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第二部-失意の先の楽園
33 癒される★
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*背後注意です。
慌ただしく帰国したのは、すっかりと日が落ち切った時間だった。暫くぶりに戻ってきたレオが帰るべき場所となった千尋の家は相変わらず心が落ち着く。
それと同時にこの場所は、一番の解放感を味わえる場所でもあった。
片付けも済み、漸くソファに腰を落ち着けることができれば、千尋の伸びてきた手がするりとレオの首にかかり、耳元に薄い唇が寄せられる。
帰国前に癒すと言った千尋は、それをすぐに実行してくれるようだった。
レオとしても有り難い。なぜなら千尋がレオの生まれ街に行きたいと言い出した時、また試されるのかと本当に心臓が痛かったからだ。
誘われるままに唇を合わせれば、すぐに口づけは深くなり互いの舌を存分に絡めあう。するすると降りていく千尋の手が、気が付けばレオのベルトに手をかけていた。
癒すと言う宣言通り、千尋が主導で動いてくれるらしい。そのことに酷く興奮を覚えたレオの下半身が否応なく反応した。
それが分かったのだろう、千尋が口づけをしながら僅かにレオを見て目を細められる。レオはその煽るような些細な表情が堪らなく好きだった。
するりと下着の中に手を差し込まれ、千尋の温度の低い手が既に熱を持ち固く主張し始めたレオのそれを外へ取り出した。
口づけされながら上下に緩くしごかれ刺激を与えられながら、レオもお返しとばかりに千尋の体をシャツの下から手を入れその体を撫でまわす。
胸の飾りをレオの指が掠める度に、僅かに離れた千尋の口からは小さく声が漏れる。艶があるその声に更に興奮するのは言うまでもなかった。
思考が徐々にボヤけていくほどの興奮の渦に呑まれ始めていれば、千尋が床に膝をつき、レオの高ぶりの先端をぺろりと舐めてから口の中に頬張った。
「くっ!」
途端に脊髄を駆けあがる快感に、レオが思わず息を詰めれば舌を動かしながらレオを様子を窺っていた千尋が楽し気に目を細めた。
そのまま誘われるように喉の奥まで到達したレオの高ぶりに、目元に薄く生理的な涙を潤ませながら、千尋はレオの官能を高めていく。
「んっ……ふっ、んんっ」
鼻で息を逃がしながら目一杯口に頬張る姿は、視覚からも存分に刺激を与えられる。
気が付けばレオは千尋の動く頭に合わせて、腰を揺らめかしていた。苦しそうに眉根を寄せる千尋にどんどん気分は高揚していく。
だらりと口端から垂れる唾液が床にパタパタと落ちていき、静かな室内には淫靡な水音が響いていた。
腰が重くなりそのまま果ててしまいたい気持ちもあるが、長く口淫をしていれば千尋が疲れてしまうだろう。レオが腰を引いて小さい口から高ぶりを引き抜けば、千尋が名残惜しそうに撫でてくる。
「レオ、ベッドに行きましょう?」
先にベッドに上がった千尋が残りの衣服を脱げば、均一の取れた肉体が姿を現す。しなやかさと妖艶さを兼ね備えた肢体を前に、レオも手早く衣服を脱ぎ棄てベッドに上がればぎしりと軋む。
そのままいつものように千尋を押し倒そうとすれば、千尋から待ったがかかった。
「お詫びに癒すと言ったでしょう? レオが寝てください」
どうするつもりなのかと指示に従えば、仰向けに横たわったレオの上に千尋が乗ってくる。
腹に片手を置かれ、もう片方の手でレオの固くなっているものを千尋が自らの後孔に押し当てた。
ぐちぐちと何度か入口に押し当てられれば、この先に訪れる快楽に期待してレオの高ぶりからは先走りが溢れてしまう。
そのままゆっくり腰を落とされれば、狭い場所にみちみちとレオのものが収まっていく。ゆるゆると上下されながら進められれば、緩慢な動きにしびれ思わず下から突き上げ、一気に中に埋め込みたい衝動が沸き上がる。
しかし千尋が癒すと宣言したのだから、レオが動くのは間違いというものだろうと我慢する。そのじれったさもまた、興奮を高めるのに一躍買っていた。
「は、ぁっ、あっ」
息を整えてから体を少し倒して腰を動かされれば、搾り取るように中が締め付けられ刺激を与えられた。
