上 下
8 / 39

8「夏休みの体育倉庫は俺たちの青春~改~」

しおりを挟む
「ねぇ……もっと舐めて……」

 俺たちはバレーボールの部活に所属している。

 俺と彼女はともに男女のキャプテンを務めていて、今さっき部活動が終わったばかりだった。

 夏休みの序盤。7月末。

 今の時期はちょうど夏の大会に向けた練習のピークにあたる。

 そんな、大事な時期に……

 俺たち二人は互いの体に夢中で、部活終わりの体育倉庫で、密かに体を重ね合わせていた……

「ここか……」
「そう、そこ……いいわっ」

 俺の口の上に、彼女のあそこが強く押し付けられている。

 だらだらと汗と供に流れてくる、蜜。

 舌をチロチロと動かせば動かすほど、彼女のあそこはビクビクと波打ち、快感の波に合わせて、何度も何度も蜜を流す。

「じゅりゅりゅるるるるぅぅぅぅぅ………」
「ああああああんんっ……気持ちいわッ……」

 今度は体勢を少し変えて、俺が彼女のあそこを舐めがら、彼女は俺のあそこを豪快にしゃぶれるようにした。

「ずっぽずっぽぎゅっぽぎゅっぽ…………」


 彼女が一心不乱にしゃぶる音が体育倉庫の中に響く。
 
 マット運動で使う硬めの、白い大きなマットはすでに俺たちの体液でビショビショになっている。

 彼女の口からは、俺の我慢汁と彼女のよだれがとめどなく溢れている。

 舌先がちんちんの先っちょを激しく舐め回す。

 射精に至るほどの快感には達しないが、その小刻みな舌の動きで生じる繊細な快感で、俺は昇天しそうなほどになる。


「やばいっ……もうっ入れたい」

「ん、私ももう我慢できない」


 彼女が俺のちんぽから口を離し、体を起こす。

 彼女が俺のお腹から、体を離すときに、接着テープを剥がすときのような、接着感を味わった。

 むわぁぁぁぁぁっと汗の匂いが一気に鼻腔の中を満たしてく。

 ああ……なんて濃厚でエッチな香りなんだろう。


「入れるね」

「ああ……」


 彼女のあそこが何回か俺のちんちんで擦られたあとに、ぬちぬちぬちっと音を立てながら、彼女の中にゆっくりと入っていく。

 
 彼女の凹凸、細かな凹凸が繊細な俺のあそこにダイレクトに伝わってくる。


 にゅるるる、じゅプププぷ……


 たっぷたっぷたっぷ


 パンパンパンッ……


「ああああっっっ、いくいく、気持ちい、あああああんんっっ……」


「締め付けやばいって……くっ……いくいくっ、いくぞ、出すぞ」


「きてっっっっ中に出してっっっ、いっぱい出してぇっ……



びゅるるるるるるるるるるるるる、るるるる……








 体育倉庫のジメジメとした空間のなかに……


 二人の男女が体を密着させて、ぐったりしていた。


 肌には大粒の汗をつけて、


 むぎゅっと彼女の胸は彼のお腹に押し付けられていて。


 二人はとっても幸せそうだった。本当に幸せそうなな顔をしていた。


 


 ただ、これだけは気をつけてほしい。


 確かに汗だくでするセックスは気持ちいいけど……


 熱中症だけには気をつけてね……


 これ、絶対だよ。

 
【完】


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

処理中です...