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250.背中がぞくぞくする ※微

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 抱き着いたセティの肌は僕より冷たくて、でも触れていると温かくなる。怠い手が滑り落ちそうで、セティの首の後ろで両手を握った。

「気持ちいい?」

「ん……きもち、ぃ」

 舌や唇も動きづらいの。もう食べられちゃったのかな。気持ちいいし、もっとセティの物になりたい。全部セティと一緒に混じったら、僕はもう寂しくないし怖くないんだよ。

 お腹の奥がじくじくして、なんだか落ち着かない。背中に回されたセティの腕が動いて、僕の腰を柔らかく撫でた。お尻にも届いた手がするりと入ってくる。

「やっ、ばっちぃ」

 そこは違うよ。汚い。こないだ舐められたお尻をまた指がなぞっていく。中に入るとぞくぞくするし、ちょっとだけ痛かった。変な声出るし、体が言うこと聞かないから怖い。

「大丈夫だ、ここから食べるんだよ」

「……え?」

 こんなところから食べるの? 口じゃなくて? 前回はおちんちんから食べたのに。頭の中がいっぱいになって、混乱した。僕が知ってる食べると、セティがしようとする食べるは違うのかな。不安になった。僕、ちゃんと食べられることが出来る?

「今日は泣いても怖がってもやめない。いいか?」

「うん」

 セティがずっとお腹空いてるのは可哀想だし、それなら少し怖くても涙出ても我慢する。

「たくさ、ん……食べ、てね?」

 お腹いっぱい食べて欲しい。僕を残さないで。苦しくなるほど抱き締められて、僕は嬉しくて必死でしがみ付く。正面からの抱っこも後ろからの抱っこも好き。両方ともセティが教えてくれた。僕が知らないことはすべて、セティから聞いたの。触れて教えて好きでいてくれる。

「ん……ぁ、あぅ」

 おちんちんを撫でたセティの指が絡みついて、先っぽを強くこする。上に向かって何度も動かす長い指が、僕の喉から変な声を絞り出した。いつもと違う高い声、嫌なのにセティは嬉しそう。僕のこの声、変じゃないの?

「可愛い」

 ちゅっと目の横にキスされて、そのまま頬も唇が押し当てられる。ぺろっと舐められて、ぞくっとした。背中が痺れておちんちんが痛くなる。ちらっと見たら腫れていた。病気かも知れない。でも前回も腫れてたし、白いのが出たら落ち着いたから平気かな。

 もじもじしていたら、セティは機嫌よくおちんちんを弄った。押さえる手をどけようと上から手を重ねたら、入れ替えられた。僕の手が直接おちんちんを握ってるの。どうしよう。上からセティが動かすと、お腹の奥が変な感じ。

「やぁ……ん、ふっ、う」

 漏れる声を吸い取るみたいにキスされた。吸いだすように舌を絡め取られ、唇に歯を立てられる。気持ちよくて、でも怖くて、気づいたら腰が動いてた。それを可愛い、可愛いとセティが褒める。ここから我慢しないと食べてもらえない。こないだは僕が泣いたから、セティに我慢させちゃった。

「あっ、う……んぅ」

 汗、涙、涎、鼻水。たぶん僕の顔は酷いことになってるのに、セティはキスして可愛いと言う。僕はセティを信じてるから、平気。両足で跨ったセティのおちんちんが大きくなって、僕のに触ってる。それが不思議と気持ちよくて、背中がぞくぞくした。
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