ゆるゆると揺れる腰に手を這わせ、吸い付く肌を撫でていれば感じてしまうのか千尋の動きが鈍くなる。
段々と体勢が崩れていけば、先走りでぬめる千尋の高ぶりがレオの腹に当たった。そのまま千尋を抱き込んだレオは、そろそろ良いかと下から強めに突き上げる。
「んあぁっ、れおっ! まって、今日は私がっしますから」
「そうはいっても、もう限界だろう?」
体をぴたりと隙間なく密着させながらゆさゆさと突き上げていれば、千尋から完全に力が抜けていく。
お互いの腹に挟まれた千尋の高ぶりからは先走りが漏れ続け、滑りを一層良くしていく。凹凸のあるレオの腹に擦れる刺激が強いのか、ぶるぶると震えながら縋るように伸ばされた腕がレオの肩に回される。
更に強めに中を抉れば、嬉声が上がり続け千尋は完全にレオにされるがまま。暫くすれば腹が一層濡れた感覚がして、千尋が達したことが分かった。
荒い息を繰り返す千尋の髪を撫でれば、恨みがましそうな視線を向けられる。
「今日は私がって、言ったのに」
「だがもう動けないだろう?」
そう指摘すれば、僅かに顔の赤みを増した顔を隠すように千尋がレオの胸元に顔を埋めてしまう。
そんな千尋が愛らしく、顔を上げさせ深く唇を合わせる。貪るように口内を犯せば、一度萎えた千尋のそれが固さを増した。
「少し激しくしてもいいか、千尋」
耳元でそう問いかければ、千尋の中がぎゅっと締め付けを強くし肌が粟立つ。小さく頷いた千尋に、舌なめずりしたレオは繋がったまま体を反転させ、千尋をベッドに押し倒した。
意図的にじらされたわけではないが、結果的にそうなってしまっているのでレオとしては限界だった。
何よりも、久々の千尋とのまぐわいであるし、千尋が主導で動いていたのだから煽られない方が可笑しいのだ。
一度自身の高ぶりを抜いてから千尋をうつぶせにし、腰を上げさせ再度中に埋めていけば、一度達したことで先ほどより敏感になった中が更に締め付けを強くする。
「あっんあっ、あぁっ、れおっ」
ぎゅうぎゅうに高ぶりを締め付けられながら、背後から強く腰を打ち付ければ千尋が一層乱れた。
千尋が唯一肌を許し乱れるのは世界でただ一人、レオだけだ。その事実が酷く優越感を刺激し、さらにレオを興奮させ征服欲が沸き上がる。
意図的に強く放出したフェロモンで千尋を包み、これは俺のだとマーキングする。それに興奮するのは何もレオだけではない。
千尋もフェロモンを解放し、混ざり合わない香りが心地よくお互いの脳みそを溶かすように満たしていく。
そうなればαの本能は更に刺激され、先を求めて仕方がない。
「千尋、外してもいいか?」
「はっあっ、レオが、止まらないと……外せないっ」
動きを止めれば、千尋が快感に震える指先でネックガードのロックを解除する。途端にあらわになった項に顔を近づけべろりと舐め上げれば、千尋の体がぶるりと震えた。
「まだ、まだいって……まだいってるから、レオッ」
千尋の言葉を無視し、レオは存分に舌を這わせてから項に吸い付き赤い痕を残していく。
いつもであればできない行為だが、休暇の初めであればキスマークを残しても休暇が明ける前には消えてしまう。
行為中にネックガードを外すことも本来であればありえない。だがこれも、溺れるような興奮の最中にあっても決してレオが自我を失わず、本質的な本能に抗えるからできる行為でもあった。
レオだけに許されることは多い。それがどれだけ魅力的で満たされるか。
白く細い項に噛みついてしまいたい衝動がないわけではない。そうしてしまえばきっと怯えることもなくなるだろうし、これ以上ないというほどの多好感と興奮を味わえるだろう。
しかしそうしないのは、その先で待っているのが絶望だと理解しているからだ。
本能に抗えない人間を千尋が許すはずもなく、またレオ自身も本能に逆らえなかった自分を許せるはずがない。
今のままが一番良いのだ。
レオにされるがまま揺さぶられる千尋の後ろに覆いかぶさり、貪るように腰を動かす。一度出してもまだ足りず、抜かずにそのまま動き出せば千尋はそれを止めることなく受け止める。
