織畑ナズナの姐さん飯

KUROGANE Tairo

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織畑ナズナの姐さん飯-63[脳筋ミックス焼き]

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 私が火の稲荷神の仕事でいない日は、誰かが作っています。今回はレンカとキョウちゃんが本人たちが好き放題に作ったときのお話をしましょう。

 若い子たちはやはり肉がすきですね。

 肉を2種類盛り合わせたとうことです。

 肉体派な神、ソラちゃんもいた日なので、よりそんな日になったのでしょう。

 鶏肉にウインナー、ピーマンに玉ねぎと合わせる野菜も考えているところは、流石我が家にいるメンツですね。

 コスト面で牛肉より鶏肉を選んだのも彼女達らしいチョイスでしょう。

 2人からきいた内容を思い出して、手順を説明します。今回は出来上がった順番にどんどん皿に盛り付けますしょう。

[1]薄切りした玉ねぎを炒める
 縦切りか横切りかは好みに合わせて。横切りの方が、豪快な焼き料理感はでそうです。油を引いたフライパンで、多少の焦げは気にせずに焼きましょう。こんなのは消し炭にならなければいいのです。まあ、何かと一緒に炒めませんので、少し炒めすぎても問題ないのです。まず盛り付け品が1つ完成です。

[2]細切りにしたカラーピーマンを炒める
 今回は赤、黄色、オレンジ3種類のカラーピーマンを使用しました。別に色に拘らず、緑だけでもいいですよ。それぞれ細切りにして、油を引いたフライパンで炒めます。彼女達は、やや硬めに仕上げたそうですね。たぶん、2人の性格からして、ほぼ温めただけだったきもしますけど。

[3]鶏肉の切り落としを炒める
 炒める工程ばかりですね。ただ、今回は油はいりません。部位は好きな部分を。一枚肉でもいいですよ。今回は我が家でよく使う部位、肩肉でした。塩とブラックペッパーをかけてしっかり焼きましょう。ここでも少しくらい焦げるのは気にしません。

[4]ウィンナーを炒める
 炒めるフェスティバルもこれが最後ですよ。塩を適量振って、表面がパリっと割れるくらいまで炒めましょう。


 これらを順番に。あるいは好きな順に盛り付けます。綺麗に盛り付ける必要はないです。ワイワイ気分で、その場のノリに合わせて適当に。

 今回のポイントは丁寧には炒めない。多少の焦げは気にしないで豪快に……らしいです。

 写真を見せてもらったのですが、けっして丁寧な仕上がりとは言えませんでした。でも、楽しそうな晩御飯だったので、それでよかったのではないでしょうか。

 家族や仲間以外の評価を気にしない。それが自炊のいいところなんです。

 ご飯はできる範囲で楽しんで作りましょう。

 それでは、次回もよろしくお願いします。


【材料(3人前)】
鶏肉(今回は肩肉)…大パック1つ
すきなウインナー…今回は2袋1セットで売られているものを1つ
玉ねぎ…1個
カラーピーマン(ノーマルな緑だけでもいい)……各色1個×3色(3個)
塩…適量
ブラックペッパー…適量
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