限りなく無関心に近い表情のあなたが快楽に溺れる様子がたまらなく愛おしいの。

ねんごろ

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8「夏休みの体育倉庫は俺たちの青春~改~」

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「ねぇ……もっと舐めて……」

 俺たちはバレーボールの部活に所属している。

 俺と彼女はともに男女のキャプテンを務めていて、今さっき部活動が終わったばかりだった。

 夏休みの序盤。7月末。

 今の時期はちょうど夏の大会に向けた練習のピークにあたる。

 そんな、大事な時期に……

 俺たち二人は互いの体に夢中で、部活終わりの体育倉庫で、密かに体を重ね合わせていた……

「ここか……」
「そう、そこ……いいわっ」

 俺の口の上に、彼女のあそこが強く押し付けられている。

 だらだらと汗と供に流れてくる、蜜。

 舌をチロチロと動かせば動かすほど、彼女のあそこはビクビクと波打ち、快感の波に合わせて、何度も何度も蜜を流す。

「じゅりゅりゅるるるるぅぅぅぅぅ………」
「ああああああんんっ……気持ちいわッ……」

 今度は体勢を少し変えて、俺が彼女のあそこを舐めがら、彼女は俺のあそこを豪快にしゃぶれるようにした。

「ずっぽずっぽぎゅっぽぎゅっぽ…………」


 彼女が一心不乱にしゃぶる音が体育倉庫の中に響く。
 
 マット運動で使う硬めの、白い大きなマットはすでに俺たちの体液でビショビショになっている。

 彼女の口からは、俺の我慢汁と彼女のよだれがとめどなく溢れている。

 舌先がちんちんの先っちょを激しく舐め回す。

 射精に至るほどの快感には達しないが、その小刻みな舌の動きで生じる繊細な快感で、俺は昇天しそうなほどになる。


「やばいっ……もうっ入れたい」

「ん、私ももう我慢できない」


 彼女が俺のちんぽから口を離し、体を起こす。

 彼女が俺のお腹から、体を離すときに、接着テープを剥がすときのような、接着感を味わった。

 むわぁぁぁぁぁっと汗の匂いが一気に鼻腔の中を満たしてく。

 ああ……なんて濃厚でエッチな香りなんだろう。


「入れるね」

「ああ……」


 彼女のあそこが何回か俺のちんちんで擦られたあとに、ぬちぬちぬちっと音を立てながら、彼女の中にゆっくりと入っていく。

 
 彼女の凹凸、細かな凹凸が繊細な俺のあそこにダイレクトに伝わってくる。


 にゅるるる、じゅプププぷ……


 たっぷたっぷたっぷ


 パンパンパンッ……


「ああああっっっ、いくいく、気持ちい、あああああんんっっ……」


「締め付けやばいって……くっ……いくいくっ、いくぞ、出すぞ」


「きてっっっっ中に出してっっっ、いっぱい出してぇっ……



びゅるるるるるるるるるるるるる、るるるる……








 体育倉庫のジメジメとした空間のなかに……


 二人の男女が体を密着させて、ぐったりしていた。


 肌には大粒の汗をつけて、


 むぎゅっと彼女の胸は彼のお腹に押し付けられていて。


 二人はとっても幸せそうだった。本当に幸せそうなな顔をしていた。


 


 ただ、これだけは気をつけてほしい。


 確かに汗だくでするセックスは気持ちいいけど……


 熱中症だけには気をつけてね……


 これ、絶対だよ。

 
【完】


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