途方もない快楽に身を委ねていれば、試されるのではないかと怯えてしまった恐怖は跡形もなく消え去って、残ったのは深く求める歪な愛だけだった。
慌ただしく帰国したのは、すっかりと日が落ち切った時間だった。暫くぶりに戻ってきたレオが帰るべき場所となった千尋の家は相変わらず心が落ち着く。
それと同時にこの場所は、一番の解放感を味わえる場所でもあった。
片付けも済み、漸くソファに腰を落ち着けることができれば、千尋の伸びてきた手がするりとレオの首にかかり、耳元に薄い唇が寄せられる。
帰国前に癒すと言った千尋は、それをすぐに実行してくれるようだった。
レオとしても有り難い。なぜなら千尋がレオの生まれ街に行きたいと言い出した時、また試されるのかと本当に心臓が痛かったからだ。
誘われるままに唇を合わせれば、すぐに口づけは深くなり互いの舌を存分に絡めあう。するすると降りていく千尋の手が、気が付けばレオのベルトに手をかけていた。
癒すと言う宣言通り、千尋が主導で動いてくれるらしい。そのことに酷く興奮を覚えたレオの下半身が否応なく反応した。
それが分かったのだろう、千尋が口づけをしながら僅かにレオを見て目を細められる。レオはその煽るような些細な表情が堪らなく好きだった。
するりと下着の中に手を差し込まれ、千尋の温度の低い手が既に熱を持ち固く主張し始めたレオのそれを外へ取り出した。
口づけされながら上下に緩くしごかれ刺激を与えられながら、レオもお返しとばかりに千尋の体をシャツの下から手を入れその体を撫でまわす。
胸の飾りをレオの指が掠める度に、僅かに離れた千尋の口からは小さく声が漏れる。艶があるその声に更に興奮するのは言うまでもなかった。
思考が徐々にボヤけていくほどの興奮の渦に呑まれ始めていれば、千尋が床に膝をつき、レオの高ぶりの先端をぺろりと舐めてから口の中に頬張った。
「くっ!」
途端に脊髄を駆けあがる快感に、レオが思わず息を詰めれば舌を動かしながらレオを様子を窺っていた千尋が楽し気に目を細めた。
そのまま誘われるように喉の奥まで到達したレオの高ぶりに、目元に薄く生理的な涙を潤ませながら、千尋はレオの官能を高めていく。
「んっ……ふっ、んんっ」
鼻で息を逃がしながら目一杯口に頬張る姿は、視覚からも存分に刺激を与えられる。
気が付けばレオは千尋の動く頭に合わせて、腰を揺らめかしていた。苦しそうに眉根を寄せる千尋にどんどん気分は高揚していく。
だらりと口端から垂れる唾液が床にパタパタと落ちていき、静かな室内には淫靡な水音が響いていた。
腰が重くなりそのまま果ててしまいたい気持ちもあるが、長く口淫をしていれば千尋が疲れてしまうだろう。レオが腰を引いて小さい口から高ぶりを引き抜けば、千尋が名残惜しそうに撫でてくる。
「レオ、ベッドに行きましょう?」
先にベッドに上がった千尋が残りの衣服を脱げば、均一の取れた肉体が姿を現す。しなやかさと妖艶さを兼ね備えた肢体を前に、レオも手早く衣服を脱ぎ棄てベッドに上がればぎしりと軋む。
そのままいつものように千尋を押し倒そうとすれば、千尋から待ったがかかった。
「お詫びに癒すと言ったでしょう? レオが寝てください」
どうするつもりなのかと指示に従えば、仰向けに横たわったレオの上に千尋が乗ってくる。
腹に片手を置かれ、もう片方の手でレオの固くなっているものを千尋が自らの後孔に押し当てた。
ぐちぐちと何度か入口に押し当てられれば、この先に訪れる快楽に期待してレオの高ぶりからは先走りが溢れてしまう。
そのままゆっくり腰を落とされれば、狭い場所にみちみちとレオのものが収まっていく。ゆるゆると上下されながら進められれば、緩慢な動きにしびれ思わず下から突き上げ、一気に中に埋め込みたい衝動が沸き上がる。
しかし千尋が癒すと宣言したのだから、レオが動くのは間違いというものだろうと我慢する。そのじれったさもまた、興奮を高めるのに一躍買っていた。
「は、ぁっ、あっ」
息を整えてから体を少し倒して腰を動かされれば、搾り取るように中が締め付けられ刺激を与えられた。
ゆるゆると揺れる腰に手を這わせ、吸い付く肌を撫でていれば感じてしまうのか千尋の動きが鈍くなる。
