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朝チュンと2回目(3)※
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「紘人さん……っ!」
「……なぁに?」
すりすり、私の頬を指先で擽って、お尻を撫でまわして、私の言葉の続きを引き出そうとする。紘人さんも、余裕ぶっているくせに、私の太ももに雄を押し付けて、その熱はどんどんと硬く熱くなっているのに。
紘人さんの唇は長いキスによってぽってりと赤く充血し、唾液でてらてらと光っていた。きっと、私の唇も同じようなものだろう。
「紘人さんは、キスだけで、満足なんですか……?」
「! ……それは、ずるくない?」
「全部私に言わせようとするのも、ずるいですよね……?」
ずるいだなんて、こちらのセリフだ。彼のソコに手を伸ばし、スウェットの上から軽く触れてみる。ソレはぴくん、と手の中で震えて、ズボンを力強く押し上げた。
「由奈……」
目つきが鋭くなった紘人さんにかぶりつくようなキスをされる。酸素も喘ぎ声も意識も全部奪われて、満たされない腰を押し付け合う。あさましいとわかっていても、はしたない行動を止められない。
「……めちゃくちゃにしたい……」
零れるように耳を震わせた言葉に背筋が震える。紘人さんの腰に手を回し、筋肉質なお尻を撫でる。ベッドの中の湿度が高い。ズボンとショーツを手荒に脱がされて、素足がシーツに触れた。少しひんやりしていて、ざわざわと肌が粟立つ。
ベッドの中で二人横になって抱き合っている。きっと外から見ればなんてことはない普段の風景なのに、その内側はこんなにも淫ら。大きな紘人さんの手がお尻に触れて、いいように揉みしだく。その手が、少しずつ大事なところへ伸びていく。柔らかさを堪能するように手を動かしながら、ぱくぱくとひくつく蜜口の端に触れた。
「ひぁああ……あぁ、ぁ……ぁあっ……!」
「どろっどろ……もう開いてきてる。早く繋がりたい?」
「っ……! わかん、ないぃ……!」
「いっぱい前戯で気持ちよくなりたいか、中に挿れられて気持ちよくなりたいか、わからないの?」
「ぁあ……んうぅ……ッ! ひ、そこ、だめ、だめッ……ぐりぐりしないで……ッ!」
「由奈のクリがぷくぷくで触りやすくなってるから、仕方ないでしょ? いくら指で押し潰しても、跳ね返してくる……どんどん膨らんできて、もっともっと触ってほしいって主張してるのは、由奈だよ」
私の足の間で、好き勝手に動く紘人さんの指。私の愛液でどろどろになった指先が、彼の言う通りに膨らみ切った肉芽を撫でまわす。快感を得る以外の使い道がないかわいそうな器官に追い打ちをかけるように人差し指と中指で挟み、ぐちぐちと上下に扱きだされた。
「っ! ふぁああッ、ぁああ、ぅうう、ひろ、と、さ……!」
「ほら、気持ちいいね……由奈、由奈……腰、ガクガクしてる。我慢しないで、気持ちよくなって……イきそう? いいよ、イくとこ、見せて、ほら、顔こっち向けて。俺の指でクリ擦られてイくとこ、見せて……!」
頭の中に紘人さんの声が木霊する。つい数分前まで真面目に仕事の話をしていた口から、はしたない言葉が溢れてくる。紘人さんに意地悪をされているということを、身体で、頭で理解させられて、一気に快感が高まった。意識の全てがクリトリスの快楽に集中して、今にもイってしまいそう。
「あ、あ、イ、ぁ、イく、」
「うん、イって?」
びくん!と身体が硬直して、震え、弛緩する。恥肉の間に挟まり、肉芽の上に乗ったままの彼の指は、私が絶頂している間も、宥めるようにクリトリスを撫で続けていた。
「っひ、は、ぁああああッ……あ、あぁあッ、や、とま、とまって……!」
「イくとこ可愛い……目、うるうるで、びくびくして、もっともっと気持ちよくなって……」
「ぁ、ああ、また、イ、く……イくぅ……!」
イったばかりの身体には耐えきれない刺激に、あっという間に二度目の絶頂を迎える。がくがくと震えながら涙を流す私に、紘人さんは満足そうに微笑んで手を止めてくれた。言葉も発せずに肩で息をする私に、「気持ちよかった?」と聞かなくてもわかっているはずの意地悪な質問をしてくる。
「紘人さん、意地悪……」
「……由奈が可愛いのがいけないんじゃない? こんな風な姿を前に見たことがある男がこの世にいるかと思うと、ソイツから記憶消したくて仕方ない……から、誰よりも気持ちよくして、由奈のこといっぱいいっぱいにしたい。……重い?」
「それは、……それは、私だって、5年も紘人さんに愛されてた人のことが、羨ましいし、紘人さんのことを傷つけたことが許せないし……重く、ないですけど……でも、意地悪過ぎます」
「でもさ……でも、意地悪なこと言われるたび、どろどろになって、気持ちよさそうな顔するよ?」
カッと顔が熱くなる。苛められて気持ちよくなるはしたない女だと思われただろうか。
「由奈が気持ちよさそうだから、もっともっと苛めたくなるし、もっともっと俺で感じてほしいの。だから、嫌じゃないならいっぱい意地悪させて、ね?」
「……なぁに?」
すりすり、私の頬を指先で擽って、お尻を撫でまわして、私の言葉の続きを引き出そうとする。紘人さんも、余裕ぶっているくせに、私の太ももに雄を押し付けて、その熱はどんどんと硬く熱くなっているのに。
紘人さんの唇は長いキスによってぽってりと赤く充血し、唾液でてらてらと光っていた。きっと、私の唇も同じようなものだろう。
「紘人さんは、キスだけで、満足なんですか……?」
「! ……それは、ずるくない?」
「全部私に言わせようとするのも、ずるいですよね……?」
ずるいだなんて、こちらのセリフだ。彼のソコに手を伸ばし、スウェットの上から軽く触れてみる。ソレはぴくん、と手の中で震えて、ズボンを力強く押し上げた。
「由奈……」
目つきが鋭くなった紘人さんにかぶりつくようなキスをされる。酸素も喘ぎ声も意識も全部奪われて、満たされない腰を押し付け合う。あさましいとわかっていても、はしたない行動を止められない。
「……めちゃくちゃにしたい……」
零れるように耳を震わせた言葉に背筋が震える。紘人さんの腰に手を回し、筋肉質なお尻を撫でる。ベッドの中の湿度が高い。ズボンとショーツを手荒に脱がされて、素足がシーツに触れた。少しひんやりしていて、ざわざわと肌が粟立つ。
ベッドの中で二人横になって抱き合っている。きっと外から見ればなんてことはない普段の風景なのに、その内側はこんなにも淫ら。大きな紘人さんの手がお尻に触れて、いいように揉みしだく。その手が、少しずつ大事なところへ伸びていく。柔らかさを堪能するように手を動かしながら、ぱくぱくとひくつく蜜口の端に触れた。
「ひぁああ……あぁ、ぁ……ぁあっ……!」
「どろっどろ……もう開いてきてる。早く繋がりたい?」
「っ……! わかん、ないぃ……!」
「いっぱい前戯で気持ちよくなりたいか、中に挿れられて気持ちよくなりたいか、わからないの?」
「ぁあ……んうぅ……ッ! ひ、そこ、だめ、だめッ……ぐりぐりしないで……ッ!」
「由奈のクリがぷくぷくで触りやすくなってるから、仕方ないでしょ? いくら指で押し潰しても、跳ね返してくる……どんどん膨らんできて、もっともっと触ってほしいって主張してるのは、由奈だよ」
私の足の間で、好き勝手に動く紘人さんの指。私の愛液でどろどろになった指先が、彼の言う通りに膨らみ切った肉芽を撫でまわす。快感を得る以外の使い道がないかわいそうな器官に追い打ちをかけるように人差し指と中指で挟み、ぐちぐちと上下に扱きだされた。
「っ! ふぁああッ、ぁああ、ぅうう、ひろ、と、さ……!」
「ほら、気持ちいいね……由奈、由奈……腰、ガクガクしてる。我慢しないで、気持ちよくなって……イきそう? いいよ、イくとこ、見せて、ほら、顔こっち向けて。俺の指でクリ擦られてイくとこ、見せて……!」
頭の中に紘人さんの声が木霊する。つい数分前まで真面目に仕事の話をしていた口から、はしたない言葉が溢れてくる。紘人さんに意地悪をされているということを、身体で、頭で理解させられて、一気に快感が高まった。意識の全てがクリトリスの快楽に集中して、今にもイってしまいそう。
「あ、あ、イ、ぁ、イく、」
「うん、イって?」
びくん!と身体が硬直して、震え、弛緩する。恥肉の間に挟まり、肉芽の上に乗ったままの彼の指は、私が絶頂している間も、宥めるようにクリトリスを撫で続けていた。
「っひ、は、ぁああああッ……あ、あぁあッ、や、とま、とまって……!」
「イくとこ可愛い……目、うるうるで、びくびくして、もっともっと気持ちよくなって……」
「ぁ、ああ、また、イ、く……イくぅ……!」
イったばかりの身体には耐えきれない刺激に、あっという間に二度目の絶頂を迎える。がくがくと震えながら涙を流す私に、紘人さんは満足そうに微笑んで手を止めてくれた。言葉も発せずに肩で息をする私に、「気持ちよかった?」と聞かなくてもわかっているはずの意地悪な質問をしてくる。
「紘人さん、意地悪……」
「……由奈が可愛いのがいけないんじゃない? こんな風な姿を前に見たことがある男がこの世にいるかと思うと、ソイツから記憶消したくて仕方ない……から、誰よりも気持ちよくして、由奈のこといっぱいいっぱいにしたい。……重い?」
「それは、……それは、私だって、5年も紘人さんに愛されてた人のことが、羨ましいし、紘人さんのことを傷つけたことが許せないし……重く、ないですけど……でも、意地悪過ぎます」
「でもさ……でも、意地悪なこと言われるたび、どろどろになって、気持ちよさそうな顔するよ?」
カッと顔が熱くなる。苛められて気持ちよくなるはしたない女だと思われただろうか。
「由奈が気持ちよさそうだから、もっともっと苛めたくなるし、もっともっと俺で感じてほしいの。だから、嫌じゃないならいっぱい意地悪させて、ね?」
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