあった。それを享受できることに幸福を覚えていたのだ。
安全な巣の中は誰だって心地が良いだろう。
ふと手元を見れば、ルミアスに貰った指輪の宝石にヒビが入っていた。そのヒビは段々と大きくなり、最終的には赤い宝石が粉々に砕けさらさらとした砂になってしまう。
唖然とその様子を眺めていたリュートは、残った指輪を手で握りしめた。
――でも今は、立ち止まっている場合じゃない。
リュートは口内に溜まった血を吐き出し、鼻から垂れた血を拭う。
今は皆が戦っていて、守ってくれる存在はすぐそばに居ないし、呼べもしない。
自分の身は自分だけで守らねばならず、ぬるま湯につかっていていい状況ではすでにないのだ。
「ここは私がなんとかするっ! 君は早く逃げろ!!」
未だにリュートを背に庇い、フィルバートは魔獣からの攻撃をなんとか阻止してくれる。
だがそんな攻防も長くは続かないだろう。
自分一人がこの状況で逃げることに、リュートは途轍もない罪悪感を覚えて胸が苦しくなる。
ここで残ったところでフィルバートの足手まといにしかならず、下手をすれば二人諸共この場で死んでしまう。
そうなれば折角託された悪魔の魔法書や証拠が水の泡になってしまうのだ。
グッと唇を噛みしめたリュートは、魔獣が怯んだ隙をついて壊れた窓の元へ走った。
「フィルバート君も、隙を見て逃げてっ! 御爺様のこと、阻止するんでしょ!?」
走り出す前に一度足を止めたフィルバートを見たリュートは、大きな声えでそう言えば分かっているとばかりに頷かれる。
それを見て少しだけ安堵したリュートは、包みを抱えて一目散に外へと飛び出す。
甘やかされて育ったリュートの全力疾走など、たかが知れたものだった。
必死で足を動かし庭園の中を進む。
途中何度も息が切れ、歩いたり止まったりしていたが、それでも城の外を目指してひたすら足を動かした。
城からだいぶ離れたかと後ろを振り返ってみる。
しかしリュートの足が遅いからか、はたまた城が大きすぎるせいか、さほど距離が離れている感じはしなかった。
ズキズキと痛む体に耐え切れず、リュートはとうとう芝生の上に腰を下ろした。
上がる息を何度か整えている中で、これではいつまで経ってもこの場から離れることができないという事実に絶望感が押し寄せてくる。
魔獣の数は分からない。だが遠くからも聞こえてくる咆哮や、人々の悲鳴の数から相当な数が入り込んでいることが分かる。
今ここで魔獣に遭遇してしまえば、リュートには対抗する術がなにもない。
——もしかしたら。
座っても離さず持っていた包みをリュートは手早く開ける。
薄い悪魔の魔法書が姿を見せ、ゴクリと息を呑んでからページをめくった。
どのページを開いても、リュートには全て理解できてしまう。
月明かりしかない薄暗さの中、必死にページを捲り何か魔法が使えない己であっても魔獣に対抗する術はないかと探す。
どれほど捲ったか。
薄いはずの本だが、いくら捲っても最後のページにまで辿り着くことはなかった。
これもなにか特別な魔法がかかっているのかもしれない。
「——あったっ!!」
何度もページを捲った先には、リュートが望んだような魔法——生命力を魔力に変換し、魔法を行使する方法が書かれていたのだ。
人の命を奪い、力に変換する。ロマリオが今まさに使っている物だ。
リュートには神の加護がある。生命力は人の命を奪うまでもなく豊富といっていいだろう。
あまりロマリオと同じ力を使いたくはなかったが、そう言ってられる状況でもない。
「ルミアスは怒るだろうなぁ……でも今は仕方ない。非常事態だし」
ゴホゴホと咳き込めば手に血が付着した。
流れたままの鼻血も拭い、魔法書の手順に従って魔法書自体にその血を塗り込める。
人を一人殺して得る血よりも少なすぎる量だが、それでも魔法書は反応を示してくれた。
カッと一瞬だけ光を発した直後、魔法書に乗せたままの手のひらから身体中に熱が伝わっていく。
湧き上がってくるそれは紛れもなく、リュートが憧れていた魔法の力だった。
「成功した……でも、使いすぎはきっとダメだ。いざという時に取っておかないとあの人みたいになる」
再び包みを纏めて立ち上がる。
すると背後から魔獣が姿を現した。こんな至近距離に来るまで気づかなかったことに肝が冷える。
