限りなく無関心に近い表情のあなたが快楽に溺れる様子がたまらなく愛おしいの。

ねんごろ

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37「フェラチオの朝~改~」

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「むあぁぁぁ」

 同居している彼女の口が、朝から大きく開かれていた。

「お、おいっ。朝からあんまり無理しなくていいんだぞ」
「うるひゃい。私がしたいんだからいいの。ほら、仰向けになって。おちんちん、はい!」

 彼女はこうやって、いつも俺を甘やかしてくれる。

 俺が将来の夢として目指している小説家のための、いい経験になるだろうって。

 エッチの全てを私たちで解明しようね、なんて、そんな大それたことまで言って……


「あーむっ」
「はぅぅぅぅ」


 彼女が俺のペニスを空気を巻き込んで、口に含んだ。
 
 その唇で食むような、こそばゆい感触に、俺は体をぶるっと震わせる。

「あっ、気持ちいいんだ」
「お、お前がいきなり咥えるから」
「よかったぁ。ほら、今度はこうやってぇ、裏筋を~」

 彼女はペニスを優しく剃り返して、裏筋をつぅぅっとなぞる様に舐めてくれた。

「ああああっっ、やば、それやばい!!!」
「もう、あんまり大声出さないでよ、雰囲気出ないじゃない」
「き、気にするところそこなの?」
「んーなんか変だった?」
「あっっ、そこ、そこやばいっっ。下から上いくのゾクゾクゾクってする」
「へぇ、そんなにいいんだ」

 そうやって彼女は俺のして欲しいことを、しっかりとしてくれる。

「あっっ、やばいっっ。舌使いうますぎっっっ、ああああんん」
「あはは、女の人みたいな声出てる」
「だって、うますぎるから……んんんっっっ」
「可愛い……」

 彼女はそういうと、一気にペニスを根元まで勢いよく含んだ。


「ああっっ。急にそんなっっっ。でちゃうって!!」
「いいの、出して欲しい、口の中にお願いっ」
「ああ、やばいって」


 じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ


「あああ!!!! いくっっ!!!!! だっっめっっ!!!!!」


びゅーーーーーーびゅーーーーーびゅーーーーーーびゅーーーーーびゅっっびゅっっっびゅるるるるっっっ


「うっっっ」

 彼女の苦しそうなうめき声が漏れる。しかし、彼女の顔には常に喜びの表情が満ちていた。

「だ、大丈夫? ご、ごめんっ」

 俺が彼女にペニスを咥えられたまま、そう尋ねると。

「んんっっっっ」

 きゅぽん。

 彼女はゆっくりとペニスを口から抜き。

 そして。





 ごくん。




「え?? の、飲んだの?」


 俺が驚いた顔で、そう尋ねると……


「はぁぁぁ……たまんない」


 彼女は舌をちろりと出して、唇のふちを舐めとると……


「もう一回いこっか?」


 俺にそう、問いかけるのだった。


 朝という静寂の中。

 俺たちは心ゆくまでに、フェラの快楽を楽しんだ。

 快楽が朝の空間をいっぱいに満たしていた。


【完】
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