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第22話 やっぱり魔法は憧れです?!
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「おお、クリス……何と……美しい……20年前に出会った頃のようだぞ……」
「うふふ、嬉しいですけど言い過ぎではなくて?」
「いや、そんな事はない。輝くような肌、確実に若返っている……改めて惚れ直したぞ」
グレイ男爵が真っ直ぐに視線を向けながら話すと、クリス夫人は少女のように頬を赤らめていた。
「凄い。これがエステの効果なんですね。美しくなるだけでは無く、夫婦の仲も深まる……美鈴さん、私は生涯をエステに費やしたいと思います!」
ステラさんは奥さんと手を取り合いながら熱く語っている。
ニャミーさんも涙を浮かべながら頷いてる。
「ホフマン、定期的にエステを頼む。美しい妻を毎日眺められるとは、これ以上の贅沢は無いからな」
「あなた……」
男爵といい、ホフマンさんといい、ラブラブだなぁ。
エステ効果が思いの外、良い結果を出している。
奥さんがクリス夫人の耳元に囁くと、目を輝かせながらグレイ男爵の側へ向かう。
「本当か! 子宝に恵まれるかも知れないだと!」
グレイ男爵は食い入るように奥さんを見つめた。
「確実ではありませんが、お風呂と全身エステで血の廻りが良くなるので、可能性は上がると思います。クリス様は冷え性の様なので、妊娠し辛かったのではないでしょうか?」
「冷え性とは?」
「病気ではありませんが、手や足先の血流が悪くなり冷たくなってしまう症状です。奥様は暑い日でも寒くて眠れない時があると聞きました。眠る時も温めて眠る様にすれば……」
「なるほど、理に適かなっている。今日から実行しよう。もし懐妊しなくても気に病まなくても良いからな。希望が出来ただけでもありがたい」
「ありがとうございます。グレイ男爵様達に幸せが訪れる事を祈っています」
「美鈴殿はまるで聖女の様だな」
実際、奥さんは女神で、聖女候補はすぐ隣のニャミーさんですよー
「ホフマン、エステは間違いなく王都まで広まる。クリスが社交界に出たら、貴婦人達に根掘り葉掘り聞かれるだろうからな。その前に準備だけはしておけ。私も寄り親であるドマス伯爵様へ報告はしておく」
「わかりました! グレイ男爵様、妻のステラと共に誠心誠意、精進させて頂きます」
「ポンプの件だが量産する当ても出来た。耐久性もこの1か月で実績も得られた。チェス、リバーシも同時に進めていく。こちらもドマス伯爵様へ献上出来そうだ。グレイ領もボルストンから大きく発展していくだろう」
「なんだか凄い事になっちまってるねぇ。アタシは仕事が増えそうで有難いけどさ」
アマラさんがそう呟くと……
「ドマス伯爵への護衛は、Aランク冒険者クラウスの『栄光の牙』へ頼もうと思っている」
「!?」
グレイ伯爵の一言でアマラさんが挙動不審になってるな。
「1パーティだけでは不安だ。『紅の鷹』にも依頼しようと思っているがどうだ?」
「ア、アタシ達ですか?!」
キョドり具合がハンパ無いけど、もしかして……
「アマラやったニャ!」
「良かったですわね!」
「……ぅ~、うん……」
恋する乙女の表情ですね、分かります。
オレも応援したくなっちゃったよ!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「これが魔導書……」
ニャミーさんは食い入る様に見つめている。
魔導書は一般庶民では生涯目にすることはない、貴族で秘匿されているものなのだそうだ。
魔法には、初級、中級、上級、超級、帝級があって、伝説では神級もあると言われている。
グレイ男爵の家には初級魔法の載っている魔導書があった。
奥さんなら神級があったら覚えちゃいそうだけど……女神だし。
「中級は子爵、上級なら伯爵、超級は侯爵・辺境伯、帝級は公爵・王族が管理している。生憎ウチには初級魔導書しか無いので申し訳ないが」
「とんでもありません。適性はあるものの、1つも魔法を覚えていないので助かります」
グレイ男爵の言葉にオレは素直にお礼を言った。
魔法のレベルは全員Lv.1だから、初級しか覚えられないだろうし。
「魔法は、何度も使い鍛錬することで熟練される。同じ初級魔法でも帝級魔法を習得出来る者が扱うと効果に差が出る。一般には水・火・風・土・雷・聖・闇の7つがある。ただし、自分にどの適性があるのかそこから調べねばならない。まずそこでかなりの時間を費やす」
「私とニャミーちゃんは聖魔法、和馬は水魔法、土魔法、火魔法の適性があります」
そうそう、ここに来るまででレベル上がったからオレは水、土、火魔法のLv.1が……ってオレ達の適性を話しちゃって良かったの?