グルグルと牙を剥き、唸る魔獣を眼前にリュートは恐怖に呑まれそうだった。
「これはチャンス……これはチャンスだ」
自身に言い聞かせたリュートは、体内にある魔力を放出するために力を練る。
リュートが攻撃魔法を繰り出すのと、魔獣が襲いかかってくるのはほぼ同時だった。
「当たれぇぇぇっ!!」
何もない空間から突如として閃光が走り、それが魔獣の脳天目掛けて落雷する。
ズドンという重たい音とと、パリパリとした小さな音。辺りは濃い煙に包まれ、すぐにどうなったかは分からない。
風魔法で煙を払い状況を確認すれば、そこは頭部を無くして生き絶える魔獣の姿があった。
「うまくいって良かった……」
魔法が使えなくとも、魔法に関する勉強は常にしていた。そのことが功を奏したのもあり、瞬時に魔法を行使できたことにリュートはホッとする。
だがそれも束の間、音に反応したのかあちらこちらから魔獣の足音が聞こえ出した。
どうやらロマリオはこの城から外へ出すつもりはないらしく、魔獣は城の内側へ向かって走ってくるのだ。
「間に合わなかったんだ……」
これではもう外に出ることは叶わない。
あとはいかにして生き残るかにかかっている。
リュートは小さく舌打ちし、安全な場所に少しでも行かねばと城の方向へ向けて今度は走り出すのだった。
わずかに開く巨大な口からは鋭い牙が見え、距離の近さからリュートは恐怖で動けなくなってしまった。
大きくひと鳴きした魔獣はリュート達を獲物と捉えたのだろう。勢いをつけると、魔獣が居ることで狭くなった部屋の中で飛び掛かってきた。
「ぐっ――!!」
魔獣の鋭い爪が襲い掛かる寸前、リュートの眼前にフィルバートの背が広がった。
庇うようにして目の前に立ったフィルバートが、攻撃魔法を連続で射出し、魔獣の攻撃を防いでくれる。
いくら魔力量があったとしても、魔獣相手にまだ学生であるフィルバートには、ルミアスやルドルフのように一撃で仕留めるだけの力はない。
フィルバートの額には次第に汗が滲みだし、攻撃する手も次第に弱まっていく。
大きく吠えた魔獣の圧により、フィルバートの攻撃が不発に終わると、それを見越したかのように魔獣がその巨大な尻尾をぐるりと回す。
遠心力で力を増した尻尾は、逃げ遅れたリュートに直撃した。
軽い体は難なく宙を舞い、勢いをつけて壁に激突する。衝撃で呼吸が乱れ、一瞬息が詰まった。
「大丈夫かっ!?」
「うっ……な、なん、とか……っ」
再びリュートを背後に庇うように立ったフィルバートに聞かれ、痛みを堪えながらなんとか答えた。
ここまでの痛みは確かにロマリオから受けたことはない。だが口の中には血の味が広がり、その味と体中の痛みを感じれば、懐かしさを覚えてしまった。
生まれ変わってからというもの、リュートは一度も痛みを伴わない生活をしてきた。それだけ守られてきたということだ。
ずっと守ってもらっているという事実を頭では理解していた。
ぬるま湯につかっているという自覚もあった。それを享受できることに幸福を覚えていたのだ。
安全な巣の中は誰だって心地が良いだろう。
ふと手元を見れば、ルミアスに貰った指輪の宝石にヒビが入っていた。そのヒビは段々と大きくなり、最終的には赤い宝石が粉々に砕けさらさらとした砂になってしまう。
唖然とその様子を眺めていたリュートは、残った指輪を手で握りしめた。
――でも今は、立ち止まっている場合じゃない。
リュートは口内に溜まった血を吐き出し、鼻から垂れた血を拭う。
今は皆が戦っていて、守ってくれる存在はすぐそばに居ないし、呼べもしない。
自分の身は自分だけで守らねばならず、ぬるま湯につかっていていい状況ではすでにないのだ。
「ここは私がなんとかするっ! 君は早く逃げろ!!」
未だにリュートを背に庇い、フィルバートは魔獣からの攻撃をなんとか阻止してくれる。
だがそんな攻防も長くは続かないだろう。
自分一人がこの状況で逃げることに、リュートは途轍もない罪悪感を覚えて胸が苦しくなる。
ここで残ったところでフィルバートの足手まといにしかならず、下手をすれば二人諸共この場で死んでしまう。
そうなれば折角託された悪魔の魔法書や証拠が水の泡になってしまうのだ。
グッと唇を噛みしめたリュートは、魔獣が怯んだ隙をついて壊れた窓の元へ走った。
