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今夜のオカズはどうする?②
しおりを挟む「お母さんそれじゃあ、行ってくるから」
「うんっ。気をつけてね」
「お姉さんに迷惑かけたらだめよ」
「わ、わかってるよ~」
お母さんは僕にそうやって注意をしてから、夜勤に出て行った。
お母さんはシングルマザーで僕たちの生活費を少しでも多く稼ぐためにと、水商売で働いている。
そんなお母さんを僕は誇りに思っているが、その反面でとても申し訳ない気持ちでいっぱいで……
「ふ~くんっ」
「お、お姉さん。ぼく……」
お母さんが出て行って、二人きりになったアパートの静かな部屋。
そこに男子中学生と二十代前半であろう豊満な体をしたお姉さん。
何とも羨ましいビジュアルである。
「ふーくんはねっ、お母さんを大事に思ってるのなら、そのぶん子供らしく元気でいないとダメだよっ」
「そ、そうだけど」
「そんな元気のないふーくんが元気になる方法って知ってる??」
「し、知らないよ」
「教えてあげよっか?」
「う、うん……」
僕はお姉さんの言葉に誘導されているみたいに、相槌を打つのだった。
僕の部屋にて。
お姉さんが自らのスマホを手に、アダルトサイトのページを僕に見せてくれている。
「これを見てるとふーくん、どんな気持ちになる?」
「と、とても、すごく、エッチな感じがする」
「ふふふ、そうだね」
「な、なんか、お姉ちゃん。とっってもあそこが痛くて痛くて耐えられないよぅ」
「どれどれ~。お姉ちゃんに見せてごらん~」
「う、うん」
そうして僕はズボンを全部脱ぎ捨てて、おちんちんを露わにした状態で、お姉さんの目の前に仁王立ちの状態で立つことになる。
「ふーくん、これの治し方教えてあげよっか??」
「う、うん。早く教えてほしい」
「ふふふ」
お姉さんはとてもエッチな笑いを口元からこぼす。
その表情はまさに、草食動物を食い殺さんとする肉食動物のごとくであった。
「それにはね、オカズというものがいるの」
「オカズ??」
「そう、オカズ」
お姉さんは一息ついてから、また言葉を紡いで、
「ふーくん。今夜のオカズは何にする? このアダルトサイトの動画にする? それとも……」
「ゴクリっ」
「お姉さんにする?」
ここまでくると僕にも意味がわかってしまった。
僕はお姉さんにエッチなお誘いを受けているみたいだ。
そんなの……そんなの……
「お、お姉さんにしますっ!!!!」
お姉さんに決まっているじゃないか!!!!!
「そぅなのねぇ~。それじゃあ、初めよっか、ふーくん」
「う、うん」
こうして、僕とお姉さんのエッチな濃厚な夜は過ぎていく。
お姉さんをどうやってオカズにしたかは、僕たち、二人だけの秘密。
このことは絶対誰にも、お母さんにだって言わないんだから……
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