狼少女のタカラモノ
恋人にだけ嘘をついてしまうという癖の持ち主の菜摘。
治したいとは思えど、その悪癖は治らず、恋人を作ることにも臆病になっていた。
そんな彼女に苦言を呈したのは二つ年上の幼馴染。
彼は彼で、そんな痛々しい恋愛をしている妹のような菜摘を心から心配していた。
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