「な、何故、自分達の適性がわかるんだ?」
ほらほら、グレイ男爵が驚いちゃってるよ。
オレ達は『ステータスオープン』って言えば確認出来るからね。
この『アコート』の世界にはステータスなんて言葉は無いから、自分の能力は経験でしか確認できないからね。
「それは美鈴お姉様が凄い方だからです!」
ニャミーさーん。
そうですけど、合ってますけど、違うんじゃないかなー。
「そうだな、美鈴さんだものな」
え、グレイ男爵、それでいいんですか?
それに美鈴さん呼び?
結局、オレ達は30分ほどで、初級聖魔法の『ヒール』と『キュアー』を、オレは初級水魔法の『ウォーターボール』と土魔法の『ロックバレット』、火魔法の『ファイアアロー』を習得した。
グレイ男爵は顔を痙攣ひきつらせながら強引に納得した様だった。
オレ達は習得した魔法を使ってみたいということで、診療所までやってきた。
オレの魔法はどこでも試せるけど、奥さんとニャミーさんは相手が怪我や毒状態じゃ無いと使えないからね。
アコートでは病院は存在しておらず、治療は聖魔法か薬草で治療するのが一般的だ。
規模によって呼び方は違うが、治療院ほどの大きさは、子爵以上の街でないと無い様だし診療所の無い町も多く存在する。
「これはグレイ男爵様。本日はどの様な御用でしょうか?どなたか怪我でもされたのでしょうか?」
白衣に身を包んだ175cm位で初老の男性が、とても和にこやかに対応してくれた。
リックさんはこの診療所を任されている魔道士で、グレイ領唯一の中級が扱える人だ。
薬草の知識も豊富で、グレイ男爵からかなり信頼されている人物だそうだ。
「初級聖魔法を会得した者が2人いてな、どうせなら怪我人や病人に喜んで貰いたいと言ってくれたのだ」
「そうでしたか。そちらは猫獣人のシスターとそちらの美しい方は……」
「美鈴と申します。習得したばかりなのですが、お役に立てれば嬉しいです」
奥さんが話していると……
「た、助けてくれー!」
頭から流血した犬獣人の男が駆け込んできた。
よく見ると頭だけで無く、肩や膝からも血を流していて、衣服にもかなりの土汚れが付いている。
「鉱山で落盤事故が起きた! 何人も怪我をしてる。早くきてくれ!」
「なんだと! すぐに向かおう。美鈴さん達もお願いしても良いか?」
グレイ男爵の顔にも焦りが見える。
「もちろんです!すぐに向かいましょう、その前に、そちらの方の怪我を治さないと」
「オレは大丈夫だから、早くアイツらを……」
奥さんは頭かぶりを振ると
『ヒール』
眩い光が怪我をした男を包むと……
「い、痛くねぇ! どこもなんともねぇ」
「そんな、まさか……初級聖魔法を覚えたてであれば、擦りむいた程度の傷を治すのが精一杯のはず。しかも一瞬で全身の怪我を治してしまうなんて、私の『ミドルヒール』でも無理ですよ」
目を丸くして驚いているリックさんだったが、生涯忘れる事が出来ない光景がこの後待っているとは知る由も無かった……
「うふふ、嬉しいですけど言い過ぎではなくて?」
「いや、そんな事はない。輝くような肌、確実に若返っている……改めて惚れ直したぞ」
グレイ男爵が真っ直ぐに視線を向けながら話すと、クリス夫人は少女のように頬を赤らめていた。
「凄い。これがエステの効果なんですね。美しくなるだけでは無く、夫婦の仲も深まる……美鈴さん、私は生涯をエステに費やしたいと思います!」
ステラさんは奥さんと手を取り合いながら熱く語っている。
ニャミーさんも涙を浮かべながら頷いてる。
「ホフマン、定期的にエステを頼む。美しい妻を毎日眺められるとは、これ以上の贅沢は無いからな」
「あなた……」
男爵といい、ホフマンさんといい、ラブラブだなぁ。