「フィルバート君も、隙を見て逃げてっ! 御爺様のこと、阻止するんでしょ!?」
走り出す前に一度足を止めたフィルバートを見たリュートは、大きな声えでそう言えば分かっているとばかりに頷かれる。
それを見て少しだけ安堵したリュートは、包みを抱えて一目散に外へと飛び出す。
甘やかされて育ったリュートの全力疾走など、たかが知れたものだった。
必死で足を動かし庭園の中を進む。
途中何度も息が切れ、歩いたり止まったりしていたが、それでも城の外を目指してひたすら足を動かした。
城からだいぶ離れたかと後ろを振り返ってみる。
しかしリュートの足が遅いからか、はたまた城が大きすぎるせいか、さほど距離が離れている感じはしなかった。
ズキズキと痛む体に耐え切れず、リュートはとうとう芝生の上に腰を下ろした。
上がる息を何度か整えている中で、これではいつまで経ってもこの場から離れることができないという事実に絶望感が押し寄せてくる。
魔獣の数は分からない。だが遠くからも聞こえてくる咆哮や、人々の悲鳴の数から相当な数が入り込んでいることが分かる。
今ここで魔獣に遭遇してしまえば、リュートには対抗する術がなにもない。
——もしかしたら。
座っても離さず持っていた包みをリュートは手早く開ける。
薄い悪魔の魔法書が姿を見せ、ゴクリと息を呑んでからページをめくった。
どのページを開いても、リュートには全て理解できてしまう。
月明かりしかない薄暗さの中、必死にページを捲り何か魔法が使えない己であっても魔獣に対抗する術はないかと探す。
どれほど捲ったか。
薄いはずの本だが、いくら捲っても最後のページにまで辿り着くことはなかった。
これもなにか特別な魔法がかかっているのかもしれない。
「——あったっ!!」
何度もページを捲った先には、リュートが望んだような魔法——生命力を魔力に変換し、魔法を行使する方法が書かれていたのだ。
人の命を奪い、力に変換する。ロマリオが今まさに使っている物だ。
リュートには神の加護がある。生命力は人の命を奪うまでもなく豊富といっていいだろう。
あまりロマリオと同じ力を使いたくはなかったが、そう言ってられる状況でもない。
「ルミアスは怒るだろうなぁ……でも今は仕方ない。非常事態だし」
ゴホゴホと咳き込めば手に血が付着した。
流れたままの鼻血も拭い、魔法書の手順に従って魔法書自体にその血を塗り込める。
人を一人殺して得る血よりも少なすぎる量だが、それでも魔法書は反応を示してくれた。
カッと一瞬だけ光を発した直後、魔法書に乗せたままの手のひらから身体中に熱が伝わっていく。
湧き上がってくるそれは紛れもなく、リュートが憧れていた魔法の力だった。
「成功した……でも、使いすぎはきっとダメだ。いざという時に取っておかないとあの人みたいになる」
再び包みを纏めて立ち上がる。
すると背後から魔獣が姿を現した。こんな至近距離に来るまで気づかなかったことに肝が冷える。
グルグルと牙を剥き、唸る魔獣を眼前にリュートは恐怖に呑まれそうだった。
「これはチャンス……これはチャンスだ」
自身に言い聞かせたリュートは、体内にある魔力を放出するために力を練る。
リュートが攻撃魔法を繰り出すのと、魔獣が襲いかかってくるのはほぼ同時だった。
「当たれぇぇぇっ!!」
何もない空間から突如として閃光が走り、それが魔獣の脳天目掛けて落雷する。
ズドンという重たい音とと、パリパリとした小さな音。辺りは濃い煙に包まれ、すぐにどうなったかは分からない。
風魔法で煙を払い状況を確認すれば、そこは頭部を無くして生き絶える魔獣の姿があった。
「うまくいって良かった……」
魔法が使えなくとも、魔法に関する勉強は常にしていた。そのことが功を奏したのもあり、瞬時に魔法を行使できたことにリュートはホッとする。
だがそれも束の間、音に反応したのかあちらこちらから魔獣の足音が聞こえ出した。
どうやらロマリオはこの城から外へ出すつもりはないらしく、魔獣は城の内側へ向かって走ってくるのだ。
「間に合わなかったんだ……」
これではもう外に出ることは叶わない。
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