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朝チュンと2回目(2)※
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「昨日、ここに入るの、すごく気持ちよかった」
温かい手の平が、私のお腹を優しく撫でる。ここ、と言いながら子宮のあたりをお腹の上から刺激された。太ももに擦りつけられる紘人さんの雄が、スウェット越しなのに、熱く感じる。首筋にかかる彼の吐息は熱く、朝の穏やかな気持ちが一気に色欲に塗り替えられた。
事後、ブラを付けずに寝ていたから、彼の手がするすると胸に伸びていく。お腹と胸の境目あたりを指先で何度もなぞられて、ふにふにと胸が揺れる。今から触るよと予告をされているようだった。
「柔らかくて、かわいい」
「ぁ、う、んん、や、だ、ふぁ、」
「なにが嫌なの? ……もう、硬くなっちゃってるんじゃない?」
どこを、とは言われなくてもわかる。胸の肉の弾力を楽しむように、やわやわと揉まれ初め、それだけで気持ちよくなってしまう。当然、その頂も反応してしまっているはずだ。紘人さんが私の反応を一つ一つ口にするのが恥ずかしくて、目に涙が浮かぶ。
「……ほら、こんなにこりこりになってる」
どろどろと私の理性を溶かすような甘くて低い声。空いている手で頭を撫でられて、どろり、と昨日の余韻が零れた気がする。紘人さんの指先が、尖った頂に少しだけ触れて、硬さを確かめるだけ確かめて離れていく。昨夜の快感を思い出して身構えていた私は、すぐに離れていく手に驚いて、彼の顔を見上げた。
「あ、やっとこっち見たね。……由奈、ずっと顔埋めてて、感じてる可愛い顔全然見せてくれないから……昨日、いっぱい感じてくれて嬉しかったよ。今日もいっぱい気持ちよくなろうね……」
「っく、ぅん、ふぁあっ……!」
へにゃ、と紘人さんが微笑むと同時に、ぐりぐりと乳首を押し潰される。急に与えられた強い刺激に、彼の目を見つめたまま大きな声を上げてしまった。恥ずかしさに唇を嚙みしめる。紘人さんの爪がかりっとソコを引っ掻いて、閉じたはずの口の端からくぐもった声が漏れる。何をされても、気持ちよくなってしまう。
「だめ、唇噛まないで」
頭を撫でていたはずの手が、私の唇に触れ、固く閉ざした唇を何度も人差し指で撫でる。その間も、ずっと頂をくりくりと捏ねているのだからずるい。人差し指が私の唇をノックして、「開けて」と囁かれた。
力を緩めると、指が口の中に入ってきた。驚いて舌でそれを追い出そうとしたが、紘人さんはその指で舌をぐちぐちと弄りだす。昨日キスで気持ちよくされた舌の側面や、上あごを指の腹で愛撫され、唾液が彼の指を汚す。
「やだっ、やぁんっ、らめっ、」
「腰、揺らしてるのに?」
違う。これは逃げようとしているの。それを伝えることは許されず、私の唾液に塗れた指が乳首に触れる。両方の頂をかりかり、くにくにと苛められて震える私の唇は、紘人さんの唇に塞がれた。
ぢゅ、ちゅ、じゅる、とはしたない水音を立てて、二人で必死に舌を絡め合う。紘人さんの舌は分厚くて、ぬるぬると触れ合うのが気持ちいい。酸素が足りなくて少し口を開こうとすれば、奥まで舌を差し込まれて、熱い舌に翻弄されるばかりでちっとも息継ぎができない。
「……由奈もやってみてよ」
紘人さんが口を開けて、私に舌を入れてこいと誘ってきた。ご期待に応えたくて、そろそろと舌を伸ばす。ちゅぷ。くちゅ。はしたない音に耳を塞ぎたくなる。紘人さんは私の舌に吸い付いて、自らの口内に招き入れた。
先程彼にされたように、舌の側面や歯列に舌を向けてみる。熱い口内のあちこちに触れて、紘人さんを味わう。私を見つめる視線はじっとりと重たい。私が舌を動かしたいのに、彼が私の舌をざりざりと擦りつけてくるものだから、気持ちよくなってしまって上手にできない。
「ふ、ぁ、ご、ごめんなさい、うまくできない……」
「ううん、上手だよ……もっと、して……?」
彼が頭をがっちりと抑えていて、逃げることは許されない。少し力を入れられればますますキスが深まって、髪を撫でながら耳の縁に触れる指先にもぴくぴくと身体が反応してしまう。もっとしてと言われても、できる気がしない。
紘人さんもきっと、私に続きをさせる気はないようだった。口の中の全てを奪うように口内を蹂躙されて、唾液と嬌声が溢れていく。頭の中は紘人さんでいっぱいで、身体は彼でいっぱいになりたくて、思わず彼にしがみつく。
温かい手の平が、私のお腹を優しく撫でる。ここ、と言いながら子宮のあたりをお腹の上から刺激された。太ももに擦りつけられる紘人さんの雄が、スウェット越しなのに、熱く感じる。首筋にかかる彼の吐息は熱く、朝の穏やかな気持ちが一気に色欲に塗り替えられた。
事後、ブラを付けずに寝ていたから、彼の手がするすると胸に伸びていく。お腹と胸の境目あたりを指先で何度もなぞられて、ふにふにと胸が揺れる。今から触るよと予告をされているようだった。
「柔らかくて、かわいい」
「ぁ、う、んん、や、だ、ふぁ、」
「なにが嫌なの? ……もう、硬くなっちゃってるんじゃない?」
どこを、とは言われなくてもわかる。胸の肉の弾力を楽しむように、やわやわと揉まれ初め、それだけで気持ちよくなってしまう。当然、その頂も反応してしまっているはずだ。紘人さんが私の反応を一つ一つ口にするのが恥ずかしくて、目に涙が浮かぶ。
「……ほら、こんなにこりこりになってる」
どろどろと私の理性を溶かすような甘くて低い声。空いている手で頭を撫でられて、どろり、と昨日の余韻が零れた気がする。紘人さんの指先が、尖った頂に少しだけ触れて、硬さを確かめるだけ確かめて離れていく。昨夜の快感を思い出して身構えていた私は、すぐに離れていく手に驚いて、彼の顔を見上げた。
「あ、やっとこっち見たね。……由奈、ずっと顔埋めてて、感じてる可愛い顔全然見せてくれないから……昨日、いっぱい感じてくれて嬉しかったよ。今日もいっぱい気持ちよくなろうね……」
「っく、ぅん、ふぁあっ……!」
へにゃ、と紘人さんが微笑むと同時に、ぐりぐりと乳首を押し潰される。急に与えられた強い刺激に、彼の目を見つめたまま大きな声を上げてしまった。恥ずかしさに唇を嚙みしめる。紘人さんの爪がかりっとソコを引っ掻いて、閉じたはずの口の端からくぐもった声が漏れる。何をされても、気持ちよくなってしまう。
「だめ、唇噛まないで」
頭を撫でていたはずの手が、私の唇に触れ、固く閉ざした唇を何度も人差し指で撫でる。その間も、ずっと頂をくりくりと捏ねているのだからずるい。人差し指が私の唇をノックして、「開けて」と囁かれた。
力を緩めると、指が口の中に入ってきた。驚いて舌でそれを追い出そうとしたが、紘人さんはその指で舌をぐちぐちと弄りだす。昨日キスで気持ちよくされた舌の側面や、上あごを指の腹で愛撫され、唾液が彼の指を汚す。
「やだっ、やぁんっ、らめっ、」
「腰、揺らしてるのに?」
違う。これは逃げようとしているの。それを伝えることは許されず、私の唾液に塗れた指が乳首に触れる。両方の頂をかりかり、くにくにと苛められて震える私の唇は、紘人さんの唇に塞がれた。
ぢゅ、ちゅ、じゅる、とはしたない水音を立てて、二人で必死に舌を絡め合う。紘人さんの舌は分厚くて、ぬるぬると触れ合うのが気持ちいい。酸素が足りなくて少し口を開こうとすれば、奥まで舌を差し込まれて、熱い舌に翻弄されるばかりでちっとも息継ぎができない。
「……由奈もやってみてよ」
紘人さんが口を開けて、私に舌を入れてこいと誘ってきた。ご期待に応えたくて、そろそろと舌を伸ばす。ちゅぷ。くちゅ。はしたない音に耳を塞ぎたくなる。紘人さんは私の舌に吸い付いて、自らの口内に招き入れた。
先程彼にされたように、舌の側面や歯列に舌を向けてみる。熱い口内のあちこちに触れて、紘人さんを味わう。私を見つめる視線はじっとりと重たい。私が舌を動かしたいのに、彼が私の舌をざりざりと擦りつけてくるものだから、気持ちよくなってしまって上手にできない。
「ふ、ぁ、ご、ごめんなさい、うまくできない……」
「ううん、上手だよ……もっと、して……?」
彼が頭をがっちりと抑えていて、逃げることは許されない。少し力を入れられればますますキスが深まって、髪を撫でながら耳の縁に触れる指先にもぴくぴくと身体が反応してしまう。もっとしてと言われても、できる気がしない。
紘人さんもきっと、私に続きをさせる気はないようだった。口の中の全てを奪うように口内を蹂躙されて、唾液と嬌声が溢れていく。頭の中は紘人さんでいっぱいで、身体は彼でいっぱいになりたくて、思わず彼にしがみつく。
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