段々と体勢が崩れていけば、先走りでぬめる千尋の高ぶりがレオの腹に当たった。そのまま千尋を抱き込んだレオは、そろそろ良いかと下から強めに突き上げる。
「んあぁっ、れおっ! まって、今日は私がっしますから」
「そうはいっても、もう限界だろう?」
体をぴたりと隙間なく密着させながらゆさゆさと突き上げていれば、千尋から完全に力が抜けていく。
お互いの腹に挟まれた千尋の高ぶりからは先走りが漏れ続け、滑りを一層良くしていく。凹凸のあるレオの腹に擦れる刺激が強いのか、ぶるぶると震えながら縋るように伸ばされた腕がレオの肩に回される。
更に強めに中を抉れば、嬉声が上がり続け千尋は完全にレオにされるがまま。暫くすれば腹が一層濡れた感覚がして、千尋が達したことが分かった。
荒い息を繰り返す千尋の髪を撫でれば、恨みがましそうな視線を向けられる。
「今日は私がって、言ったのに」
「だがもう動けないだろう?」
そう指摘すれば、僅かに顔の赤みを増した顔を隠すように千尋がレオの胸元に顔を埋めてしまう。
そんな千尋が愛らしく、顔を上げさせ深く唇を合わせる。貪るように口内を犯せば、一度萎えた千尋のそれが固さを増した。
「少し激しくしてもいいか、千尋」
耳元でそう問いかければ、千尋の中がぎゅっと締め付けを強くし肌が粟立つ。小さく頷いた千尋に、舌なめずりしたレオは繋がったまま体を反転させ、千尋をベッドに押し倒した。
意図的にじらされたわけではないが、結果的にそうなってしまっているのでレオとしては限界だった。
何よりも、久々の千尋とのまぐわいであるし、千尋が主導で動いていたのだから煽られない方が可笑しいのだ。
一度自身の高ぶりを抜いてから千尋をうつぶせにし、腰を上げさせ再度中に埋めていけば、一度達したことで先ほどより敏感になった中が更に締め付けを強くする。
「あっんあっ、あぁっ、れおっ」
ぎゅうぎゅうに高ぶりを締め付けられながら、背後から強く腰を打ち付ければ千尋が一層乱れた。
千尋が唯一肌を許し乱れるのは世界でただ一人、レオだけだ。その事実が酷く優越感を刺激し、さらにレオを興奮させ征服欲が沸き上がる。
意図的に強く放出したフェロモンで千尋を包み、これは俺のだとマーキングする。それに興奮するのは何もレオだけではない。
千尋もフェロモンを解放し、混ざり合わない香りが心地よくお互いの脳みそを溶かすように満たしていく。
そうなればαの本能は更に刺激され、先を求めて仕方がない。
「千尋、外してもいいか?」
「はっあっ、レオが、止まらないと……外せないっ」
動きを止めれば、千尋が快感に震える指先でネックガードのロックを解除する。途端にあらわになった項に顔を近づけべろりと舐め上げれば、千尋の体がぶるりと震えた。
「まだ、まだいって……まだいってるから、レオッ」
千尋の言葉を無視し、レオは存分に舌を這わせてから項に吸い付き赤い痕を残していく。
いつもであればできない行為だが、休暇の初めであればキスマークを残しても休暇が明ける前には消えてしまう。
行為中にネックガードを外すことも本来であればありえない。だがこれも、溺れるような興奮の最中にあっても決してレオが自我を失わず、本質的な本能に抗えるからできる行為でもあった。
レオだけに許されることは多い。それがどれだけ魅力的で満たされるか。
白く細い項に噛みついてしまいたい衝動がないわけではない。そうしてしまえばきっと怯えることもなくなるだろうし、これ以上ないというほどの多好感と興奮を味わえるだろう。
しかしそうしないのは、その先で待っているのが絶望だと理解しているからだ。
本能に抗えない人間を千尋が許すはずもなく、またレオ自身も本能に逆らえなかった自分を許せるはずがない。
今のままが一番良いのだ。
レオにされるがまま揺さぶられる千尋の後ろに覆いかぶさり、貪るように腰を動かす。一度出してもまだ足りず、抜かずにそのまま動き出せば千尋はそれを止めることなく受け止める。
途方もない快楽に身を委ねていれば、試されるのではないかと怯えてしまった恐怖は跡形もなく消え去って、残ったのは深く求める歪な愛だけだった。
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