エステ効果が思いの外、良い結果を出している。
奥さんがクリス夫人の耳元に囁くと、目を輝かせながらグレイ男爵の側へ向かう。
「本当か! 子宝に恵まれるかも知れないだと!」
グレイ男爵は食い入るように奥さんを見つめた。
「確実ではありませんが、お風呂と全身エステで血の廻りが良くなるので、可能性は上がると思います。クリス様は冷え性の様なので、妊娠し辛かったのではないでしょうか?」
「冷え性とは?」
「病気ではありませんが、手や足先の血流が悪くなり冷たくなってしまう症状です。奥様は暑い日でも寒くて眠れない時があると聞きました。眠る時も温めて眠る様にすれば……」
「なるほど、理に適かなっている。今日から実行しよう。もし懐妊しなくても気に病まなくても良いからな。希望が出来ただけでもありがたい」
「ありがとうございます。グレイ男爵様達に幸せが訪れる事を祈っています」
「美鈴殿はまるで聖女の様だな」
実際、奥さんは女神で、聖女候補はすぐ隣のニャミーさんですよー
「ホフマン、エステは間違いなく王都まで広まる。クリスが社交界に出たら、貴婦人達に根掘り葉掘り聞かれるだろうからな。その前に準備だけはしておけ。私も寄り親であるドマス伯爵様へ報告はしておく」
「わかりました! グレイ男爵様、妻のステラと共に誠心誠意、精進させて頂きます」
「ポンプの件だが量産する当ても出来た。耐久性もこの1か月で実績も得られた。チェス、リバーシも同時に進めていく。こちらもドマス伯爵様へ献上出来そうだ。グレイ領もボルストンから大きく発展していくだろう」
「なんだか凄い事になっちまってるねぇ。アタシは仕事が増えそうで有難いけどさ」
アマラさんがそう呟くと……
「ドマス伯爵への護衛は、Aランク冒険者クラウスの『栄光の牙』へ頼もうと思っている」
「!?」
グレイ伯爵の一言でアマラさんが挙動不審になってるな。
「1パーティだけでは不安だ。『紅の鷹』にも依頼しようと思っているがどうだ?」
「ア、アタシ達ですか?!」
キョドり具合がハンパ無いけど、もしかして……
「アマラやったニャ!」
「良かったですわね!」
「……ぅ~、うん……」
恋する乙女の表情ですね、分かります。
オレも応援したくなっちゃったよ!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「これが魔導書……」
ニャミーさんは食い入る様に見つめている。
魔導書は一般庶民では生涯目にすることはない、貴族で秘匿されているものなのだそうだ。
魔法には、初級、中級、上級、超級、帝級があって、伝説では神級もあると言われている。
グレイ男爵の家には初級魔法の載っている魔導書があった。
奥さんなら神級があったら覚えちゃいそうだけど……女神だし。
「中級は子爵、上級なら伯爵、超級は侯爵・辺境伯、帝級は公爵・王族が管理している。生憎ウチには初級魔導書しか無いので申し訳ないが」
「とんでもありません。適性はあるものの、1つも魔法を覚えていないので助かります」
グレイ男爵の言葉にオレは素直にお礼を言った。
魔法のレベルは全員Lv.1だから、初級しか覚えられないだろうし。
「魔法は、何度も使い鍛錬することで熟練される。同じ初級魔法でも帝級魔法を習得出来る者が扱うと効果に差が出る。一般には水・火・風・土・雷・聖・闇の7つがある。ただし、自分にどの適性があるのかそこから調べねばならない。まずそこでかなりの時間を費やす」
「私とニャミーちゃんは聖魔法、和馬は水魔法、土魔法、火魔法の適性があります」
そうそう、ここに来るまででレベル上がったからオレは水、土、火魔法のLv.1が……ってオレ達の適性を話しちゃって良かったの?
