14 / 26
登場人物まとめ
~第2章~
しおりを挟む
《 アラン 》
獣種 銀狼
性別 オスの[アルファ] ツガイ・なし
クレールの森の統治者であり、森を含めた国を統べる王。
慎重で慈悲深い性格。つねに穏やかな雰囲気の持ち主だったが、ヒロキに出逢ってからは喜怒哀楽が激しくなりつつある。森で保護したヒロキを運命のツガイと信じ、溺愛し、人化を熱望していた。
まだツガイの絆を結んでいないため独占欲や保護欲が満たされず、ヒロキに関心を示すものにすぐに敵意を向ける。
ツガイの絆を結ぶには心の底からお互いを求め合う必要があるため、まだ決心がつかないというヒロキに理解を示し待つと約束する。そのかわり口づけだけは自由にしてもよいという条件を取り付け、快楽に弱いヒロキの攻略に取りかかる決意を密かに固める。
《 ヒロキ 》
獣種 白猫
性別 オスの[オメガ] ツガイ・なし
元[ニンゲン]の異世界転生者。照れ屋で少々口が悪い。基本大雑把。猫の時は甘えたがりなのに人型だとツンツンしがちなツンデレ体質。そこがまた可愛らしいとアランに思われている。
森でピンチから救ってくれたアランの飼い猫になったつもりが、ツガイ相手としてみられていると知り困惑。強く願えば猫になったり人型になったり自由に変身(転化)できると教えられたが、アランのツガイになる決心がつかないでいたためまだ人化をするつもりはなかった。
迷っているうちに専属世話係のフィリーの罠にまんまとはまり、うっかり人化してしまう。獣人として覚醒したため、獣語を習得。獣型でも話せるようになる。
なお、意思を無視して名前を特定されたり人化させられたりしたため、フィリーに対して少し根に持っており、ことあるごとにイジリ返す決心を固める。
アランのことは飼い主としては文句なく大好きだが、結婚相手として愛するところまではいっていない。と、本人は思っているが体の方は割と素直に受け入れつつあることに、アランは気づいている(ヒロキ本人は自覚無し)
《 フィリー 》
獣種 黒ウサギ
性別 オスの[オメガ] ツガイ・死別
ツガイを亡しくてから発情しなくなった孤独なオメガ。
黒髪に大きな黒い瞳で全体的に華奢な体型のため、相手になめられやすい。気弱に見られがちだが相当頑固で実は策士。ウサギという獣種の特性上、発情を持て余しているのではないかと下世話な勘繰りをされ、雑に言い寄られることが多いため色恋沙汰にはウンザリしている。
ガレウスから向けられる好意に気づかないフリをしていたが、ヒロキの不興を買ったためことあるごとにイジられることになる。
《 ガレウス 》
獣種 熊
性別 オスの[アルファ] ツガイ・なし
国内唯一の軍事組織・騎士団の団長。長身で筋骨隆々のマッチョマンだが筋肉脳ではない。考え事をするとき腕を組む癖がある。クールで寡黙な質だが面倒見が良く、部下たちに慕われている。団長になら抱かれてもいい、と本気で男ボレされるタイプ。
実務はしなくてよいと部下に言われており城内に常にいるため、自主的に要人警護をしているが、その相手がザラス(国のナンバー2)なので、要人警護ではなく老人介護とヒロキなどは思っている。
死んだ部下のツガイ相手だったフィリーを影ながら保護し面倒を見ているうちに本気で好きになっていったが、ツガイ相手を求めていないフィリーの気持ちを尊重し、何年も想いを押し殺していた。
だが、熊の特性上これと決めた相手に執着するあまりヒロキにまったく関心を示さないため、アランからヒロキのそばに近づいてよいと認められている唯一のツガイのいないアルファ。
《 アンバー 》
獣種 コヨーテ
性別 メスの[ベータ] ツガイ・ジークレスト
城内の人員配置変更により人手が足りなくなったため働いている臨時のメイド。フィリーの数少ない友人のひとり。王のツガイ相手の猫を人化させるため、作戦に協力してほしいとフィリーに頼まれた。迷いながらも夫に相談し、王やフィリーの助けになるならと夫婦で了承。夫は騎士団員で黒豹獣人のジークレスト。二人の娘の母。人化の作戦時は間違いが起きないようジークレストが近くの部屋に控えていた。
獣種 銀狼
性別 オスの[アルファ] ツガイ・なし
クレールの森の統治者であり、森を含めた国を統べる王。
慎重で慈悲深い性格。つねに穏やかな雰囲気の持ち主だったが、ヒロキに出逢ってからは喜怒哀楽が激しくなりつつある。森で保護したヒロキを運命のツガイと信じ、溺愛し、人化を熱望していた。
まだツガイの絆を結んでいないため独占欲や保護欲が満たされず、ヒロキに関心を示すものにすぐに敵意を向ける。
ツガイの絆を結ぶには心の底からお互いを求め合う必要があるため、まだ決心がつかないというヒロキに理解を示し待つと約束する。そのかわり口づけだけは自由にしてもよいという条件を取り付け、快楽に弱いヒロキの攻略に取りかかる決意を密かに固める。
《 ヒロキ 》
獣種 白猫
性別 オスの[オメガ] ツガイ・なし
