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5「小さい頃、私は彼とエッチした~改~」
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「おちんちん、触っていい?」
私は小学校4年生の夏。
同じクラスになってから仲良しになった男の子に、そんなお願いをしたことがあります。
ここではその男の子を、仮にR君とします。
「……うん、いいよ」
R君はとても面白い男の子で、クラスの人気者でした。お笑い芸人の真似がとても上手で、休み時間に完コピしたその身振り素振りを披露してくれていました。
そんなR君だったから、私はちょっとふざけて、そんな無茶なお願いをしてしまったのです。R君だったらきっと、面白い返しをしてくれる、そう思って。
でも違った。急にR君は真剣な顔をして私の目の奥をじっと見つめるのです。
そして、ついにはそのズボンを自らの手で下ろしてパンツ一枚になるのです。どういうわけか、R君はそのとき上半身は裸でしたから、ちょっと滑稽な姿になってしまっていました。
「パンツは君が脱がしてくれていいよ」
R君は顔をポッポと赤くしながら、俯き加減でそういうのです。私はそれを聞いた瞬間に、ああ、R君は本気なんだなって。幼い心ながらに直感でそう感じてしまいました。
R君のパンツがもこっと少しだけ盛り上がっていたのも印象的でした。男の子のおちんちんを見るのなんて、今回が初めて。よくお父さんのしか見たことないって、女の子は言うものだけど、私はお父さんのすら見たことがなかった。
だから、これが正真正銘の初めて。私は心臓の鼓動が爆発しそうなほどに早くなっていることに、自分でも驚いていました。どっどっどっど……。身体中の血管が脈を打っている、リアルにそう思うほどに気が動転していました。
でも私の手を止まりません。自然とR君のパンツのもっこりとした部分に吸い込まれていきます。
「あっ……」
彼の甘く、どこか儚い音色の声が私の精神を撫でます。もう、それからは正直夢中でした。我を忘れるほどに。彼のおちんちんに夢中になっていきました。
「へぇ、これがおちんちんなんだね。なんか可愛い」
本当に可愛いと思いました。皮を被ったまま勃起したおちんちんがそこにはありました。苦しそうにヒクヒクしていました。
「握っていい?」
「うん……」
お調子者のR君が、ひ弱な小学5年生の私に、おちんちんを見られているだけで、こんなにもシュンと萎縮してしまうのか……
私はR君を通して見る、『男の子』の変容を見て……
もっと、もっと……。
おちんちんのことが知りたい。
そう思いました。
それから、私はどういうわけかR君のおちんちんをゆっくりと動かし始めました。
そのときの私は、こうしたら男の子が気持ちいいという知識など、何も持ち合わせていませんでした。完全なる無意識のもとでの行動。
右手に伝わるR君のおちんちんの硬さ。どくどくと脈打つ鼓動。私のものなのか、R君のものなのか、わからない。
私はそこから夢中でR君のをしごきました。
そしてどういうわけか、そこからの記憶が全然ないのです。
R君のおちんちんを夢中でシゴいていた最中の記憶が完全に消えているのです。
そして最後に残るは、
右手、右腕、二の腕。
その白い肌に、飛びちった液体。
どろっとした気持ちの悪い変な匂いの液体。
それを無意識のうちにぺろっと……
舌で舐めとっている私の映像。
第三者的な視点で私のその行為を観察している。
そんな曖昧で不明瞭な記憶を最後に。
私とR君のエッチな出来事は終わっていたのでした……
……
……
「ぺろっ」
……
……
【完】
私は小学校4年生の夏。
同じクラスになってから仲良しになった男の子に、そんなお願いをしたことがあります。
ここではその男の子を、仮にR君とします。
「……うん、いいよ」
R君はとても面白い男の子で、クラスの人気者でした。お笑い芸人の真似がとても上手で、休み時間に完コピしたその身振り素振りを披露してくれていました。
そんなR君だったから、私はちょっとふざけて、そんな無茶なお願いをしてしまったのです。R君だったらきっと、面白い返しをしてくれる、そう思って。
でも違った。急にR君は真剣な顔をして私の目の奥をじっと見つめるのです。
そして、ついにはそのズボンを自らの手で下ろしてパンツ一枚になるのです。どういうわけか、R君はそのとき上半身は裸でしたから、ちょっと滑稽な姿になってしまっていました。
「パンツは君が脱がしてくれていいよ」
R君は顔をポッポと赤くしながら、俯き加減でそういうのです。私はそれを聞いた瞬間に、ああ、R君は本気なんだなって。幼い心ながらに直感でそう感じてしまいました。
R君のパンツがもこっと少しだけ盛り上がっていたのも印象的でした。男の子のおちんちんを見るのなんて、今回が初めて。よくお父さんのしか見たことないって、女の子は言うものだけど、私はお父さんのすら見たことがなかった。
だから、これが正真正銘の初めて。私は心臓の鼓動が爆発しそうなほどに早くなっていることに、自分でも驚いていました。どっどっどっど……。身体中の血管が脈を打っている、リアルにそう思うほどに気が動転していました。
でも私の手を止まりません。自然とR君のパンツのもっこりとした部分に吸い込まれていきます。
「あっ……」
彼の甘く、どこか儚い音色の声が私の精神を撫でます。もう、それからは正直夢中でした。我を忘れるほどに。彼のおちんちんに夢中になっていきました。
「へぇ、これがおちんちんなんだね。なんか可愛い」
本当に可愛いと思いました。皮を被ったまま勃起したおちんちんがそこにはありました。苦しそうにヒクヒクしていました。
「握っていい?」
「うん……」
お調子者のR君が、ひ弱な小学5年生の私に、おちんちんを見られているだけで、こんなにもシュンと萎縮してしまうのか……
私はR君を通して見る、『男の子』の変容を見て……
もっと、もっと……。
おちんちんのことが知りたい。
そう思いました。
それから、私はどういうわけかR君のおちんちんをゆっくりと動かし始めました。
そのときの私は、こうしたら男の子が気持ちいいという知識など、何も持ち合わせていませんでした。完全なる無意識のもとでの行動。
右手に伝わるR君のおちんちんの硬さ。どくどくと脈打つ鼓動。私のものなのか、R君のものなのか、わからない。
私はそこから夢中でR君のをしごきました。
そしてどういうわけか、そこからの記憶が全然ないのです。
R君のおちんちんを夢中でシゴいていた最中の記憶が完全に消えているのです。
そして最後に残るは、
右手、右腕、二の腕。
その白い肌に、飛びちった液体。
どろっとした気持ちの悪い変な匂いの液体。
それを無意識のうちにぺろっと……
舌で舐めとっている私の映像。
第三者的な視点で私のその行為を観察している。
そんな曖昧で不明瞭な記憶を最後に。
私とR君のエッチな出来事は終わっていたのでした……
……
……
「ぺろっ」
……
……
【完】
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