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第2章
2.いざ魔法を使ってみよう
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仕事があるため、天界へと戻らなければいけないくせに玄関で渋るカマエルを家から追い出し…いや送り出し、やっと一息つく。
もう時間的には昼に近い。
カマエルは結局僕の家に居付く気満々みたいで、ここから天界へと毎朝帰って行くみたいだ。
なんだかあいつ、通い妻みたいだな…
ふふふ…
そう考えると不思議と笑いが溢れる。
それにこの時間に天界の職場に…って、いつか人族の本で見たジューヤクシュッキンってやつだろう。堂々と遅れてやってくるくせに偉そうにする種族のことをそう呼ぶらしい。
嫌な種族もいたものだ。
ということは、僕はずっとあいつを天使族だと思ってたけど本当は違ったのだろうか?
考えても答えが出ないので、どうせ夕方になればあいつが帰ってくるだろうしその時にでも聞こうと思う。
じゃあ、あいつがいない今、
僕がすることは
魔法を使えるようになること!
今までは僕の魔力が少ないから使えないと思ってたけど、あの出来事の後増えた今の僕の魔力なら魔法が使えるはず。
どうせならすごい魔法を使ってあいつを見返してやりたい。
思い立ったら吉日。
流石に部屋ではできないので、家の裏手にあるスペースに出て早速試して見る。
深く深呼吸して呼吸を整える。
身体の中の魔力を感じて、
外に放出する!
『魔力水』
シーン
何も出ない。
あれ?何か間違ってた?
もう一度!
『魔力水』
シーン
もう一度、
『魔力水』
もう一度、
………。
あれから夕方まで何度も何度も練習したけど、
結果僕の魔法は発動することはなかった。
ちーん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりの投稿短くてすみません…
もう時間的には昼に近い。
カマエルは結局僕の家に居付く気満々みたいで、ここから天界へと毎朝帰って行くみたいだ。
なんだかあいつ、通い妻みたいだな…
ふふふ…
そう考えると不思議と笑いが溢れる。
それにこの時間に天界の職場に…って、いつか人族の本で見たジューヤクシュッキンってやつだろう。堂々と遅れてやってくるくせに偉そうにする種族のことをそう呼ぶらしい。
嫌な種族もいたものだ。
ということは、僕はずっとあいつを天使族だと思ってたけど本当は違ったのだろうか?
考えても答えが出ないので、どうせ夕方になればあいつが帰ってくるだろうしその時にでも聞こうと思う。
じゃあ、あいつがいない今、
僕がすることは
魔法を使えるようになること!
今までは僕の魔力が少ないから使えないと思ってたけど、あの出来事の後増えた今の僕の魔力なら魔法が使えるはず。
どうせならすごい魔法を使ってあいつを見返してやりたい。
思い立ったら吉日。
流石に部屋ではできないので、家の裏手にあるスペースに出て早速試して見る。
深く深呼吸して呼吸を整える。
身体の中の魔力を感じて、
外に放出する!
『魔力水』
シーン
何も出ない。
あれ?何か間違ってた?
もう一度!
『魔力水』
シーン
もう一度、
『魔力水』
もう一度、
………。
あれから夕方まで何度も何度も練習したけど、
結果僕の魔法は発動することはなかった。
ちーん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりの投稿短くてすみません…
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