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157.僕は病気なの? ※微
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弄るセティの手が動くと、音がする。何だかいけないことをした気分……おしっこ出ちゃったし。鼻をずずっと啜った僕の前で、スカートから手を出したセティが「ごめんな」と謝った。首を横に振る。悪いのは僕だと思う。
お膝に座ってるのにおしっこ出ちゃうんだもん。泣きながら僕も謝ると、ちらっとテントの入り口が開いて、ガイアが文句を言った。
「虐めるなら僕が貰うよ」
「うるさい。オレのだ」
セティが指先を動かすと、テントの入り口はぴたりと閉まった。鼻を啜りながら振り返っていた僕は、あごに触れるセティの指で前を向く。優しい顔をしたセティと唇を重ねた。気持ちよくて、キスに夢中になる。もじもじと足を動かしたら、またスカートに入ってきたセティの指が触れる。
今度は足やお腹の辺りを撫でてから、上にのぼった。胸の辺りを行ったり来たりする。僕の胸はぺったんこなのに。
『我らの前で無体をする気か?』
「……ちっ、わかったよ」
外からお父さんの声がして、僕はちゅっと音を立てたキスをいっぱい貰う。額も頬も唇も、でも首の時にちくっとした。セティのキスは何時も気持ちいいのに、痛い。歯がぶつかったのかな? トムも牙をぶつけちゃうことあるし。納得した僕を魔法で綺麗にしてくれた。
「ありがとう、セティ」
にっこり笑う。お漏らししちゃったけど、それも綺麗になった。お礼を言ったのに、セティが変な顔で「罪悪感が半端ない」と呟く。意味が分からない。
「今日はここまで。また明日な」
最後にもう一度唇を重ねて終わり。お漏らしを気にして、綺麗になったスカートを持ち上げる。もう綺麗だけど、そういえば……僕、下着履いてなかった。それにおちんちんが少し硬くなってる。病気だったらどうしよう。
「セティ、これ病気?」
「いや、きわめて正常な反応だ。イシスも大人になって来た証拠だから安心していいぞ」
「わかった、ありがとう」
ほっとしてスカートを下ろした。セティはまた鼻と口を塞いで、変な息をしてる。セティの方が病気だったりして……困るな。
スカートなので足を立てて座れず、足を隠すためにぺたんと開いて座る。スカートがめくれないように、足の間を手で押さえた。それからセティを見上げる。
「苦しいの?」
「……平気」
セティがそう言うなら、今日は僕が抱っこして寝るね。ぎゅっとして寝たら温かいから、セティの具合悪いのも治ると思う。にこにこしながら手を伸ばしたら、後ろからガイアがテントに入ってきた。
「この子は本能的に、危険に向かうようになってるの?」
ぼそっと呟いて、テントの端に籠を押しやっている。重そうなので手伝おうとしたけど、その前に籠はテントの隅に置かれた。中にはトムが寝ていて、ガイアは自分も籠に飛び込んで頭だけ覗かせた。目が細くなってる。
「襲ったら、僕が奪うから」
セティは何も言わずにひらひらと手を振って、籠の蓋を無理やり閉めちゃった。中でガイアが怒ってる声がするけど、少ししたら静かになる。頭ぶつけてないといいけど。
「寝るぞ」
「うん」
セティが横になった毛布の隙間を開けて、僕を呼んでる。急いで中に入って、スカートを整えた。腰のベルトはしなくていいか聞いたら、寝る時は苦しくなるからしないんだって。やっぱりいろいろ知ってるね。
安心して眠った僕だけど、朝になったら首や胸を虫に食われてた。赤い痕がいっぱいで、お母さんに見せたらボリスから隠されちゃった。
お膝に座ってるのにおしっこ出ちゃうんだもん。泣きながら僕も謝ると、ちらっとテントの入り口が開いて、ガイアが文句を言った。
「虐めるなら僕が貰うよ」
「うるさい。オレのだ」
セティが指先を動かすと、テントの入り口はぴたりと閉まった。鼻を啜りながら振り返っていた僕は、あごに触れるセティの指で前を向く。優しい顔をしたセティと唇を重ねた。気持ちよくて、キスに夢中になる。もじもじと足を動かしたら、またスカートに入ってきたセティの指が触れる。
今度は足やお腹の辺りを撫でてから、上にのぼった。胸の辺りを行ったり来たりする。僕の胸はぺったんこなのに。
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「……ちっ、わかったよ」
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「ありがとう、セティ」
にっこり笑う。お漏らししちゃったけど、それも綺麗になった。お礼を言ったのに、セティが変な顔で「罪悪感が半端ない」と呟く。意味が分からない。
「今日はここまで。また明日な」
最後にもう一度唇を重ねて終わり。お漏らしを気にして、綺麗になったスカートを持ち上げる。もう綺麗だけど、そういえば……僕、下着履いてなかった。それにおちんちんが少し硬くなってる。病気だったらどうしよう。
「セティ、これ病気?」
「いや、きわめて正常な反応だ。イシスも大人になって来た証拠だから安心していいぞ」
「わかった、ありがとう」
ほっとしてスカートを下ろした。セティはまた鼻と口を塞いで、変な息をしてる。セティの方が病気だったりして……困るな。
スカートなので足を立てて座れず、足を隠すためにぺたんと開いて座る。スカートがめくれないように、足の間を手で押さえた。それからセティを見上げる。
「苦しいの?」
「……平気」
セティがそう言うなら、今日は僕が抱っこして寝るね。ぎゅっとして寝たら温かいから、セティの具合悪いのも治ると思う。にこにこしながら手を伸ばしたら、後ろからガイアがテントに入ってきた。
「この子は本能的に、危険に向かうようになってるの?」
ぼそっと呟いて、テントの端に籠を押しやっている。重そうなので手伝おうとしたけど、その前に籠はテントの隅に置かれた。中にはトムが寝ていて、ガイアは自分も籠に飛び込んで頭だけ覗かせた。目が細くなってる。
「襲ったら、僕が奪うから」
セティは何も言わずにひらひらと手を振って、籠の蓋を無理やり閉めちゃった。中でガイアが怒ってる声がするけど、少ししたら静かになる。頭ぶつけてないといいけど。
「寝るぞ」
「うん」
セティが横になった毛布の隙間を開けて、僕を呼んでる。急いで中に入って、スカートを整えた。腰のベルトはしなくていいか聞いたら、寝る時は苦しくなるからしないんだって。やっぱりいろいろ知ってるね。
安心して眠った僕だけど、朝になったら首や胸を虫に食われてた。赤い痕がいっぱいで、お母さんに見せたらボリスから隠されちゃった。
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