元[ニンゲン]の異世界転生者。照れ屋で少々口が悪い。基本大雑把。猫の時は甘えたがりなのに人型だとツンツンしがちなツンデレ体質。そこがまた可愛らしいとアランに思われている。
森でピンチから救ってくれたアランの飼い猫になったつもりが、ツガイ相手としてみられていると知り困惑。強く願えば猫になったり人型になったり自由に変身(転化)できると教えられたが、アランのツガイになる決心がつかないでいたためまだ人化をするつもりはなかった。
迷っているうちに専属世話係のフィリーの罠にまんまとはまり、うっかり人化してしまう。獣人として覚醒したため、獣語を習得。獣型でも話せるようになる。
なお、意思を無視して名前を特定されたり人化させられたりしたため、フィリーに対して少し根に持っており、ことあるごとにイジリ返す決心を固める。
アランのことは飼い主としては文句なく大好きだが、結婚相手として愛するところまではいっていない。と、本人は思っているが体の方は割と素直に受け入れつつあることに、アランは気づいている(ヒロキ本人は自覚無し)
《 フィリー 》
獣種 黒ウサギ
性別 オスの[オメガ] ツガイ・死別
ツガイを亡しくてから発情しなくなった孤独なオメガ。
黒髪に大きな黒い瞳で全体的に華奢な体型のため、相手になめられやすい。気弱に見られがちだが相当頑固で実は策士。ウサギという獣種の特性上、発情を持て余しているのではないかと下世話な勘繰りをされ、雑に言い寄られることが多いため色恋沙汰にはウンザリしている。
ガレウスから向けられる好意に気づかないフリをしていたが、ヒロキの不興を買ったためことあるごとにイジられることになる。
《 ガレウス 》
獣種 熊
性別 オスの[アルファ] ツガイ・なし
国内唯一の軍事組織・騎士団の団長。長身で筋骨隆々のマッチョマンだが筋肉脳ではない。考え事をするとき腕を組む癖がある。クールで寡黙な質だが面倒見が良く、部下たちに慕われている。団長になら抱かれてもいい、と本気で男ボレされるタイプ。
実務はしなくてよいと部下に言われており城内に常にいるため、自主的に要人警護をしているが、その相手がザラス(国のナンバー2)なので、要人警護ではなく老人介護とヒロキなどは思っている。
死んだ部下のツガイ相手だったフィリーを影ながら保護し面倒を見ているうちに本気で好きになっていったが、ツガイ相手を求めていないフィリーの気持ちを尊重し、何年も想いを押し殺していた。
だが、熊の特性上これと決めた相手に執着するあまりヒロキにまったく関心を示さないため、アランからヒロキのそばに近づいてよいと認められている唯一のツガイのいないアルファ。
《 アンバー 》
獣種 コヨーテ
性別 メスの[ベータ] ツガイ・ジークレスト
城内の人員配置変更により人手が足りなくなったため働いている臨時のメイド。フィリーの数少ない友人のひとり。王のツガイ相手の猫を人化させるため、作戦に協力してほしいとフィリーに頼まれた。迷いながらも夫に相談し、王やフィリーの助けになるならと夫婦で了承。夫は騎士団員で黒豹獣人のジークレスト。二人の娘の母。人化の作戦時は間違いが起きないようジークレストが近くの部屋に控えていた。
2
お気に入りに追加
840
あなたにおすすめの小説
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

妹に婚約者を奪われたので妹の服を全部売りさばくことに決めました
常野夏子
恋愛
婚約者フレデリックを妹ジェシカに奪われたクラリッサ。
裏切りに打ちひしがれるも、やがて復讐を決意する。
ジェシカが莫大な資金を投じて集めた高級服の数々――それを全て売りさばき、彼女の誇りを粉々に砕くのだ。
【短編】旦那様、2年後に消えますので、その日まで恩返しをさせてください
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」
「恩? 私と君は初対面だったはず」
「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」
「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治るのならいいだろう」
奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。
彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?
【完結】守護霊さん、それは余計なお世話です。
N2O
BL
番のことが好きすぎる第二王子(熊の獣人/実は割と可愛い)
×
期間限定で心の声が聞こえるようになった黒髪青年(人間/番/実は割と逞しい)
Special thanks
illustration by 白鯨堂こち
※ご都合主義です。
※素人作品です。温かな目で見ていただけると助かります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる