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3章
Part 166『ガールズトーク(?)』
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しばらく走り、民家からかなり離れた頃になると舗装されていない道に入った。走行には問題ないルートではあるが、砂利が多く車体が微妙に揺れて、座っている俺たちの体を揺らした。そのせいで、お尻が微妙に痛い。
だが、あの乗り物に乗るよりは随分と気が楽なのも事実なので文句はない。
ペンダントは進行方向をまっすぐ指し続けている。動いている様子もないのでどこかに保管されているのかもしれない。
念のために俺は、ハチからもらったブレスレットを取り出して腕につける。
「なんですか? それ」
粉雪が俺のブレスレットを見つめながらそう尋ねてきた。
「透明化するアイテムだよ。 ハチが貸してくれたんだ。」
「え、エロいことし放題のアイテムじゃないですか!」
「それって女の人が言う話なのか・・・?」
定番のネタではあるが女性が振る話でもない気がする。
「透明化はロマンですよねぇ。私もハルカちゃんのお風呂とか着替えを覗きたいって何度思ったことか・・・・・・あ、ハルカちゃんってのは、今ハマってる『ハッピークローバー』って漫画のヒロインなんですけど、もう、事あるごとに湯気やら光が邪魔して・・・・・・」
「女の子同士なら一緒に入れるのに・・・・・・」
「いや、覗くからいいんじゃないですか。イケナイ事してるっていう背徳感、完全にリラックスしきってる私達には見せない未知の彼女っていうのが良いんでしょう!?」
「いや、知らないよ。」
「そんなこと言ってサクヤさんのお風呂とか覗こうと思ったりしないんですか? 普通に妖精特有の黄金比ボディなんですよ? あれで、食べて太らないとか、もう、完成されてますよね。」
「いや、覗きとかは、別に・・・・・・」
「草食系か!」
粉雪は、俺に怒るようにツッコミを入れてくる。この子は何を目指しているのだろうか。
「粉雪、下品ですよ。覗きなんて・・・・・・」
暴走気味の粉雪を真冬さんが嗜める。しかし、粉雪の方はそれでも続けるようで標的を真冬さんに切り替えた。
「お姉ちゃんだって、好きな人のお風呂覗いてみたいと思ったことあるでしょう!?」
「ありません。覗きなんてみっともない。」
真冬さんは、キッパリとそう断言する。流石、しっかりしている。やはり、守るべきルールやマナーは大事にしないと、こういうのは信頼関係なのだ。
親しき中にも礼儀ありだ。一線は引いて行かないとお互い良い関係は維持できない。
「私は一緒に入りたいです。」
「・・・・・・」
なんか、思ってたのと違う・・・・・・。
だが、あの乗り物に乗るよりは随分と気が楽なのも事実なので文句はない。
ペンダントは進行方向をまっすぐ指し続けている。動いている様子もないのでどこかに保管されているのかもしれない。
念のために俺は、ハチからもらったブレスレットを取り出して腕につける。
「なんですか? それ」
粉雪が俺のブレスレットを見つめながらそう尋ねてきた。
「透明化するアイテムだよ。 ハチが貸してくれたんだ。」
「え、エロいことし放題のアイテムじゃないですか!」
「それって女の人が言う話なのか・・・?」
定番のネタではあるが女性が振る話でもない気がする。
「透明化はロマンですよねぇ。私もハルカちゃんのお風呂とか着替えを覗きたいって何度思ったことか・・・・・・あ、ハルカちゃんってのは、今ハマってる『ハッピークローバー』って漫画のヒロインなんですけど、もう、事あるごとに湯気やら光が邪魔して・・・・・・」
「女の子同士なら一緒に入れるのに・・・・・・」
「いや、覗くからいいんじゃないですか。イケナイ事してるっていう背徳感、完全にリラックスしきってる私達には見せない未知の彼女っていうのが良いんでしょう!?」
「いや、知らないよ。」
「そんなこと言ってサクヤさんのお風呂とか覗こうと思ったりしないんですか? 普通に妖精特有の黄金比ボディなんですよ? あれで、食べて太らないとか、もう、完成されてますよね。」
「いや、覗きとかは、別に・・・・・・」
「草食系か!」
粉雪は、俺に怒るようにツッコミを入れてくる。この子は何を目指しているのだろうか。
「粉雪、下品ですよ。覗きなんて・・・・・・」
暴走気味の粉雪を真冬さんが嗜める。しかし、粉雪の方はそれでも続けるようで標的を真冬さんに切り替えた。
「お姉ちゃんだって、好きな人のお風呂覗いてみたいと思ったことあるでしょう!?」
「ありません。覗きなんてみっともない。」
真冬さんは、キッパリとそう断言する。流石、しっかりしている。やはり、守るべきルールやマナーは大事にしないと、こういうのは信頼関係なのだ。
親しき中にも礼儀ありだ。一線は引いて行かないとお互い良い関係は維持できない。
「私は一緒に入りたいです。」
「・・・・・・」
なんか、思ってたのと違う・・・・・・。
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