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しおりを挟む「お前とは婚約破棄させてもらう」
唐突に婚約者の彼の口から告げられた婚約破棄。
彼の目は真剣で、嘘を言っていないことが、すぐに私にもわかってしまった。
「もう、お前との関係はうんざりだ。だから新しい恋を見つけようと思う」
彼の口からは次々と辛辣な言葉が紡がれていく。
私は傷ついた。だって彼のことを本気で愛していたから。
そう、私は彼のことを本当に本当に愛していた。
狂おしいほどに、彼を愛しているんです……
「いやです」
私は無意識のうちに婚約破棄を拒否した。自分でも驚くほど自然と出た言葉。
「お前に拒否権はない。俺を誰だと思っている。王国内で最も権力のある……」
「あなたはあなたです。それ以下でもそれ以上でもありません。あなたは私の婚約者。それ以外の何者でもない。私がただ1人心を許したお方。私の大好きな大好きなたった1人の殿方……」
私はゆっくりとじっとりと、彼の目を見つめながら。
「私はあなたを愛しております」
私は何度も何度も口にしている、愛の告白を今回も行うのだった。
「ひゃ、ひゃあああああ!!!! や、やめろ!!! その目で俺を、俺を見るな!!!!」
彼が大声を出して、私を見ながら後退ります。まるで、何かに怯えているような、そんな様子です。
「愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています………………」
私は愛してるの言葉が多いほどに、彼のことを本当に愛しているのだと、そう実感でします。言霊という言葉があるように、言葉には不思議な力が宿っているものです。私の愛してるにも、多分、言霊があるのでしょう……
「や、やめええええええてえええええ!!!!!! もう、ごめん!! こんなひどいこと言わないから!!!! それを、それをやめてくれ!!!!」
「愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています………………」
私は愛してるをずっと言いながら、彼に近づいていきます。そして、ズボンの上から彼のペニスを愛撫します。
服を脱がせて、彼を全裸にさせます。
彼の真っ白な綺麗な体が見えます。とっても触り心地が良くて、うっとりとしてしまいます……
「あああ、あああああ……」
私は彼のペニスをゆっくりと口に含みます。
にゅぽにゅぽにゅぽ……
彼の力を失っていたペニスが次第に大きくなり始めます。
じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ
まずは単調な動きで、彼のペニスを堪能します。今ではすっかり硬くなったペニスが私の舌の上で脈打ち、亀頭からは我慢汁がとめどなく溢れてきます。
少し疲れてきたので、私は彼のペニスを一旦口から抜きます。そして、また愛してると言いながら、彼のペニスを手でゆっくりと愛撫します
「愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています………………」
「うううっっっああああああああっっうううううううう!!!!!!!!!!」
彼の気持ちよくて、死んでしまいそうと言った声が漏れています。
私は彼のその声を聞くたびに、体が溶けてしまいそうな程の幸福を感じます。彼のことをもっと知りたい。彼をもっと気持ちよくしてあげた。彼のことを死ぬほど愛してあげたい……
「イイイイイクッッッッッッッッッッッッ!!!!!!」
びゅううううううううぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー
びゅっっっるるるるるっっっっっっるるるるびゅびゅっっっーーーーーーーーー
びゅるっっ
びゅっっ
びゅ
びゅ
…………
「はあはあはあはあはあはあ…………」
「愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています愛しています………………」
私は彼の激しい射精を手の内で感じながら、今日も愛の言葉とともに、彼を愛したのでした。
「あああ、あああああうううう、あああああ……」
彼の死んでしまいそうなほどに、気持ちいといったような声が、私の鼓膜を震わせていた……
完。
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