1 / 1
第1話
しおりを挟む「ああんんんっっは、激しいよっ激しいのっもっともっと……ちょうだいっああああんん」
私は授業中に隣の席の男の子とこっそり抜け出してきて、女子トイレでセックスしている。
別に彼とは何の繋がりもなくて、今までで一度も話したことなんてなかった。
今こうしてセックスしているのは私が彼を誘ったから。
どうしても授業中にセックスがしたい欲に駆られて、居ても立っても居られないなっちゃって。
要するに私はエッチができるなら誰でもいいの。
だからまずは小さなメモ帳(女子力高めのやつ)に、エッチなこと書いて、彼がこっちをみたら、ちょうど私のツルツルのあそこが見えるようにして……
大体のかわいい男の子だったら、これでイチコロね。
だから今こうして彼は一生懸命に腰を振って私のあそこをぐちょぐちょにかき回しているの。
その興奮して必死で腰を振っている姿を優越感に浸りながら見ている瞬間がたまらなく気持ちいの。
セックスという行為自体ももちろん気持ちいい。肉欲的な気持ちよさも、もちろんある。
でも、それ以上にセックスをしている相手が見せるその多種多様な表情。
とりわけ、私に誘われて、おどおどしながら付いてきた男の子が見せるその必死な表情がこの上ないほどたまらないの……
「ねっっ中に出してっ!! 中に出してっっっっあああんんん」
「あ、あ、ああああああ。それはダメです。ぼ、ぼく……。と、とにかく、あし離してください!!!」
「だーめっ。ほらはーやーくぅ~」
「あああああああああああああああああ」
私は彼が常識的な倫理観を持っていることを見越して、このトイレに授業中に連れ込んだの。
そのまじめ君が初めてのセックスで中出しをするっていう行為をしてしまった時に見せる表情がどんなものか……
考えるだけで、アソコがべちょべとになってしまいます。
「あああああんんんっっっっ。アツイの、アツイのがどくどく流れてきてるわぁぁぁ。はあああああぁぁぁ」
「あ、ああ、ああああああ。ぼ、ぼくは、ぼくはぁぁぁぁぁ。な、なんてことを……」
予想通りに彼は精神的な苦痛で歪んだ表情を作りました。
その顔のなんと官能的なことか……。
「ああああ、たまらないわ。その顔……」
私はその表情をしっかりと自分の網膜の上に刻み込みます。
今回のセックスはこの表情を見るためにわざわざやったのですから。
「う、うううっ、うううう……」
まじめ君の彼は罪悪感のあまりに泣き出してしまいました。
「あらら、そんなに泣かなくてもいいのに」
「だってだって……」
「まあ、泣きたいなら好きなだけ泣いたらいいわ。それじゃあ、私はもう行くから」
「えっちょっと、ちょっと待ってよ。まだ、ぼく……」
「いいのいいの、気にしないで。私、次にもセックスを待ってる男の子がいるの。もうあなたの相手は終わりよ。ありがとね。楽しかったわ」
「えっ……」
私はそう言い残すと、一人で女子トイレを出ていくのでした。
彼はしばらくの間、呆然としたまま女子トイレから出てくることはなかったとか……
0
お気に入りに追加
16
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説





シチュボ(女性向け)
身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。
アドリブ、改変、なんでもOKです。
他人を害することだけはお止め下さい。
使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。
Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる