【完結】Apocalypsis アポカリュプシス

 犯罪研究の第一人者であるコウキ・タカシナ博士は、政府直轄機関からの要請を受けた。犯罪者の心理を読み解く分野で天才と称された彼は、断ることができない命令を諦め半分で受諾する。
 新しい研究材料を提供してくれるのだから断る理由はない。都合よく政府機関の要請を脳内で置き換えたコウキだが、提供された犯罪者は―――かつて死神と呼ばれた連続殺人犯。
 彼は元死刑囚だ。つまり、公的には死刑は執行したと発表された”社会的に死体とされた存在”だった。
 多くの女子供を殺めた犯罪の天才と、犯罪心理を専攻する博士。
 己の信念に従い、神を否定して殺人を禁忌としない連続殺人犯は、言葉巧みに己の管理者たるコウキの心を捉えていく。囚人でありながら、自由奔放に振舞う彼の目的とは…?

※この作品では残虐な表現があります。またキリスト教や聖書を否定する表現が多用されています。
【重複投稿】エブリスタ、アルファポリス、カクヨム、小説家になろう
【シリーズ構成】5章構成、50話完結
24h.ポイント 42pt
541
小説 18,116 位 / 195,575件 ミステリー 215 位 / 4,508件

あなたにおすすめの小説

回想録

高端麻羽
ミステリー
古き良き時代。 街角のガス灯が霧にけぶる都市の一角、ベィカー街112Bのとある下宿に、稀代の名探偵が住んでいた。 この文書は、その同居人でありパートナーでもあった医師、J・H・ワトスン氏が記した回想録の抜粋である。

ハイブリッド・ブレイン

青木ぬかり
ミステリー
「人とアリ、命の永さは同じだよ。……たぶん」  14歳女子の死、その理由に迫る物語です。

【完結】共生

ひなこ
ミステリー
高校生の少女・三崎有紗(みさき・ありさ)はアナウンサーである母・優子(ゆうこ)が若い頃に歌手だったことを封印し、また歌うことも嫌うのを不審に思っていた。 ある日有紗の歌声のせいで、優子に異変が起こる。 隠された母の過去が、二十年の時を経て明らかになる?

【画像あり】超有名なミステリー「うつろ舟」のはなし

糺ノ杜 胡瓜堂
ミステリー
 世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」  「南総里見八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴と、随筆家・山崎美成らが中心となって発足させたその会で報告された内容は「兎園小説」として編纂されました。  そこから、あの「超有名」なミステリー「うつろ舟の蛮女」のお話をご紹介します。  うつろ舟については、民俗学者の柳田國男氏の著書をはじめ詳細な研究がなされていますし、ネット上でも様々に考察されていますので、今更私があれこれ言うまでもありません。  ただ、なかなか「原資料」を目にする機会は少ないと思いますので訳してみました。  

【完結】王太子殿下が幼馴染を溺愛するので、あえて応援することにしました。

かとるり
恋愛
王太子のオースティンが愛するのは婚約者のティファニーではなく、幼馴染のリアンだった。 ティファニーは何度も傷つき、一つの結論に達する。 二人が結ばれるよう、あえて応援する、と。

人狼ゲーム『Selfishly -エリカの礎-』

半沢柚々
ミステリー
「誰が……誰が人狼なんだよ!?」 「用心棒の人、頼む、今晩は俺を守ってくれ」 「違う! うちは村人だよ!!」  『汝は人狼なりや?』  ――――Are You a Werewolf?  ――――ゲームスタート 「あたしはね、商品だったのよ? この顔も、髪も、体も。……でもね、心は、売らない」 「…………人狼として、処刑する」  人気上昇の人狼ゲームをモチーフにしたデスゲーム。  全会話形式で進行します。  この作品は『村人』視点で読者様も一緒に推理できるような公正になっております。同時進行で『人狼』視点の物も書いているので、完結したら『暴露モード』と言う形で公開します。プロット的にはかなり違う物語になる予定です。 ▼この作品は【自サイト】、【小説家になろう】、【ハーメルン】、【comico】にて多重投稿されております。

憑代の柩

菱沼あゆ
ミステリー
「お前の顔は整形しておいた。今から、僕の婚約者となって、真犯人を探すんだ」  教会での爆破事件に巻き込まれ。  目が覚めたら、記憶喪失な上に、勝手に整形されていた『私』。 「何もかもお前のせいだ」  そう言う男に逆らえず、彼の婚約者となって、真犯人を探すが。  周りは怪しい人間と霊ばかり――。  ホラー&ミステリー

初恋

三谷朱花
ミステリー
間島蒼佑は、結婚を前に引っ越しの荷物をまとめていた時、一冊の本を見付ける。それは本棚の奥深くに隠していた初恋の相手から送られてきた本だった。 彼女はそれから間もなく亡くなった。 親友の巧の言葉をきっかけに、蒼佑はその死の真実に近づいていく。 ※なろうとラストが違います。