「な、何故、自分達の適性がわかるんだ?」
ほらほら、グレイ男爵が驚いちゃってるよ。
オレ達は『ステータスオープン』って言えば確認出来るからね。
この『アコート』の世界にはステータスなんて言葉は無いから、自分の能力は経験でしか確認できないからね。
「それは美鈴お姉様が凄い方だからです!」
ニャミーさーん。
そうですけど、合ってますけど、違うんじゃないかなー。
「そうだな、美鈴さんだものな」
え、グレイ男爵、それでいいんですか?
それに美鈴さん呼び?
結局、オレ達は30分ほどで、初級聖魔法の『ヒール』と『キュアー』を、オレは初級水魔法の『ウォーターボール』と土魔法の『ロックバレット』、火魔法の『ファイアアロー』を習得した。
グレイ男爵は顔を痙攣ひきつらせながら強引に納得した様だった。
オレ達は習得した魔法を使ってみたいということで、診療所までやってきた。
オレの魔法はどこでも試せるけど、奥さんとニャミーさんは相手が怪我や毒状態じゃ無いと使えないからね。
アコートでは病院は存在しておらず、治療は聖魔法か薬草で治療するのが一般的だ。
規模によって呼び方は違うが、治療院ほどの大きさは、子爵以上の街でないと無い様だし診療所の無い町も多く存在する。
「これはグレイ男爵様。本日はどの様な御用でしょうか?どなたか怪我でもされたのでしょうか?」
白衣に身を包んだ175cm位で初老の男性が、とても和にこやかに対応してくれた。
リックさんはこの診療所を任されている魔道士で、グレイ領唯一の中級が扱える人だ。
薬草の知識も豊富で、グレイ男爵からかなり信頼されている人物だそうだ。
「初級聖魔法を会得した者が2人いてな、どうせなら怪我人や病人に喜んで貰いたいと言ってくれたのだ」
「そうでしたか。そちらは猫獣人のシスターとそちらの美しい方は……」
「美鈴と申します。習得したばかりなのですが、お役に立てれば嬉しいです」
奥さんが話していると……
「た、助けてくれー!」
頭から流血した犬獣人の男が駆け込んできた。
よく見ると頭だけで無く、肩や膝からも血を流していて、衣服にもかなりの土汚れが付いている。
「鉱山で落盤事故が起きた! 何人も怪我をしてる。早くきてくれ!」
「なんだと! すぐに向かおう。美鈴さん達もお願いしても良いか?」
グレイ男爵の顔にも焦りが見える。
「もちろんです!すぐに向かいましょう、その前に、そちらの方の怪我を治さないと」
「オレは大丈夫だから、早くアイツらを……」
奥さんは頭かぶりを振ると
『ヒール』
眩い光が怪我をした男を包むと……
「い、痛くねぇ! どこもなんともねぇ」
「そんな、まさか……初級聖魔法を覚えたてであれば、擦りむいた程度の傷を治すのが精一杯のはず。しかも一瞬で全身の怪我を治してしまうなんて、私の『ミドルヒール』でも無理ですよ」
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