3 / 5
③
しおりを挟む「き、昨日の夜かぁ~」
「そう、お父さん普段はどんなことしてるのかなぁって……ちょっとだけ気になってね~」
「そ、そうかぁ~。そういうことかぁ~」
明らかにお父さんの顔色が悪くなり始めている。
どうやってうまく誤魔化そうかと、思慮を巡らせている様子だ。
「あら、高雄さん。私も気になるわぁ。最近はちょっとすれ違ってしまってたから、高雄さんの普段の様子も分からないから……」
お母さんも食いついてきた。
これはお父さん大ピンチだ……
「あ、ああ……。そうだよな。最近俺たち時間合わなくてなぁ……あははは」
お父さん、めっちゃ態度に出てるよ。
ああ、これ少しだけ不安になってきた。
結構、お父さんってば、不器用だから。
でも……
こんなお父さんを見ていると、疼くのです。
おまたが熱く熱く……
濡れてしまうのです。
「ああっっ、もうこんな時間っっ!!! お母さん、お父さん!! 行ってきます!!!」
私はそういうと、食パンを漫画のように加えて、自室へと駆け上がり、急いで支度をして、2分もかからないうちに家を出た。
「ふふふ……あはははははっっっ!!!!」
私はこれからのことを考えて、朝の通学路を軽快に駆けていった。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説






甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる